「アメリカン・ホラー・ストーリーS5:ホテル」ネタバレ感想~吸血鬼レディー・ガガは美しいけど、ストーリーは酷い…
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Netflixで「アメリカン・ホラー・ストーリー」を観ています。(R指定がついているので要注意)
どのシーズンから観ても良い、というネットの感想を読んだので、シーズン1:呪いの館、シーズン7:カルト、の次に
「レディー・ガガが素晴らしい」
と高評価されてたシーズン5「ホテル」を観ることに。


アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル (SEASONSブルーレイ・ボックス) [Blu-ray]

オムニバス形式と言われていますが、でも途中からシーズン1に出ていた「呪いの館」の最初の持ち主夫妻(隠れ堕胎の医師と妻)、降霊術師が出てきたので、やはり順番通り観た方が楽しめる部分もあるかもしれません。
私がまだ観ていないシーズン「魔女団」のキャラクターも登場していました。
そしてこの「ホテル」は基本的にはシーズン1の館と同じようなもので、
「ホテル内で死んだら、幽霊になってもホテルから出られなくなる」
という設定だと後半で判明したため、やはり1を観ていた方が話が分かりやすいかと思います。
「アメリカン・ホラー・ストーリー」は映像に迫力があり、日本のドラマとは予算のかけ方が全然違うのを感じます。
特に「ホテル」は豪華絢爛!
アンティークなホテルや衣装などなど、観てるだけでウットリ…
レディー・ガガのお顔と肉体美も堪能出来ました。
ただ、「ホテル」だけでなく、この「アメリカン・ホラー・ストーリー」全般に言えることなのかもしれませんが、1シリーズの話数が10近くあるのが長すぎる…
ストーリーが沢山詰め込まれていて、蛇足的な部分もあり、「え?この後どうなるの?」と思ったら別の人の話になったり…で、ちょっと混乱。
「ホテル」は全体的には3つの話で構成されていて、全12話になっています。
1.1920年頃に豪華ホテルを作り、そこで好き放題殺戮をした大富豪ミスター・マーチ含む幽霊達
2.伯爵夫人(レディー・ガガ)やその愛人などのヴァンパイア達
3.十戒に準えた連続殺人事件を追う刑事
とても分かりづらいのが、「幽霊」と「ヴァンパイア」の認識は、従来のものと違うというところ。
シーズン1もそうでしたが、幽霊は普通に人と会話し、銃やナイフを使い、肉体関係も持てる存在。
そしてヴァンパイアは不老だけれども、窒息死はするし、太陽や十字架を恐れない。
ヴァンパイアの血を飲むと、それまでの怪我や病気が治ってヴァンパイアになる、というのは従来通りですが、牙は生えず、首筋を噛むのではなくナイフを使います。
男達と優雅に、淫らに戯れるレディー・ガガを堪能しながら、中盤から後半に3つの話が繋がっていくストーリー、なのだけど、この設定は視聴しながら気付いていかないといけないため、混乱しかけてしまうのです…
ラストの方だとヴァンパイアが死んで幽霊になったりするし、幽霊がスマホでSNS利用して人気者になったり、仕事して成功したり、何だかもうめちゃくちゃ!
本来主人公となるのは、一応殺人事件を追う刑事ジョン、だと思いますが、事件自体はポツポツとしか出てこず、前半のほとんどの時間はレディー・ガガのエロとグロに費やされていました。
中盤から急に設定が明確になり始め、ラストは急にコメディのような大団円となるため、
「え…?今までの美しく怪しい世界観は何だったの?」
とポカーン状態に…
このドラマはやはりストーリー物と思うより、PVとして観た方が良いかも?
