アメリカン・ホラー・ストーリー1984(最新シーズン9)ネタバレ感想
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Netflixで以前シーズン1~8まで観ていた、ライアン・マーフィーの「アメリカン・ホラー・ストーリー」。
最新のシーズン9は「1984」というのはググッて知っていたのですが、Netflixでの配信は無く、どうしたら観られるのかなぁ、と思いつつだったのですが、Amazonプライム・ビデオで有料配信しているのが分かったので、早速全話レンタルして観ました。
全9話1,260円で30日間レンタル、購入だと3,781円になります。
ちなみにR15指定ですので、中学生以下のお子さんとは観ないでください…
アメリカン・ホラー・ストーリー (字幕版)
Netflixを利用し出して半年近くなりますが、シーズン途中までしか配信していない物が多いんですね…
少し前に菅田将暉がラジオで「サブスクで観てたら、このシーズンの続きは別のところで配信、とかになってて、『サブスク・モンスター』になる」と話してた意味が分かりました。
ちなみに日本語版のWikipediaは途中で更新する人がいなくなっているため、シーズン途中までしか内容やキャストが書かれていません。
まとめサイトとかも、結局まとめる人の好奇心が途絶えたらそのまま放置になるもの。
「アメリカン・ホラー・ストーリー」はシーズン毎にキャストや世界観が被っている部分はあるけど、単独でも楽しめる設定となっているため、まぁ全シーズン観なくても…という人が多いのかな?
一番人気はやはり「ホテル」のレディー・ガガだろうな、とは思います。
でも全シーズン観てみると、やはりシーズン1は抑えておいた方が良いのかも。
これまでのシーズンは数百年から数十年昔の豪華絢爛な衣装や世界観だったり、魔女や魔術師や吸血鬼などテンコ盛りだった「アメリカン・ホラー・ストーリー」ですが、最新シーズンの「1984」はかなりテイストが違っていました。
時代設定はイケイケなノリの1980年代。
エアロビクスをし、ロックを聞き、ホットパンツを履き…日本のバブル期ちょっと前くらい?の若者に活気があった頃、なのかな?
ホラーだと「バタリアン」とか「13日の金曜日」とか「グレムリン」が流行った頃かと思います。
オープニング映像も古臭いテイストとゲーム画面のようなノリで、ドンピシャ世代じゃない私でも懐かしい雰囲気。
アメリカでは当時は猟奇殺人鬼も多くて、それがベトナム戦争の影響だとかいう記述はたまに見かけるけど、日本人の私にはいまいちピンと来ず…
改めて調べたら、ベトナム戦争が終わったのは1975年、湾岸戦争は1991年なんですね。
他にもアメリカが関わってる戦争、あったのかもしれないけど…日本史選択だった私はイマイチ当時のことをよく知りません…
このシーズン9は1984年から2019年までを描いていて、でも2019年が出てくるのは最後のエピソードのみ。
かつてキャンプ場で起こった連続殺人。
そのキャンプ場が久々にオープンする、ということで指導員として参加した若者達もまた悲劇の再開に巻き込まれ、そして「何故このレッド・ウッドキャンプ場で連続殺人が起こっているのか?」という謎を解き明かしていく、というのと「愛」がテーマとなっています。
これは今までのシーズン全てに共通している部分でもあるのですが、時代が限定されているだけによりシンプルでストレート。
「幽霊」以外に「悪魔」も一応出てきますが、ここは割とアッサリしていました。
最初の悲劇の始まりは、ミスター・ジングルズと呼ばれた猟奇殺人鬼の男だと思われていて、この男が精神病棟から逃げ出したことにより
「またレッド・ウッドで事件が⁉︎」
となります。
ミスター・ジングルズは太って禿げてて、いかにも猟奇的な印象…
が、結局全ての黒幕はこの事件の生き残りと思われていたマーガレットの犯行。
ミスター・ジングルズは当時マーガレットに好意を抱いていて、犯人に仕立て上げられていただけだったのです。
しかし、そもそもこのキャンプ場で1番最初に起こった悲劇は、幼少期にここで育ったミスター・ジングルズの弟が池で事故死し、それを恨んだ母から始まっていました。
事件1:ミスター・ジングルズの弟が池で事故死
事件2:キャンプ場でマーガレットが大量殺戮を起こし、犯人をミスター・ジングルズに仕立て上げる
事件3:曰く付きのレッド・ウッドを買取り、キャンプ場として復活させようとしたマーガレットと、看護師のリタ(本当は別人の精神科医ドナで、実父が猟奇殺人鬼)の企てでここに戻ってきたミスター・ジングルズによる殺戮と、弟の死を恨んだモンタナがブルックに復讐を企てるためナイトストーカー(死後悪魔の力で復活)を利用する。
