#劇場版美しい彼エターナル ネタバレ感想~実写続編は無い&映画よりドラマの方が良かった…
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ということで、ファーストデーの本日、「劇場版 美しい彼~eternal~」を観に行ってきました。

無事、特典第4弾のフィルムももらいました。
既に都内でも1日1回上映のところばかりな上に、東宝系しかやってないので、時間が合う時に上映している映画館を探して探して行ったのですが、特典配布開始日には新宿は満席だったし、すごい人気ですね。
その上更にまだ9日に舞台挨拶をするとは…
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— FANTASTICS from EXILE TRIBE (@fantastics_fext) April 30, 2023
劇場版 美しい彼〜eternal〜
大ヒット御礼舞台挨拶#八木勇征 登壇決定💐
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大ヒット御礼舞台挨拶
[清居編]
◎日程:5/9(火)
◎場所:TOHOシネマズ 日比谷
①18:00上映回 上映後
②21:00上映回 上映前https://t.co/we5HRMBXx6@utsukare_mbs #美しい彼#FANTASTICS pic.twitter.com/uRpnyxwkTE
とてもチケットが取れる気はしませんが。
この2週間くらいの間に、マンガ版2冊読んで、ドラマ観て、原作小説4冊読んで、という、何だか順番がおかしなハマり方になってしまいましたが…
何となくBL実写化って寒くなりがちだから、ホントにそんなに良いのかな?とドラマを後回しにしたんですよねぇ。
でも、ドラマは程良くキレイで、丁寧で、キャラも魅力的でハマったのです。

「美しい彼」ドラマとマンガのネタバレ感想~萩原利久の演技力でヒットした?
同僚がドラマ「美しい彼」にどハマりしている、と言っていたので、何となくマンガ版の方を買って読んでみました。美しい彼(1) マンガ版はまだ2巻までしか出ていず、「で、この先は?」というところなのに、3巻発売は今秋。ドラマ配信はHuluやU-NEXT限定らしい、と聞いていたのですが、Netflixを見たらシーズン1だけ配信になっていたため、早速観てみました。そうしたら、マンガとはエピソードの順番がちょっと違っていたり、端折ら...
が…
何でドラマより映画の方が、安っぽく雑に、いかにも腐女子狙いシーン切り取りみたいになっちゃってるの⁉︎
これは実写化あるあるですが、ドラマと映画と小説はちょこちょこ違いますね。
原作を後から読み、ドラマの方は実写化にあたってこのエピソードをこっちに入れて、ここは削って、ここは変更して、こんなオリジナルで入れて…という作業を、かなり綿密に齟齬が出過ぎないように調整したことが分かりました。
全く原作通りに実写化していたら、単に腐女子ウケだけを低予算で狙っていたら、ここまで「もっと観たい」とは思わされなかったでしょう。
ま、清居が自分の携帯番号をマジックで平良の手に書く、とかは、いかにも過ぎるドラマオリジナルだったけど。
花火大会のシーンを自宅での花火会に変えたり、とかも実写化あるあるの苦肉の策ですね。
ただ、ドラマを観ていて「清居って、元々ゲイの自覚あるんじゃないの?」と思っていたのですが、ドラマのセリフ内には無かったのに、小説ではシッカリと中学生くらいの頃から自覚していたし、劇団仲間等に公言していたため、
あー、セリフにしなくても、伝わるような演技や演出にしたんだな
と思いました。
シーズン1のラストで付き合い出す前から、平良が清居にそっち面のご奉仕をしていた、というのもドラマで省かれていましたが、そこはまぁ無くてもストーリーとしてはブレていませんね。
「俺とこれだけのことをしているのに、なんで平良は『清居はキング』と思って恋愛対象にしないのか?」
と清居が頭を抱える様子は、別の形で表現されていましたし。
双方のモノローグがかなりドラマでカットされている分、そこも演出や演技で匂わせていたなと思います。
原作を読んで驚いたのは、平良は友達の小山と正式に付き合うつもりだった、というところ。
ドラマでは、小山から告白されて速攻で振るまでは、平良は確信していなかったみたいだし。
でも、そこをカットしても、
「清居を恋愛対象と思うなんて烏滸がましい。
小山は良いヤツで、等身大で側にいられる。
でも…心から惹かれるのは清居だけ」
という平良の気持ちはドラマで描かれていたし、そんな平良の思考回路に清居がイライラして苦悩するところもキチンと分かる構成でした。
やっぱり、そのまま実写化したら、ご都合主義過ぎるというか、いかにもなBLになっちゃうし…
とドラマを観て、原作も読んで、バランス良いと思ってたのに…!
