舞台「わたしの耳」ライブ配信ネタバレ感想~趣里&ウェンツ&岩崎う大のコミカル劇

2020年09月12日
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本日は初めて、舞台のライブ配信を観てみました。

トップコートランドに入っているので、趣里ちゃんが舞台「わたしの耳」に出演するのは知っていて、チケット取るか悩んでいたのです。

シス・カンパニーの作品なので、内容はシッカリしていそう。

中村倫也も黒木華とシス・カンパニーの舞台「ケンジトシ」を春にやるはずだったのですが、延期のためチケット払い戻し後まだ日程が発表になっていません…

絶対取れないかも〜と思っていたのに当選して、楽しみにしていただけに辛かった…

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趣里ちゃんが出演する舞台は「クラッシャー女中」と生田斗真主演の「オレステイア」で観ていますが、どちらもとっても素敵でした!

趣里ちゃんって個性的な顔立ちだからドラマで普通の役をするとちょっと浮きがち?なのだけど、舞台だとクルクル変わるコミカルな表情と、バレエで鍛えた華奢でしなやかな上品な身のこなしが妖精のようで、ほんとうに素敵なんですよねぇ。

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私もそこまで観劇するタイプではないのですし、推し俳優のために今前後左右の席間隔を空けた舞台に行くこと、都民でもまだちょっと躊躇はあります。

ので、今回はお家でパソコンとテレビを繋いで観られる、ライブ配信を選択させてもらいました。

舞台「わたしの耳」概要

出演:ウェンツ瑛士、趣里、岩崎う大

作:ピーター・シェーファー

上演台本・演出:マギー

会場:新国立劇場 小劇場

S席 ¥6,500/A席 ¥4,500

ライブ配信は12日のマチソワ2回のみで、¥2,000+イープラス手数料¥220

上演予定時間:約1時間25分(休憩なし)

公演期間:2020年9月9日(水)~18日(金)



実はイープラスに以前登録していたはずなのだけど、パスワードなどが思い出せず、15時開演なのに直前にチケット申し込みしたり、テレビがなかなかパソコン画面を読めずに試行錯誤していたら、5分ほど見逃してしまいました…

(HDMIケーブルでMacBook Airとテレビを接続していますが、時々読み込まなくなります…

が、調べたら「システム環境設定」で「ディスプレイ」の「オプション」を押しながら「ウィンドウを集める」をクリックしたら接続できました。

でもその後も一旦取り外してしまうと、再接続するのに手間取ること多々あり…)


私が観始めたのは、ウェンツ瑛士が演じるボブが、同僚のテッド(岩崎う大)を前にあたふたしているシーンでした。

ボブの趣味はクラシック音楽を聞くことで、コンサートで隣席だったドリーン(趣里)に一目惚れし、お近づきになろうと自室でのディナーに招待していたのです。

ボブから見るとドリーンはまさに理想の、ヴィーナスのように首の長い優しそうな、音楽を愛する素敵な女性に見えていました。

女性慣れしていないボブは、それでも試行錯誤してラムチョップやえんどう豆の缶詰、ロゼワインなどを買い込み、テッドにはデートの手伝いを頼んでいたのです。

しかし社交的でセンスの良いテッドからは「それじゃダメ、ロゼワインなら冷やさないと」とアレコレと採点されてしまい、むくれながらもとにかくドキドキ、パニックを起こしながらドリーンを待ちわびるテッド。

時間通りにドリーンは訪問してくれましたが、ややファザコンで野心のある男性が好きなドリーンと、内気で野心の無い、かつ音楽オタクのボブの会話はイマイチ弾みません…
一方、社交的なテッドとドリーンの会話は弾み、二人の距離がどんどん近づくことにボブは疎外感を感じ始めていきました。