豪華絢爛なホテル、衣装、俳優陣、そして残酷なスプラッタを求めるのみ、で十分評価は出来ます。
どのシーズンから観ても良い、というネットの感想を読んだので、シーズン1:呪いの館、シーズン7:カルト、の次に
「レディー・ガガが素晴らしい」
と高評価されてたシーズン5「ホテル」を観ることに。
アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル (SEASONSブルーレイ・ボックス) [Blu-ray]

オムニバス形式と言われていますが、でも途中からシーズン1に出ていた「呪いの館」の最初の持ち主夫妻(隠れ堕胎の医師と妻)、降霊術師が出てきたので、やはり順番通り観た方が楽しめる部分もあるかもしれません。
私がまだ観ていないシーズン「魔女団」のキャラクターも登場していました。
そしてこの「ホテル」は基本的にはシーズン1の館と同じようなもので、
「ホテル内で死んだら、幽霊になってもホテルから出られなくなる」
という設定だと後半で判明したため、やはり1を観ていた方が話が分かりやすいかと思います。
「アメリカン・ホラー・ストーリー S1呪いの館」ネタバレ感想~グロい&怖い幽霊ドラマで面白い
「glee」はイマイチ好みと合わなかったのですが、ライアン・マーフィーが「glee」の前から構想を練っていたという「アメリカン・ホラー・ストーリー」を観始めてみました。ライアン・マーフィーの引き出しの多さ、すごいですね…。Netflixに加入したばかりの私は知らなかったのですが、このドラマ現在シーズン1~9まであり、全て別のテーマで構成されているオムニバス形式。とはいえ同じ役者さんが別の役で登場しているため、一気に...
「アメリカン・ホラー・ストーリー」は映像に迫力があり、日本のドラマとは予算のかけ方が全然違うのを感じます。
特に「ホテル」は豪華絢爛!
アンティークなホテルや衣装などなど、観てるだけでウットリ…
レディー・ガガのお顔と肉体美も堪能出来ました。
ただ、「ホテル」だけでなく、この「アメリカン・ホラー・ストーリー」全般に言えることなのかもしれませんが、1シリーズの話数が10近くあるのが長すぎる…
ストーリーが沢山詰め込まれていて、蛇足的な部分もあり、「え?この後どうなるの?」と思ったら別の人の話になったり…で、ちょっと混乱。
「ホテル」は全体的には3つの話で構成されていて、全12話になっています。
1.1920年頃に豪華ホテルを作り、そこで好き放題殺戮をした大富豪ミスター・マーチ含む幽霊達
2.伯爵夫人(レディー・ガガ)やその愛人などのヴァンパイア達
3.十戒に準えた連続殺人事件を追う刑事
とても分かりづらいのが、「幽霊」と「ヴァンパイア」の認識は、従来のものと違うというところ。
シーズン1もそうでしたが、幽霊は普通に人と会話し、銃やナイフを使い、肉体関係も持てる存在。
そしてヴァンパイアは不老だけれども、窒息死はするし、太陽や十字架を恐れない。
ヴァンパイアの血を飲むと、それまでの怪我や病気が治ってヴァンパイアになる、というのは従来通りですが、牙は生えず、首筋を噛むのではなくナイフを使います。
男達と優雅に、淫らに戯れるレディー・ガガを堪能しながら、中盤から後半に3つの話が繋がっていくストーリー、なのだけど、この設定は視聴しながら気付いていかないといけないため、混乱しかけてしまうのです…
ラストの方だとヴァンパイアが死んで幽霊になったりするし、幽霊がスマホでSNS利用して人気者になったり、仕事して成功したり、何だかもうめちゃくちゃ!
本来主人公となるのは、一応殺人事件を追う刑事ジョン、だと思いますが、事件自体はポツポツとしか出てこず、前半のほとんどの時間はレディー・ガガのエロとグロに費やされていました。
中盤から急に設定が明確になり始め、ラストは急にコメディのような大団円となるため、
「え…?今までの美しく怪しい世界観は何だったの?」
とポカーン状態に…
このドラマはやはりストーリー物と思うより、PVとして観た方が良いかも?
