米シットコム「Brooklyn Nine-Nine(ブルックリン・ナイン-ナイン)」最終シーズン8ネタバレ感想~多様性配慮が上手い!
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Netflixでやっと配信されたアメリカのシットコムドラマ「Brooklyn Nine-Nine(ブルックリン・ナイン-ナイン)」の最終シーズンとなるS8をやと観終わりました。


Brooklyn Nine-Nine: Season Eight
このドラマは一旦シーズン5で打ち切りとなり、その後他の配給会社で最後まで作られたそうなのですが、そういう場合は結局話が破綻してなし崩しに終わるケースもあるのに、こちらはものすごくキチンと、キレイ幕引きをしていて良かったです!
途中から降板していたジーナなど懐かしいメンバーも集結!
元々は英語の日常英会話のリスニング勉強を兼ねてシットコムを観るようになっていたのですが、結構字幕を追うことに集中してしまいがち…
しかもこれは刑事モノだから分からない単語も多い!
と思いきや、同僚同士のおふざけトークが多いために、結構聞き取れる部分が多いですね。
俳優さん達もハッキリゆっくり話してくれる部分が多く、「あ、ここのセリフが字幕には無いけど、自分は聞き取れた!」とヒッソリと喜べるのが楽しい~。
最近英単語勉強はiKow!というアプリを使っていて、こちらはTOEICの勉強時と違ってニュースに出てくる英単語や日常系の単語が豊富に覚えられるため、それもかなり役立っています。(TOEICの世界線では犯罪や差別や裏切りなど暗い話は出ないから)
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まだブルックリン・ナイン-ナインを観ていない方のためにザクッと説明すると、
架空の99分署に勤務する、おふざけや映画が大好きなミーハーでチャラい青年刑事のジェイクと、その同僚たちのドタバタコメディ。
女性キャラ
堅物のエイミー(後にジェイクと結婚し息子を出産)
ワイルドタイプでジェイクとは警察学校で同期だったローザ(バイ・セクシャル。シーズン8では退職して私立探偵となるも、外部委託の形で捜査協力)
ジェイクと幼馴染でマイペース過ぎる事務のジーナ(途中から出産&退職し、現在はインフルエンサーとして成功し大金持ち)
男性キャラ
黒人で堅物でゲイの既婚者ホルト署長(シーズン8の冒頭で夫のケヴィンと離婚していたが、復縁)
自称ジェイクの親友で、ウッカリさんのボケキャラだけど優しいチャールズ(バツイチだったが後に再婚し、養子を迎える)
筋肉自慢で妻子を愛しているが、ぶりっ子な感じで自分を名前呼びする黒人刑事テリー
若い頃は超イケメンの出来る刑事だったが、今ややる気の無い窓際状態の親友同士の高齢層ヒッチコック(シーズン8では定年退職してブラジルで悠々自適生活中)とスカリー。
基本的にはハイテンションなコメディで、めちゃくちゃしながら事件も解決(出来たり…出来なかったり…)なのですが、観始めた当初はそんなに推しと思える好みの俳優さんもいず、う~ん?と思っていました。
ジェイクも女好きでシモネタとか大好きなタイプだったし。
ただ、これは良い意味で全員の内面の悩みが少しずつ明らかになったり、社会問題や多様性をテーマにする回があったり、としながら、どんどん全員が絆を深めていくのが良い!
決してそういうのを「良い話」というだけにしないで、キチンと笑いを混ぜ込んでいるんです。
だから「はいはい、ポリコレね~」ってならない!
例えばジェイクのずっと抱えているトラウマは、父が浮気して両親が離婚したこと。(途中で復縁)
実は父だけでなく祖父もキチンと親子関係が築けなかったことが分かります。
父みたいになりたくなくて、結婚や父親になることに及び腰だったジェイクは、その後エイミーと結婚。
妊活もなかなかうまくいかず、イライラするエイミーを支えるように。
そしてシーズン8のラストでは、どんどん昇進していくエイミーが「仕事と育児の両立が出来るか?」と悩んでいるのを見て、大好きな捜査を諦めて退職をし、主夫となる道を選びました。
とはいえ良い話だけで終えないだけあり、投資に失敗してお金を使い込み過ぎてしまい、エイミーの収入に頼りたいからってのもあるんですけどね…
署長も若い頃にゲイをカミングアウトしていて、それで昇進に支障をきたしてきた過去があります。
ローザは途中でバイ・セクシャルだと分かるのですが、一人の人をずっと愛し続けることが出来なかったり、両親にバイだとカミングアウトして関係性に悩んだりもします。
チャールズは途中でジーナと付き合ったり、紆余曲折あって他の人と再婚。
妊活がうまくいかない結果養子の息子を引き取って育てますが、実の父親が現れてしまったり…
また一族の繋がりをものすごく大事にしている人なのに、シーズン8では実は浮気で出来た子のため一族と血の繋がりが無いと判明。
テリーは恐妻家。妻の出産に立ち会えなくなりそうになり、急遽99分署で出産しそうになるトラブルも。
でも一番のテリーの話で考えさせられたのは、「娘たちが道路に落としたお気に入りのおもちゃを探そうと深夜に近所を歩いていたら、白人警官から拘束された。黒人が差別にあうことを娘たちにどう伝えるべきか」と悩んだエピソードでした。
ヒッチコックとスカリーは普段は本当に全く役に立たないんですが、時折めっちゃくちゃ冴えていて、皆んなのフォローをしたりします。
この二人がラブラブなくらい仲良しなのも微笑ましい!
