多摩美術大学、2020年入試問題に誤字があり全員正解に

2020年02月09日
美術・デザイン 0

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昨日はゴリゴリと「スタディサプリ」でディクテーションとシャドーイングをしていました。

こんなに勉強するの、いつぶりかしら…

大学受験の時は、実技メインだから学科は軽くしかやってなかったしなー

という流れで、ふと

「そういえばウチの母校、そろそろ受験じゃなかったっけ?」

と思い出し、学校のホームページを見てみたら…

入試問題に誤字があり、受験者全員正解にした、という報告してました…



【訂正内容】

「国語A」入学試験問題
問題【二】の問二
設問の5つの選択肢において、「観賞者」と表記すべきところを「鑑賞者」と誤記したため、正答が存在しないものとなりました。

【対応】

この問題について、受験した全員を正解として扱うこととしました。

● 2020年度美術学部一般入学試験における出題について


「観」と「鑑」を間違えたのね…

これがセンター試験とかならニュースになるのでしょうが、所詮美大の学科試験でのこと。

さもありなん…

どうせ多摩美の学科なんて、名前と作文書けば良いレベルだからなー。


多摩美は特に学科で足切りの無い美大ですが、でもじゃあ馬鹿ばっかりか?というと、

絵を描くのが好き=本を読んだり、映画を観るのも好き

な人が多いので、国語力がそこまで低い人はあまりいなかった印象があります。

派手めなリア充もいたけど、ギャルがほとんどいず、厚底ブーツの子は

「あんな子が美大に来ることあるんだ…」

とかなり目立ってました。

陰キャ多かったけど、その後の活躍を見るとリア充派ほど社会でうまくやっていて、陰キャはフラフラしている印象…って私も含まれますが…

ので、学科試験で誤字があったところで、大きく騒ぐ受験生もいず、そっと忘れ去られていくのでしょう。

そもそも、国語の試験問題誰が作ってるのかな?

英語とか経済学の一般科目もあったと思うけど、出席してればOKだったので、よくテレビなどで

「レポートの提出期限までに終わらない!」

とカフェテリアで情報交換する大学生のシーンを観ると、異世界な気持ちになります。

受験生たち、その学校は入学するのがゴールじゃないよ。

学生時代に「自分は何が得意か?何が好きなのか?」を考える学校で、でもそればかり考えてると社会に適合出来なくなる可能性も上がるのよ…
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多摩美術大学の入試と言えば、何年か前に「受験生が女性だらけだから、自画像を描かせて男女の比率に大差が出ないようにしている」という噂を聞いたことがあります。

医大ではむしろ、女性の合格者の数を減らして問題になったりしてるのにねー。

私の友人は「絵の勉強なんて正解がないし、非効率。子供には芸術系に進学して欲しくない」と言います。

私達が学生の頃は、親が「普通の仕事に就け!」というのを振り切って、夢を追うのは良いことだ、とされてたんですけどねー。

自分たちがそれをやってみると、「美大に行くことが全てじゃなかったわ…」と気付くのでした。

なので、親戚の女の子が美大に行きたいって言ってるって聞いた時は、遠くから大反対しました。

一人娘が美大に行きたがったら、全力で止めた方がいい

時々、「一人娘が美大に行きたがってるんだけど、受験はどうしたら良いと思う?」と聞かれることがあります。私は「止めた方がいい」と答えます。理由は、●周囲で美大の経歴を生かして働いている人は50%程度●学費が医大より高い●安定した会社に就職できる人は10%程度●メンタルが弱いので鬱罹患率50%近い●有名な仕事が出来る人は10%以下●奨学金を返しても余裕のあるお給料を稼ぎ続けられる可能性が低い●周囲は裕福な家庭の子が多い●...


