#水星の魔女 エランが読んでいる本は哲学書「The World as Will and Idea(意志と表象としての世界)」

2022年11月01日
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英語を勉強中なので、「水星の魔女」の世界の中での共通言語が英語なのは勉強に役立つ、と思っています。

さて、いつも一人で本を読んでいるエラン君。

彼が読んでいる本は実在するのか?ならばどんな本か?を調べてみました。

ババっと読める範囲を見ると、木とか虹とかいう単語もあるし、何ページ参照、のような記述もあるため、実際にある本っぽかったのです。

まずはNetflixで画面を一時停止し、読める英文を入力して検索。

あまり短いと違うページが検索結果に出てしまうし、なるべく特徴がありそうで、かつ私が読み取れる部分を選びました。

「it becomes at once of no consequence whether it is this tree or its predecessor which flourished a thousand years ago(この木や千年前に栄えたものであろうと、すぐに重要なものではなくなる。)」

で、出てきたのはこちらでした。


The World As Will and Idea; Volume 1

第一巻「表象としての世界の第一考察」
~根拠の原理に従う表象、すなわち経験と科学との客観~
著者: Arthur Schopenhauer


翻訳版もありますが、タイトルの訳が「意志と表象としての世界」に変わっています。



アルトゥール・ショーペンハウアー(独: Arthur Schopenhauer,1788年2月22日 - 1860年9月21日)

画面の写真と、Googleブックで出てきた文章が一致しています。



エランが読んでいた部分

これ調べてからTwitter見たら、既に把握している方がいましたね。

スレッタとのデート待ち合わせ中に読んでいた、と言っている方がいましたが、2話のスレッタとグエルの戦闘中にもこれを読んでいました。

え~こんな哲学書をずっと読んでて楽しいの?

そんな僅かな合間でも読みたい系の本かい?

※哲学の勉強をしていたブログ友達のずずずさんに聞いたところ、名前は知ってるけど読んだことはない。ドイツの哲学者の本は難解、とのことでした。
と、ここまで分かったところで、私には哲学が分かりませんが…

Wikipediaによると著者は

「世界は最悪、人間生活においては意志は絶えず他の意志によって阻まれ、生は同時に苦を意味し、この苦を免れるには意志の諦観・絶滅以外にないと説いた」

という、強化人士であることに苦悩しているエラン君のキャラと合う感じがしますね。

この本も概要だと「客観」と「主観」の境界線等について自論が書かれているそうです。

自分の存在意義について、とかずっと考えているエラン君にとっては、こういう哲学書を読んで自分を納得させつつ、上の言いなりになってガンダムに乗ってきているってことなのかな。

こういう細かいキャラのディテールまで決めて作られてるアニメ、すごくないですか?

周囲がハマってくれない、と昨日書きましたが、どうもよくよく聞いてみると、

「アニメは1クール12話である程度ひと段落する」

という最近のアニメの傾向に慣れているから、「水星の魔女」は進みが遅く感じ、「この先どうなる?」の予測が付かないまま話数が重なるように感じるみたいです。


私もガンダムはSEEDと00しかちゃんと観ていないけど、全50話とかで構成されていますからね…

比較的細かくもテンポ早くキャラと世界観を描いている印象だった私としては、

「まだ戦争始まらないの?敵は誰?」

という状態で5話まで来ているのを、毎週楽しみに待つ根気が今は無い人が増えてきている、のかも?

もちろん、それを楽しめる人もいますが。

私としてはもう、「誰も笑うところも怒るところも見たことがない」と言われていたエラン君が、陰湿なまでにグエルの機体の頭部を引き千切るシーンの怖さにゾクゾクしました。

つい色々考察したくなるけど、余計な先入観は持ちたくないから、考察動画とかツイートは見ない派ですが…

まぁミオリネはエランの戦い方を見て分析し、予測し、結果も見抜いていた戦略科の学生だし、ものすごく優秀なことも既に描かれたため、次週はミオリネの指示の元スレッタがエランに勝つのでは?

じゃないと、今のところミオリネは名言製造機のキレ散らかすお嬢様、状態ですし。

彼女は彼女で、地球に行きたがる理由がまだ分かっていませんね。お母さんと関係していそうですが。

だからアーシアンに対して差別意識が無く、スレッタが住むことになった地球寮に駆けつけ、チュチュ達とも仲良くなっている。

今まで全然学内に友達がいないどころか嫌味を言われていたミオリネが、あんな風に色んな人と関われるようになったのもスレッタとの出会いがあったから、と思うと、良いわ~。

エラン君はあくまでもガンダムに乗るために作られた人間で、脳の中に手を入れられるような不快感に耐えながら操縦していたのに、それをスレッタは味わうことなく楽しんでいるのにイラっとしたのだろうけど…

と、ついいろいろ考えてしまいますね!

セブンイレブンでのコラボも始まったし、これからこういう企画は色々あるだろうな~。



個人的には、ブロマイドが欲しいけど、何故かライバル枠にグエル・エラン・シャディクがいること。

そりゃ御三家は敵ってミオリネは言ってるけど…

あと、仕方ないけど「ヒロイン」という男女で分ける括りは、今回の作品だとちょっと多様性の価値観に合わない気がする、かな。

まだまだ世界観が完全に明らかになっていないし、シャディクが養子だというのも公式サイトのプロフィールでしか分かっていないし、グッズ展開する程の要素が揃いきっていないから仕方ないですけどね。

これからクリアファイル配布とか色々コラボモノ出るんだるな~。

不安なのは…ファーストガンダム世代の同僚から

「エランって死亡フラグ立ってるキャラだね」

と言われたことです…

でもそれは5話をまだ観ずに言ってたから…私はそんなことないと信じていますよ!
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