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ホラー&ミステリ好き満足アニメ #虚構推理 で気付いた、宮野真守の声が覚えられない理由

サブスクで色々アニメを観るようになり、気付いたことがあります。

私は、宮野真守の声を覚えられない!

へー、このキャラの声優誰だろ?と思ってクレジットを見ると「宮野真守」と書かれていることが多いんです。

中村悠一目当てで朗読劇を観に行った時も、主役が宮野真守と幕間まで気付かなかったので、自分でも「何故…?」と思っていたのですが、「虚構推理」を観ていてもやはり桜川九郎の声優が宮野真守と気付きませんでした。



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アニメ自体は、サムネイルの絵を見て「なんかラノベ系かなー」と思いながら暇つぶしがてら再生したら、かなり面白くてハマりました!

ホラー好きな私も納得出来る、妖怪や神の設定。

人間と妖の間の問題を、推理を交えて虚構の答えを提示し、解決していく過程はミステリとしても結構しっかりとしています。

ラブコメっぽさもありながら、積極的な岩永琴子(片目と片足を捧げた代わりに知恵の神となった、大金持ちのお嬢様)をテキトーそうに扱いつつ、徐々にちゃんと彼女として大事にしていく桜川九郎(妖怪の人魚と件の肉を食べているので、不死で予知能力がある)の掛け合いもホッコリ。

「氷菓」が好きな人も気に入りそうだと思いますが、あちらより出て来る問題は刑事事件に繋がるものだし、「こんな推理も出来るよね」の提示に色んなパターンがありながらも、真実を追求しているわけではないので、満足度が高い内容でした。

だからストーリーに夢中になって、声優が誰かとか気にならなかったのはあります。

が、それにしても、何故ここまで私は宮野真守と気付けないのか?

まぁ声優オタクではないし、中村悠一きっかけで他の声優さんの名前を覚え始めたばかりのニワカ、ではあるけど、わしゃがなTVにもゲスト出演していたし、宮野真守の出演アニメはかなり多いのに。

彼の顔も歌声も分かる。

でも声優としては、声を聞いて「宮野真守だ」と気付かない。

もちろん、役によって話し方や声色をかなり変えていて、「まさかこの声優さんが、あの人だったなんて!」と思うケースはあります。

諏訪部順一は、特に分からない時がありますね。

でも宮野真守の場合は、そこまで大きく声色を変えていないキャラを並べても気付けません。

また、津田健二郎は声を聞いたら顔が浮かびますが、宮野真守の場合は彼の声だと分かった後でも顔が浮かびません。

中村悠一の場合は「あー、このキャラの感じは、あの他作品の時に近いパターンかな」と思ったりするけど、宮野真守だとそれも無い。

ただ、それって声優さんとしては、メリットでもありますよね。

どんな性格や年齢のキャラでも、違和感なくハマる。

気の強いキャラでも、優柔不断なキャラでも、甘く響くイケメンボイスのキャラでも、主役でも脇役でも起用できる。


だからこれだけ売れているんだろうな、と思います。

持って生まれた声質と、演技力の高さが、これだけ幅広い役をやっても飽きさせない土台なのかも。

単に私の耳が肥えていない、というのもあると思いますが…

地声で顔出ししている時は、ハイテンションで全くキャラが変わる面白い人になっちゃうところも、ギャップがあってすごいですね。
そこまで声優オタクになろうと思っていないので、基本的にはアニメは絵とストーリーを楽しみたいと思っています。

中村悠一の出演作はファンとして追って観ているけど、実はそこまで内容が好みじゃない作品もあるため、声や演技が好きというだけで追うのはなかなか厳しいものだなぁ、ということに最近気付いてきました。

これは新田真剣佑や中村倫也にハマってた時も思ったけど、役者さんはあくまでも作品の中の1パーツだから、根本的には作品の魅力の方が占める比重が多くなりますし。

そういう意味では、「この作品面白いなー」と思って観ていて、「声優誰だろ?」と思ったら「宮野真守」と気付くのは、流れとして理想的な気がしてきました。

敢えて言うなら、めちゃくちゃ私の好みの声では無い。

それは分かりやすいイケボ枠では無いからです。

例に出すと、速水奨とか分かりやすいイケボ枠ですが、そうなると演じられるキャラはある程度幅に縛りが出来るものなのかなという気もします。

「この声で、名もなきモブは出来ないよな…目立ちすぎる」

と言う時もあるでしょうし。

中村悠一も地味系も声を張る系も、アホキャラ系もやっていますが、年齢的には今後もう爽やかな青年役を続けるのは難しくなっていくのかもなぁとは思います。

「声は歳を取ってもあまり変わらない」

と中村悠一は残念そうに以前話していましたが、貫禄あるイケオジの声も、その内出来るようになるのかな?

さすがに爽やかな少年キャラはもう厳しそう。

宮野真守もその内変わるかもしれませんが、現時点では少年でも大学生でも大人キャラも演じられていて、それで飽きさせないってすごいことだなと思いました。

「宮野真守が好きだから、出演作は追う」というファンの方もたくさんいるのでしょうが、私程度のニワカだと、このくらいフラットに楽しめる声優さんの存在は貴重です。

中村悠一の声も演技も好きだけど、セクシーなんだもの。

彼でもこの「虚構推理」の九郎役はハマったろう、とは思いますけどね。

でもより一層イケメンキャラのイメージになったんじゃないかな。

九郎もイケメンだけど、琴子に振り回されて、それに困惑したり、優しくしたり、としつつもフラットで、達観したところが良い!

アニメを観てから小説や漫画のネタバレ感想サイトを読みましたが、琴子と九郎はプラトニックに見えて、ちゃんと恋人として肉体関係もある設定なんですね。

「破瓜」の意味について語り合い、困惑している男性の書き込みもチラホラ見かけました。

あくまでも、肉食系の琴子から下ネタを振られても否定したり、困惑したりしてるけど、でもやることやって大事にしてるという関係性も結構好みです!

自分から好きになった、従姉の六花のような魅力的な黒髪系の美女なら積極的に行動してデレたりするのに、琴子に関しては受身な九郎。

でも、普通の人間じゃない自分をそのまま受け入れてくれる琴子のことも好き。

そういう「好きな女は1人だけ」というセオリーから外れながらも、彼なりに冷静に状況を分析し、危ういことをしそうな琴子を黙って守ろうとしているあたりの、この頭脳と肉体に分かれて分担し合い共存し合う関係性もアリですねぇ。

いやー、サムネの琴子の絵がカードキャプターさくらみたいなロリ少女系だったので、観るまで全然内容を察せられずにいて勿体ないことをしました。

韓国人の女の子に「虚構推理を観たら面白かったよ」と話したら

「気になってはいたけど、シーズン2が出るくらい人気なんだ、と思っていただけで、妖怪や幽霊が出てきたりしない単なる推理ものかと思ってました」

と言っていたので、そんな風に思って観たら意外性にハマった、という私のようなタイプはきっと多いはず!

ちょうどシーズン2も始まったばかりだから、今期は追ってみようと思います。(昨夜のはリアタイ出来なかったけど…)

設定自体は思い切りライトノベルなのに、そういうのそこまで好みじゃない私でもハマったので、オススメです。

しかし、宮野真守の声だと分かった今でも、あくまでも九郎は九郎というキャラとしか認識出来ないし、それはそれで九郎と琴子の問題解決も、カップルとしての設定も楽しみ続けられるのは、アニメとして出来が良いなぁと改めて思いました。

原作も図書館にあったら借りて読んでみようかと思います!
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