ものすごい美男美女のご都合主義のお話でもなく、ポリコレを意識し過ぎてもなく、下品過ぎたりせず、時系列の構成とか結構上手いんで楽しく全話観ている内に、どんどんキャラたちを好きになっていきました!
そういえば、偶然なはずですがシーズン8では
「ネットでウクライナから買った、マグネット付きのベスト」が出てきてました。
当時のウクライナのイメージってどんなだったんだろ?
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Brooklyn Nine-Nine: Season Eight
このドラマは一旦シーズン5で打ち切りとなり、その後他の配給会社で最後まで作られたそうなのですが、そういう場合は結局話が破綻してなし崩しに終わるケースもあるのに、こちらはものすごくキチンと、キレイ幕引きをしていて良かったです!
途中から降板していたジーナなど懐かしいメンバーも集結!
元々は英語の日常英会話のリスニング勉強を兼ねてシットコムを観るようになっていたのですが、結構字幕を追うことに集中してしまいがち…
しかもこれは刑事モノだから分からない単語も多い!
と思いきや、同僚同士のおふざけトークが多いために、結構聞き取れる部分が多いですね。
俳優さん達もハッキリゆっくり話してくれる部分が多く、「あ、ここのセリフが字幕には無いけど、自分は聞き取れた!」とヒッソリと喜べるのが楽しい~。
最近英単語勉強はiKow!というアプリを使っていて、こちらはTOEICの勉強時と違ってニュースに出てくる英単語や日常系の単語が豊富に覚えられるため、それもかなり役立っています。(TOEICの世界線では犯罪や差別や裏切りなど暗い話は出ないから)
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まだブルックリン・ナイン-ナインを観ていない方のためにザクッと説明すると、
架空の99分署に勤務する、おふざけや映画が大好きなミーハーでチャラい青年刑事のジェイクと、その同僚たちのドタバタコメディ。
女性キャラ
堅物のエイミー(後にジェイクと結婚し息子を出産)
ワイルドタイプでジェイクとは警察学校で同期だったローザ(バイ・セクシャル。シーズン8では退職して私立探偵となるも、外部委託の形で捜査協力)
ジェイクと幼馴染でマイペース過ぎる事務のジーナ(途中から出産&退職し、現在はインフルエンサーとして成功し大金持ち)
男性キャラ
黒人で堅物でゲイの既婚者ホルト署長(シーズン8の冒頭で夫のケヴィンと離婚していたが、復縁)
自称ジェイクの親友で、ウッカリさんのボケキャラだけど優しいチャールズ(バツイチだったが後に再婚し、養子を迎える)
筋肉自慢で妻子を愛しているが、ぶりっ子な感じで自分を名前呼びする黒人刑事テリー
若い頃は超イケメンの出来る刑事だったが、今ややる気の無い窓際状態の親友同士の高齢層ヒッチコック(シーズン8では定年退職してブラジルで悠々自適生活中)とスカリー。
基本的にはハイテンションなコメディで、めちゃくちゃしながら事件も解決(出来たり…出来なかったり…)なのですが、観始めた当初はそんなに推しと思える好みの俳優さんもいず、う~ん?と思っていました。
ジェイクも女好きでシモネタとか大好きなタイプだったし。
ただ、これは良い意味で全員の内面の悩みが少しずつ明らかになったり、社会問題や多様性をテーマにする回があったり、としながら、どんどん全員が絆を深めていくのが良い!
決してそういうのを「良い話」というだけにしないで、キチンと笑いを混ぜ込んでいるんです。
だから「はいはい、ポリコレね~」ってならない!
