高齢親の大腿骨骨折から人工股関節全置換術、手術立ち会いすべき?
先週からXにブツブツ書いていましたが、今回の経緯をまとめておこうと思います。
月曜昼、母から
「父が土曜日に駅で倒れ、救急で運ばれて大腿骨骨折と分かった。
兄は日曜朝に身元引受人のサインと説明を聞きにきて、昼には帰った。
人工股関節全置換術の手術は明日火曜の朝9時からだから、家族の立ち合いは8時半集合。
病院は現在面会禁止となっている。
兄は明日は来ないはずだ」
という旨のメールが届きました。
明言されていないけど、それは私に
「明日会社を休んで、朝イチで新幹線に乗って病院に来てくれ」
と言っているのも同然な内容に、
「だったらせめて日曜日に連絡しておけよ!」
と怒りが湧きました。
こちとら何日までにどの案件を提出、入稿、修正、などスケジュールに合わせて時間配分を決めて日々働いているため、比較的前倒しをして作業をしているとはいえ、前日にいきなり他人に引き継げない案件だってあります。
それを、半日で何とか出来るだろ?兄は男だから簡単に仕事は休めないけど、女なんだからお前は休めるだろう?と思われているわけですよ。
いやいやいや、仕事に男も女も関係ないからな⁉︎
周囲の兄持ちの人らに話すと
「あー、親ってそう思ってるよね。
長男が最優先で大事だけど、妹はどうとでもなると思ってるものだよ」
と同意されつつも、とにかく休んで行った方が良い、と説得され、提出前の案件をやっている女性上司に
「明日急だけど父の手術で休まなきゃいけなくなって」
と話しかけたら、普段は愛想の良い親しくしている人なのに、珍しく冷たい声で
「休むって言われたら、そう、としか言えない」
と言って話を打ち切られ、どんな内容の手術かも聞こうとしてこなくてビックリ。
「そんな、好きにすれば、みたいな言い方って…」と言ったら
「だって仕事のスケジュール的には困るけど、ダメだと言えないから」
とこれまた不機嫌そうに言われたのですが、私はその案件に関してはそれなりに祭日を挟むこともあってかなり早目から手を付けていて、後送原稿がパラパラとスケジュール無視して届くのにも対応はしてきていたつもりなんです。
提出ギリギリまで放置していたわけでも、ダラダラしていたわけでもないのに、その態度は無くない⁉︎というか、普通どんな内容の手術か聞いたりしない?と思いました。
それに私も、母から兄より後回しにされ、直前でも休めると思われていることにイライラもしていて、爆発寸前。
それでも各所に「明日休みます」と連絡し、母に「8時に新幹線で着くようにする」と返信すると
「ありがとう。でももっと早く着けない?」
と返ってきて仰天。
元々の予定でも6時に自宅を出る予定にしていたのに、それより早くとなると4時半起きで5時過ぎに出発になるんですよ…
なので体力的にも厳しい、と定時に帰宅し、その前に予約していた自分のかかりつけ病院に向かっていたら、母から電話がかかってきて
「父の心臓の調子が悪くて、明日の手術は中止となった」
と言われて、またまた徒労感満載に…
慌てて上司達に「スケジュール変更となったので、明日は出社します。有給申請も取り下げます」とメールし、その後会った医師(知人なのでプラベの話をする仲)に状況説明をして見解を聞きました。
救急を担当していたこともある人なので
「あー、救急はすぐに患者を出したいから手術を決めたけど、直前の麻酔医が止めたんだね。
外科が担当医やオペ室の準備計画を立てても、麻酔医が止めたら全ての計画が崩れるんだよ。
