「見えない目撃者」ネタバレ感想~グロくて怖いけど、馬鹿キャラ多すぎ
吉岡里帆主演映画「見えない目撃者」の丸の内TOEI舞台挨拶付き上映に行ってきました。
特に事前に内容を調べず、何となく吉岡里帆を生で観てみたいなーと舞台挨拶付きを申し込んだら当たったのですが、席は2階席で遠かったのが残念。
この舞台挨拶、なんと20秒限定で撮影&拡散OKという撮影タイムがありました!
…画質悪っ…
連写と動画はNGでしたが、普通はマスコミしか撮影しちゃダメなのに、一般人が撮影OKなのは珍しいですね。
上映前の舞台挨拶だったため、ネタバレ出来ないトークとなっていました。
吉岡里帆は遠目に見ても可愛い…と言えないくらい遠かったけど、声が可愛いなぁと思いました。
「目が見えない役で、過去に様々な作品で『目を閉じたまま』とか『視点が合っていない』という演技があるのを観てきたけれど、今回のはそれらとは違う
『まるで見えているように音の方を見ているけれど、見えていない』
という演技だったので、難しかったです」
と、吉岡里帆の役作りポイントを先に聞けたのは良かったです。
高杉真宙くんはスケボーの練習を撮影一ヶ月前から始めた、最近自宅のスケボーに久々に乗ってみたら怖かった、と話していました。
で、映画のネタバレ感想ですが…
設定を深く考えなければ、犯人との対決は怖いし、グロいし、ハラハラドキドキできます。
思わず「うわぁ…」と声をあげる人もチラホラいました。
主人公は元警察官で、現在は盲目の浜中なつめ。
高校生の弟を乗せて車を運転している時に、弟に頼まれて足元に落ちた鈴付きアクセサリーを拾おうとし、トラックと衝突。
その事故で弟は亡くなり、なつめは盲目となり、現在は母親(松田美由紀)と盲導犬パルと暮らしています。
弟の死を乗り越えられずにいるなつめは、母親と弟の墓参りに行ったけれど、やはり途中で
「やっぱり私はいい、帰る」
と言い出して母親と揉め、パルと歩いて帰宅しようとするなつめ。
道中でスケボーの音、車の急ブレーキが聞こえ、事故かと慌てて駆け寄った際に、車内から少女の
「助けて!」
という声と名前が聞こえたため、誘拐事件と思い警察に届け出ます。
最初は警察官も盲目のなつめの話をまともに聞かず、とりあえず軽く調べて終わりにしようとしましたが、なつめはスケボーに乗っていた高校生 国崎春馬(高杉真宙)と直接話し、そこから事件解決に向かうのです…が…
…なつめ、そもそも、何故運転中に足元に落ちた物を拾おうとする?
しかも、思い切り頭下げて、前方確認せずに…
路肩に車を停めてから拾えよ、警察官だろ?
え、こんな事故起こしておいて、なつめは無罪なの?
何で母親にそんなに当たり散らせるの?
と、冒頭から不思議がいっぱいでした…
特に事前に内容を調べず、何となく吉岡里帆を生で観てみたいなーと舞台挨拶付きを申し込んだら当たったのですが、席は2階席で遠かったのが残念。
この舞台挨拶、なんと20秒限定で撮影&拡散OKという撮影タイムがありました!
…画質悪っ…
連写と動画はNGでしたが、普通はマスコミしか撮影しちゃダメなのに、一般人が撮影OKなのは珍しいですね。
上映前の舞台挨拶だったため、ネタバレ出来ないトークとなっていました。
吉岡里帆は遠目に見ても可愛い…と言えないくらい遠かったけど、声が可愛いなぁと思いました。
「目が見えない役で、過去に様々な作品で『目を閉じたまま』とか『視点が合っていない』という演技があるのを観てきたけれど、今回のはそれらとは違う
『まるで見えているように音の方を見ているけれど、見えていない』
という演技だったので、難しかったです」
と、吉岡里帆の役作りポイントを先に聞けたのは良かったです。
高杉真宙くんはスケボーの練習を撮影一ヶ月前から始めた、最近自宅のスケボーに久々に乗ってみたら怖かった、と話していました。
で、映画のネタバレ感想ですが…
設定を深く考えなければ、犯人との対決は怖いし、グロいし、ハラハラドキドキできます。
思わず「うわぁ…」と声をあげる人もチラホラいました。
主人公は元警察官で、現在は盲目の浜中なつめ。
高校生の弟を乗せて車を運転している時に、弟に頼まれて足元に落ちた鈴付きアクセサリーを拾おうとし、トラックと衝突。
その事故で弟は亡くなり、なつめは盲目となり、現在は母親(松田美由紀)と盲導犬パルと暮らしています。
弟の死を乗り越えられずにいるなつめは、母親と弟の墓参りに行ったけれど、やはり途中で
「やっぱり私はいい、帰る」
と言い出して母親と揉め、パルと歩いて帰宅しようとするなつめ。
道中でスケボーの音、車の急ブレーキが聞こえ、事故かと慌てて駆け寄った際に、車内から少女の
「助けて!」
という声と名前が聞こえたため、誘拐事件と思い警察に届け出ます。
最初は警察官も盲目のなつめの話をまともに聞かず、とりあえず軽く調べて終わりにしようとしましたが、なつめはスケボーに乗っていた高校生 国崎春馬(高杉真宙)と直接話し、そこから事件解決に向かうのです…が…
…なつめ、そもそも、何故運転中に足元に落ちた物を拾おうとする?
