「薬屋のひとりごと」壬氏22歳、猫猫21歳で両思いになっても妊娠回避で進展無し…
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あくまでも壬氏と猫猫のラブコメ進展が気になり、ネタバレサイトを見つつ、小説版の5巻と8巻を書いました。
5巻のキスシーンは、ネタバレサイトで読んでいたのとちょっと印象が違いましたね。
壬氏が嫉妬心に駆られて歯止めが効かなくなり、猫猫の首を絞める、とかは書かれていたけど、まさか首を絞めつつ繋いだもう片方の手を関節が外れるかと思うくらい強く背中側に固定し、という流れの中で、苦しくて上を向いて口を開けた猫猫に息を吹き込むようにキスをするとは…
その後押し倒して舌を入れて…の流れで、圧死しそうに苦しい猫猫が過去に妓女から仕込まれた技を思い出し、自分の舌を壬氏側に入れ、「受け入れられた!」と喜んだのも束の間にテクで体の力が抜ける程メロメロにされてしまった壬氏…
あくまでもギャグっぽく終えていたけど、「女子供に手を上げるような男ではない」と壬氏のことを事前に書いていても、これ十分暴力だよ!?
猫猫が主導権を奪う、という流れが面白い、という意図なのでしょうし、壬氏が美形で皇族で、猫猫とも気心がそこそこ知れているからこそ、なんだろうけど、妃候補の一人にこんなやり方する男、ヘタレというよりクズなのでは…
また、原作者の日向夏さんのX投稿も少し読みました。
中国設定かと思っていたけど、一応架空の国設定なんですね。
元々、ミステリともラブコメとも分類出来ない、と以前作者が言っていた説をネットで見かけていましたが、初期は頑張ってラブコメにしようとしていたとこと。
また、壬氏は「小説家になろう」の連載中、人気次第で壬氏は本当に宦官にするか、途中で亡くなるルートもあったそうです。
ということは、「ラストは壬氏と猫猫が結婚するハピエン」が確定ルートとして始まった話では無いようですね。
なろうと小説版は肉付けが多少違うようですが、大筋の流れは同じみたい。
で、なろうはまだ完結していない上に、更新もかなり遅め…
小説版のネタバレを読んでいた時、猫猫は壬氏の好意に完全に気付いていて、同じような情熱は注げないけれど、気持ちに応えていこうと思うようになる、というのは知りました。
その後、なろうの最新話辺りを読んでみたところ…
猫猫が初夜を覚悟で、壬氏の寝室に向かうエピソードが!
十、夜の訪問
ただ、あくまでも玉葉后と敵対したくない猫猫は、子供が出来ないよう、もし出来ても産まずに始末するための準備をしていました。
やっと猫猫と男女の関係になれる!と浮かれていた壬氏は、「結婚前に関係を持つ=猫猫に負担をかける」ということを改めて実感し、またも理性で押し留めました。
まぁ、猫猫としては「本番無しでもする準備はあった」とのことで、その辺りは本当に妓楼で知識を詰め込んだ冷静な娘っぷり…
なのだけど、その後も理性で押さえてる壬氏にソッと濡れた指を添わせたり、と誘うようなこともしているから、猫猫的には
「貴方がしたいなら、どうぞ」
という気持ちの準備はバッチリ出来ているわけですね。
結局のところ、薬や毒に対する情熱ほど衝動的な「恋心」を、猫猫は壬氏に対して持っていません。
この物語の中では10代で結婚、出産は当たり前。
なのに未だに22歳の壬氏と21歳の猫猫が未経験というのは、なかなかに無茶ー。
となる理由は、壬氏が実は主上の弟ではなく息子であり、現東宮と地位を争う立場になる、と猫猫は知っているから。
私もまだ全話読んだわけではないけど、壬氏の母親の阿多はかつて主上に戯れに「国母にしてもらおうか」と言っていて、そうなると展開的には壬氏が次期主上になる可能性はかなり高くなります。
ただ…この作品って、人気あって話を続けていくうちに、どんどん新たな登場人物を増やしていき、あっちこっちで他の恋愛も進んでいったり、またメインの国際問題や国内問題も話が広がっていきすぎていて、正直