多分この後かかりつけ医からのデータ取り寄せ、オペ室や執刀医のスケジュールの打ち合わせ、経過観察をしていくけど、手術自体は1週間後でも大丈夫なものだから、来週にはやると思うよ」
と言われた上に、高齢者の大腿骨骨折の内容、人工骨にするとどうなるか、等も聞きましたが、これは本当に人によるみたいですね。
医者としては、1トンの衝撃にも耐えられる骨盤にする手術をやるものだそうです。
周囲に聞いても「大変な手術」「リハビリが大変」「祖母がやったけど、別にお母さんだけ立ち会えば良い程度じゃない?」と、反応は様々でした。
ちなみに病院の面会禁止は、その病院で年末年始辺りにコロナのクラスターが発生し、大量に感染者が出てまた面会禁止が始まったのがまだ解除されていないから、とのこと。
他の病院では、今は面会禁止してないところがほとんどですが、ニュースにはもうならなくてもクラスター対応は続いているようです。
とりあえず、今週の手術は無いんだな、と思っていたら、翌日火曜日に「心臓の状態はともかくとして、金曜日の午後に手術が決まったけど、その分危険度は高いから来て欲しい」とメールが来ました。
さすがに精神的に疲れ果てた上に、推しの八木勇征は文春砲で熱愛発覚してファンは大騒動中…
とてもじゃないけど休日出勤する気になれず、水曜は休み、木曜に仕事を片付けて金曜日に休みを取ることにしたのですが…
前述の最初に嫌味っぽいことを言ってきた人には、火曜日の時点で「木曜までにここまでやる、ここは来週提出に伸ばす」と話し合っていた部分もある程度まで進めておいたところ、定時過ぎに
「全部終わらせるために、残業しても良いんだけど?」
と笑顔で言ってこられました。
え…⁉︎私、これでも事前に打ち合わせで決めた以上のところまでは進めてますよね?
残してるのは原稿が届いたのが5日遅れ分だったところなんだけど⁉︎
思わず「私明日手術立ち合いで、遊びに行くんじゃないんですけど⁉︎」と言ったら「そんなの分かってるよー」とムッとした口調で言われてビックリ。
この時点でみなし残業の時間になっていたため、それより遅くまで残業するということは22時まで残業して翌朝7時台の新幹線に乗り、半日手術立ち会いをすることになるわけで…体力的にキツイ!
いや、普段はそんな人じゃないんですよ。
その人より上の立場の人たちは既に退社していて、帰り際には「明日、気をつけて」とか言葉をかけてもらっていました。
この人だけは、何だか今回の手術立ち合いへの不満をあからさまにしていて、謎でした。
別件の仕事も
「これ今説明する?月曜にする?」
と言ってきたのですが
「危険度が高いと言われている手術の立ち合いに行くのだから、そこで父が死んだら来られませんよ」
と言うと、またムッとした顔をして
「そんなこと言ったって仕事なんだから」
と返され、本当にどうしちゃったの?状態。
ちなみにそれは、私でなくても出来る内容の仕事です。
また普段から他の人がいっぱいいっぱいな時は私も手伝いはしています。
でもその人は既に両親を亡くしているから、もしかしたら
「私は両親の手術や葬儀の時も仕事を優先したし、自分の体力や気持ちは考慮しなかったのに」
というような気持ちがあったのかもしれませんね。
もうそんなことにこちらもイライラしたくない、というか、母もパニックを起こしているし、本来立ち会わない予定だったはずの兄も来ることになったので、何だかなぁと思いながら翌朝新幹線に乗りました。
「JTBずらし旅」で前日予約をしたら、少し早めの時間のグリーン車しか空きがなく、予定より45分前に新幹線は到着。
往復18,000円ちょっとで日帰りの指定席新幹線の予約が出来て、クーポンも付くのでとてもお得!