豪華絢爛なホテル、衣装、俳優陣、そして残酷なスプラッタを求めるのみ、で十分評価は出来ます。
ザクッと時系列でストーリーをまとめると
●まだトーキー映画全盛期に、駆け出し女優エリザベス(レディー・ガガ)が妻帯者の俳優に恋をする
↓
●俳優が映画の番宣で列車移動中、ヴァンパイアに「永遠の美」を残すよう唆されてヴァンパイアになる
↓
●俳優の死がニュースとなり、エリザベスは絶望しながら大富豪のミスター・マーチと結婚
↓
●ミスター・マーチは趣味の殺戮の為にホテルを建築していて、エリザベスはそれに気付いたが普通に受け入れる
↓
●亡き俳優の墓参りをした際、実は彼も妻もヴァンパイアになったことが分かり、エリザベスもヴァンパイアになる
↓
●3人で旅立つ約束をするが、それを知って嫉妬に駆られたミスター・マーチは俳優夫婦をホテル内の隠しフロアに閉じ込める
↓
●ミスター・マーチの悪行が警察にばれ、逮捕直前に従業員と自死。以降幽霊となってホテル内に存在し続ける
↓
●エリザベスはミスター・マーチとの子供を堕胎しようとしたが、クリーチャーのような姿の息子が生まれ、愛おしいと感じたためホテルの一室で育てる
↓
●エリザベスはホテルを自分の物とし、お金持ちを手篭めにしたり、好みの男や女を気紛れに側に置きながら100年過ごす
↓
●エリザベスの恋人だった女優のラモーナもヴァンパイアになるが、他に好きな男が出来たのがバレてエリザベスに引き裂かれる
↓
●妻子がいるが女装願望のあるホテル客をエリザベスが受け入れ、「リズ」という名でバーテンとして雇う
↓
●ホテルの受付係アイリスの息子ドノヴァンが、エリザベスの恋人となりヴァンパイア化
↓
●ミスター・マーチの幽霊、元ホテルで死んだジャンキーのサリーと恋に落ちた刑事のジョンは、感化されて十戒に準えた事件を起こす。
5年そんな日々が続いていたが、ジョンはホテルから出るとそのことを全て忘れるため、刑事として犯人探しをする
↓
●ジョンの息子がエリザベスに連れ去られ、ヴァンパイアにされる
↓
●エリザベスはドノヴァンからモデルのトリスタンに乗り換える
自棄になった息子ドノヴァンから憎まれ口を叩かれたアイリスは、サリーの手を借りて死のうとするが、母の死を受け入れられない息子はアイリスをヴァンパイアにして救う
↓
●ジョンと離婚するつもりだった小児科医の妻アレックスは、息子がヴァンパイアとなってホテルにいることを知り、自身もエリザベスに血を分け与えられてヴァンパイアになる
↓
●アレックスが麻疹で危篤状態の患者を救うためにヴァンパイアにし、完治した子供がクラスメイト達もヴァンパイアにしてしまう
↓
●ドノヴァンとラモーナが手を組み、エリザベスを倒そうとする
↓
●トリスタンとリズが恋に落ちるが、エリザベスに打ち明けたらトリスタンは殺されてしまう
↓
●エリザベスはお金持ちで新たなホテルのオーナーとなったデザイナー・ウィルと再婚。
ホテルを改築するため隠しフロアの壁を壊したところ、中に閉じ込められていたエリザベスのかつての恋人・俳優夫婦が外に出る
↓
●エリザベスの息子を見て驚愕したウィルは、エリザベスに隠しフロアに閉じ込められ、先にそこに入れられていたラモーナに命を奪われる
↓
●ジョンとアレックスは麻疹に感染し、かつヴァンパイアとなった子供達を隠しフロアに閉じ込める。
子供達はラモーナの食料となってしまう…
↓
●再びエリザベスは俳優と愛し合うが、ドノヴァンが俳優を銃殺。
同タイミングでエリザベスは俳優の妻を銃殺
↓
●リズとアイリスが手を組み、銃で倒そうとするが、ドノヴァンが庇う。