ドリーンは本当は音楽には興味が無く、コンサートは友達からチケットをもらっただけ。

ボブが「真剣に音楽を聞いている」と思っていたときも退屈していただけだったのです。

一方、批判してきたかと思えば同意を示したり、家族の苦労を語りながらもデートの誘いをかけてくるテッドに、ドリーンは惹かれていきます。

テッドが本来の予定通り先に帰る段となる時には、影でコッソリとドリーンは自宅の電話番号をテッドに渡そうとしていました。

しびれを切らしてテッドを批判するボブ。

そしてドリーンがトイレに行っている間にテッドは帰ってしまい、後で電話番号を渡そうとしていたドリーンは憤慨し落ち込みました。

帰宅しようとするドリーンを無理やり引き止め、素敵なオペラのレコードを聴かせるボブ。

帰ろうとしていたドリーンも、思わずその歌声の素晴らしさにウットリしてソファに座り直しました。

少しずつ距離を詰めるボブと、それを受け入れようとするドリーン。

しかし、いざキスをしようとすると、思わずドリーンはボブを叩いてしまいます。

室内で襲うかのようにドリーンを追っていたボブでしたが、そこで冷静になり、謝るドリーンに

「実は謝らないといけないことがある、僕は婚約しているんだ」

と女性の写真を見せ、そしてドリーンがまたテッドと会えるように会社の住所を伝え、彼女を見送ります。

一人になった部屋で、針の飛ぶレコードを聞きながらボブが項垂れて、終わり。


最初の5分を観ていないのでアレですが、ボブの婚約は嘘、なんですよね?

勝手に理想の女性像をドリーンに求めて、でも結局女性はテッドのように手慣れた男が好きだという事実を目の当たりにして落ち込む、というのは、なんというか誰でも身近で経験したことのあるお話、かもしれません。

趣里の演技は可愛く、岩崎う大はそこまでイケメンさんじゃないのに、なんだかイケメンさんに見える演技でした。

そしてウェンツ瑛士の演技は…イギリスで勉強してきた、とのことでしたが…

役柄もあってか、情けない感じがバラエティのウェンツ瑛士そのままって感じだったかなぁ。

今まで役者さんのイメージがありませんでしたが、実際、うーん…どうなんだろう…

すごく悪くは無いけど、幅広い役の出来る人では無いんじゃないかな?という気がします。

菅田将暉とか中村倫也とか生田斗真の舞台を観ていたのと比べてしまうのはアレだけど、メリハリがあまり無いのかな?

それがイギリスと日本の違いなのか分かりませんが…

上演終了後にTwitterで趣里ちゃんから「いいね」もらえたの、嬉しかったです!

趣里_わたしの耳

この舞台は次の小林聡美が出演する「あなたの目」とセットのような感じになってるみたいなので、そちらも観たい!




とはいえやはり、舞台は生で観たいのも本音。

舞台では遠くで見えない役者さんの表情などは映像だとよく見えるのは確かですが、小ネタのようなシーンだとお客さんの笑い声があるか無いかで、こちらもどう受け取るべきなのか迷ったりしちゃいますね。

お笑い番組で笑い声が挟み込まれる理由、納得しました。

あれってすごく臨場感があります。

今度B'zの無観客ライブ配信がありますが、やはり拍手や掛け声が無いってのは寂しいかも…

もしかしたら観客側でオンオフに出来る視聴者の音声があったり、もしくは会場で演者さん達には視聴者の声が聞こえるようなシステムになってると、より臨場感が出せるかも?

チャット機能だと邪魔になるというか、やはり音って大事ですね。

そういうのもこれから、色々と試行錯誤されていくのかもしれません。

ライブ配信のお値段は、私は2,200円は妥当というか、24時間アーカイブ配信アリだとなお良いのになぁとは思いました。

ちょっと前半見逃してるし…

ただ3,000円を越えると、もっとゴリゴリのファンじゃないとハードルが高いです。

理想を言えば1,500円で24時間配信、だと人を集めやすそうだけど…それじゃ元が取れないのかな?

円盤が大体5千円円ごとか、レンタルだと数百円だと思うと、配信で3千円とかは高くて無理かなって思っちゃいます。

私も今回は「シス・カンパニーの応援と、趣里ちゃんを観たいから」で払いましたし。

でもちょっと応援程度の気持ちだとこれ以上は払えないかも…

そんな、これからのライブ配信といういものについても考えさせてもらえました。

楽しい休日を過ごせて嬉しかったです!お疲れ様でした!
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