しかも、思い切り頭下げて、前方確認せずに…
路肩に車を停めてから拾えよ、警察官だろ?
え、こんな事故起こしておいて、なつめは無罪なの?
何で母親にそんなに当たり散らせるの?
と、冒頭から不思議がいっぱいでした…
事件の内容、犯行はとてもグロいものでした。
家出少女達が拉致監禁され、「鼻」「耳」「口」「手」の無い姿で遺体となって発見されるシーンは、気持ち悪かった…
犯人は舞台挨拶に出ていた俳優さんが演じる警察官。
捜索願いが出されていない少女をターゲットとし、犯行に及んでいました。
犯人は高校生の時に同様の手口の犯罪を目撃し、それを真似て五感プラス意識の「目」「鼻」「口」「耳」「手」「頭」を神に捧げる儀式をしようとしていたのです。
この犯人を突き止める過程はハラハラしましたが…でも、なつめが犯人から追いかけられて逃げるシーンは、無茶がありすぎ!
地下鉄の駅で、通行人も駅員もいない中、盲目のなつめがスマホ越しの春馬の指示と、パルを頼りに走って逃げるって…
と冷静になりつつも、パルが犯人に刺されるシーンは可哀想で泣いてしまいました。
パル、ほとんど存在意義が無いというか、なつめに引っ張られながら歩いたり走ったりしてたけどね…
犯人の隠れ家のお屋敷シーンでは、応援要請の到着を待たずに乗り込んで被害に遭う警察官のアホさに呆れると共に、応援警官の到着の遅さにも呆れました。
何故深夜に乗り込んだのに、事件解決時は真昼間になってるの…?
せめて薄暗い早朝に撮影した方が良かったと思う…
応援要請した警官が到着するのに1時間以上かかるなんてこと、あるの?あったら日本ヤバくない?
ってかそもそも現地に到着する前に、向かうことを上司に報告しておけや。
大事件の犯人追ってるのに、ここまで単独行動するなんて無いでしょ…
とツッコミたくなりますが、ラストに春馬が警官を目指すのは、王道な流れだけど良かったです。
犯人に車で轢かれても、刺されても戦う男子高校生の春馬、実在したらすごいよ…
スマホ越しになつめに「9時の方向にエレベーターがある!」「2時の方向に改札がある!」とか指示出来るし、君は軍隊にいたことのある高校生なのかい?
この「見えない目撃者」は2011年の韓国映画「ブラインド」のリメイクです。
ブラインド(字幕)
私は「ブラインド」を観ていないのですが、ネタバレを見るとかなり設定を変えているようですね。
犯人は警官じゃなく医者だったり、盲導犬は亡くなってしまったりするようですし。
そして犯行理由も違うようです。
オリジナルアレンジをしていて、それはそれで日本版も頑張ったんだと思うけど…でも、脚本の雑さが勿体無かったなぁ。
猟奇的な映像が好きな人は好きな映画だと思いますし、役者さん達も良かったし、ハラハラドキドキはしたので、少し脚本を手直しするだけでもっと良い映画になった気がします…
ちょっとB級寄りになり過ぎちゃったかな。
しかし、座間の事件を思い出してしまうような事件設定でもありました。
家出少女達は、いなくなっても親からも心配されない子達だったので、そこは座間の事件とは違うけど…
でも孤独感のある少女達が犠牲になる話は、大人として観ていて悲しいですね。
ストーリー的には清水玲子のマンガ「秘密」っぽさもあったので、あの作品が好きな人にはオススメです。
犯人をネタバレしたけど、でもそれはあらすじとキャスト見たら想像つく範疇だったかと…
それでも吉岡里帆の盲目の演技はさすがだと思いました。
高杉真宙くんも飄々とした高校生、カッコよかったです。
しかし、脚本が穴だらけの邦画がいまだに多過ぎるのは残念だなぁ。
大ヒットしなそうな気がしますが、でもここまで映画館でハラハラしたのは久々だったので、舞台挨拶も観られたしそこそこ満足しました。
気になる方は是非映画館へ!