⚫︎日帰り往復または片道でJR・新幹線利用のお得なツアー
ただ、母との待ち合わせ時間まではお茶して時間を潰すと伝えていたのに、母は30分前に向かってきて合流となりました。
この時点で10時半。
昼ごはんを食べてから12時半までに病院着、と予定していたのですが、駅近辺ではまだカフェ程度しか空いていませんでした。
まぁ何でも良いけど、どうせならずらし旅のクーポンが使え、更に空いてる店は無いか?と私が提案しながら母と話しているうちに、どんどん母の機嫌が悪くなり、口調がキツくピリピリし出しました。
あー出た出た、このノリに疲れるんだよ…
いちいち喧嘩腰な言い方をしてくる母に
「もう何でも良いから」
と言ってもキーキーし始め、「そんなキーキー言わないでよ」と言っても「仕方ないでしょ!こっちはずっとロクに眠れずに過ごしてるんだから」と開き直り、ついには「もう帰って良い」と言って私を置いて歩き出したので、私の堪忍袋は破裂。
わざと周囲にも聞こえる大声で
「こっちは会社で嫌味言われながら休んで来てるのに、何で帰れとか言ってんの⁉︎」
と怒鳴りつけたのですが
「あーそう、だったら帰れば?」
と返してきたため
「既に休んで今ここにいるのに、今から会社に行っても意味ないことも分からないの⁉︎」
と更に怒鳴りつけました。
周囲にいた人達、私のことヤバいやつだと思ったでしょうねー。
母も「あんたは頭がおかしい」と言ってましたが、これには過去の積み重ねがあります。
以前父の手術後のお見舞いに兄と兄嫁が行った時、気の利かない兄に母がブチ切れて
「もう帰って良い!」
と言ったそうなんです。
普段兄は親には「何を言っても無駄」という感じで怒りの感情を出さない人ですが、その時はそのまま売り言葉に買い言葉で帰ろうとしたそう。
でも兄嫁は兄に「帰ろう」と言われても椅子に座り続け、「ここで帰ったらダメ」というのを態度で示したそうです。
なんてよく出来た嫁…いつも大人しくてオドオドした控えめな人なのに、義実家の揉め事でも何とかしないと、と思ってくれたんでしょうね。
こんなことがあり、兄は益々実家に帰省しなくなりました。
母は自分が原因なのに、帰省しない兄に不満を持っています。
そのくせ、父の手術連絡は私には2日遅れで伝えてくるっつーのがさぁ…同情する気無くなるのよ、こっちも。
とりあえず、私は「こんな気分でもうご飯食べる気にならない!病院に向かえば良い」と言い、電車とバスで予定より1時間半早く病院に着きました。
バスでも、まだ停車していないのに母が席を立とうとし、私が動かないことにキーキー言い出したため、またも周囲に聞こえる大声で
「まだバスが停車してないのに立ち上がったらいけないのが分からないの⁉︎
そうやって停車前から慌てて動こうとする迷惑な年寄りはいっぱいいる。
停車するまで動くなってアナウンスに従えない、自分のことしか考えてない年寄りは迷惑なんだよ!」
と怒鳴りつけ、これをダメ押しとしておきました。
ここまでしたら、兄の前でまた「帰れ」を言い出して揉めないように出来ると思ったのです。
母に気を遣ってやるより、この先頼りになる兄を親から更に遠ざないようにする方が、高齢者の親を持つ妹としては大事なポイント。
手術時間までは売店のイートインスペースで時間を潰せると看護師さんが言っていたのでまずそちらに向かい、検索したら近くに飲食店がいくつかあったので、私はそこでラーメンを食べることにしました。
母は「病院の周囲にご飯を食べられるところが無い」と言っていたのですが、ググるといくつもありましたねぇ。
その後、兄と合流した母から立ち合い場所のフロアを知らせるメールが届き、私も合流しました。
兄は時間通りに着いたと思ったのですが、本当は1時間前に着くつもりだったけど、事故渋滞で遅れていたそうです。
母がトイレに立った時に
「あの人、ピリピリしてるでしょ」
と兄に言ったら、ウンザリした声で
