都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

アラフォー世代の英語の授業は「目で見て暗記」。耳で聞いていなかった…

スタディサプリを始めて5日目。

とにかく耳で英語に慣れよう、とオートリスニングモードで「日常会話版」を聞いているので勉強時間が増えてますが、所詮聞き取れていないので時間は参考にならなくなりました…



Part2対策に入り、ますます聞いたことの無い、見たことの無い英文が出てきて混乱してます。

中高生時代の授業でやった英文と、全然違うよ?

「How's」なんて質問の仕方するの聞いたことなかったよ?

他にも変わった言い回しがあり、先生も説明動画で言ってましたが、TOEIC対策の英文は少し特殊なようです。

昨日から英単語の勉強も始めたのですが、

英単語の字面を見ながらリスニングし、正解の和訳を選択する

という作業をしていて、気付いたことがあります。

私は中高生時代、英語は耳で聞かず、目で見て覚えていた!

リーディングだけで英語を覚える

多少スピーキングはありましたし、授業中は日本人の先生が読む英語のリスニングもしてたけど、ネイティブな英語を聞く機会はほとんど無し。

英単語は

「avoid」=「避ける」

と、目で見て覚えていただけ。


これに気付いたのは、「avoid」という英単語が出てきた時に、脳内にポンと「避ける」という日本語が文字で浮かんできたからです。

で、そもそもこの「avoid」をどんな風に使うか、例文は全然思い浮かびません。

ただ機械的に英単語の訳を目で見て暗記してただけだから。

これが、私が「英語は苦手」と思う原因の一つだな、と気付きました。


中高生時代の英語の授業、と言えば、思い出すことがあります。

田舎の公立中学に行っていたので、男子の大半は馬鹿でした。

田舎の高校進学は、

すごく頭の良い人は市外の公立進学校へ(数人)、

そこそこ勉強が出来る人は学区内の公立進学校(男女各20人くらい)、
もしくは低ランク公立に推薦(数人)、

偏差値50前後の人は滑り止めの私立へ、

それ以下の人は工業高校、農業高校、もしくは中卒


という感じで、都会の「賢い子は私立」という概念とは違っています。

私は学区内の公立進学校に行きましたが、中学は同級生男子の過半数が偏差値50以下、という環境でした…

ただ、そういう男子は、こう言っては悪いけど、学がない親の子だったので、そもそも「勉強をしないといけない」と言われずに育っていたと思います。

私が小学生の時に片思いしていた男の子はそのタイプで、「将来の夢は左官屋」と書いているのを見て、「左官屋って何?」と聞いたことがありました。

私の父親は普通のサラリーマンだったので、「左官屋」というものを当時の私は知らなかったのです。

左官屋さんは頭が悪い、というわけではもちろんありません。

ただ、彼は父親と同じ仕事しか思いつかない、進学という選択肢がそもそも思い浮かばない環境で育っていたんだな、と今は思います。
そんな彼が初めて英語のテストを受けた、中学1年生1学期の中間試験。

彼の英語のテストの解答用紙を見たら…

英和の問題の答えが、全てローマ字で書かれていました。

例えば、「りんご」の答えに「Apple」ではなく「RINGO」と書いていたのです。

これ以前友人に話したら「そんなことあるわけない!」と言われたのですが、横にいた地方出身の男性が

「いや、田舎の男の子ってそんなもんだよ」

と頷いていました。

件の彼は、英語の授業中に教科書を読むこともなく、先生の話も何も聞かずに数ヶ月過ごしていたってことですね。

こういう子達も混ざった環境でやっていた英語の授業は、今思えば本当に低レベルだったな…

先生の英語はカタカナ読みレベルでしたし。

一瞬研修のような感じで外国人女性の先生が来たことがあったのですが、覚えているのは白いシャツからブラが透けていたことと、体臭が強かったことのみです…

それ以外には、外国人からネイティブの英語を聞く機会はほとんど無く過ごしました。

英検3級まで取った記憶はあるけど、その時のヒアリングは結構大変だった気がします。


で、今スタディサプリでリスニングをしていると、本当に自分の耳は英語に慣れていないんだ、と痛感します。

映画とか観て多少聞いてたつもりだし、なんとなく聞き取れた単語で意味が分かったりしてたけど、ものすごくふわっふわにしか分かってない!

リスニングで英語を覚える

5日しか勉強続けてないのにアレですが、多分英語を聞いた後に、脳内で日本語に訳していたら遅いんですよね。

英語を聞いた瞬間に、パッとその状況が脳内に絵で浮かばないと駄目。

英語を聞く

日本語に訳す

意味が分かる

シチュエーションが脳内に浮かぶ


ではなく

英語を聞く

シチュエーションが脳内に浮かぶ


とならないと、手間がかかり過ぎる!

今はポケトークとか便利なものたくさんあるけど、操作の手間も要らないようになりたい!

ただ、スタディサプリをやっていると、中途半端に聞き取れた単語に引きずられて、意味を勘違いして引っかかってしまうことがよくあります。

全文聞き取れていない、ポイントを聞き逃している…

正直、中学時代に一生懸命「複数形」「進行形」「過去形」を勉強させられていた時間が、すごくもったいなかった!

もちろん大事なことなんだけど、あんなに長時間割いて勉強することじゃなかったのでは?


私に今足りない部分はたくさんあります。

英単語も目で見て覚えず、耳で聞いて覚え直さないといけません。

受験生は英単語帳を作るっていうのがあるあるでしたが、あの時間ホントもったいなかった!

今の子はアプリで簡単に素早く覚えられるんですよ?

英単語帳を作るために書くのも大事って言うけど、それもディクテーションで打てば良いし。

スタディサプリは小中高生用のアプリもあり、授業に導入している学校もあるそうです。

子供の勉強用にアプリを入れてあげたって親のツイートも見かけました。


中学講座

いいなー、私も子供の頃から、こんなアプリを使って英語の勉強をしたかったよ!

日本人だって「てにをは」を大人になっても上手く使えないことは多い。

そう思えば、中学生の時にひたすら複数形とか覚える時間、どんどん耳で聴いて覚えてた方が、英語の全体像を掴むのが早かったと思います。

という愚痴を書きたくなるくらい、なかなか英語の勉強を続けるのは、楽しいけど大変!



スタディサプリ TOEICコース

思い返すと、中高生の頃って、帰宅して勉強して、晩ご飯食べて勉強して、お風呂入ってまた勉強して、で、学校から帰った後に6時間くらい勉強出来てたんですよね…

なのに今は仕事から帰って1時間勉強するのも大変なんて、体力と集中力落ちすぎ~。

うーん、継続は力なり…がんばります…

でも、昔アラフォー世代にテキトーな英語教育を受けさせた役人達のことは、恨むわ…
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