「この物語、本当にちゃんと完結するのかな?」
という気がしてきました。
ファンからすれば、色んな事件を結び付けていく展開は面白いんだろうと思います。
問題も先代、先々代の主上の子が次々出てきたりしていて、話は多岐に渡っていて、世界観が地続きになっている、とは思う、けど…
こういう言い方はアレだけど、人気がある内にどんどん話を広げていき過ぎて、でも行き当たりばったりな脇役の盛り上がりのために、メインの壬氏と猫猫の恋愛展開はずーっと小出しのご褒美状態って、高河ゆんみたいだなーと思っちゃう。
いや、偶々今高河ゆんの本を読んでるので名前を出したんですけどね。
頭の中にある程度ストーリーがあって、書きたいものをガーっと描いて、でも途中放棄しちゃう典型の方だから…
「同人誌あがり」と彼女が揶揄されがちなのは、そういう「気分が乗らなくなったら中断」をしてしまうから。(担当編集の移動や退職が原因なことが多い、と本人は言ってますが)
現状の流れ的にはもう、壬氏が主上になり、正式に猫猫を后にし、でもこれまでの慣例を無くして他の妃は持たない、としつつ、2人の結婚が勢力争いの火種にならないようにしないと、いつまで経っても2人の関係は進まなそうです。
猫猫的には「子供が産まれないようにすればOK」と思っていても、壬氏の性格ではそれは筋が通らないと思いそう。
もう周囲は「とにかく、やっちゃえ!」と応援してるのにー。
とは言え、過去に愛情より友情を持っていた主上の妃になり、窮屈な思いもした阿多としては、猫猫に同じ思いはさせたくないし、息子にもそういう思いを好きな女性にさせるのは不本意。
猫猫が后になって子供が出来たら、玉葉后と対立するだけでなく、命を狙われたり、好きな薬の実験も出来なくなったりするだろうし。(猫猫なら命を狙われても助かりそうですが)
そういう慣例を全部取っ払う、というのに手間暇かけていたら、2人の年齢はどんどん上がってしまいます。
一応30代半ばまで子供は産める、という世界観だけど(現実では40代でも産めるけど、これは昔寄りの話ですからね)、そこまで壬氏も猫猫も純潔なまま、というのは…物語としては気長過ぎ!
となると、皆んなが暗黙の了解のまま、壬氏の立場が確立するまで猫猫は離宮のような場所で、正式な妻としてではなくお付き合いをする、子供を産む、とかになってしまうルートもあるけど…
結局、猫猫はやはり医学のことを誰よりも何よりも好きなまま!というのは崩せないと思います。
この作者さん、ちょいちょい「今時、そんな言い方する?」みたいなこともするから分からないけど…
出産で子宮を失い、母乳が出ない阿多のことを「女では無くなった」と書いたりしてたからなぁ。
「母としての役割が出来なくなった」と「女では無くなった」は意味が違うというか、「子宮が無いと女じゃない」という言葉選びって、作者の価値観が出る気がするんですよね。
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5巻のキスシーンは、ネタバレサイトで読んでいたのとちょっと印象が違いましたね。
壬氏が嫉妬心に駆られて歯止めが効かなくなり、猫猫の首を絞める、とかは書かれていたけど、まさか首を絞めつつ繋いだもう片方の手を関節が外れるかと思うくらい強く背中側に固定し、という流れの中で、苦しくて上を向いて口を開けた猫猫に息を吹き込むようにキスをするとは…
その後押し倒して舌を入れて…の流れで、圧死しそうに苦しい猫猫が過去に妓女から仕込まれた技を思い出し、自分の舌を壬氏側に入れ、「受け入れられた!」と喜んだのも束の間にテクで体の力が抜ける程メロメロにされてしまった壬氏…
あくまでもギャグっぽく終えていたけど、「女子供に手を上げるような男ではない」と壬氏のことを事前に書いていても、これ十分暴力だよ!?