死後もホテルに囚われないため、ドノヴァンの頼みでリズとアイリスはホテルの外に彼を連れ出し、ドノヴァンは息を引き取る
↓
●リズとアイリスが隠しフロアからラモーナを出し、エリザベスを倒すよう頼む
↓
●ラモーナが懐柔されてしまい失敗。
意気揚々とホテルを出ようとしたエリザベスだが、ジョンから銃殺されてしまう。
ジョンはエリザベスの首を棚に並べ、十戒殺人をやり遂げる。
エリザベスは幽霊となってミスター・マーチと過ごす
↓
●ヴァンパイアになったアレックスと息子のために血を用意しやすいホテルにジョン一家は引っ越すが、警察に見つかりジョンはホテルの手前で撃たれて息を引き取る
↓
●ホテルの存続について、ミスター・マーチやホテル内の幽霊、従業員、ヴァンパイアで相談。
後数年で創業100年の建築物として記念館になれるので、それまでホテル内での殺人は控えることにする。
1番手を下していたサリーも、スマホを与えられてSNSで孤独感を埋めることに成功。
幽霊となったウィルのデザインをリズが代理人として売り出して儲ける。
↓
●リズが癌になり、ホテル内で皆んなと死後も幽霊として過ごすことを選ぶ。
エリザベスが現れてリズの命を断つ。
幽霊となったリズは、再びトリスタンと会えて愛を再確認。
↓
●霊能者がホテルにマスコミを入れて降霊術ビジネスをするが、それを疎ましく思ったジョンが脅してやめさせる。
↓
●幽霊とヴァンパイアが楽しくホテルで過ごし続ける
…ハッピーエンド?な終わり。
頭を整理する為に時系列で並べましたが、抜けもあると思うし、微妙に時系列違う部分あるかも…
とにかく人が多くて、話も飛ぶから、訳分からなくなるんです…
ただこの美しい映像とグロさの中に込められている「家族愛」は、ここ最近立て続けに観ているライアン・マーフィーの作品全てに共通している気がします。
親は子供を愛し、子供は親を愛する。
母親を憎んでいたはずの息子でも、母の死の間際に耐え切れずヴァンパイアにしてしまう。
クリーチャーのような姿の息子でも、心から愛する伯爵夫人。
行方不明だった息子がヴァンパイアになっていたことを知り、共に過ごすために自分もヴァンパイアになるジョンの妻。
そういえば…エリザベスの息子はどうなったんだろう…
アメリカのドラマは、「3週間後には視聴者はストーリーなんて忘れる」という前提のもと、伏線回収をちゃんとしない傾向があるそうですが…
にしても、気分によってストーリーを変え過ぎでは?
あと、スーパースターが現れて大団円、とか、皆んなが笑顔でハッピーエンド、とか、感情の変化が本当に雑よね…日本の価値観と比べると…
そしてやはり、「霊」という存在の認識が日本とアメリカでは違う気がするなぁ。
日本の幽霊って、寝てたら横にただ立ってたり、部屋に長い髪の毛が何故か落ちていたり、誰もいないはずの場所に立っていたり…と、存在が仄めかしなのが多いはず。
でも「アメリカン・ホラー・ストーリー」だと警察官にも普通に幽霊のはずのキャラクターが見えて、会話もできちゃうの。
うーん…太陽や雨とか海や山などの自然に霊や神を感じる日本との価値観の違い?
あと、ナチュラルに皆んなすぐに銃を出すから、ビックリしますね。
と、ストーリーを考え出すと「?」な部分があるけれど、レディー・ガガの美しさはとにかく圧巻です!
ちなみに後半、バーテンダーのリズがめっちゃくちゃ素敵で、皆んなも大好きになると思う!
大団円は不思議だけど、でも幽霊もヴァンパイアも皆んなリズを大好きになる、というラストは良かったです。
ある意味ハッピーエンド、死んでも、誰かを憎んでも、大丈夫!というストーリーになるとは思わなかったわぁ。
お時間と心に余裕があるとき、ぜひぜひ!
