「つまらない映画も褒めるファン」と「金返せ厨」は嫌い

2020年01月11日
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イケメン俳優を推すようになり、

「日本にはこんなに、つまらない低レベル脚本映画が多いのか⁉︎」

と絶望することが増えました。

つまらない映画_金返せ

以前なら、つまらなそうな映画はそもそも目にも止まらないし、映画館も余程気分が乗らなければ行かなかったため、我慢して変な映画観ること無かったんですよね…

好みは人それぞれなので、私が嫌いなスイーツ映画が好きな人もいる、のは分かります。

しかし、どこをどう取っても内容はつまらない、それでも推しが出演してるから、と

「最高に感動しました!皆んな映画館で観るべき!」

とツイートする俳優ファンって、脳味噌溶けてるの?と毒づきたくなるわぁ。

そういうツイートは大抵「ハッシュタグを付けて感想をツイートしたら、抽選でプレゼントが当たる」キャンペーン用ツイートだったりもしますけどね。

あと、明らかに推しに俳優の写真をアイコンにしてたり、アカウント名に推し俳優の名前入れてて分かりやすい。

「この映画褒めてるの、俳優ファンだけじゃん。

それ以外は皆んな貶してるのに、分かりやすい」


とかファンが馬鹿にされてるの見ると、キッツイわぁ。

あと私が嫌いなのは、推し俳優出演映画を貶す人に対して

「感想は人それぞれだけど、悪口をSNSで垂れ流すな!

勝手に心の中で思ってろ!

評論家でもないくせに、他人に素人意見押し付けるな!」


って言っちゃう人ね。

じゃあ「この映画最高!皆んな観るべき!」って褒め言葉だって、素人意見の押し付けじゃん。

「悪口は嫌い」という悪口を言ってる矛盾に気付いてないの、本当にウザい。



でも、そう思いつつも、私が観て本当に面白いと思った「屍人荘の殺人」がネットでクソミソに言われてた時は、不愉快でした。

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「ゾンビが出るなら先に言え!」とか

「明智も推理するみたいな予告詐欺は酷い」とか

「中村倫也の無駄遣い」とかいっぱい見たなー。

特に「中村倫也の無駄遣い、と言いたいだけ」のツイートをたくさん見ました。

いやそれパワーワード扱いすんの?とイライラ。

ただ、それ以上に嫌だったのが

「金返せ!と言いたいだけ」の人達です。





これは「二ノ国」の時もたくさん見ました。

いや、私も二ノ国はめちゃくちゃつまらなかったし、不愉快な内容だったけど

「金返せ」

とは思わないよ。





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この「金返せ」と「今年ワースト1位」はパワーワード扱いになっていて、ワザとこの言葉を書き込んでストレス発散してんじゃないの?って人たくさん見かけます。

で、この「金返せ」という言葉を見て、映画館行くのやめる人もいれば、逆に怖いもの見たさで映画館に行って、クソミソツイートでストレス発散したがる人もいますね。

お金払って観てるから、好きに言っていいと思うけどさ。

でも、「金返せ」は「何様のおつもりですか?」と思いますね。

レストランで不味かったら「金返せ」って言うかい?

病院で死なない程度の誤診されても「金返せ」って言わない人がほとんどなんじゃないの?

なのに映画だと気軽に罵倒して良い、となってて、ロクに理由も書かずに

「今年ワースト1位だった。金返せ」

とか言うのは、参考にもならんわ。
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映画を観に行く以上は、何かしら期待して観に行くことが多いと思います。

その期待を裏切られて怒る気持ちは分かる。

そして、期待が単に推し俳優のビジュアル観ることだけって人もいるでしょう。

でも内容に触れずにただアホのように褒めたり貶したりする言葉がSNSで溢れてしまうと、映画制作者たちは真の問題点に気付かないままなのでは?と思ってしまいます。

「とりあえず美男美女出しておけば、脚本が低レベルでも興行収入は取れる」

そう思い込んでるとしか思えない実写映画の多さは、心底ウンザリ。

そう言う人は多いのに、無くならない。

だってやっぱり、そのとりあえず美男美女を観たくて映画館行く人も多いから。

「午前0時、キスしに来てよ」が興行収入10億突破できちゃうんだもんねー。(映画の規模&上映館数によりますが、大体5億前後は大コケ、10億越えるとヒット、と言われてます)

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そりゃファンなんて足元見られて金取られて、アホ扱いされるわ。

とか散々言うけど、でも私は「金返せ」とは思いません。

駄作でも郷敦くん目当てで観る、と思って行ってたし。

「カイジ ファイナルゲーム」だって「二ノ国」だって「東京喰種S」だって、真剣佑のために観に行ったから仕方ない。

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それでも、推しにはもっと良い作品に出て欲しい。

映画制作者には、手抜きをして欲しくない。


思い込みかもしれませんが、「金返せ厨」はただ他人が作った物を罵倒して、賢くなった気分を味わいたいだけの消費者に見えます。

自分の見る目の無さを恥じる気持ちは無いの?