ブルックを演じるのはこれまでのシーズンにも出てきたジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツ。
この人ホント可愛いですね。
事件3の犯人は、マーガレットによりブルックのせいにされ、ブルックは死刑囚となります。
コーディーと行動を共にしていたミスター・ジングルは殺戮の日々に嫌気がさし、アラスカに逃亡。
ナイトストーカーもブルックと同じく死刑囚となりました。
ミスター・ジングルズはアラスカで妻子を得ましたが、突如ナイトストーカーに妻を殺され、息子の命まで狙われることを危惧し、レッド・ウッドに戻ることに。
処刑されたブルックをリタが助け出し、レッド・ウッドでフェスを開催して儲けようとしているマーガレットに復讐することに。
幽霊となってレッド・ウッドから出られなくなったモンタナ達は、この間ずっとここを訪れる人々を殺めるのだけを楽しみに過ごしていました。
事件4:マーガレット企画のレッド・ウッドに集まったバンドメンバーが被害者に。
現れたミスター・ジングルズから真相を聞いたモンタナ達は、皆んなで力を合わせてマーガレットとナイトストーカーに復讐することとなりました。
事件5:2019年になり、ミスター・ジングルズの息子ボビーが父がここで生きていると思ってやって来ます。
モンタナから真相を聞かされるも、父を探したいボビーはナイトストーカーとマーガレットに襲われましたが、モンタナ達のお陰で逃げ出し、そしてリタの存在を知らされました。
ドナと共にブルックと会ったボビーは、再度レッド・ウッドへ。
ボビーは幽霊となったマーガレットに襲われますが、父の幽霊に救い出されました。
父と祖母と叔父の幽霊に会えたボビーは、家族に見送られてレッド・ウッドを後にします。
最新のシーズン9は「1984」というのはググッて知っていたのですが、Netflixでの配信は無く、どうしたら観られるのかなぁ、と思いつつだったのですが、Amazonプライム・ビデオで有料配信しているのが分かったので、早速全話レンタルして観ました。
全9話1,260円で30日間レンタル、購入だと3,781円になります。
ちなみにR15指定ですので、中学生以下のお子さんとは観ないでください…
アメリカン・ホラー・ストーリー (字幕版)
Netflixを利用し出して半年近くなりますが、シーズン途中までしか配信していない物が多いんですね…
少し前に菅田将暉がラジオで「サブスクで観てたら、このシーズンの続きは別のところで配信、とかになってて、『サブスク・モンスター』になる」と話してた意味が分かりました。
ちなみに日本語版のWikipediaは途中で更新する人がいなくなっているため、シーズン途中までしか内容やキャストが書かれていません。
まとめサイトとかも、結局まとめる人の好奇心が途絶えたらそのまま放置になるもの。
「アメリカン・ホラー・ストーリー」はシーズン毎にキャストや世界観が被っている部分はあるけど、単独でも楽しめる設定となっているため、まぁ全シーズン観なくても…という人が多いのかな?
一番人気はやはり「ホテル」のレディー・ガガだろうな、とは思います。
「アメリカン・ホラー・ストーリー S1呪いの館」ネタバレ感想~グロい&怖い幽霊ドラマで面白い
「glee」はイマイチ好みと合わなかったのですが、ライアン・マーフィーが「glee」の前から構想を練っていたという「アメリカン・ホラー・ストーリー」を観始めてみました。ライアン・マーフィーの引き出しの多さ、すごいですね…。Netflixに加入したばかりの私は知らなかったのですが、このドラマ現在シーズン1~9まであり、全て別のテーマで構成されているオムニバス形式。とはいえ同じ役者さんが別の役で登場しているため、一気に...
でも全シーズン観てみると、やはりシーズン1は抑えておいた方が良いのかも。
「アメリカン・ホラー・ストーリーS5:ホテル」ネタバレ感想~吸血鬼レディー・ガガは美しいけど、ストーリーは酷い…
Netflixで「アメリカン・ホラー・ストーリー」を観ています。(R指定がついているので要注意)どのシーズンから観ても良い、というネットの感想を読んだので、シーズン1:呪いの館、シーズン7:カルト、の次に「レディー・ガガが素晴らしい」と高評価されてたシーズン5「ホテル」を観ることに。アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル (SEASONSブルーレイ・ボックス) [Blu-ray]オムニバス形式と言われていますが、でも途中からシーズ...