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●まだトーキー映画全盛期に、駆け出し女優エリザベス(レディー・ガガ)が妻帯者の俳優に恋をする
↓
●俳優が映画の番宣で列車移動中、ヴァンパイアに「永遠の美」を残すよう唆されてヴァンパイアになる
↓
●俳優の死がニュースとなり、エリザベスは絶望しながら大富豪のミスター・マーチと結婚
↓
●ミスター・マーチは趣味の殺戮の為にホテルを建築していて、エリザベスはそれに気付いたが普通に受け入れる
↓
●亡き俳優の墓参りをした際、実は彼も妻もヴァンパイアになったことが分かり、エリザベスもヴァンパイアになる
↓
●3人で旅立つ約束をするが、それを知って嫉妬に駆られたミスター・マーチは俳優夫婦をホテル内の隠しフロアに閉じ込める
↓
●ミスター・マーチの悪行が警察にばれ、逮捕直前に従業員と自死。以降幽霊となってホテル内に存在し続ける
↓
●エリザベスはミスター・マーチとの子供を堕胎しようとしたが、クリーチャーのような姿の息子が生まれ、愛おしいと感じたためホテルの一室で育てる
↓
●エリザベスはホテルを自分の物とし、お金持ちを手篭めにしたり、好みの男や女を気紛れに側に置きながら100年過ごす
↓
●エリザベスの恋人だった女優のラモーナもヴァンパイアになるが、他に好きな男が出来たのがバレてエリザベスに引き裂かれる
↓
●妻子がいるが女装願望のあるホテル客をエリザベスが受け入れ、「リズ」という名でバーテンとして雇う
↓
●ホテルの受付係アイリスの息子ドノヴァンが、エリザベスの恋人となりヴァンパイア化
↓
●ミスター・マーチの幽霊、元ホテルで死んだジャンキーのサリーと恋に落ちた刑事のジョンは、感化されて十戒に準えた事件を起こす。
5年そんな日々が続いていたが、ジョンはホテルから出るとそのことを全て忘れるため、刑事として犯人探しをする
↓
●ジョンの息子がエリザベスに連れ去られ、ヴァンパイアにされる
↓
●エリザベスはドノヴァンからモデルのトリスタンに乗り換える
自棄になった息子ドノヴァンから憎まれ口を叩かれたアイリスは、サリーの手を借りて死のうとするが、母の死を受け入れられない息子はアイリスをヴァンパイアにして救う
↓
●ジョンと離婚するつもりだった小児科医の妻アレックスは、息子がヴァンパイアとなってホテルにいることを知り、自身もエリザベスに血を分け与えられてヴァンパイアになる
↓
●アレックスが麻疹で危篤状態の患者を救うためにヴァンパイアにし、完治した子供がクラスメイト達もヴァンパイアにしてしまう
↓
●ドノヴァンとラモーナが手を組み、エリザベスを倒そうとする
↓
●トリスタンとリズが恋に落ちるが、エリザベスに打ち明けたらトリスタンは殺されてしまう
↓
●エリザベスはお金持ちで新たなホテルのオーナーとなったデザイナー・ウィルと再婚。
ホテルを改築するため隠しフロアの壁を壊したところ、中に閉じ込められていたエリザベスのかつての恋人・俳優夫婦が外に出る
↓
●エリザベスの息子を見て驚愕したウィルは、エリザベスに隠しフロアに閉じ込められ、先にそこに入れられていたラモーナに命を奪われる
↓
●ジョンとアレックスは麻疹に感染し、かつヴァンパイアとなった子供達を隠しフロアに閉じ込める。
子供達はラモーナの食料となってしまう…
↓
●再びエリザベスは俳優と愛し合うが、ドノヴァンが俳優を銃殺。
同タイミングでエリザベスは俳優の妻を銃殺
↓
●リズとアイリスが手を組み、銃で倒そうとするが、ドノヴァンが庇う。
死後もホテルに囚われないため、ドノヴァンの頼みでリズとアイリスはホテルの外に彼を連れ出し、ドノヴァンは息を引き取る