「もうずーっとあんな感じでピリピリして、溜息ばっかりついてるよ」
と言っていたので
「前にもお兄ちゃんにそれで帰れとか言ったって聞いてるから、さっきピリピリしてあたるなって怒鳴りつけておいた」
と正直に言いましたが、ま、本当は兄は、母だけでなく妹の私も父もカッとなりやすい性質なのにウンザリしてるのには気付いていますよ…
その後は3人で雑談をしながら手術開始時間を待ったのですが、前の手術が遅れていて1時間半そのまま待たねばならなくなりました。
「あとどのくらいかかりますか?」
と母が看護師さんに聞きに行ったりしてたけど、でもこれは仕方ないですよね。
前の人がどんな手術をしているか分からないけど、タイムスケジュールではなく、処置を優先して医師たちは動いているのだから。
知人医師からも「どうしても執刀医達が心臓手術後に開いた肋骨を元通りに閉められなくなり、休暇中のゴッドハンドと言われる医師に頼み込んで来てもらったら、ゴッドハンドはパタッと一瞬で閉じたという伝説がある」という話を聞いたことがあります。
医者の技術も、患者の状態も、ケースバイケース。
面会は禁止だけど、手術室に向かう前のベッドに寝かされた父とは少し話せて、手術内容も少し説明を受けました。
結局、全身麻酔ではなく、局部麻酔になったとのこと。
全身麻酔で心臓が危険と言われたのはなんだったん…
となったけど、直前の血圧が下がっていたので大丈夫になったとかで、高齢者の高血圧ってこんな風に影響するんですね。
手術室入り口までは1人だけ入れるということで、エレベーターには母だけ乗りました。
なので兄に「お昼ご飯食べに行ってきたら?」と言ったら、母がまだ戻っていないから
「戻って来るまで待つよ!」
とイラッとした口調で言われてビックリ。
母が戻って来てから兄は食事に出掛けて行ったので
「お兄ちゃんもピリピリしてるね」と言ったら
「そう。今まであんな態度取られたこと無かったのに、ちょっと言い間違いしたらキツい口調で訂正してきたりされた。
あんな子じゃ無かった、反抗期も無い子だったのに。
ずっと我慢する子に親がさせてた」と母が返して来ましたが、母の言う「親」は自分ではなく父のことを指していたはずです…
ただ思い返すと、兄は幼少期は私に優しかったけど、中学生になってからは冷たい態度を取ったり、手はあげないけど怒られたりはよくしていたんです。
だから「お兄ちゃんは妹には昔からあんな態度だったよ」と言うと、母は全くそれに気付いていなかったそうです。
いや、親の前でも私に怒ることあったと思うけどなぁ。
5歳離れているので、思春期の兄が口数が少なくなり、怒ると冷たい声になったり、話しかけても素っ気なくされる、を私は小学校中学年くらいから味わっていて、でも優しかった兄の記憶があるから変化に戸惑い続け、今に至っているんです。
その後進学で離れてからは、兄はたまに会う親戚の人、くらいの感覚になっていました。
だからすごく仲悪くはないけど、仲良くもなく、私は割と彼に気を遣っています。
性格が全然違うし、思っていることを嫁にさえ言わない人らしいので、よく分かんないですよね。
結局、3時間程度かかると言われた父の手術は2時間半で終わり、手術室出口で執刀医からレントゲン写真のコピーを渡されながら簡単な説明を受けました。
レントゲンを見ると、記事上部の写真のようにチタン製の球体に棒の付いた金具が股関節の部分に嵌め込まれていました。
「これ、火葬した時に燃えずに残るものなんだなぁ」と、口には出さなかったけど思いました。
医師の説明によると
「内股に歩くと、脱臼のように外れることがあります。
その際は痛みが出るけど、病院でハメ治せることが多く、手術まですることは稀です」
とのことでした。
この先は3週間までしか入院出来ないので、3ヶ月ほど入居出来るリハビリ施設を探さないといけません。
まだ母が情報収集中なのだとか。
