「薬屋のひとりごと」原作、20巻以内で完結と予測~阿多の父は皇族血縁?

2024年01月28日
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アニメを観て、コミカライズを読み、なろうの方も要所要所読みながら原作小説を読み(ネタバレサイトで壬氏と猫猫の進展がある部分だけ調べて買い、それ以外は図書館で借りてます)…とここ数ヶ月でハマった「薬屋のひとりごと」ですが、既に私がここまで読んだ時点の感想は書いてきています。

「薬屋のひとりごと」壬氏22歳、猫猫21歳で両思いになっても妊娠回避で進展無し…

「薬屋のひとりごと」壬氏22歳、猫猫21歳で両思いになっても妊娠回避で進展無し…

あくまでも壬氏と猫猫のラブコメ進展が気になり、ネタバレサイトを見つつ、小説版の5巻と8巻を書いました。5巻のキスシーンは、ネタバレサイトで読んでいたのとちょっと印象が違いましたね。壬氏が嫉妬心に駆られて歯止めが効かなくなり、猫猫の首を絞める、とかは書かれていたけど、まさか首を絞めつつ繋いだもう片方の手を関節が外れるかと思うくらい強く背中側に固定し、という流れの中で、苦しくて上を向いて口を開けた猫猫に...



読むのが歯抜けの部分もありつつ書いていましたが、原作は後は11巻を数日内に借りれば読了、というところまで来ました。

図書館で借りる巻の順番が入り乱れていたため、やっと4巻を読み、子翠(楼蘭)が玉藻(美しい藻)に名を変え、猫猫が壬氏から貰った簪を市場で売って元気に生きていることが分かったのは良かったです。

ちなみに子翠は本来は翠苓(楼蘭の異母姉)の名前で、先帝の孫。

なので楼蘭は異母姉の実の名を、下女に扮していた時に名乗っていたのでした。

ロリコン先帝が手を付けた女児(楼蘭の母・神美の侍女)との間に子供を作り、でも公には実子と認めずに医官との子として追い出したけれど、内心は気に掛けていたために子晶(楼蘭の父)に匿わせ、適齢期に「願いをなんでも聞くから、娘と結婚してくれ」と頼んでいたんですね。

長男の主上に関心があった描写は無いし、壬氏が幼い頃に近寄ろうとして女帝に止められるシーンがあったくらいなので、そこまで実子に関心がある人とは思えなかったのですが…

そもそも実子を可愛がる父性があったら、ロリコンを貫くかな?

で、子昌はその娘との間に娘を作り、その子に「子翠」という一族の名を与えたことで先帝の信頼を得て、元々婚約者だった神美(先帝からは手を出されていなかった)を下賜してもらうことにした。

それは、元々婚約者だった神美のことを本当にずっと愛していたから。

神美が後宮に入ったのは彼女の父が奴隷貿易と後宮拡大の件で女帝とうまくいかず、「余計なことしたら、娘がどうなるか分からないぞ?」という脅し的な意味で人質のように送り込ませたから…というのを、神美は理解していませんでした。

なので、自分に手を出さない先帝にも、過去の婚約者の子昌に下賜されたら既に妻子がいたのも気に食わず、国を滅ぼそうと企てた。

子昌はそれに協力しながらも、1~4巻までに起こる様々な事件(猫猫が解決)を起こし、その結果宮廷内の膿を炙り出し、最後は自身が全ての罪を被る形で壬氏の軍に消されます。

全て分かって協力していた楼蘭は、それでも一族の為に

「翠苓の蘇りの薬で一旦仮死状態になった後に息を吹き返した子供達と翠苓の保護」

「一度も神美に手を付けなかった、運命を翻弄した皇族への仕返し」として、先代に似た壬氏の顔に傷を付けること

を壬氏に頼み、それを了承された後は追っ手から逃れた後に生死不明とされていました。

ということで、ここまでの一連の流れはコミカライズもアニメも作ることになると思います。(アニメの監督は全24話を想定しているそうですが、それだと伏線回収し切れないけど…結局人気次第で2期制作発表する系?)

そうしないと、伏線回収し切れないままになってしまうので。

気になるのは、壬氏は母親の阿多に似ている、と言われつつも、若い頃の先帝にもソックリと言われていることです。

阿多は壬氏の乳母の水蓮の娘で、父親似で、主上の乳兄弟。

ただ、阿多が先帝の娘の可能性は低い気がするんです。

夫が亡くなったから、と乳母として働きに来たとなってたし、阿多と主上が腹違いの姉弟なのを隠して妃にさせたとは思えないので。(主上の時は婚姻相手と血が濃くなり過ぎないよう配慮してましたし)

天女のような美形と絶賛される壬氏に似ている人が2人いる…となると、阿多の父親は遡ると皇族の末裔の可能性があるのでは?

