友人が急死したらアラフォー女はどうする?~ #大豆田とわ子と三人の元夫 6話ネタバレ感想
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【現場より】
— 大豆田とわ子と三人の元夫 第7話5/25(火)放送 (@omamedatowako) May 17, 2021
大好きなかごとわさん。#まめ夫 pic.twitter.com/Il2aWqBzQC
このドラマ、坂元裕二脚本なので放送開始前から楽しみにしていたのに、火曜9時というのを忘れがちで、録画し損ねたり、見逃し配信さえ無料期間に見逃したことが1話分あり、この後また改めてFOD有料配信ででも観直したいです。
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かごめちゃんの死因は、医師と看護師が「心筋梗塞」と廊下で言っていたから、そういうことなのでしょう。
私は忘れていたけど、前回「肩が痛い」とかごめちゃんは言っていたので、それが予兆だったのでは?というツイートを見かけました。
あー、ドラマの前半は全然とわ子出て来ないし、とわ子も娘もどこにいるのか謎なままだったけど、まさか霊安室の前にいたなんて…
八作がメール見て自転車で飛び出し、途中コンビニでストローとホッチキスを選んだ後に、靴下を買うシーンが流れたときに
「あれ?かごめちゃんに関することかな?」
とは思いました。
その前にかごめちゃんの靴下に穴が空いているシーンがあったし。
でも、自販機の前で震えて飲み物のボタンが押せない娘を抱き寄せていたりしたし、直前までとわ子のお父さんが酔いつぶれていたから、もしかしたらお父さんが??とも思ったのになぁ…
どういう状況でとわ子がかごめちゃんを発見したのか分かりませんし、そこが語られるかも分かりません。
葬儀の準備中はポップな軽快な、今までの大豆田とわ子っぽいノリのBGMで、淡々としっかりと葬儀の準備をし、お葬式の後も仕事をするとわ子。
この演出、本当に鳥肌が立ちました。
これ…こういう、先の読めない展開が欲しかった、けど、こんなに悲しい話になるなんて…
月9の「イチケイのカラス」は予定調和すぎるベタな展開に毎回呆れていましたが、同じフジテレビでこれだけ振り幅が違うドラマがあるなんて、すごいですね。
まぁベタなのが好きな人もいるしな…
イチケイのカラスがベタだらけで開始数分で結末分かるのに比べ、大豆田とわ子の視聴者がパニックに陥る展開。
— うらら (@urarara0724) May 18, 2021
どっちが好きかって言ったら圧倒的に後者なのだけど、前者の予定調和が良いって人もいるんだろうなぁ。
私には、とわ子とかごめちゃんのような関係の親友はいません。
幼馴染とは縁が切れているし、長年の学生時代の友人2人とはコロナ禍で縁が切れてしまいました。
2人と同世代の女として、今回のエピソードは本当に突き刺さっています。
最後いきなり1年後になって、オダギリジョーが現れて、来週から第二章ってのにも戸惑ってますけど。
私はまだ親しい友人を亡くしたことはなく、でもたまに連絡を取っていた同級生が亡くなり、皆んなでお通夜に行ったことがあります。
その時はまだ皆んな香典も何も分かってなくて、めちゃくちゃでした…
それは…冠婚葬祭グッズ。昨年急に知人が亡くなり、日が悪いということでお通夜は3日後との連絡が入りました。独身仲間と「喪服持ってる?」「数珠は?」「バッグと靴は?」と連絡を取るも、みんな持ってない。(同級生なのでみんなアラフォー)(しかもみんな常識の無い元美大生。)唯一一式持ってる子は、数年前に祖母が亡くなり急遽7万円でデパートで揃えた子のみ。会社のお姉様に聞いたところ、「ネットで買えば安いし、Amazon...