猫猫が主導権を奪う、という流れが面白い、という意図なのでしょうし、壬氏が美形で皇族で、猫猫とも気心がそこそこ知れているからこそ、なんだろうけど、妃候補の一人にこんなやり方する男、ヘタレというよりクズなのでは…
また、原作者の日向夏さんのX投稿も少し読みました。
中国設定かと思っていたけど、一応架空の国設定なんですね。
薬屋のちょこっと解説。
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) October 21, 2023
あくまで大陸風の架空世界なので、知ってる人にはわかるトンデモをたくさん入れてる。
文化は近世ですが、衣装は唐代のものをモデルにしたり、序盤のチョコレートとか出したり。
あとカタカナ多いですが
裳(スカート)
帳(カーテン)
乳酪(バター)
と翻訳されております。
元々、ミステリともラブコメとも分類出来ない、と以前作者が言っていた説をネットで見かけていましたが、初期は頑張ってラブコメにしようとしていたとこと。
薬屋のアニメを見ると、初期は頑張ってラブコメにしようとしていたんだと感心してしまうのだ。
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) November 11, 2023
また、壬氏は「小説家になろう」の連載中、人気次第で壬氏は本当に宦官にするか、途中で亡くなるルートもあったそうです。
なお人気次第で●●ルートを進むはずだった壬氏。
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) November 4, 2023
ということは、「ラストは壬氏と猫猫が結婚するハピエン」が確定ルートとして始まった話では無いようですね。
なろうと小説版は肉付けが多少違うようですが、大筋の流れは同じみたい。
で、なろうはまだ完結していない上に、更新もかなり遅め…
小説版のネタバレを読んでいた時、猫猫は壬氏の好意に完全に気付いていて、同じような情熱は注げないけれど、気持ちに応えていこうと思うようになる、というのは知りました。
その後、なろうの最新話辺りを読んでみたところ…
猫猫が初夜を覚悟で、壬氏の寝室に向かうエピソードが!
十、夜の訪問
ただ、あくまでも玉葉后と敵対したくない猫猫は、子供が出来ないよう、もし出来ても産まずに始末するための準備をしていました。
やっと猫猫と男女の関係になれる!と浮かれていた壬氏は、「結婚前に関係を持つ=猫猫に負担をかける」ということを改めて実感し、またも理性で押し留めました。
まぁ、猫猫としては「本番無しでもする準備はあった」とのことで、その辺りは本当に妓楼で知識を詰め込んだ冷静な娘っぷり…
なのだけど、その後も理性で押さえてる壬氏にソッと濡れた指を添わせたり、と誘うようなこともしているから、猫猫的には
「貴方がしたいなら、どうぞ」
という気持ちの準備はバッチリ出来ているわけですね。
結局のところ、薬や毒に対する情熱ほど衝動的な「恋心」を、猫猫は壬氏に対して持っていません。
この物語の中では10代で結婚、出産は当たり前。
なのに未だに22歳の壬氏と21歳の猫猫が未経験というのは、なかなかに無茶ー。
となる理由は、壬氏が実は主上の弟ではなく息子であり、現東宮と地位を争う立場になる、と猫猫は知っているから。
私もまだ全話読んだわけではないけど、壬氏の母親の阿多はかつて主上に戯れに「国母にしてもらおうか」と言っていて、そうなると展開的には壬氏が次期主上になる可能性はかなり高くなります。
ただ…この作品って、人気あって話を続けていくうちに、どんどん新たな登場人物を増やしていき、あっちこっちで他の恋愛も進んでいったり、またメインの国際問題や国内問題も話が広がっていきすぎていて、正直
「この物語、本当にちゃんと完結するのかな?」
という気がしてきました。
ファンからすれば、色んな事件を結び付けていく展開は面白いんだろうと思います。
問題も先代、先々代の主上の子が次々出てきたりしていて、話は多岐に渡っていて、世界観が地続きになっている、とは思う、けど…
こういう言い方はアレだけど、人気がある内にどんどん話を広げていき過ぎて、でも行き当たりばったりな脇役の盛り上がりのために、メインの壬氏と猫猫の恋愛展開はずーっと小出しのご褒美状態って、高河ゆんみたいだなーと思っちゃう。
いや、偶々今高河ゆんの本を読んでるので名前を出したんですけどね。
頭の中にある程度ストーリーがあって、書きたいものをガーっと描いて、でも途中放棄しちゃう典型の方だから…
「同人誌あがり」と彼女が揶揄されがちなのは、そういう「気分が乗らなくなったら中断」をしてしまうから。(担当編集の移動や退職が原因なことが多い、と本人は言ってますが)
現状の流れ的にはもう、壬氏が主上になり、正式に猫猫を后にし、でもこれまでの慣例を無くして他の妃は持たない、としつつ、2人の結婚が勢力争いの火種にならないようにしないと、いつまで経っても2人の関係は進まなそうです。
猫猫的には「子供が産まれないようにすればOK」と思っていても、壬氏の性格ではそれは筋が通らないと思いそう。
もう周囲は「とにかく、やっちゃえ!」と応援してるのにー。
とは言え、過去に愛情より友情を持っていた主上の妃になり、窮屈な思いもした阿多としては、猫猫に同じ思いはさせたくないし、息子にもそういう思いを好きな女性にさせるのは不本意。
猫猫が后になって子供が出来たら、玉葉后と対立するだけでなく、命を狙われたり、好きな薬の実験も出来なくなったりするだろうし。(猫猫なら命を狙われても助かりそうですが)
そういう慣例を全部取っ払う、というのに手間暇かけていたら、2人の年齢はどんどん上がってしまいます。
一応30代半ばまで子供は産める、という世界観だけど(現実では40代でも産めるけど、これは昔寄りの話ですからね)、そこまで壬氏も猫猫も純潔なまま、というのは…物語としては気長過ぎ!