そして、既刊14巻の続きは2023年12月以降急ピッチでなろう系に投稿されているため、15巻発売も割とすぐなのではないかと思われます。

ちなみに4巻で子の一族の企てが終わって以降、舞台が西の方とか色々出てきて、権力争いや蝗害や脇キャラのラブストーリーが入り混じるようになり、猫猫が外科の知識を身に付けるようになる、とかもありますが、何となく無駄なエピソードも多いなぁと感じていました。

基本的に干支に因んだ一族たちが絡んできて、それとは別に猫猫の羅の一族の話も出てくるのですが、100年近く前に追放された皇族兼医官の華佗の末裔として、猫猫の同僚だけでなく妓楼での姉の女華も関わっているとか、流石に話を広げすぎな気がして。

しかし、華佗と言う過去の皇族が出てきたことを思うと、ここと阿多の父が繋がってもおかしくないのではないかと思えてきました。

そうしないと、どんどん話を膨らませ過ぎている部分が蛇足になると思うんですよね。

単に華佗の医学知識が役立っていく、でも良いけど、敢えて皇族とする必要は無いし。

で、医学の知識を持つ猫猫に壬氏が惹かれるのは、その遺伝的な影響もあったかも?とする…は考え過ぎでしょうか?

「薬屋のひとりごと」は、綿密に伏線が張られている部分と、「なろう系だなぁ」という行き当たりばったりな萌え展開が混ざっているので、何とも分かりませんけどね。

ただ、15巻に収録されるだろう現在なろうに掲載されているストーリーを読むと、話をまとめにかかろうとしているように思えました。

主上が盲腸の手術をする前に、壬氏に「次期皇帝になる気は無いのか?」と詰め寄っています。

現段階では、壬氏の父親が主上であることは、皇太后と阿多と猫猫しか知らないこと、のはず。

けれどそれに主上も、皇太后の兄も、気付いているような描写もありました。

まぁ壬氏は先帝にも阿多にも似てるし、どちらにしろ皇族で元東宮なのに変わりはないのですが。

壬氏は「皇帝にはならない。まだ幼い東宮の後ろ盾にはなる」というスタンス。

主上は「自分にもしものことがあったら、東宮が成長するまで壬氏に帝になって欲しい」と思っている。

更に主上はかつて「阿多を国母にする」と約束しています。

だからこそ、盲腸の手術前に阿多、壬氏、猫猫の4人で今後の話をしているのでしょう。(猫猫は阿多が招いていますが、それは猫猫が事実を知っていて、かつ壬氏と恋仲になったと認識しているから、かな)

阿多としては、東宮時代の主上の陽に恋をしてはいなかった。

でもいくら乳兄弟とは言え、東宮に夜伽を命じられたら断れなかった。

いざ子供が産まれたら可愛かったし、帝より東宮の子は後回しにされると出産時に身に沁みてしまい、皇太后と共に互いの子をすり替えてしまったのは、分かるような、分からないような…

結局、本来の皇太后の第二子は阿多の侍女が蜂蜜を与えたために夭折してしまっています。

そのせいで猫猫の養父・羅門は肉刑を受けて追放され、それで花街に住み着いて甥の羅漢の子の猫猫の養父になった。

この時点でかなり話が出来過ぎですけども。

やり手婆や妓女のお姐さん達が猫猫を育てていたのは、母親が元々は売れっ子の妓女だったので情けがあったのか、他にも理由があったのか、も、話を広げられる気はします。
とりあえずまだ11巻は読めていませんが、壬氏と猫猫の恋愛進展の時系列は分かりました。

男女共に虜にしていた麗しの美形の壬氏は、薬屋としての猫猫の知識を利用しようとしている内に、いつまでも懐かない猫を振り向かせようとするかのように必死になり、本当に好きになっていった。

幼少期に「一つの物に執着しないように」と教育され、お気に入りのおもちゃも隠されてきていた分、壬氏は根は粘着質なキャラという設定です。

彼の顔にも、身分にも惹かれない、彼の内面のみを見る猫猫と出会えて、「自分は何をやっても天才にはなれない、秀才止まり。所詮顔と血筋だけ」と自虐的だった気持ちが満たされたのかな?