結局美大、しかも油絵科に進んだそうで、思わず

「うわ…一番潰しきかないよ…教職とっても働き口見つかるか分からないし…

一番堅実なのはデザイナーになることだけど、本人はどう考えてるの?」
と聞いたら

「ぽーっとした子だから、まだ全然考えていないと思う」と言われ、ガックリ…


今でも学生時代の友人と付き合いがあるので、気の合う友人を見つけられたのは良かったですけどね。

私が頻繁に思い出す教授の言葉は

「そんな作品はオ○ニーと同じだ」

ってものです。

自分ひとりが楽しんで、独りよがりなものを作っても、他人から見たら何の価値もない、面白くもなんともない作品は「自己満足のオ○ニー」、というのは、音楽とか他業種でも使われてるフレーズかもしれませんね。

あとは、卒業後にもたまに教授と飲んだりしていた友人が、帰りのタクシーで教授から手を握られたってエピソードがあったな…

という美大の実情を知っていると、会田誠の授業を「セクハラ」と言って話題になった方には、特に共感ができません。

会田誠の授業をセクハラで訴えた大原直美39歳女性のこと

Yahooニュースを見ていたら、京都造形芸術大学出身の39歳女性大原直美さんが、同大学主催の公開講座で会田誠の講義を受け、セクハラ的な内容にショックを受けた上に、それを抗議したら酷い対応を受けた、と慰謝料含む約333万円を学校法人瓜生山学園を提訴した、というニュースが話題になっていました。ヤフコメを見ると、あらすじ的な部分しか読まずにコメントしている方が多いな〜という印象。ニュース記事をいくつか読んでも、ち...


学生時代もそうだったけど、社会に出てからも、私はあまり世間一般で言う「普通」がよくわかりません。

愛想笑いして、本音を言わない日本人の文化が全部「嘘つき集団」に見えて気持ち悪い…

でも、良いと思うものを作るため全力を尽くしたい、という気持ちは、学生時代と変わらずあります。

一時期「何で普通にできないの!?」と他人から言われて悩んだこともあったけど(しかももういい大人だった)、ある時

「いや、私、変わり者が多いと言われてる美大出身じゃん。

そんな私に、普通のサラリーマンの常識を押し付けても無理だって分かんない?」


と開き直るようにしました。

そうでもしないと、アイデンティティーをぶっ壊されてボロボロにされそうだったので。

だって「普通の人になりたい」なんて思ってないのに、演技でそれをして人間関係を円滑にする意味って何???

なーんて考える大人を作り出す場所、それが美大(と、全て母校のせいにしようとしています…)。


いや、でもまぁ入試で誤字をやらかしても、ニュースにもならないってのも寂しいもんですね。

ということで、懐かしさもあって記しておきますが、こういうことがしょっちゅうあるのかは分かりません。

私の時はどんな問題が出たっけな?

なにか最近感動したものについて書けって感じの作文があった気がするんだけど…

もう試験は終わったようなので、今は合格発表街をしている学生さんたちへのメッセージは

「受かっても落ちても、今後の人生に影響を与えるのは自分と友人たち。

専門学校でも美大でも、他者を納得させられる作品が作れ、コミュニケーションが取れる大人にならないと、フラフラした靭性を送り、親を心配させ続ける人生になるぞ」


あ、あとバイトは接客業とかしておいた方がいいみたい。

私は接客が大嫌いだったから、予備校の絵のモデルと、今も大人気の某アニメ関係のバイトで荒稼ぎしてましたが、お陰様で今も社交性ありませんからね…

もし落ちたら、浪人は2年でやめておいた方が良いですよ〜

東京藝大目指して3浪以上する人とかいるけど、その後の就職活動では不利なことも多いみたいなんで。

そういうこと、予備校も大学も教えてくれず、ただただ「夢に向かって頑張れ」しか言わないからね。

どうせ絵もデザインも、この先はある程度の部分まではコンピュータが自動でやってくれちゃう時代になります。

それでも、そこをコントロールして判断するのは人間。

そういう世界をどう生き残るのか、若者たちの活躍を楽しみにしております。

と無理矢理まとめますが…まじで、受験の問題間違えるなんて、さすがウチの母校だぜ…と笑っちゃいました。
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