となると、皆んなが暗黙の了解のまま、壬氏の立場が確立するまで猫猫は離宮のような場所で、正式な妻としてではなくお付き合いをする、子供を産む、とかになってしまうルートもあるけど…
結局、猫猫はやはり医学のことを誰よりも何よりも好きなまま!というのは崩せないと思います。
この作者さん、ちょいちょい「今時、そんな言い方する?」みたいなこともするから分からないけど…
出産で子宮を失い、母乳が出ない阿多のことを「女では無くなった」と書いたりしてたからなぁ。
「母としての役割が出来なくなった」と「女では無くなった」は意味が違うというか、「子宮が無いと女じゃない」という言葉選びって、作者の価値観が出る気がするんですよね。
というところに気付いてから、少しずつ私の中の「薬屋のひとりごと」熱は冷めていきました…
ミステリとしては、そこまで深い話ではない。
戦や政治ものとしても、目新しいものではない。
あくまでも、なろう系のノリの中では設定が面白い方って感じに思えてしまったんです。
ちゃんと全部読んでないから、ですけどね。
途中から増えていくキャラ達が、あまりにテンプレ過ぎてねぇ。
そういうの好きな人が多いのも分かるんですよ。
「あれ?主人公誰だったっけ?」
となる作品って多いし。
ライトノベルなんだから、そんなもんだとは思うけど、壬氏と猫猫の常に寸止めラブコメってのも、読み手としては引き延ばされ続けると飽きてしまいます。
もちろん、2人の恋の行方がメインテーマじゃないわけですが。
ラブコメ面としては執着心が強くてキモい壬氏と、探究心が強い猫の攻防戦、として楽しむもの、なのでしょう。
猫猫が花街で手練手管を仕込まれている、というのも、生真面目な堅物キャラじゃなくて面白いですよね。
壬氏はただでさえ猫猫にメロメロなのに、夜伽でも花街仕込みの技を繰り広げられたら、他の妃なんて持つことも無さそう。
先代の主上はロリで精神ヤバかったのに、その子や孫は健全で良かったね…(マゾな壬氏が健全かは微妙ですが)
全体的な設定としては面白いし、若い子が読むと「へー」と思うレベルの豆知識はあちこちにある物語かなと思います。
アニメは子翠のところまでは出来るなら続けるんじゃないかな?
そうしないと、そこまでの伏線が全部回収されなくなっちゃうから…
作者もそこで止めようと思ってた説を読みましたが、うん、そこなら区切りが良かったけど、まだまだ話は広げられたって感じなんじゃないでしょうか?
だから、壬氏が宦官のままでも、途中退場があっても、まぁまとまった可能性はある。
私としては…壬氏が猫猫に手を出したくてウズウズしていて、最初は気乗りしなかった猫猫もその気に一応なって、というので、もう良い気がしてきました。
ほら、あとは想像にお任せってルートもあるからさ…
日本語と中国語読みっぽいのが混ざっていて、名前を覚え辛いのと、どんどんキャラが増え続けていくってのが、ここ数日で私の興味を削ぐ流れになってしまってはいます。
ここから、猫猫が恋愛最優先になったら興醒め。
大団円な国の改革が短期間で行われても興醒め。
猫猫が身ごもったまま姿を消し、どこかで薬屋として生計を立てながら子育てしているのを、全てが片付いたあと壬氏が迎えに行く、というパターンもありがちだけど…
それはそれで、やはりここまで国の問題や外交を描いたあとの展開としては微妙だから、やはりちゃんと祝福されて一緒になるのかな?