↓
●リズとアイリスが隠しフロアからラモーナを出し、エリザベスを倒すよう頼む
↓
●ラモーナが懐柔されてしまい失敗。
意気揚々とホテルを出ようとしたエリザベスだが、ジョンから銃殺されてしまう。
ジョンはエリザベスの首を棚に並べ、十戒殺人をやり遂げる。
エリザベスは幽霊となってミスター・マーチと過ごす
↓
●ヴァンパイアになったアレックスと息子のために血を用意しやすいホテルにジョン一家は引っ越すが、警察に見つかりジョンはホテルの手前で撃たれて息を引き取る
↓
●ホテルの存続について、ミスター・マーチやホテル内の幽霊、従業員、ヴァンパイアで相談。
後数年で創業100年の建築物として記念館になれるので、それまでホテル内での殺人は控えることにする。
1番手を下していたサリーも、スマホを与えられてSNSで孤独感を埋めることに成功。
幽霊となったウィルのデザインをリズが代理人として売り出して儲ける。
↓
●リズが癌になり、ホテル内で皆んなと死後も幽霊として過ごすことを選ぶ。
エリザベスが現れてリズの命を断つ。
幽霊となったリズは、再びトリスタンと会えて愛を再確認。
↓
●霊能者がホテルにマスコミを入れて降霊術ビジネスをするが、それを疎ましく思ったジョンが脅してやめさせる。
↓
●幽霊とヴァンパイアが楽しくホテルで過ごし続ける
…ハッピーエンド?な終わり。
頭を整理する為に時系列で並べましたが、抜けもあると思うし、微妙に時系列違う部分あるかも…
とにかく人が多くて、話も飛ぶから、訳分からなくなるんです…
ただこの美しい映像とグロさの中に込められている「家族愛」は、ここ最近立て続けに観ているライアン・マーフィーの作品全てに共通している気がします。
親は子供を愛し、子供は親を愛する。
母親を憎んでいたはずの息子でも、母の死の間際に耐え切れずヴァンパイアにしてしまう。
クリーチャーのような姿の息子でも、心から愛する伯爵夫人。
行方不明だった息子がヴァンパイアになっていたことを知り、共に過ごすために自分もヴァンパイアになるジョンの妻。
そういえば…エリザベスの息子はどうなったんだろう…
アメリカのドラマは、「3週間後には視聴者はストーリーなんて忘れる」という前提のもと、伏線回収をちゃんとしない傾向があるそうですが…
にしても、気分によってストーリーを変え過ぎでは?
あと、スーパースターが現れて大団円、とか、皆んなが笑顔でハッピーエンド、とか、感情の変化が本当に雑よね…日本の価値観と比べると…
そしてやはり、「霊」という存在の認識が日本とアメリカでは違う気がするなぁ。
日本の幽霊って、寝てたら横にただ立ってたり、部屋に長い髪の毛が何故か落ちていたり、誰もいないはずの場所に立っていたり…と、存在が仄めかしなのが多いはず。
でも「アメリカン・ホラー・ストーリー」だと警察官にも普通に幽霊のはずのキャラクターが見えて、会話もできちゃうの。
うーん…太陽や雨とか海や山などの自然に霊や神を感じる日本との価値観の違い?
あと、ナチュラルに皆んなすぐに銃を出すから、ビックリしますね。
と、ストーリーを考え出すと「?」な部分があるけれど、レディー・ガガの美しさはとにかく圧巻です!
ちなみに後半、バーテンダーのリズがめっちゃくちゃ素敵で、皆んなも大好きになると思う!
大団円は不思議だけど、でも幽霊もヴァンパイアも皆んなリズを大好きになる、というラストは良かったです。
ある意味ハッピーエンド、死んでも、誰かを憎んでも、大丈夫!というストーリーになるとは思わなかったわぁ。
お時間と心に余裕があるとき、ぜひぜひ!
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