空き具合や評判によりますが、先日父親を亡くしたOBに話したら
「緩和ケアのところを探した時、新しくてキレイでここは良い、と思ったら最悪だったから、クチコミをよく調べるのが大事かもね」
と言われたので、なかなか難しそうですね。
医者は事前に最悪の事態を説明していたようで、母曰く
「リハビリしてもうまく歩けるように戻らなかったら車椅子生活になって、要介護認定になる可能性がある。
そうなると今の家にそのまま暮らすことは出来ない」
とのことで、こればかりはどうなるか分かりません。
また、大腿骨骨折をした原因は不明のままとなっています。
飲み会の帰りに駅で倒れた、と最初に聞いたので
「酔って階段から落ちたんだろう」
と思っていたのですが、そこまで飲んでいたわけでもなく、本人は「転んでいない」と言っているのだとか。
だから、脳貧血を起こして倒れたせいで、その記憶が無いのかもしれない、という仮説も出ています。
駅のカメラを見たら分かるかもしれないけど、そこまで調べることは出来ませんね。
そして、もし完全車椅子生活となってしまった場合…母は兄に「金銭的援助を頼むかもしれないから」と既に言ってしまっていると聞き、ゾッとしました…
ごめんお兄ちゃん…妹は兄より稼ぎが少ない上に、推し活とかしてて全然貯金無い…
兄は倹約家だから貯金はありそうだけど、親の分までは考えていなかった可能性が高いんですよね。
父は天下りまくって平均的なサラリーマンより長期間働いていて、更に専門知識を使ったバイトもまだしています。
そのバイト先の人との飲み会帰りに倒れたので、付き添いもそこの人たちが救急車を呼ぶまでしてくれていたため、老後の貯金は十分あるかと思ってたんだけど…
母が海外旅行とかしまくってたせいでは?
この先どうなるか分からないけど、兄妹で揉めたくない、が私の最優先事項。
ということで、今回は来ていなかった兄嫁用に買っておいたお菓子を渡しておきました。
これからお見舞いとか来てもらうことになりますしね。
ピリピリしていた兄も、手土産を渡したら態度が柔らかくなったから、ホント用意しておいた私、グッジョブ!
私の周囲では、男女共に親の介護を配偶者に手伝ってもらっている人はいません。
時代の変化かもしれませんが、夫が自分の親の介護を嫁に任せる、というのはしないんですよね。
なんで?と聞くと「自分の親だから」と言われます。
ただ、姉や妹が実家側に住んでいる、同居している、とかで任せている人はいますが…
親の介護のため、妻子を残して自分だけ親元に戻ることにした、という男性もいます。
子供の進学の都合もあるようですが。
OBも兄妹3人だけど、リモート出来るし長男だから、と1人で3ヶ月ほど実家に戻っていたりしました。
我が家は…兄は私が実家に戻ることを望むかもしれないけど、大揉めすることも想像がつくから、そうしろと言ってこないだろうとは思うけど、自身が親と同居は考えないはず。
転勤族ですしね。
父が車椅子生活になるのも、母を残されるのもキツいよぅ。
手術待ちの間、車椅子の高齢者の方々が皆んなでリハビリ体操のようなことをしているのを見ました。
ただボールを手渡すとかで、看護師さん達は子供に話しかけるような口調でしたね。
自分で車椅子を動かしている方が多かったけど、すれ違いや方向転換に苦労していたり、ボケているのか不思議な行動(椅子や机を何度も動かす、戻す、動かす、をしているけど、片付けたいのか何なのか分からない感じ)を延々としている方もいました。
ボケた伯父伯母のお見舞いは行ったことがあるけど、私には介護は無理です。
偶に会うのと、一緒に暮らすのは別物。
OBのお父さんみたいに特殊詐欺でお金を騙し取られたりされたら、よりキツい!
問題は、両親が「子供が親の面倒を見るのは当然」と自ら言う人だってことなのよねぇ。
いやぁ、アンタらは親に仕送りしてたとか言うけど、高度成長期だった上に、今の私の年齢より若いうちに死別してたじゃない?