映画の清居、平良以外に強気な発言全然しないし、もじもじうじぐじ…とすぐ泣いてばかり。
ちがうー!
キッパリ言う時は言う、でも常識人で、かつ愛されたい甘えたい欲ある美しい彼、が清居だったじゃん⁉︎
ちゃんと2巻読んでても、何故その解釈になっちゃう??
「こういう映像やシーンって、映画だとエモいよね。
そのシーン入れるためなら、設定がブレても良いか」
という、邦画あるあるなダメさ出ちゃったなぁと思います。
ドラマは良かったのに、映画になると張り切り過ぎて空回り…ってよくありますもん。
でも、1番嫌だったのは、清居を助けに現れた平良のシーン。
あそこのシーンに駆けつけた安奈を入れなかったせいで、清居が
「彼氏から『うるさい!さっさと行け』と彼氏に言われたら、置いて逃げてしまう男」
になっちゃってた…
いやいや、まだ足を縛られたままで動けなかったけど、安奈に手の拘束解いてもらった後慌てて自分で足の拘束を解いて
「そうだよね、好きな人を置いて逃げられないよね」
と言われる、あの男気ある清居はどこへ?
赤いリボンで縛り上げたらエモい、と思って、そちら優先しちゃった?
平良の家の設定が原作と実写で違うな、とは思っていましたが、結局引越し先のマンションが決まらず、しかも「男同士のルームシェアは嫌がられる」という設定を足されたのも嫌でした。
で、従姉が結局「2人は友達じゃなくて恋人なのね。じゃあ、私は息子と暮らす家を他に探すわ」とさせてしまうなんて…
そのおかげで、2人はそのまま一軒家に暮らし続ける=高校も近いから忍び込め、高校時代にしたやり取りを繰り返しながら回想を挟む…
うん、コレはもう、キッパリとこれで実写化は完結、とするためのラスト設定だな、と思ったので、もう続編は出ないと思いました。
病院から抜け出し、鏡の前でやる、というエピソードを改変して入れるため、お風呂に一緒に入っての濡れ場にしていましたが、ああいう古民家のお風呂場で壁がラブホみたいに鏡になってる、というのも無いわぁ…
じゃあ布団カバーの中でそのままいたすエピソードはそのまま使うかと思いきや、そこは平良がカメラマンとしての未来に悩んでしない、に変える。
平良が1人で悶々としていて、清居にキチンと話さない、というのは確かに原作でもありました。
が、清居はそこで拗ねて泣いてるだけ、の男じゃないだろうー。
しかも「安奈にスキャンダルがあったから、清居も気を付けないといけない。だからしばらく離れて暮らす」という、「清居がゲイなのは隠さなきゃいけないこと」という設定を足したことも、私的には不満です。
それって「BL小説と違って、リアルだとゲイって隠さなきゃいけないこと」という前提になってますよね?
原作だと、清居がゲイなのは社長も知っていて、平良とも会った上ですんなりと事務所が用意したマンションに引っ越せたのにね…
で、社長もそっちの気がある、というニュアンスを出すために、実写化だと社長をオネェ風にしたんでしょ?
それ、ゲイ=オネェキャラ、というステレオタイプじゃん…
ここまで丁寧に描いてきた世界観、どうしちゃったの?
