アベンジャーズ/エンドゲームにショックを受けたオタク友達への対処法

2019年05月06日

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映画

私自身はアベンジャーズをまだ1作品も観ていないのですが、友人がドハマリしています。

よくわからないけど、マイティ・ソーが好きらしい。

ので、演じているクリス・ヘムズワースも好きとのことで、時々「推しの可愛い写真見てくれ」と写真を見せられていました。

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で、現在公開中の「アベンジャーズ/エンドゲーム」を大変楽しみにしていた友人ですが、その後特に興奮した感想などが届かず、毎日～数日置きに送り合うLINEが途絶えていました。

エンドゲームの公開日は2019年4月26日。

ゴールデンウィークだから、旦那の実家に行ったりしていて忙しいのかな？と思いつつも、もしかしたら映画で何か傷つくことがあったのかもしれない…と思い、そっとしておきました。

どんだけセンシティブ…とお思いでしょうが、オタクというのは繊細な生き物なのです。

日常のストレスを発散するだけでなく、生きる目的を与えてくれる二次元だか三次元の物語に、逆に傷付けられることもあるのです…。

そして数日前、案の定

「一年待ったアベンジャーズ/エンドゲームが受け入れづらい出来で、虚無感に襲われている。

続き物の完結編は残念な法則を覆してはもらえなかった。

推しの扱いが酷すぎた…」

という、大変落ち込んだLINEが届きました。

やっぱり…そうだったか…

こういう時の対応は、一歩間違えばより深く傷つけてしまったり、血みどろの戦いとなります。

決して、上から目線で一般論を言ってはいけません。

「たかが映画で、そんな傷つくとか、何歳だよ～」

とか、絶対言ってはダメ。

それがオタク…。

私なりに言葉を選びながら「他の観た人の感想はどんな感じなの？」と聞くと

「推しが同じ人の感想は大体同じで、そうじゃなくても怒ってる人の感想ツイートは見かける。

自分のタイムラインだからかもしれないけど…」

と返ってきたので

「ガッカリしたのが自分だけじゃないって分かると、ちょっとホッとするよね。

でも1年も楽しみにしていたのに、期待を裏切られて膝から崩れ落ちる気持ちは分かるよ」

と、まず同意・同調をしました。

私も、新田真剣佑の出演映画を楽しみに楽しみにしていたのに、めっちゃ拍子抜けの内容でガッカリする体験をしましたからね…

そして、私はアベンジャーズを観ていない以上、内容に関して口を出すことは出来ません。

あくまでもポイントは、「友人が映画の出来にショックを受けている」ということ。

自分は納得いかない内容だと思った時に、Twitterで絶賛の声をたくさん見ると

「私の感覚がおかしいの…？」

となるので、同じ感想の人が多いとホッとするものです。

これは趣味だけでなく、政治とかニュースの感想ツイートでもあるあるかも。

推し俳優が出ている映画の場合

「ストーリーはダメダメだけど、推し俳優は良かった」

ということで何とか乗り越えられることもあります。

しかし、あまりにも内容も演出も酷く、推し俳優の扱いが観ていられないくらい自分的にはダメ、ということもあります。

映画じゃないけど、真剣佑が出た舞台「ゼロトピア」は、私の中では不快感が湧くくらいダメでした…

真剣佑は可愛かったけど…「ゼロトピア」感想〜昭和の和製ミュージカルコント？

すごーくすごーく楽しみにしていた、WOWOW放送の地球ゴージャス「ゼロトピア」。アトラス役の新田真剣佑が目当てで観たかったワケですが…この舞台をすごく楽しかった、良い舞台だった、と思われる方には本当に申し訳ないし、真剣佑ファンの方は何度も足を運ばれていたそうなので、とても言い辛いのですが…ごめんなさい、私には合わない！元々、ミュージカルが苦手な人は多いって言いますけど、私、それです...