これまでのシーズンは数百年から数十年昔の豪華絢爛な衣装や世界観だったり、魔女や魔術師や吸血鬼などテンコ盛りだった「アメリカン・ホラー・ストーリー」ですが、最新シーズンの「1984」はかなりテイストが違っていました。
時代設定はイケイケなノリの1980年代。
エアロビクスをし、ロックを聞き、ホットパンツを履き…日本のバブル期ちょっと前くらい?の若者に活気があった頃、なのかな?
ホラーだと「バタリアン」とか「13日の金曜日」とか「グレムリン」が流行った頃かと思います。
オープニング映像も古臭いテイストとゲーム画面のようなノリで、ドンピシャ世代じゃない私でも懐かしい雰囲気。
アメリカでは当時は猟奇殺人鬼も多くて、それがベトナム戦争の影響だとかいう記述はたまに見かけるけど、日本人の私にはいまいちピンと来ず…
改めて調べたら、ベトナム戦争が終わったのは1975年、湾岸戦争は1991年なんですね。
他にもアメリカが関わってる戦争、あったのかもしれないけど…日本史選択だった私はイマイチ当時のことをよく知りません…
このシーズン9は1984年から2019年までを描いていて、でも2019年が出てくるのは最後のエピソードのみ。
かつてキャンプ場で起こった連続殺人。
そのキャンプ場が久々にオープンする、ということで指導員として参加した若者達もまた悲劇の再開に巻き込まれ、そして「何故このレッド・ウッドキャンプ場で連続殺人が起こっているのか?」という謎を解き明かしていく、というのと「愛」がテーマとなっています。
これは今までのシーズン全てに共通している部分でもあるのですが、時代が限定されているだけによりシンプルでストレート。
「幽霊」以外に「悪魔」も一応出てきますが、ここは割とアッサリしていました。
最初の悲劇の始まりは、ミスター・ジングルズと呼ばれた猟奇殺人鬼の男だと思われていて、この男が精神病棟から逃げ出したことにより
「またレッド・ウッドで事件が⁉︎」
となります。
ミスター・ジングルズは太って禿げてて、いかにも猟奇的な印象…
が、結局全ての黒幕はこの事件の生き残りと思われていたマーガレットの犯行。
ミスター・ジングルズは当時マーガレットに好意を抱いていて、犯人に仕立て上げられていただけだったのです。
しかし、そもそもこのキャンプ場で1番最初に起こった悲劇は、幼少期にここで育ったミスター・ジングルズの弟が池で事故死し、それを恨んだ母から始まっていました。
事件1:ミスター・ジングルズの弟が池で事故死
事件2:キャンプ場でマーガレットが大量殺戮を起こし、犯人をミスター・ジングルズに仕立て上げる
事件3:曰く付きのレッド・ウッドを買取り、キャンプ場として復活させようとしたマーガレットと、看護師のリタ(本当は別人の精神科医ドナで、実父が猟奇殺人鬼)の企てでここに戻ってきたミスター・ジングルズによる殺戮と、弟の死を恨んだモンタナがブルックに復讐を企てるためナイトストーカー(死後悪魔の力で復活)を利用する。
ブルックを演じるのはこれまでのシーズンにも出てきたジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツ。
この人ホント可愛いですね。
事件3の犯人は、マーガレットによりブルックのせいにされ、ブルックは死刑囚となります。
コーディーと行動を共にしていたミスター・ジングルは殺戮の日々に嫌気がさし、アラスカに逃亡。
ナイトストーカーもブルックと同じく死刑囚となりました。
ミスター・ジングルズはアラスカで妻子を得ましたが、突如ナイトストーカーに妻を殺され、息子の命まで狙われることを危惧し、レッド・ウッドに戻ることに。
処刑されたブルックをリタが助け出し、レッド・ウッドでフェスを開催して儲けようとしているマーガレットに復讐することに。
幽霊となってレッド・ウッドから出られなくなったモンタナ達は、この間ずっとここを訪れる人々を殺めるのだけを楽しみに過ごしていました。
事件4:マーガレット企画のレッド・ウッドに集まったバンドメンバーが被害者に。
現れたミスター・ジングルズから真相を聞いたモンタナ達は、皆んなで力を合わせてマーガレットとナイトストーカーに復讐することとなりました。
事件5:2019年になり、ミスター・ジングルズの息子ボビーが父がここで生きていると思ってやって来ます。
モンタナから真相を聞かされるも、父を探したいボビーはナイトストーカーとマーガレットに襲われましたが、モンタナ達のお陰で逃げ出し、そしてリタの存在を知らされました。
ドナと共にブルックと会ったボビーは、再度レッド・ウッドへ。
ボビーは幽霊となったマーガレットに襲われますが、父の幽霊に救い出されました。
父と祖母と叔父の幽霊に会えたボビーは、家族に見送られてレッド・ウッドを後にします。
アメリカン・ホラー・ストーリーは本当、ホラー好きには堪らない作品ですね。
日本じゃ最近はグロいのあまり地上波でやらないから「屍人荘の殺人」レベルの映画でも「ゾンビが出るならR指定付けるべき!」みたいなこと言い出すママさんがいますが、どんだけホラー観てきてないの?と思っちゃいます。
そもそもR指定の基準、よく分からないなぁ。
日本で一時期小学生、中学生、高校生が事件起こしたことあるけど、私はこういうグロを敢えて子供から隠し、特別視させてしまう方が怖い気もしますが。
このアメリカ人の「幽霊最強説」は日本人にはちょっとピンとこない部分あるけど、今回は改心した幽霊たちが協力しあって悪を叩く、しかも永遠に…というヒーロー感があって、ハートウォーミングなラストも良かったと思います。
これにてシーリーズ完結かな?
