新田真剣佑&北村匠海W主演映画「サヨナラまでの30分」ネタバレ感想

2019年12月08日
真剣佑出演作ネタバレ感想 0

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2020年1月24日(金)公開の映画「サヨナラまでの30分」のネタバレ感想を書きます。

が、もちろんまだ映画は公開されていませんし、試写会を観たわけではありません。

なんとなく公式サイトを開いてみたら、コミカライズされていることを知ったので読んでみました。

連載は「マンガMee」というアプリでのみ公開中、11/28現在は14話まで公開されています。





ちなみに私、もうこの映画は情報解禁の時点で

「コケるだろ…」

と予想していました。

映画「サヨナラまでの30分」は平成初期が舞台のベタなアイドル映画?

長野県で新田真剣佑の目撃情報が出ていた撮影が、昨日情報解禁となりました。Twitterの予想通りにタイトルは「サヨナラまでの30分」。エキストラ募集されているため、大規模なフェス撮影シーンがあることは確定です。ま、このフェスシーンには新田真剣佑か北村匠海、どちらかは出ない可能性高いですが… (クライマックスのフェスシーンとのことなので、出るのは真剣佑の乗り移った北村匠海かも?その様子を見守る感じで真剣佑がい...



でも、もしかしたら、ベタベタな恋と友情とバンドの青春映画ってだけじゃなく、面白い設定があるかもしれない!?

だって、カセットテープを現代のお話に出すなんておかしいし。

きっと何か意味があるんでしょ?

と思いながら、アプリをダウンロードして読んでみましたので、ネタバレ感想を書きます。

木曜日に最新話追加となっているので、徐々に追記して足していきますね。

ちなみに劇中歌は先日情報解禁になりました。



先に歌いだしてるのが真剣佑ですね。

真剣佑は歌が上手いってよくファンが言ってるけど、確かに下手じゃない、カラオケ上手いんだろうなって感じ…

と私が思ってしまったのは、私の基準値が稲葉浩志なのでお許しくださいませ…


北村匠海演じる颯太は、人と関わるのは時間の無駄だと思っている就活中の大学生。

友達も時間の無駄、と1人もいません。

就活も「受かればどこでもいい、何でもいい」という無気力さ。

そんな彼が面接後、いつものルーティーンでプールサイドに行き、うっかり鍵を落としたので拾おうとした時に、飛び込み台の横に置かれた古いカセットプレイヤーを見つけました。

中には「ECHOLL」とタイトルが書かれたカセットテープが入っており、何の気なく再生すると、「サー」と雑音だけ流れると共に、カセットプレイヤーを持つアキ(新田真剣佑)の姿と、アキがトラックに轢かれる瞬間の映像が浮かび…

颯太は突然「あれ?あれれ?どこも痛くないぞ!?」と戸惑いの声をあげます。

が、颯太の体の中の意識はアキになっていて、その後ろには幽体となった颯太が。

アキはそれに気付かないまま

「やばい!リハの時間じゃん!謝りに行かなきゃ!」

と駆け出して行きました。

ぽかんとそれを見送る颯太。


颯太は自分の鞄も掴めなくなっていることに戸惑います。

その時アキは生前の恋人兼バンド仲間のカナの元に行き

「リハ行けなくてごめん!」

と謝りながら、怪訝そうなカナを抱き寄せました。

後を追ってきた颯太はそれを見て驚きます。

そこでカセットテープの再生が終わり、颯太の意識は自分の体に戻り、アキはまた幽体に戻りました。

何事かと驚きながらも、また颯太がカセットプレイヤーを再生すると、サーという音が聞こえると共に、肉体と精神が入れ替わりました。

颯太が検索をすると、アキは1年前、メジャーデビューしたばかり時に事故死した「ECHOLL」のボーカル・宮田アキ22歳だということが分かりました。

「ECHOLL」は松本出身の高校時代の友人で結成したバンド。

颯太が拾ったカセットプレイヤーは、死の直前にアキがプールサイドに置いたものでした。

状況は掴みつつも、まだ半信半疑の颯太。

颯太の後を大学まで追ってきたアキは、就職課で

「忙しければ何でも良いので就職したい。バンドはもう解散したので」

と職員に言うカナを見かけて驚きました。
「俺達のバンドが解散なんて、ありえない!」

そう思ったアキは、颯太に頼み込みながら体を得て、元バンドメンバーの元を回ろうとします。

ずっとずっと「フェス」を目標に練習してきたメンバーなんだから!

