都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

50代で出向、配置換え(人事異動)、転職をするのは良い?悪い?

50代で転職、退職

ニュースを観ていると、経済不安(円安ドル高、物価高騰、コロナ禍の打撃)、副業解禁とか、転職するなら今、とか、色んな情報が飛び交っていますが、こういう時にどう行動するのが確実なのでしょうか?

若い頃は「転職=ステップアップ」というイメージを持っていましたが、実際に周囲を見ると結果は両極端ですね。

ステップアップした人もいるけど、ステップダウンしていく人もたくさんいました。


中途採用の時点で精神的プレッシャーもあるし、職場環境によっては「所詮後から来た余所者」扱いをするところもある。

団塊世代から60代くらいの人は退職金ももらえて、契約としてまだまだ働けていたりするのに、その下の世代はシビア!と氷河期世代はずっと思っています。

で、自分達より下の世代は気軽にバンバンと辞めていく…

コロナ禍のこの3年近くで、職場環境が変わった人は多いでしょうし、これから益々変わる人も増えるでしょう。

私はコロナ禍の始まりの頃は「今はまだ動かないで様子見が良さそうだ」と思っていました。

そうしている間に、周囲ではバンバンと人が移動していっています。

若い子は見切りをつけて別の道へ、そして50代であまり成果を出していない、上とうまくいっていない、という人達は…出向や配置換えとなったり、それが我慢出来ず辞めている状況。

そういえば私が子供の頃は、リストラでサラリーマンが命を絶つ、が問題視された時期があったっけ。

その前までは「窓際族」なんて揶揄されていた人達が、バンバン切られる時代でした。

ロクに仕事出来なくても定年まで正社員でいられる、そんな時代は大分前に終わっていますね。

それでも私は、50代で転職というのはレアケースだろうと今まで思っていました。

今更違う業種に切り替えられる年齢じゃないだろうし、と。

直接どんな経緯でその方々が退職し、その後どうしているのか、は聞いていません。

若い頃は最前線にいたけど、そこでうまくいかなくなって他部署で窓際族的な扱いとなっていた人が、また別の部署に移動…というケースもあったし、

こっちの部署でもやっていけるだろう、と見込まれた移動に本人は納得がいかずに退職、というケースもあったようです。

あまり多い統計では無いけど、退職したのは独身者でしたね。

なので「よく怖くないなぁ」とか「転職先のツテがあって辞めたのかなぁ」とか思うのですが、やはりプライベートなので聞き辛いです。

そして、私にもそういう可能性が近い将来あるかもしれないんだなぁ、と思い始めています。

副業、と言えないレベルのアフィリエイトは衰退しまくっていて、収益は一時の5分の1レベル。

長生き願望は無いけど、さすがに兄に老後頼らないレベルではいないとなぁ。

仕事柄、東京を離れたら仕事がほぼ無いのは分かっているので、せめても…という感じで英語の勉強をしてはいますが…

お金のことは考え出すとキリがないから、見ないフリしていたかったんだけどなぁ。

辞めていった50代の方々は、私から見たら「今の時代についていこう」とは思わず、淡々と自分の世界で生きてるタイプに見えました。

オタクなら休日はオタ活に夢中。

飲み好きなら、飲み仲間と集まるのが生き甲斐。

今さら昇進の可能性は無いのは理解済み。

言われたことはテキパキこなすタイプだけど、コミュ力はあまり高くない、とか、そもそも読解力すら微妙タイプもいたかな…

なんて、他人を評価出来るご身分じゃありませんけど。

さすがに既婚でまだ子供にお金がかかる人は、納得いかない左遷でも出向でも受け入れて、そこでそれなりにやっていこうと頭を切り替えている印象です。

こういう時に儲け話の詐欺とか横行しそうですが、というか多分もうしていて私のTwitterも頻繁に副業紹介DMが届き、片っ端からスパム報告していますが、そういうのに騙されたくは無い。

でも良い転職先が見つかるか分からなすぎる。

でもでも、このまま切られるとか、船が沈むまでボウッと様子見をしているわけにはいかない。

そんなことをボンヤリと考えている間に周囲がどんどん変化していて、ドキドキしています。
50代ってもう体力も無いし、病気もしやすいし、なるべく穏便に過ごしたいはずの歳なのに、世界は過酷ですね…

そういえば最近、言語交換アプリで知り合った50代日本人男性が、かなり情勢が危ういニュースが出ている国に引っ越していきました。

仕事自体はすごく手堅いシッカリした方なのですが、コロナで帰国していたけど元々アジア圏をあちこち移動していた方なので、フットワーク軽いなぁと驚きです。

そんな風に新天地に出向ける歳でもあるのか、とも思いました。

手に職ある方は色んな道があると言えばありますね。

でも元々そういう暮らしをしていた方と、平穏に定年まで過ごしたいと思って正社員の座に残り続けた方では、そもそもの価値観も違うことでしょう。

私も今更新たな職種に動ける気はしません。

既婚者でパート感覚で働いているならともかく、独身は厳しい…

それでも就活とか始めた方が良いタイミング、なのでしょうか?

CMを観ていると、あくまでも転職は20〜30代をダーゲットにしたものばかり、ですけどねぇ。



それでもマイナビエージェントとか、自分の専門に合った紹介会社に登録はしておいた方が良いのかな…というか、既に登録済みの方も多いでしょうね。

こんな情勢で儲かっている業種、となると奪い合いだろうし、そしてそれがいつまで景気が良いジャンルかは分からない。

Twitterを見ると政治批判がいっぱい出てきますが、アメリカもイギリスもインフレで大変だし、お給料が上がっても物価の方がずっと上がってる…という状態でどんどん円安ドル高にされているのも、それはそれでどうなの?と思うかなぁ。

その辺の知識は私は全然無いですが。

ま、私が雇う側だとしたら、50代でもう覇気の無い日本人よりも、若くて元気な外国人を雇うだろうな、と思ったりもします。

力仕事だけじゃなく、エンジニア系とか教職とかも外国人枠増えてますしね。

こんな時だから新しいアイデアを!とか、新規開拓!とか体育会系の上の世代は言うけれど、そこを見越して実際どこなら狙い目か見えている人はそうそういないでしょう…

だってロシアとウクライナのことだって、こんなに長引くと思っていた人は多くなかったし。

短期的に見れば、この円安ドル高の内に来る外国人観光客の購買を期待できるくらいかな…

オリンピック需要を見込んでいたのにアテが外れ、それを挽回できていないところもいっぱいいっぱいあるでしょう。

渋谷の新開発なんてまさにそんな感じで、ハイブランド系の入った新しいショッピングビルが次々と出来ているのに、ガラガラですし…

と言い出すと暗くなるだけですが、まだ何とか方向転換できる年齢でもあるんだな、と周囲を見て思いました。

私はもっとお先真っ暗というか、人事異動に納得がいかないからって即辞めたり出来ない年齢かと思いこんでいたんです。

それが出来るだけの人脈をコツコツと外で作っていたのかもしれません。

私は私で、今から間に合うかは分からないけれど…

でも何もしないで指をくわえ、ニュースを観てブーブー文句言うだけ、という一銭にもならないことをしている場合ではない!

世の中が少しずつコロナ禍から抜けてきている今、今後について今年の残りはもっと真面目に考えようと思います…
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