この先も実写化を続ける可能性があるなら、平良はちゃんと安奈とその彼氏と清居の3人を撮影し、それが雑誌掲載されて喜ぶという、原作ままのラストになったと思います。
そうしたら、2人が成長していってるのが分かるし。
でも結局、映画では平良は清居しか撮らなかった。
清居が賞のスゴさにピンときていないシーンとかも、単なる世間知らずみたいになっちゃってたなぁ。
キングらしいところが無く、ただ彼氏に甘えて、助けられるヒロインの清居をスクリーンで観るのは、正直残念でした。
泣いてる安奈にもキチンと言葉をかけられないし…
高校で「老けた気がする」とか言う清居も、何だか残念。
清居って確かに受けだけど、平良がストレスで吐いた時には水持って駆け付けてドアを開けようとしたり、安奈カップルの撮影に怖気付く平良を叱ったり、ワガママに甘えたり嫉妬したりもするけど、「俺も男だ」というプライドがあって、そこが好きなんだけどなぁ。
キレイな顔して口が悪い、でも優しい、というバランスが、平良と付き合い出したらグズグズになってしまった、という実写化の終わり方は、解釈違いです…
カメラマンの野口が、原作だと「若い頃は風景写真を撮っていたけど売れず、今は商業カメラマン」なのに、実写化だと風景の写真集を当時出していた設定なのも頂けません。
いやいや、売れてないと風景写真集出せないし…
その後成功したから、初期のものも出版になった設定?
風景写真じゃ評価されず、ポートレートにしたら売れっ子カメラマンになったけど、でも若い頃の自尊心や挫折を思い起こさせる平良と出会い、彼を後押ししようとする、というのが良いのになぁ。
まぁプロのカメラマンで、人物も風景も撮る人は多いけど、この作品内だとパッキリ分けているのがポイントなのでは?
そもそもドラマの時点でも、高校時代に平良に自分の家族構成を語ったり、吃音が病気と知って気まずそうにするシーンを「金木犀の話をする」に置き換えたり、実写化としてはキレイで良いけど、徐々に清居が平良のことを知っていく過程がすっ飛ばされた感はちょっとあるなと今は思います。
でも、それでもブレないキャラ設定だなと思っていたのに、まさか映画でブレてしまうとは…
実写化ではストーリーは完結していますが、原作はまだ続いています。
3巻は「清居が役作りのために20kg太る」という内容なので、まぁ実写化はそもそも無理でしょう。
あくまでも、お互い孤独感を抱えていて、そこを埋め合える相手に出会えた、というのがポイント。
そこは既に、実写化でキチンと語り切られています。
清居のキャラも原作よりドラマの方が圧倒的に可愛い方向に振ってるけど。
そこは、そうしないと映像上分かりづらいからだと思いますが。
平良の両親との会話を従姉妹とのものに変えたり、と、シーズン2と映画をリンクさせるために設定を変えたりしているのもあるし、高校や大学の学年を変えたり、モブを減らして小山とか他のキャラにそのセリフを言わせる等していて、簡略化しつつポイントを絞るこの作業、脚本家さんは大変だったでしょうね。
最後の最後、映画までキチンと貫いて欲しかったなぁ、と思いました。
あ、文句ばっかり言ってますけど、映画オリジナルでも「平良が押し入れに清居のグッズ祭壇を作る」は面白かったですよ!
「実物がここにいるだろ!」と清居が言っても、平良はあくまでもファンの1人だと自分を思ってる。
それは、安奈のストーカーとなってしまったファンとの落差が分かりやすくなっていたと思います。
あとゲリラ豪雨のシーンは、海でだとタイミングが難しいから滝に変えたのも、映像としてはとてもキレイで良かったです。
元々仁村紗和が好きだったのですが、このキャスティングに合ってるなぁと思いました。
でもそれだと、「このメインカップル以外に、このキャラも好き」みたいなファンには響くけど、実写化から入ったファンは肩透かしになる…
あくまでも俳優二人の絡みが好きな人は、これからは配信なりフォトブックなりで永遠に楽しむのが良さそうですね。
平良はカメラマンとして、清居は役者として、お互いプロとして切磋琢磨し合うのも映像で観たいとは思いますが、そうなると、他のプロカメラマンに平良が受賞出来るレベルの写真を撮ってもらう、とかが必要になるよなぁ。
清居の役者としての成長は、映像で伝えるのは難しい。
褒められてる、拍手喝采されている、とかでないと、分からないし…
実写化の続編を望む声も多いみたいだし、気持ちも分かる!けど、ここで止めた方が妄想力を掻き立てられるのも分かる…
大体、実写化なんて原作通りずっと続かないことの方が多いですしね。
確実に続編を匂わせる終わり方だったのに、とんと続編が出ない実写化のなんて多いことか…(ジョジョはその典型ですかね)
マンガの方は原作に忠実だから、腐女子はそちらをこれから楽しんでいくことになるのかな。
ドラマファンで、原作にも手を伸ばしたら濡れ場が必ず入ることに抵抗感を持った人もいるみたいだし、この辺りは難しいなぁと思います。
萩原利久くんと八木勇征は映画で割と濡れ場頑張ったと同僚から聞いてたけど、確かに映画はチラホラ濡れ場がありましたが、キラキラさせて誤魔化そう感がいっそ恥ずかしかったです…
ならいっそ入れなくて良いよ?