家出少女達が拉致監禁され、「鼻」「耳」「口」「手」の無い姿で遺体となって発見されるシーンは、気持ち悪かった…
犯人は舞台挨拶に出ていた俳優さんが演じる警察官。
捜索願いが出されていない少女をターゲットとし、犯行に及んでいました。
犯人は高校生の時に同様の手口の犯罪を目撃し、それを真似て五感プラス意識の「目」「鼻」「口」「耳」「手」「頭」を神に捧げる儀式をしようとしていたのです。
この犯人を突き止める過程はハラハラしましたが…でも、なつめが犯人から追いかけられて逃げるシーンは、無茶がありすぎ!
地下鉄の駅で、通行人も駅員もいない中、盲目のなつめがスマホ越しの春馬の指示と、パルを頼りに走って逃げるって…
と冷静になりつつも、パルが犯人に刺されるシーンは可哀想で泣いてしまいました。
パル、ほとんど存在意義が無いというか、なつめに引っ張られながら歩いたり走ったりしてたけどね…
犯人の隠れ家のお屋敷シーンでは、応援要請の到着を待たずに乗り込んで被害に遭う警察官のアホさに呆れると共に、応援警官の到着の遅さにも呆れました。
何故深夜に乗り込んだのに、事件解決時は真昼間になってるの…?
せめて薄暗い早朝に撮影した方が良かったと思う…
応援要請した警官が到着するのに1時間以上かかるなんてこと、あるの?あったら日本ヤバくない?
ってかそもそも現地に到着する前に、向かうことを上司に報告しておけや。
大事件の犯人追ってるのに、ここまで単独行動するなんて無いでしょ…
とツッコミたくなりますが、ラストに春馬が警官を目指すのは、王道な流れだけど良かったです。
犯人に車で轢かれても、刺されても戦う男子高校生の春馬、実在したらすごいよ…
スマホ越しになつめに「9時の方向にエレベーターがある!」「2時の方向に改札がある!」とか指示出来るし、君は軍隊にいたことのある高校生なのかい?
この「見えない目撃者」は2011年の韓国映画「ブラインド」のリメイクです。
ブラインド(字幕)
私は「ブラインド」を観ていないのですが、ネタバレを見るとかなり設定を変えているようですね。
犯人は警官じゃなく医者だったり、盲導犬は亡くなってしまったりするようですし。
そして犯行理由も違うようです。
オリジナルアレンジをしていて、それはそれで日本版も頑張ったんだと思うけど…でも、脚本の雑さが勿体無かったなぁ。
猟奇的な映像が好きな人は好きな映画だと思いますし、役者さん達も良かったし、ハラハラドキドキはしたので、少し脚本を手直しするだけでもっと良い映画になった気がします…
ちょっとB級寄りになり過ぎちゃったかな。
しかし、座間の事件を思い出してしまうような事件設定でもありました。
家出少女達は、いなくなっても親からも心配されない子達だったので、そこは座間の事件とは違うけど…
でも孤独感のある少女達が犠牲になる話は、大人として観ていて悲しいですね。
ストーリー的には清水玲子のマンガ「秘密」っぽさもあったので、あの作品が好きな人にはオススメです。
犯人をネタバレしたけど、でもそれはあらすじとキャスト見たら想像つく範疇だったかと…
それでも吉岡里帆の盲目の演技はさすがだと思いました。
高杉真宙くんも飄々とした高校生、カッコよかったです。
しかし、脚本が穴だらけの邦画がいまだに多過ぎるのは残念だなぁ。
大ヒットしなそうな気がしますが、でもここまで映画館でハラハラしたのは久々だったので、舞台挨拶も観られたしそこそこ満足しました。
気になる方は是非映画館へ!
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