もう私も兄も若くないのよ…
OBの実家はお父さんが倒れてすぐに売却手続きをし、速攻で売れたのでそのお金で病院や施設のお金を払えるようにしたし、その後すぐ亡くなったので金銭的負担は無かったようです。
それでも度重なる帰省はお金がかかるので、高速バスを使ったりしていたそうですが。
私も今後は時間がある時なら高速バス利用にしようかなぁ。
周囲でどんどん介護の話は増えていて、その中についに仲間入りしそうで怖いです…
私は兄と愚痴り合えない分、遠方の従姉妹に話を聞いてもらっていますが、この先は一人っ子で従姉妹もいない、という世代が増えるかもしれませんね。
ただこれだけのことでも、私のメンタルはもうボロボロです…
しっかし、何で会社の人はあんな嫌な物言いを急にしてきたのかなぁ。
もしかしたら、同じ案件に関わっている別の人も今親御さんのことで帰省して休んでいて、それが重なってイライラしたのかもだけど。
「メールは見られるでしょ」
みたいな感じでメールが届いたりもしていたのですが、正直、お葬式の方がまだ精神的にも時間的にも余裕がある気がします。
手術の立ち合いは、途中で何か起こるかも?と気もそぞろになるんですね。
ちなみにこれにはちょっと理由があり、私も今までなら親の手術はそこまで気にしていませんでした。
死ぬなら死ぬで、その時はその時、と思っていたんです。
今もその気持ちはあるのですが、数年前に父の妹が手術をし、ちゃんと成功したのに、退院前日に敗血症で亡くなったんです。
まさかそんなことになると思わずに、両親は入院中お見舞いに行き、またね、と言ったのが最後になったとか。
だから、父もこのまま退院してリハビリして、と予定通り行くか分からないな、と思っています。
それでも、その時はその時だし、後悔はしないというか、昨年BTTM観劇のついでに親とは会ってたから、まーいっか、とも思うんだけど。
兄はどう思うのかなぁ。
ウチの両親より10歳上でも、まだ一人暮らししてる親がいるって方も周囲にはいるんですけどねー。
とにかく、兄だけに負担がいって恨まれたくないし、私だけ負担が来るのも嫌だから、兄妹で揉めずにことを進めていきたいところです…
「親の手術 立ち合いすべき?」とググると色んな意見が出てきます。
「後悔しない方を選ぶしかない」がベストアンサーなようです。
でも、OBのように数ヶ月で終わることもあれば、何度も手術をすることもあるし、関係性も人それぞれ。
別れは別れで仕方ないけど、個人的には親の死後も関わりを持つ人との関係性を重視して決めた方が良いのかなとは思います。
なので兄に「お昼ご飯食べに行ってきたら?」と言ったら、母がまだ戻っていないから
「戻って来るまで待つよ!」
とイラッとした口調で言われてビックリ。
母が戻って来てから兄は食事に出掛けて行ったので
「お兄ちゃんもピリピリしてるね」と言ったら
「そう。今まであんな態度取られたこと無かったのに、ちょっと言い間違いしたらキツい口調で訂正してきたりされた。
あんな子じゃ無かった、反抗期も無い子だったのに。
ずっと我慢する子に親がさせてた」と母が返して来ましたが、母の言う「親」は自分ではなく父のことを指していたはずです…
ただ思い返すと、兄は幼少期は私に優しかったけど、中学生になってからは冷たい態度を取ったり、手はあげないけど怒られたりはよくしていたんです。
だから「お兄ちゃんは妹には昔からあんな態度だったよ」と言うと、母は全くそれに気付いていなかったそうです。
いや、親の前でも私に怒ることあったと思うけどなぁ。
5歳離れているので、思春期の兄が口数が少なくなり、怒ると冷たい声になったり、話しかけても素っ気なくされる、を私は小学校中学年くらいから味わっていて、でも優しかった兄の記憶があるから変化に戸惑い続け、今に至っているんです。
その後進学で離れてからは、兄はたまに会う親戚の人、くらいの感覚になっていました。
だからすごく仲悪くはないけど、仲良くもなく、私は割と彼に気を遣っています。
性格が全然違うし、思っていることを嫁にさえ言わない人らしいので、よく分かんないですよね。
結局、3時間程度かかると言われた父の手術は2時間半で終わり、手術室出口で執刀医からレントゲン写真のコピーを渡されながら簡単な説明を受けました。