今もまだ、それ以降葬儀には出ていないため、私は喪服も持っていません。
でももう、あんな風に友人が亡くなったり、私が死んだりすることはあるんですよね、きっと。
自分が死ぬのなら、もうそれはそれで、と思っています。
新型コロナウイルスの流行が始まった時点で、兄には
「最後を看取らなくて良いから、袋のまま焼いて」
と言っていました。
自分の周囲の人が亡くなったとしても、相手が親族ならまぁもう、それが世の理だと納得しようと思っています。
でも家族と友人は違う。
とわ子とかごめちゃんの間にあった、あの優しい思いやり合った関係は、とても羨ましく、それだけに切ないですね…
しかし、それはそれでちょっと違うような気もしていて、今はまだ何もしていません。
1人の友人は既婚子持ち、もう1人は独身。
後者も趣味友や仕事仲間がいるし、私がいてもいなくても、大丈夫な気がする。
かつては、とわ子とかごめちゃんのような関係を築けていたはずだけど、今はもうそうじゃないから。
決定的な大きな喧嘩をしたわけではなく、積み重なっていたものがポンと爆発した感じで疎遠になっていて、そして
「あぁ、もうこの2人との縁は切れたんだな」
と私が最終的に心の中で決め、連絡先を削除した以上、もう何もしない方が良いとも思います。
ドラマのエピソードに影響されて連絡を取るっていうのも、それはそれでアリかもしれないけど、相手の身からしたら身勝手に思えるかもしれないし。
このドラマの主人公のとわ子は、本当に素敵な女性だし、かごめちゃんも素敵。
良い女友達、理想の女友達だったなと思います。
お互いに本音も言えて、優しくし合えて。
一方が結婚して出産して離婚して、その後再婚と離婚を繰り返しても、ずっと友達だった。
とわ子はかごめちゃんに「将来のこと考えなよ」「結婚しないの?」「理想が高すぎるんじゃない?」とか、一般論の説教を上から目線で押し付けなかった。
かごめちゃんも、とわ子に「離婚を繰り返すなんて」と批判めいたことは言わなかった。
そういう、普通の気遣いに思えることが出来る人間関係は、そうそう作れません。
批判しない代わりに、表面的な一般論、当たり障りのないことしか言わない人はいるけど。
私はそういう人間関係を作れてる、と数年前前で思えていたのに、駄目になってしまった。
自分のことも考えてしまい、より今夜のエピソードには泣けました。
生きていく限り、日常はずっと続いていく。
後悔の無い人間関係を作っていく。
シンプルに思えるけど、実践するのは難しい、とアラフォー独身の私はつくづく思っています。
強さも弱さも、お互いに甘えすぎずに見せ合えて、笑い合える。
恋人でも家族でも友達でも、そういう人がいたら素敵。
とわ子が強いのは、娘の存在も大きいんだろうなとは思います。
もちろん、彼女本人がもともとしっかりしているのだろうし、だからこそ元夫達にダメ出しをしなかったんだろうけど。
あの前半の女達から悪口大会され、「とわ子に甘えすぎていたのなか」と目が覚める元夫達を見て、より主人公の魅力に気付かされると共に、かごめちゃんのことを思って泣きました。
「あの状況なら、私ならあんなこと出来ない」「私なら、葬儀は親にさせない」
そいう「もし私なら」は言いたくありません。
私ととわ子は全然タイプが違うし、私にはかごめちゃんがいないから。
でも比べるのではなく、私は私で、後悔を今より減らす生き方をしたいな、と思わされるエピソードでした。
今も毎日、コロナ禍で疎遠になった友人2人のことは考えるけど、でも、こちらから連絡はしていないし、向こうからも来ない。
そういう選択をしたのが、正しかったのか間違っていたのか、分からない。
それでももし亡くなったと聞いたら、私は泣くと思います。
友人たちは、一瞬驚いた後に、普通の生活に戻るかもしれないし、そこは分からないけど…
お互い笑って別れられる関係性を今から築くのは難しいけど、でも、どこかで割り切ることを覚え始めているアラフォーの私には、本当に、リアルでもあり、理想的でもあるエピソードだったと思いました。
後でもう一度見逃し配信、観ます…
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