ライアン・マーフィーのゲイものドラマ観まくってしまってる身には、花びらや布でキラキラさせた中で男2人がいたしてる映像って、エモいというより鳥肌的に寒いのよ…
少女マンガでキスシーンに花びら舞う、みたいなさぁ…
ま、このシリーズは、平良と清居は濡れ場の時だけキャラが変わるのがBLポイントとは言え、やってることはファンタジーだとは思います。
いくら若いからって、そんな立て続けには無理無理…
あと、原作も既にもうある程度ワンパターン化しちゃってるし、そこ追求すると実写化じゃ別枠になっちゃう。
「きのう何食べた?」でも、よしながふみは雑誌はあくまでもストーリー、濡れ場は同人誌で描いていて、男性誌への配慮してますしね。
そこまで見たい人は見れば良いけど、2人のホッコリする関係性だけ見たい人は手を伸ばさなくて良くする、という配慮は、表現の自由の中でも棲み分け大事、というポイントなのでは。
私は「…そこまでは、実写化で観たくない…」と思う派です。
だからって、とにかくキラキラの若手イケメンがキャッキャしてるだけのBLはつまらない。
なんだかんだ言って、私は「美しい彼」という作品は結構好きです。
ところどころ「うーん…BLお約束のご都合主義…」と思うところはあるけれど、清居が健気で可哀想で可愛くて良い…
ポイントが全然違う作品だけど、くらもちふさこの「花に染む」の陽大と花乃の両片想いっぷりを彷彿とさせられましたね。

圓城陽大(くらもちふさこ「駅から5分」「花に染む」)再考察ネタバレ感想
私の中に定期的に「くらもちふさこ熱」がやってきます。彼女の漫画はほぼほぼ全て読んでいて(但し「ポケットにショパン」頃より古いのは読んでません)、単行本や文庫版で集めていましたが、引っ越しのタイミング等で捨ててしまい、その後改めて電子書籍で買い直していました。でも「駅から5分」と「花に染む」は読み終えてからあまり時間が経っていない感覚だったので、まだ電子書籍を買っていなかったんです。駅から5分 1【電子...
あちらは男女だし、テーマが違うんですが、神格化しているから自分は恋愛対象じゃない、と頑なに思い込んでいる花乃のことを思い出しました。
ただ、清居と違って陽大はめちゃくちゃ花乃に優しいし、花乃は「憧れているけど、対等でいたいし、傷付いている陽大を支えたい」と思っているけど。
でも一生懸命に自分を神格化してる相手に歩み寄って欲しくて頑張る感じ、それが相手には全くピンときていない感じが萌える…
イケメンの方からグイグイ来られる、というのが皆んな憧れ設定になるよねぇーと思います。
で、イケメンもコツコツと努力し続けていて、調子に乗ってないところとかも良いよねー、と。
清居の場合は、自分が美形なのは自覚しているけど、それは親の離婚で会わなくなった父親似だからなので、他の家族と似ていないことがネック。
陽大は自分に好意を寄せる従姉の雛にソックリだし、向こうも弓道の強者なので、唯一無二ってわけではない。
で、自分に対して他の誰よりも見返りを求めずに側にいようとしてくれる人を特別視する。
ベタな設定になりがちなファンタジーな流れだけど、他のエピソードを絡ませると良い!