レントゲンを見ると、記事上部の写真のようにチタン製の球体に棒の付いた金具が股関節の部分に嵌め込まれていました。
「これ、火葬した時に燃えずに残るものなんだなぁ」と、口には出さなかったけど思いました。
医師の説明によると
「内股に歩くと、脱臼のように外れることがあります。
その際は痛みが出るけど、病院でハメ治せることが多く、手術まですることは稀です」
とのことでした。
この先は3週間までしか入院出来ないので、3ヶ月ほど入居出来るリハビリ施設を探さないといけません。
まだ母が情報収集中なのだとか。
空き具合や評判によりますが、先日父親を亡くしたOBに話したら
「緩和ケアのところを探した時、新しくてキレイでここは良い、と思ったら最悪だったから、クチコミをよく調べるのが大事かもね」
と言われたので、なかなか難しそうですね。
医者は事前に最悪の事態を説明していたようで、母曰く
「リハビリしてもうまく歩けるように戻らなかったら車椅子生活になって、要介護認定になる可能性がある。
そうなると今の家にそのまま暮らすことは出来ない」
とのことで、こればかりはどうなるか分かりません。
また、大腿骨骨折をした原因は不明のままとなっています。
飲み会の帰りに駅で倒れた、と最初に聞いたので
「酔って階段から落ちたんだろう」
と思っていたのですが、そこまで飲んでいたわけでもなく、本人は「転んでいない」と言っているのだとか。
だから、脳貧血を起こして倒れたせいで、その記憶が無いのかもしれない、という仮説も出ています。
駅のカメラを見たら分かるかもしれないけど、そこまで調べることは出来ませんね。
そして、もし完全車椅子生活となってしまった場合…母は兄に「金銭的援助を頼むかもしれないから」と既に言ってしまっていると聞き、ゾッとしました…
ごめんお兄ちゃん…妹は兄より稼ぎが少ない上に、推し活とかしてて全然貯金無い…
兄は倹約家だから貯金はありそうだけど、親の分までは考えていなかった可能性が高いんですよね。
父は天下りまくって平均的なサラリーマンより長期間働いていて、更に専門知識を使ったバイトもまだしています。
そのバイト先の人との飲み会帰りに倒れたので、付き添いもそこの人たちが救急車を呼ぶまでしてくれていたため、老後の貯金は十分あるかと思ってたんだけど…
母が海外旅行とかしまくってたせいでは?
この先どうなるか分からないけど、兄妹で揉めたくない、が私の最優先事項。
ということで、今回は来ていなかった兄嫁用に買っておいたお菓子を渡しておきました。
これからお見舞いとか来てもらうことになりますしね。
ピリピリしていた兄も、手土産を渡したら態度が柔らかくなったから、ホント用意しておいた私、グッジョブ!
私の周囲では、男女共に親の介護を配偶者に手伝ってもらっている人はいません。
時代の変化かもしれませんが、夫が自分の親の介護を嫁に任せる、というのはしないんですよね。
なんで?と聞くと「自分の親だから」と言われます。
ただ、姉や妹が実家側に住んでいる、同居している、とかで任せている人はいますが…
親の介護のため、妻子を残して自分だけ親元に戻ることにした、という男性もいます。
子供の進学の都合もあるようですが。
OBも兄妹3人だけど、リモート出来るし長男だから、と1人で3ヶ月ほど実家に戻っていたりしました。
我が家は…兄は私が実家に戻ることを望むかもしれないけど、大揉めすることも想像がつくから、そうしろと言ってこないだろうとは思うけど、自身が親と同居は考えないはず。
転勤族ですしね。
父が車椅子生活になるのも、母を残されるのもキツいよぅ。
手術待ちの間、車椅子の高齢者の方々が皆んなでリハビリ体操のようなことをしているのを見ました。
ただボールを手渡すとかで、看護師さん達は子供に話しかけるような口調でしたね。
自分で車椅子を動かしている方が多かったけど、すれ違いや方向転換に苦労していたり、ボケているのか不思議な行動(椅子や机を何度も動かす、戻す、動かす、をしているけど、片付けたいのか何なのか分からない感じ)を延々としている方もいました。
ボケた伯父伯母のお見舞いは行ったことがあるけど、私には介護は無理です。
偶に会うのと、一緒に暮らすのは別物。
OBのお父さんみたいに特殊詐欺でお金を騙し取られたりされたら、よりキツい!
