都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

映画「Pearl」ネタバレ感想~中盤からミア・ゴス怪演のB級ホラー

推しのDavid Corenswetが出ているので、映画「Pearl」を観てきました!



昨日から公開なのに、あまり上映館も上映回数も多くなく、渋谷で夕方の回を観たのですが、観客も半分以下でしたけどね…



色々と館内にポスターがあったり、コラボ商品とかあるのですが、R-15だし、知ってる人は知ってるレベル?



実はコレは全3部作の内の2作目で、私はまだ1作目の「X」を観ていませんでした。

映画観に行く直前にU-NEXTのレンタルで観られるのが分かり、途中まで観たところで時間に…

ただ、「Pearl」は「X」の前日譚なので、観てなくても大丈夫な内容になっています。

「X」で一人二役やっていたミア・ゴスが、猟奇的なお婆さん役の方の若い頃を演じているのが「Pearl」とのこと。

「X」はまだ30分くらいしか観ていないけど、やはり前半は女優の脱ぎっぷりがB級ホラー並のものでした。

ただ、池で泳いでいるとクロコダイルが現れるシーンがあり、それが「Pearl」にも出てきたので、繋がっていることに納得。

単純にB級ホラーと言いたくなるけど…設定やミア・ゴスの中盤からの演技がそれはそれは凄くて、評価の仕方が難しいです…

主人公のパールは、酪農家をやっている実家に両親と住んでいる若い既婚女性。

時代は第一次世界大戦中で、スペイン風邪も流行している頃。

なので夫は志願して戦地に行ってしまっています。

外に出かける時はマスクをし、他人と会う時は警戒し、自宅内にスペイン風邪のウイルスを持ち込まないようキツく言われる生活は、コロナ禍を思い出しますね。

車椅子に乗っていて、話も出来ず、意識が薄っすらあるかどうか、な要介護状態の父親と、ドイツからアメリカに渡ってきているために時々ドイツ語を話す厳格な母親との生活にウンザリしているパールは、ダンサーになってあちこちで踊って愛されることを夢見ているのですが、昔のドレスを着たり、ダンスの練習をすることさえ母から怒られる日々。

家庭は貧しく、父の介護、母の厳しさ、家畜の世話に追われるパールに、義妹が

「今度教会でダンスのオーディションがあるの」

と持ちかけ、一緒に応募することにしました。

また、父の薬を買いに街に出たついでに映画館に立ち寄ったパールは、映写技師のイケメン男性(デヴィッド・コレンスウェット)から話しかけられて親しくなります。

ボヘミアンのように土地に縛られず、ヨーロッパに行きたいと言う自由人な映写技師。

ダンサーになること、男性への欲望を抱えながら、実家への不満を募らせていくパール。

父がいなくなれば…と思い、散歩で池まで車椅子を押していき、そのままクロコダイルに食べさせようとした時には、察したかのように現れた母に止められました。

そしてオーディションの前日、母から応募を反対されて大喧嘩になった流れで、母は暖炉の火が服に燃え移ってしまいます。

その時は咄嗟にパールも水をかけて救おうとするのですが、でも倒れた母を見てそのまま地下に隠すことに。

ここでタガが外れたパールは映像技師の元に行き、「ダンスの映画を観せて欲しい」と頼むのですが、彼は笑いながら「フランスで手に入れた新しい映像」と言って白黒で男女が外でいたしている映像を観せます。

「これからは、こういう今まで隠していたものを皆が求める時代になる」

と言う映像技師と、そのまま関係をもつパール。

翌朝彼に車で自宅まで送ってもらったパールは、慌てて父の身だしなみを整えて映写技師に会わせました。

しかし、家の中の様子が異様なこと、パールのハイテンションさに不信感を抱き始めた映写技師は、

「じゃあ…仕事があるから…君もダンスの練習をしなきゃなんだろ」

と言って帰ろうとしました。

それに気付いて「私をここから連れ出してよ!ヨーロッパに行くんでしょ!?私を好きなんじゃないの?私が何かした!?」とヒステリックに詰め寄るパールに、映写技師は「君が怖い」と言います。

実は母親も、そういうパールのどこか異様な部分を恐れていたからこそ、厳しく接していたのです。

生れつきなのか、育ちなのか…パールはそういう倫理観が壊れている、サイコパスな人間だったんですね。

逃げるように車に乗り込んだ映写技師のことをパールは農具で刺し、彼のことはそのまま車ごと池の中に入れてクロコダイルに始末させようとしました…

デ…デヴィッドくんの出番…これだけかよー!?と脳内で叫ぶ私。
その後パールはダンスのオーディションに行く身支度をし、父を手に掛け、教会で義妹と順番が来るのを待ちました。