でもそれは私が地球ゴージャスのセンスがダメだったということなので、友人の場合のように元々ストーリーや世界観が好きな場合とは違います。

友人はアベンジャーズの世界観、ストーリーが好きで、その上で推し俳優がいるため

「過去作までを心の中で大事にして生きていこうと思う…」

と返ってきたので、

「元々俳優だけじゃなくストーリーが好きだった時は、もう脳内補完しか出来ないよねー

ストーリークソだったけど推し可愛かった、で乗り越えるのも限界あるし…

自分が好きだったところで記憶を止めるのも、生きていく知恵なのかもね」

と慰めの言葉をかけました。

そして、気分転換のため友人から

「名探偵ピカチュウ観に行かない？」

と来たので、元々観るつもりだった私は即OKしました。

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「いつ観に行く？吹き替えか字幕どっちにする？」

とやり取りし、再来週観に行こう、字幕か吹き替えかは時間が合う方にしよう、と言っていたのですが…

そのやり取りの後、友人は義務感でエンドゲームの吹き替え版も観に出掛けました。

私はよく分からんのですが、映画好きって字幕と吹き替え両方観に行きますね。

原型そのままの字幕を楽しんだ上で、それを日本人なりに解釈した吹き替えを観る、とか、推しの日本人俳優の声を楽しむ、とか、色々理由はあるようです。

で、傷付いた心を抱えながら吹き替え版も観た友人から

「やっぱりエンドゲームショックがでかすぎるので、名探偵ピカチュウの字幕は今週か来週の平日に一人で観に行くことにした。

再来週は吹き替え版を観るってことでも良い？」

とLINEが来ました。

一刻も早く、別の映画で心の傷を埋めたいようです…

ちなみにこの友人、まだ乳幼児の子供がいます。

保育園なり、旦那さんなりに子供を託して映画を観て、傷付いている…

世間のママさん的には色々思うところもあるかもしれませんが、ママさんだって1人の人間。

家事育児以外の楽しみも必要…！

なかなかすぐに時間を作ることも出来ないので、この問い掛けにはOKし、更に来月はゴジラを観に行く約束もしました。

「映画で受けた傷は、映画で癒すしかないからね」

と言葉をかけて…。

私は最近は推し俳優が日本人だし、映画のストーリーにどハマりすることも減りました。

真剣佑のお陰で「推しは可愛いけど、ストーリーはダメダメ」というストレス耐性も身につけました…

名探偵ピカチュウは、ストーリーは私はどーでも良く、とにかくモフモフのピカチュウを観たい！

予告のピカチュウのモフモフしたカラダと表情だけで胸キュンしているので、コレは傷付く要因が無い、と安心しています。

また、基本私は暇なので、人からのお誘いは断らないので、傷付いた友人からのお誘いは一も二もなくOKするのが、友人としての役割だと心得ております。

ま、私も普段、真剣佑や中村倫也の話を聞いてもらってますしね。

オタク友達とは、お互い優しく寄り添い合うことが長続きの秘訣。

決して一般論で一刀両断してはいけない、というのは、オタクだけでなく、仕事や恋愛のお悩み相談でも同じことだと思います。

ま、この辺の付き合い方を私に改めて教えてくれたのは、マンガ「腐女子のつづ井さん」ですが。

彼氏いなくても幸せ⁉︎「腐女子のつづ井さん」買って良かった～

友人から教えてもらった、pixiv発のマンガ「腐女子のつづ井さん」。無料で数話読めたのですが、面白かったので楽天koboでコミックスを買いました！楽天koboの20%オフクーポンがまだあったので、昨日の「逢沢りく」に続いてまた購入と、最近楽天koboで本を気軽に買い過ぎです。基本的には、腐女子の主人公兼作者のつづ井さんの、1人で妄想に耽ったり、オタク友達と楽しんだりするという日常マンガなのですが、ほのぼのしていて、ピ...