最近、オタクのジャンル細分化がすごいですね。

「私は乙女ゲームオタクです」
「私は少年マンガオタクです」
「私はアイドルオタクです」
「私は腐女子です」

と言う20代の女性にチラホラお会いしますが、私もオタクの端っこにいる人間として

「私はマンガは結構読みますよー」
と話してみるのですが、

「じゃ、オススメは何ですか?」

と言われて答えるときに悩みます。


私はいわゆる、スタンダードな人気作家さんのマンガしか読んでいません。

我が家にあるのは、
●東村アキコ
●いくえみ綾
●清水玲子
●雁須磨子
●今市子
●おかざき真里
●山下和美
●ヤマシタトモコ
●成田美名子
●吉野朔実
●西村しのぶ
●岩館真理子
●よしながふみ
●羽海野チカ
●萩尾望都
●大島弓子

昔好きだったのは
●高河ゆん
●CLAMP
●みずき健
●佐々木倫子
●赤石路代
●山内直美
●藍川さとる
●一条ゆかり

という、同世代なら「あー」と思ってもらえる方々。

あんまり若い作家さんは知りません。


でも、若いオタク女性は、このスタンダードと思われるマンガ家さんのマンガ、読んでないって人が多いですね。

不思議なのは
「上の世代の人が好きなマンガは合わない」
と思って、好きなジャンルのマンガしか読まない人が多いということです。

今日27歳のアニメ好きオタク女性と話してたのですが、彼女は「アイドルマスター」とか好きだし、マンガも読む人ではあるのですが…

「花の24年組」も知らないし、

「手塚治虫」のマンガも「萩尾望都」のマンガも読んだことがなく、

あの「ガラスの仮面」のストーリーも知らない、

と言っていて、ビックリしました!



私自身は、そりゃ「花の24年組」はリアルタイム世代ではありません。

でも、よしながふみや今市子が24年組の話をしていたりするので、学生時代に「教養」だと思って読みました。

「風と木の詩」とか、やっぱり読んでおかなきゃマズイのかなーと思ったのです。



「きのう何食べた?」でもジルベールが出てきますしね。


こういう少女マンガの原点を読んでおかないのは、

美術をやってる人間が、ルノアールやモネやピカソを知らない

というのと同じくらい、恥ずかしいことだと思っていました。

だから、基礎を知らなきゃだな、と思って読んでいたし、やはり読むと面白かったです。

「基礎を学ぶ」というのは、やらなきゃいけないことなのかな、と思っていました。

でも、そもそもそういう概念が、若い方にはありません。



Yahoo!ニュースとかまとめサイトを読んでいると

「アレってこれのパクリじゃん!」

とか書きこんでいるコメントがあって

「いやいや、それ大元のネタがあるから!」

ってことがよくあります。

パクリじゃないけど、

●白亜の豪邸、三島由紀夫邸

で書いた、会田誠の作品が三島由紀夫の檄のパロディだったのを知らずに叩いてるコメントとか見ると、

「わー恥ずかしい!教養無いな」

とか思ってしまうのですが、でもそれでも若い人は

「は?昔のこととか、知らんし」

って感じなんすかねー。
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いや、私も若い頃、基礎を学ぶのは面倒臭いなーって思ってました。

今好きなことがあるなら、それだけやればいいじゃんって。

でも今現在すごい人は、ちゃんと基礎を勉強している人ばかり。

そして、その基礎をアレンジして新しい物を作る、というのはみんなやっていることなので、

「えー知らないー」

と言うと、上の世代に怒られてたのです。


教養の無い馬鹿と言われたくないから、基礎を学ぶ。

そうすることで、知識の幅が広がる。

マンガだけでなく、小説が好きなら「太宰治」「芥川龍之介」「夏目漱石」は読んでおく、みたいなのがあると思うのですが…

あ、でも前にネットで
「江戸川乱歩はラノベ」
って言ってる人がいたなー。

と思って前述の若い女性にその話をしたら

「ラノベって何ですか?」
と言われました。


いや、あの、私もラノベ世代じゃないんですよ。

ラノベ=ライトノベル

って中高生のオタク男子が読んでるんじゃないの?

定義は諸説あるようですが、萌え系の漫画イラストが表紙のヤツですよね?

掟上今日子とかラノベでしょ?



私が子供の頃なら、コバルト文庫とかラノベジャンルだと思うのですが。


で、「文学ではなくて、もっとライトなオタク向けっぽい小説でー」と話したら

「ラノベと文学って、何が違うんですか?」

と聞かれました。

…うーん…何なんだろう…

「文学ってのは、多分芥川賞とか直木賞とか獲るモノで…オタク向けのファンタジー小説はそういう賞を獲らないじゃないですか?
そういう違いかなー」

と言ったら
「なるほどー」
と言われたのですが、いや、もう時代が変わったらラノベも芥川賞獲れたりするんですかね?


あのですね、私も、若い世代に人気のモノはよく分かりません。

よく出てくるキーワードは、一応知っておくべきかなぁと思うくらいです。

でも若い世代間でも細分化しているので、他ジャンルの一般常識は知らない、みたいになってると、これは消費の問題として難しいですね。

その若い女性から

「本ってなんで廃版になるんですか?」

って聞かれたのです。

なんかもうこう書くと、その若い娘さんが頭悪いギャルみたいに想像されそうなんですが、すごくちゃんとした真面目そうな、勉強熱心な娘さんなんですよ!

でももう27歳になるのに、それも知らないか⁉︎


「えーと、本を作るときって最小ロットが決まっていて、売れ残るとゴミになっちゃうから、売れる分しか刷れないんですね。

『重版出来』とかでやってましたけど…。

だから、昔の作品で、まだ読みたいって人がチラホラ出てくるモノでも、だからって年に数千人も買わないってものだと、刷れないんですよ。

だから一時期マンガでは『復刊ドットコム』ってのが流行って、そこで復刊して欲しいマンガに投票すると、高ランクのマンガの文庫版が出るってのがありましたね。

私が小学生の頃連載されてたマンガ『くにたち物語』もそれで復刊してました。



でも今は電子書籍化されていってるから、そうなると廃版しなくて済むんですよね。

だから昔の作品みんな電子書籍化して欲しいけど、権利の問題で電子書籍化できないのがあるんです。」

「え?何でですか?」


「えーと、それも『重版出来』でやってたんですけど、作者が電子書籍化したくない、と言えば出来ないんです。

あとは出版社の問題とか。

私も高河ゆんの『源氏』が読みたくて電子書籍を探したけど、無いんですよ。

高河ゆんが編集さんと喧嘩別れして、もう続きは書かないって公言している未完のマンガなんですけど…」



と話すと(まぁ、彼女は高河ゆんも知らないのですが…)

「えー!未完のままとか、あるんですか?」と。


「えっと、最近そういう、途中で止まってるマンガが何十年振りに復活、とか、完結してたけど続編が出るってのが流行ってるんですね。

『ベルばら』とか『ガラスの仮面』とか『ポーの一族』とか。

…って、Yahoo!ニュースになるくらいのことだったんですが、知りませんよね…?」

「はい。『ガラスの仮面』って名前は聞いたことあるけど、どんな話ですか?」

と言われ、あらすじを話したのですが…もう長くなったので2に続けることにします。

若いオタク女性に、興味ないかもしれないけど、ちょっと語らせてもらいますよ!
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