問題は、両親が「子供が親の面倒を見るのは当然」と自ら言う人だってことなのよねぇ。
いやぁ、アンタらは親に仕送りしてたとか言うけど、高度成長期だった上に、今の私の年齢より若いうちに死別してたじゃない?
もう私も兄も若くないのよ…
OBの実家はお父さんが倒れてすぐに売却手続きをし、速攻で売れたのでそのお金で病院や施設のお金を払えるようにしたし、その後すぐ亡くなったので金銭的負担は無かったようです。
それでも度重なる帰省はお金がかかるので、高速バスを使ったりしていたそうですが。
私も今後は時間がある時なら高速バス利用にしようかなぁ。
周囲でどんどん介護の話は増えていて、その中についに仲間入りしそうで怖いです…
私は兄と愚痴り合えない分、遠方の従姉妹に話を聞いてもらっていますが、この先は一人っ子で従姉妹もいない、という世代が増えるかもしれませんね。
ただこれだけのことでも、私のメンタルはもうボロボロです…
しっかし、何で会社の人はあんな嫌な物言いを急にしてきたのかなぁ。
もしかしたら、同じ案件に関わっている別の人も今親御さんのことで帰省して休んでいて、それが重なってイライラしたのかもだけど。
「メールは見られるでしょ」
みたいな感じでメールが届いたりもしていたのですが、正直、お葬式の方がまだ精神的にも時間的にも余裕がある気がします。
手術の立ち合いは、途中で何か起こるかも?と気もそぞろになるんですね。
ちなみにこれにはちょっと理由があり、私も今までなら親の手術はそこまで気にしていませんでした。
死ぬなら死ぬで、その時はその時、と思っていたんです。
今もその気持ちはあるのですが、数年前に父の妹が手術をし、ちゃんと成功したのに、退院前日に敗血症で亡くなったんです。
まさかそんなことになると思わずに、両親は入院中お見舞いに行き、またね、と言ったのが最後になったとか。
だから、父もこのまま退院してリハビリして、と予定通り行くか分からないな、と思っています。
それでも、その時はその時だし、後悔はしないというか、昨年BTTM観劇のついでに親とは会ってたから、まーいっか、とも思うんだけど。
兄はどう思うのかなぁ。
ウチの両親より10歳上でも、まだ一人暮らししてる親がいるって方も周囲にはいるんですけどねー。
とにかく、兄だけに負担がいって恨まれたくないし、私だけ負担が来るのも嫌だから、兄妹で揉めずにことを進めていきたいところです…
「親の手術 立ち合いすべき?」とググると色んな意見が出てきます。
「後悔しない方を選ぶしかない」がベストアンサーなようです。
でも、OBのように数ヶ月で終わることもあれば、何度も手術をすることもあるし、関係性も人それぞれ。
別れは別れで仕方ないけど、個人的には親の死後も関わりを持つ人との関係性を重視して決めた方が良いのかなとは思います。
- 関連記事
-
- 高齢親の大腿骨骨折から人工股関節全置換術、手術立ち会いすべき? 2024/03/24
- 1日だけ39℃越え高熱(コロナ、インフル陰性)、常備しておいて良かった物 2023/12/03
- ダイエットで運動しても足が攣るから「芍薬甘草湯」を飲み始めた 2023/07/15
- 更年期目前で生理の出血激減、の次は短周期で普通の量 2023/04/26
- 独身の更年期の閉経始まり?周期長い&経血激減までの過程 2023/04/10