最初は取り合わなかった颯太ですが、試しにアキに面接に出てもらったところ、一次面接に進めることになりました。

「落ちるのに就活するなんて、それこそ無駄だろ?」

と、アキは就活を手伝う代わりに、颯太からカラダを借りるという取引をすることに成功しました。

しかしアキがメンバーの元に向かっても、外見は颯太のため「アキのファンか?やべーヤツ」と取り合ってもらえません。

メンバーは既に飲食や左官などをして働いていて、カナを抜かした男3人で集まることはあっても、バンドはやっていませんでした。

それでもアキは何度もメンバーのもとに足を運び、そして勝手に「ECHOLL」のライブの予定を勝手に組み込みます。


他人と長時間一緒にいることが苦手な颯太は、自分の部屋に寝泊まりするアキにまだまだ慣れませんでした。

そんな颯太は、実はパソコンで1人で作曲作業をしていたのです。

ただただ、趣味として1人で曲を作っていただけ、バンドで食べていける人なんて滅多にいない。

そう思っていたのに、アキがゲームをしたいと言うのでカラダを貸した時に、作曲活動をしているのがバレてしまいました。

「お前もやりたいこと、あるんじゃん!」

そうアキに言われても、受け入れられない颯太。

それでもアキの頼みのために、ライブ当日にはカラダを貸しました。

颯太に対して不審げだったメンバーも、結局はアキのような颯太のペースに飲み込まれ、ライブ会場に集います。

普段は自宅で「何でもいいから忙しくいていたい」と言って料理ばかりしているカナも、観客として後から会場に足を運びました。

対バンの中の1つだったため、「ECHOLL」の番になると観客は三々五々と立ち去ろうとするのを見て、居ても立っても居られず颯太の体に入りこみ、ステージに上って歌うアキ。

その歌う姿のカッコよさに、一気に客は湧き上がり、メンバーも演奏の楽しさを実感。

しかしそれを見て、「どうして私…ここに来たんだろう…」と戸惑いながら、カナは立ち去ってしまいます。

慌ててカナを引き留めようと、ステージから降りて駆け寄るアキ。

カナを抱き寄せ、「俺、うまく歌えてたかな、あの頃みたいに」とアキに言いましたが、そっとカラダを話したカナは

「知らない」

と涙を浮かべながら立ち去ります。

そして颯太がカラダに戻ったところで、メンバーが駆けつけて颯太を引っ張っていきました。

どこへ向かうか分からず、戸惑う颯太。

ここで14話は終わりです。


いやーこれ、真剣佑と北村匠海のビジュアルで観ても、耐えられるとは思えないくらいサブいお話だわ~。

そもそもカセットテープをこんな普通に若い子が使わないだろ?ってところがまだ伏線回収されてませんが、これ、回収されないままなんじゃねーの?

とりあえず、ババアには無理だわ、ごめんよ!

悪いけど、ヒロインはもっと旬な中条あやみとか使った方が良かったと思うよ?

真剣佑よりは北村匠海がメインっぽい感じですね。

真剣佑が超ボジティブでウザいアキを演じるのは、素のパリピな性格に合ってるのかもしれませんね。

しっかし映画公開前に、これだけコミカライズでストーリー見せちゃう狙いってなんなんだろう…

ま、そんなに読んでる人も多くないみたいだし、Twitterでも全然話題になってないですけどね。

俳優ファンはマンガじゃなく映画でストーリーが楽しみたいから、とコミカライズされても読まないようです。

まーミステリーとかじゃないんだし、そらそーだな。

なーんか、色々と業界のプロモーションや制作の感覚が、令和のノリに合って無いな~って思うところばっかりだけど、大丈夫????

私は正直、こんなストーリーなら真剣佑のPVとでも思わなきゃ、映画館なんて行ってられませんわ。

せめてここから驚くような、すごいストーリーが展開されることに期待…します…

続きはまた来週!


※15話ネタバレ感想追加

バンドメンバーの打ち上げに招かれた颯太。

メンバーはやはりカナがいないと、と話し合います。

帰り道、颯太はアキに「カラダを無期限で貸しても良い」と持ちかけました。

颯太にとって、アキにカラダを貸している間、誰にも見られず1人でいられるのが楽だったのです。

なので、これから面接や飲み会など人付き合いが面倒な時はアキに代わってもらい、自分は1人の時間を持ちたいと考えました。

アキはそれに「最高!」と乗りますが…

この後のあらすじを読むと、徐々にテープが不調になり、交代がうまくいかなくなるはず。

そもそも、何故颯太がこんなに人付き合いが嫌いなのか?がこの先描かれるかな?

そこを出さずに、バンドメンバーと過ごす楽しさを知って考えが変わる、だと単純すぎだけど…

続きはまた次週!
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