耽美系の中村倫也が主演「残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』ネタバレ感想

2019年10月28日
中村倫也出演作ネタバレ感想 0

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ずっと気になっていた、2015年上演の中村倫也の主演舞台「残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』」をAmazonビデオのレンタルで観ました。


残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』

レンタル7日間で980円とお高め…

前情報は、真っ赤な口紅でナルシストなドSで神経質なビジュアルの中村倫也の写真のみ、の状態で観始めました。



でもこれ大元は

1985~6年東京グランギニョルの舞台『ライチ☆光クラブ』があり、

それを原作とした古屋兎丸の漫画が2006年にあり、


ライチ☆光クラブ (f×COMICS)

こちらは更にその漫画を原作とした舞台。

他にも2012年に木村了主演で舞台化、


舞台ライチ☆光クラブ [DVD]

2016年には野村周平や古川雄輝出演で映画化、


ライチ☆光クラブ

と、色々な関連作品があり、こちらは「ミュージカル」というジャンルとしてウィキペディアに掲載されています。

公式ツイッターアカウントでは「残酷歌劇」と自称していて、他のライチ光クラブと差を出していたようですね。


古屋兎丸、耽美系好きな同級生がハマってたけど、私は手を出していなかったのよねぇ。

感想としては、うーん…

「ホリデイラブ」「初めて恋をした日に読む日記」とか「凪のお暇」などドラマで中村倫也にハマったけど、舞台は全然観たこと無い系の、お茶の間ファンにはオススメ出来ません。

私もそんなに多くの舞台を観てきてはいませんが、舞台って設定が分かりづらいというか、ストーリーがポエム調なので、時系列で分かりやすく話が進むドラマとは全然別物。

更に耽美系で独特の世界観なため、

「恋愛ドラマとか、お仕事系ドラマ好き」

みたいな方には、???だと思います…。

ストーリーは、「醜い大人になんかなりたくない」と思う14歳の少年達が、秘密結社「ライチ光クラブ」で人造人間を作って世界制服を試みるものも、愛憎や信頼関係の破滅でほぼ全員死亡する…

という、耽美で残酷で、独特な内容です。

中村倫也は「ゼラ」という愛称で仲間たちに呼ばれている、美しい暴君役。



ダンスや歌も披露しているし、冷たい目線や笑顔が美しい…!

「ホリデイラブ」の「わたるん」に近いようで、また全然違います。

真っ赤な口紅をしているけど、女装とはまた違う感じで、これはこれで好きな方多そう。
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ゼラと、おねぇキャラのジャイボの濡れ場もあり首筋ペロペロする中村倫也、シャツの胸をはだけさせ、ジャイボに弄られる中村倫也(ゼラって書けって感じですが)を堪能できます。

えっろ!

人造人間のライチに美少女を誘拐させてきたり、その美少女で自慰行為に及んだ仲間を処罰したり、臓物バーンと投げ散らかしたり…

と、お子様には観せられない内容ですね。

仲間の目玉をくり抜くし…

最後、ゼラの片腕取れるし…

でも15歳くらいの子は好きそう。

中村倫也はDVD化後に

とツイートしていて、オススメのご様子。

私も観たこと自体はとても満足なのですが、でもこれはテレビじゃなく舞台で観たかったな。

ところで、SNSで時々、中村倫也と吉岡里帆の熱愛を囁き続ける人がいます。

でも、その根拠は多分この吉岡里帆のInstagram投稿。

丁度この頃、中村倫也は加藤 諒くんと残酷歌劇で共演していたので、その繋がりだったのでは?

そう、この「残酷歌劇」に加藤 諒くん出演しているけど、でもお笑い立ち位置という程でもなく、たくさんいる仲間たちの1人って感じでした。

漫画や舞台や映画が色々出来てる作品の中の一つのなので、この舞台で他のゼラとの差別化をすることに、中村倫也は心血を注いだんだろうな、と予想してしまいますが、本当に色んな顔を持つ俳優さんですね。

「可愛い」でも「カッコイイ」でもない、ゆるふわもしていない、キレキレで残酷な中村倫也。

そんな中村倫也の姿も観てみたい方にはオススメします!

でも耽美系やBLに免疫無い方は、ちょっと向かないかもなぁ。
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