「美しい彼」の場合は、平良が実は髪型や服装を変えればイケメンという、「眼鏡を外したら実は美少女」的な少女マンガ設定もありますが。
あと、花乃はキモくないしね…
平良は家柄も良いし、親から大事にされてるし、大学で友達も出来て、カメラマンの師匠も出来て、恵まれまくり。
ただ、孤独感の描写とかは良いなぁと思いました。
クール系の清居が、周囲が引くほど嫉妬深いところを見せたりするのも可愛いですねー。
失敗しても卑屈にならず前に進もうと努力するし、悪気無く拒絶の言葉を口にする平良にショック受けたりするし、常識人のちゃんとした子なのに…
平良へのイジメも、加担していたようで止めてもいたし、「コレをやるのは人としてダメ」という基準がシッカリしてる。
原作で社長が「あそこまで人に努力を見せずに頑張り続けるメンタルを持っているのも天才」と言わしめていて、「天才カメラマンと、天才役者カップル」として周囲にこれから見守られつつ、互いに切磋琢磨していくんだろうなぁ。
ま…現実でもそういう同性婚しているカップルはハリウッドだとチラホラいますが。
そこを描き続けると、結婚とか養子を迎えるとかも出てきそうなんだけど、まぁこの作品だと「美しい彼」というタイトルのテーマとズレてリアルになり過ぎるから、ホワッと未来に余韻残す終わり方が良さそう。
BL作品だと、女性キャラはやたら物分かりが良過ぎる、というのが前々から気になっていて、最近そういう作品減ってきたかなぁと思っていたのだけど、「美しい彼」は最後の最後、映画でそれをやってしまったのが残念だったなぁ。
色々考えると、この作品の実写化はこれが最後、で良いかと思います。
だからこそ、番宣も腐女子狙いなサービスたくさんしてるのでは?
また萩原利久と八木勇征が、全然違う作品で共演する、という方が楽しそう。
一時期の北村匠海と新田真剣佑みたいに、やたらと共演しまくって仲良しアピール売り、みたいなのはしない方が良いと思いますが。
ああいうの、最初は楽しいけど、段々と「またか…こういうやり方したらファンは喜ぶと思って狙ってる企画、お腹いっぱい」となるから…
「現実でも、萩原利久と八木勇征が付き合ってたら良いのに!」
と思うファンもいるそうですが、何だかそれはそれで…難しい感情ですね…
そういう色が付くことを嫌がる役者がいるのも、分からなくもない、かなぁ…
私がチラッと読んだインタビューは、2人とも本当に普通に仲良さそうで、でも公私混同はせずにいる感じで、好感度高かったです!
原作の中の2人とは別物で、平良なら絶対清居にやらない対等な距離感が見られるのは面白い。
あくまでもBLはファンタジーだなぁ、と改めて思いました。
ドラマはすっっっっっごく楽しめてるんだけどなぁ。
映画館もファーストデーなのもあるだろうけど、席が7割くらい埋まっていてさすが人気だなと思いました。
個人的には、うーん…という気持ちで映画館を出てエレベーターに乗る時、満面の笑みを浮かべたおじいさんが嬉しそうに聖闘士星矢のパンフレットを抱えていて、元新田真剣佑ファンとして何とも言えない気持ちになりましたね。
いやぁ、聖闘士星矢の映画はSNSでの評判が微妙で、「マリオを観終わった子どもたちがキラキラして見える…」なんて言われていましたが、私はまさかの「聖闘士星矢を観終わったおじいさんがキラキラして見える…」を味わうことになるなんて…
まぁそこそこ混んでいる映画館でBL映画を観る、というのが恥ずかしくて冷静になってしまった部分もあるため、劇場版の美しい彼もまた配信で観たら感想が変わるかもしれません。
副音声付きもやっぱり経験してみたいんだけどなー。
もし舞台挨拶付きにチャレンジして、チケットが取れたらもう1回観たい、けど…でも…そういう特典的なものが無ければ、もう一度観るのは厳しいかな、という感想です。
自宅のテレビで観るのと、スクリーンで観るのって、やっぱり違いますね。
八木勇征ってめっちゃくちゃキレイ〜!と思っていたけど、スクリーンだとやはりゴツっと男らしいなと思いました。
彼の3年前くらいの写真を見ると全然別人みたいなので(でもパーツ自体は今と変わらないから、整形とかでは無いと思います)、キレイな受けキャラをよく丁寧に演じられたなぁと関心するし、萩原利久くんはやっぱり上手!
映画だけ…映画だけが…私の解釈と違った…というのが残念でした…まぁ私の中にある程度思い込みが出来ちゃってるせいなんですけどね…
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