男女の色恋を散々妓楼で見てきた耳年増の猫猫は、「興味のあることだけに異様な才能を発揮する」という羅の一族の血を継いでいるため、見た目で壬氏に惹かれないし、皇族と男女の仲になって面倒なことに巻き込まれたくない、と長年はぐらかし続けていたけれど、

「こんなに一緒にいて落ち着ける相手は、壬氏様くらいだな」

と気付いて、好意を受け入れることにしました。

それは苦労性の壬氏は、養父に似ていると思ったから。

で、いざ肉体関係を持つか⁉︎となったところで

「皇族との間に子供が出来たら、政治的な火種になる」

と猫猫が考えていると知り、ただ恋愛脳と肉欲でいっぱいだった壬氏は

「ここまで先のことを考え、それでも自分を受け入れようとしてくれる女は、猫猫しかいない」

と気持ちを改めて、手順を踏むまで手は出さないと心に決めます。

ここにどう決着をつけるか?が描かれるまでの間に、猫猫が外科の技術を学んだり、華佗の末裔が出てきたり、猫猫の同僚と従兄達や馬閃と里樹の恋模様とか、雀が巳の一族で後継者として里樹の兄を引き入れようとしてる、とかもあるけど…

この内のいくつかは、本当に今後も必要なエピソードか分かりません。

雀の師匠が猫猫の同僚の叔父、とか、繋がってはいるのですが、こうやって蜘蛛の巣状にすることに意味がある時と、ご都合主義過ぎる時がありますからね。

雀の過去とかは、キャラに感情移入して横に逸れ過ぎたんじゃないかと思います。

あと馬閃と里樹のカップル?も、これもう本編終わらせた後の番外編で良くない?

このままダラダラと壬氏と猫猫の関係を放置したまま20巻を越える、は流石に無いと思っているので、とにかく壬氏の進退についてそろそろ結論を出すでしょう。

正直、なろう系だからここまで番外編みたいなエピソードを混ぜまくっても連載続いてますが、一昔前の小説家ならここまでのストーリーは半分の巻でもっと濃密に練り上げて纏められてると思う…

同じようなコント的なやり取りが多過ぎ、それでページを増やしてるから。

後宮で一夫一妻制の導入をする、が普通に考えると落とし所かとは思います。

壬氏は帝になったら他に肩書きだけでも妃を作らないといけないし、それでも猫猫だけの元に通うとなると後宮で諍いが起こるのを危惧してるし。

そもそも、玉葉の敵には回らないという証として、お腹に焼印も入れちゃったしなぁ。

複雑なのは、例え壬氏が帝にならなくても、猫猫は壬氏の子供を産めないと思っているところ。

ここは羅漢が解決のキッカケにする可能性もありますけどね。

羅半も「猫猫と壬氏の間に子供が出来たら、羅で引き取る(美形が生まれそうだから)」と前々から言ってますし。

主上も猫猫に対して「羅漢の娘」とわざわざ言った辺りは、伏線かも?

あまり考察みたいなことは言いたくないけど、結局猫猫は自分のことを庶民と思っていても、羅の姫と公認されてますからね。

そして阿多も「自分の出自が良くない」とこの最新話であえて言っていました。

それが羅と関係していくか、阿多の父親の話に結びつけていく展開にするか、何だかどっちもありそうな気がしています。

羅の力は弱くなってると言われていても、誰も歯向かえない状態。

羅漢も羅半も、皇族と血縁になるために壬氏と猫猫を結婚させようとは思っていない。

羅漢はあくまでも婿として壬氏が相応しいか?をチェックしていて、そこはもうクリアしている気がします。

羅半としては、権力はともかくお金的に借金は返したいけど、数字で国を守る仕事が出来れば良いのでしょう。

5巻の時点で「羅の娘と皇弟の結婚は無難」と猫猫も思ってたのに、何でいざ両思いになったら子作り心配になったんだろう…本気でその時は先のことを考えてなかったにしても、理屈としてそうなるのも分かっていたでしょうに。

とにかく、このままだと話が段々と破綻する可能性も高いから、20巻までで本編は完結させ、脇役のエピソードは番外編として出す、が無難だと思われます。

その頃にはアニメで楼蘭の話までいけそうだし。

はてさて、私のこの「薬屋のひとりごと」の人気とビジネス的観点から見た予測は、当たるかどうか…いつか検証したいものです。

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