緊張する義妹と違い、「受かるのは私」と自信満々なパール。

しかし結果は…「君のような人はすでにたくさんいる。今探しているのは若くてブロンドの新しいタイプ」と言われて落選。

絶望してヒステリックに泣き叫ぶパールを、義妹は落ち着かせようと自宅まで送っていきました。

慰めるために「私を兄だと思って、胸の中に秘めていることがあるなら話して」

と言った義妹に、「私は人と違って欠けているところがある」と前置きした上で、今まで人に言わずにいた残酷で身勝手な気持ちをどんどん吐露していくパール。

ハンサムな男性から好かれ、やっと結婚で実家を出られると思っていたのに、旦那が酪農経営をしたいからと自分の実家で同居を望んでいたため生活を変えられなかったこと。

子供なんか欲しくなかったのに妊娠してしまい、子供が死んでしまった時にはホッとしたこと。

旦那が戦地に行ってしまって、一人きりになって辛い、彼が帰ってきてくれたらここから飛び出せるはずなのにと思っていること。

旦那以外の男性に惹かれて一度だけ関係をもったこと。

それを一通り聞いた義妹は、気まずそうに帰宅しようとしました。

そんな義妹に「おめでとう。あなたは合格したんでしょ。あなたは何でも持っている」と言うパール。

最初は否定していた義妹でしたが、最後には自分が合格したことを認めます。

そしてドアを開けて出たあと、パールが自分を追ってくるのに身の危険を感じて義妹は走り出しましたが、結局転んだところを刺されて彼女も被害者となってしまいました。

義妹もクロコダイルに与えた後、朽ち果てかけた両親と共に腐った料理を並べたダイニングテーブルに座るパール。

そこへ、戦地から夫が帰ってきました。

異様なダイニングの光景に怯える夫を、パールは泣き笑いの表情をすこしずつ変化させながら出迎えます。

この時の百面相のようなパールの表情がどんどんアップになり、それがクレジットに被った状態でラストを迎えるのですが、このミア・ゴスの悲哀と狂気に満ちた表情の変化が素晴らしい!

で、この後が「X」に続くわけですが、パールはそのまま自分に自身を持ちながらも土地を離れられず、猟奇的な狂気を抱えたまま老婆になっていくんですね…

「愛されたい」「認められたい」「自分だけ見て欲しい」

それがパールの望み。


叶わなかった現実を受け入れられず、また時代も良くなくて…という状況だけ見ると、パールに一切感情移入出来ない、というわけにもいかなくないですか?

親の介護や束縛がキツイ、戦争や貧困の苦しみとかは、想像出来なくないですし。

ただそれが故に、パールは世間知らずで自信過剰過ぎたんでしょうけどね。

よくあるB級ホラーに比べると、そこまでに至った理由が少し想像が出来てしまう、というのがこの作品の怖いところだと思います。

農具で平気で生き物を刺す、はショックが強いけど、でも酪農家ならそういうこともあるかもしれないし。

まぁ…胸糞な映画ではあったんですけどね。

デヴィッドくんは時期スーパーマンですが、どーしても彼は「セクシー担当ハンサム」というだけの役を振られがちで…

まともに名前も無いような役だったけど、でもNetflixとか配信でしか観られなかったことを思うと、映画館で彼の姿を観られたのは嬉しかったです!

#DavidCorenswet(デヴィッド・コレンスウェット)次期スーパーマン(#SupermanLegacy 2025公開)に決定!

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私が2020年にNetflixで「The Politician」を観てからどハマりしていたアメリカ人俳優のDavid Corenswet(デヴィッド•コレンスウェット)君が、「Superman: Legacy」2025年公開でスーパーマン役をする、と正式に発表されました!David Corenswet(デヴィッド・コレンスウェット)は、高学歴&家族と犬猫大好きの超絶イケメン俳優ここ3日David Corenswet(デヴィッド・コレンスウェット)の出演作を観つつ、彼のことを調べていました...



「Pearl」自体の鑑賞は…私は「グラフィック的なオシャレ系映画好き」な方にはオススメしても良いかな?と思っているけど、ホラーとかミステリーとか迫力を求めている方には、そこまでオススメしません。

デヴィッドくんか、ミア・ゴスの怪演を味わいたい方は、是非早めに映画館に行ってみてください!
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