予告観て、低レベルなの分からなかった?

「予告で想像としてたのと違うからダメ」と言う人は、想像を裏切られたことを楽しめない狭量さを恥じたりしないの?

なーんて他人の批判をする私も、同じ穴の狢ですけどね。

ただ、「こうすればもっと良かったのに」ということを考えたり、「何故こんな駄目映画が生まれたんだろ?」と考え、消費行動でアピールしないと、世の中は変わらなそう。

褒めるのも貶すのも、その言葉で何か変わって欲しいという期待を込めて拡散するものなんじゃないのかなぁ。

書いてスッキリ、ってだけでも別に良いとは思うけど、でも皆んなで綺麗事言うのも、悪口言うのも、大衆心理に身を委ねて気持ちよくなりたいだけ、みたいな気持ち悪さがあります。

しかし「アルキメデスの大戦」のように、私も観て面白いと思った映画が、映画レビューでも高評価だったりすると、やっぱり良作はちゃんと評価されるのよね…



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観客としては、やはり「良作も駄作も同じ値段で、しかも映画館は値上がりしている」というのが、不満が募る要因になってると思います。

ついこの間までレディースデーで1,000円、通常で1,800円だったのに、今通常1,900円ですもんね。

私は福利厚生とかムビチケ使って1,100円〜1,400円で観てますが、それでも高い!

オンデマンド配信で気軽に安くテレビやスマホでも映画が観られるようになった分、観客の目も肥えてるし。

なのに映画業界は老害が蔓延していて、変な思い込みで単純な映画作ってる気がするなー。

「どうせ、世間全体に馬鹿が増えてて、難しい内容は理解出来ないんだろう?」

と思われてる?と勘繰りたくなるわ…。


昨年末エキストラに行った時、スタッフの方が

「デジタルになってから、映画の撮影時間はかなり短縮しました。

昔の巨匠監督の撮影だと、午前中は1カットも撮れない、ライティングだけで時間が過ぎること多かったけど、今は予定通りサクサク撮れますからねー」

と話してました。

確かにそういう、昔の邦画は拘りが強く、採算が合わないことがあったと聞きます。

ただデジタルが進化したところで「Cats」みたいに評論家にクソミソに言われ、公開後に改善版と差替えするケースも出ちゃってることを思うと、デジタルも問題あるのでは…



ま、大抵の観客がクソミソ言う映画は、画面構成だの色味だの役者の演技の前に

「脚本がつまらない」

ということへの批判が大多数。


脚本に拘るのって、一番大事。

脚本家と観客の感覚の差が乖離してるのかもしれませんね。

もしかしたら、脚本家を評価する人が老害なのかもしれないし…

だって、あらすじ読んだだけでコケるの確実って思うような映画が、本当にコケること多いんだもの…

それなら、良い脚本の映画がもっともっと増える世の中になってほしい!

そういう世の中になるための1票を、一般人の私達も持っているのではないでしょうか?

SNSで好きなようにつぶやくことが出来るんだから。

だから、良い意見も悪い意見も、単にノリでつぶやくのではなく、本当の本音を書く場であって欲しいなぁ、と勝手に思っています。

いやほんと、「金返せ」って言うのが面白いと思うの、良くないよ。

そんなん言われたら、新しい映画作りたいなんて思う人いなくなるよ。

でもって、つまんない作品でも嘘ついて「面白かった」と言っちゃう人いたら、「この程度で良いんだ」って足元見られちゃう。

ここでそんなことブツブツ言っても仕方ないんですけどねー。

映画を褒めるにも批判するにも、観客側も知性や教養が求められるのかもしれない、と思うと、もっと私も色んな映画を観たり、本を読んだり、歴史や現代社会について勉強をしていかないといけないな、と改めて思いました。

「カイジ ファイナルゲーム」のつまらなさで、ここまで考えさせられるってのも、ある意味良い機会をもらったってことかもしれませんね…
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