ライアン・マーフィーの作品を立て続けに観ていますが、「POSE2」はどこで観られるんだろう…
Amazonプライム・ビデオでもシーズン1しか放送していなくて、ぐぬぬ…となっています…
あちらも1980年代がテーマになっていますが、日本人は「日本は昔に比べて活気が無くなった、ダメだ」と言うけど、それはアメリカも同じなんだなぁと改めて知りました。
いつまでもアメリカを最先端と崇め奉る時代は終わったらしい、と薄々知ってはいたけど、彼らから見ても「昔は活気があったなぁ」なんですね。
新型コロナウイルスの影響もアメリカの方が日本より大きそうだし、どうなるんだろう…
せめてものエンタメ支援として、サブスクリプションで海外ドラマを観る、というのもアリな気がしています。
ま、普通にやっぱり、面白い作品は面白いから観たい!というのが一番ですが。
個人的にはナイトストーカーのイケメンぷりにウットリでした。
そして「魔女団」の時はめちゃくちゃ美形だった俳優さんが、1984ではクソダサになっていたのも驚いたわ…
ライアン・マーフィーの作品は、お気に入りの人を別のシリーズにも登場させることが多いので、私の新推しデヴィッド・コレンスウェット君もまた何か新作に出てくれることを期待しています!
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日本じゃ最近はグロいのあまり地上波でやらないから「屍人荘の殺人」レベルの映画でも「ゾンビが出るならR指定付けるべき!」みたいなこと言い出すママさんがいますが、どんだけホラー観てきてないの?と思っちゃいます。
そもそもR指定の基準、よく分からないなぁ。
日本で一時期小学生、中学生、高校生が事件起こしたことあるけど、私はこういうグロを敢えて子供から隠し、特別視させてしまう方が怖い気もしますが。
このアメリカ人の「幽霊最強説」は日本人にはちょっとピンとこない部分あるけど、今回は改心した幽霊たちが協力しあって悪を叩く、しかも永遠に…というヒーロー感があって、ハートウォーミングなラストも良かったと思います。
これにてシーリーズ完結かな?
ライアン・マーフィーの作品を立て続けに観ていますが、「POSE2」はどこで観られるんだろう…
Amazonプライム・ビデオでもシーズン1しか放送していなくて、ぐぬぬ…となっています…
あちらも1980年代がテーマになっていますが、日本人は「日本は昔に比べて活気が無くなった、ダメだ」と言うけど、それはアメリカも同じなんだなぁと改めて知りました。
いつまでもアメリカを最先端と崇め奉る時代は終わったらしい、と薄々知ってはいたけど、彼らから見ても「昔は活気があったなぁ」なんですね。
新型コロナウイルスの影響もアメリカの方が日本より大きそうだし、どうなるんだろう…
せめてものエンタメ支援として、サブスクリプションで海外ドラマを観る、というのもアリな気がしています。
ま、普通にやっぱり、面白い作品は面白いから観たい!というのが一番ですが。
個人的にはナイトストーカーのイケメンぷりにウットリでした。
そして「魔女団」の時はめちゃくちゃ美形だった俳優さんが、1984ではクソダサになっていたのも驚いたわ…
ライアン・マーフィーの作品は、お気に入りの人を別のシリーズにも登場させることが多いので、私の新推しデヴィッド・コレンスウェット君もまた何か新作に出てくれることを期待しています!
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