壬氏の目的のために協力する人たちはたくさんいると思うけど…
猫猫の両親の方が、離れていたキツイ期間は多かったけど、お互いに趣味と能力に惚れ込んで両思いだったし、最後は一緒に過ごせて良かったのかなぁと思いますね。
主上は阿多のこと本気で好きだったみたいだけど、結局他の妃をたくさん迎えてたし。
一応原作も今後読むつもりだし、ラストを見届けたいとは思いますが、「さすが!」と納得する終わり方をしてくれたら良いなぁと思います。
作者の投稿を読む限りでは、そこまで思慮深く緻密な展開になるのか、疑問が残るのですが…
※当ブログ記事内には、実際に購入・使用した感想に基づく商品プロモーションを含んでいます。
ミステリとしては、そこまで深い話ではない。
戦や政治ものとしても、目新しいものではない。
あくまでも、なろう系のノリの中では設定が面白い方って感じに思えてしまったんです。
ちゃんと全部読んでないから、ですけどね。
途中から増えていくキャラ達が、あまりにテンプレ過ぎてねぇ。
そういうの好きな人が多いのも分かるんですよ。
「あれ?主人公誰だったっけ?」
となる作品って多いし。
ライトノベルなんだから、そんなもんだとは思うけど、壬氏と猫猫の常に寸止めラブコメってのも、読み手としては引き延ばされ続けると飽きてしまいます。
もちろん、2人の恋の行方がメインテーマじゃないわけですが。
ラブコメ面としては執着心が強くてキモい壬氏と、探究心が強い猫の攻防戦、として楽しむもの、なのでしょう。
猫猫が花街で手練手管を仕込まれている、というのも、生真面目な堅物キャラじゃなくて面白いですよね。
壬氏はただでさえ猫猫にメロメロなのに、夜伽でも花街仕込みの技を繰り広げられたら、他の妃なんて持つことも無さそう。
先代の主上はロリで精神ヤバかったのに、その子や孫は健全で良かったね…(マゾな壬氏が健全かは微妙ですが)
全体的な設定としては面白いし、若い子が読むと「へー」と思うレベルの豆知識はあちこちにある物語かなと思います。
アニメは子翠のところまでは出来るなら続けるんじゃないかな?
そうしないと、そこまでの伏線が全部回収されなくなっちゃうから…
作者もそこで止めようと思ってた説を読みましたが、うん、そこなら区切りが良かったけど、まだまだ話は広げられたって感じなんじゃないでしょうか?
だから、壬氏が宦官のままでも、途中退場があっても、まぁまとまった可能性はある。
私としては…壬氏が猫猫に手を出したくてウズウズしていて、最初は気乗りしなかった猫猫もその気に一応なって、というので、もう良い気がしてきました。
ほら、あとは想像にお任せってルートもあるからさ…
日本語と中国語読みっぽいのが混ざっていて、名前を覚え辛いのと、どんどんキャラが増え続けていくってのが、ここ数日で私の興味を削ぐ流れになってしまってはいます。
ここから、猫猫が恋愛最優先になったら興醒め。
大団円な国の改革が短期間で行われても興醒め。
猫猫が身ごもったまま姿を消し、どこかで薬屋として生計を立てながら子育てしているのを、全てが片付いたあと壬氏が迎えに行く、というパターンもありがちだけど…
それはそれで、やはりここまで国の問題や外交を描いたあとの展開としては微妙だから、やはりちゃんと祝福されて一緒になるのかな?
壬氏の目的のために協力する人たちはたくさんいると思うけど…
猫猫の両親の方が、離れていたキツイ期間は多かったけど、お互いに趣味と能力に惚れ込んで両思いだったし、最後は一緒に過ごせて良かったのかなぁと思いますね。
主上は阿多のこと本気で好きだったみたいだけど、結局他の妃をたくさん迎えてたし。
一応原作も今後読むつもりだし、ラストを見届けたいとは思いますが、「さすが!」と納得する終わり方をしてくれたら良いなぁと思います。
作者の投稿を読む限りでは、そこまで思慮深く緻密な展開になるのか、疑問が残るのですが…
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