例えばジェイクのずっと抱えているトラウマは、父が浮気して両親が離婚したこと。(途中で復縁)
実は父だけでなく祖父もキチンと親子関係が築けなかったことが分かります。
父みたいになりたくなくて、結婚や父親になることに及び腰だったジェイクは、その後エイミーと結婚。
妊活もなかなかうまくいかず、イライラするエイミーを支えるように。
そしてシーズン8のラストでは、どんどん昇進していくエイミーが「仕事と育児の両立が出来るか?」と悩んでいるのを見て、大好きな捜査を諦めて退職をし、主夫となる道を選びました。
とはいえ良い話だけで終えないだけあり、投資に失敗してお金を使い込み過ぎてしまい、エイミーの収入に頼りたいからってのもあるんですけどね…
署長も若い頃にゲイをカミングアウトしていて、それで昇進に支障をきたしてきた過去があります。
ローザは途中でバイ・セクシャルだと分かるのですが、一人の人をずっと愛し続けることが出来なかったり、両親にバイだとカミングアウトして関係性に悩んだりもします。
チャールズは途中でジーナと付き合ったり、紆余曲折あって他の人と再婚。
妊活がうまくいかない結果養子の息子を引き取って育てますが、実の父親が現れてしまったり…
また一族の繋がりをものすごく大事にしている人なのに、シーズン8では実は浮気で出来た子のため一族と血の繋がりが無いと判明。
テリーは恐妻家。妻の出産に立ち会えなくなりそうになり、急遽99分署で出産しそうになるトラブルも。
でも一番のテリーの話で考えさせられたのは、「娘たちが道路に落としたお気に入りのおもちゃを探そうと深夜に近所を歩いていたら、白人警官から拘束された。黒人が差別にあうことを娘たちにどう伝えるべきか」と悩んだエピソードでした。
ヒッチコックとスカリーは普段は本当に全く役に立たないんですが、時折めっちゃくちゃ冴えていて、皆んなのフォローをしたりします。
この二人がラブラブなくらい仲良しなのも微笑ましい!
ものすごい美男美女のご都合主義のお話でもなく、ポリコレを意識し過ぎてもなく、下品過ぎたりせず、時系列の構成とか結構上手いんで楽しく全話観ている内に、どんどんキャラたちを好きになっていきました!
そういえば、偶然なはずですがシーズン8では
「ネットでウクライナから買った、マグネット付きのベスト」が出てきてました。
当時のウクライナのイメージってどんなだったんだろ?
ちなみにシーズン8の冒頭だけ、皆んながマスクをしてコロナの話もしていました。
また、BLMの問題が冒頭で触れられ、そのストレスもあり署長はケヴィンと離婚しています。
ローザもそれで退職をして独立していました。
でもマニアックな話をするのが大好きな署長とケヴィン2人の相性はバッチリだし、署長が未練タラタラなのを見兼ねて皆んなで復縁大作戦を企て、見事再婚へ!
署長とエイミーが99分署以外で働くこととなり、毎年恒例のゲームを兼ねてお別れ企画を考え、ジェイクは退職を皆んなに伝えました。
このゲーム中に、これまでのシーズンに出てきた懐かしい場所や人も出てきて、それが上手く構成されていたのがすごい!
すごくドタバタしてるのに、全体的に愛や仲間意識がちゃんと描かれているんですよね。
テリーが「黒人差別」について怒っていた時に、ジェイクは
「俺が深夜にチャールズの家にドッキリで忍び込もうとしているところを巡回中の白人警官が見た時は、おふざけと説明したら笑って許されたのに。
なんで黒人のテリーだと警察官と言っても証拠を出せと言われ、寝巻き姿で証拠を持っていなかったら連行されるんだ⁉︎」
と怒り、とにかく相手の警察官が差別主義者と分かったので皆んなで謝罪要求のために計画を立てていました。
また、テリーの娘たちの子守りをしていたジェイクとエイミーは
「パパが捕まったのは黒人だから?」
と質問されて困惑します。
99分署の中には差別は無いけど、世間にはある。
それを笑いを交えて説教臭くならないようにしながらも
「こういう問題には、こういう解決策があるのかな?」
を皆んなで考え、大作戦を企画して絆を深める。
昨今の「とりあえず多様性キャラを出しておこう」とはアプローチの仕方が違います。
ケヴィンが大学教授だから、と同僚達が刑事の署長を見下してきたりとか、胸糞な相手にはキッチリとやり返す!
署長と犬猿の仲だった女性刑事のお葬式では、最後まで意地悪して署長の評判を落とそうと練られた計画を裏読みしまくり、回避し、でもやっぱり最後はお別れを悲しむ。
あー、こんな風に皆んなが話し合えてたら良いよねー、となる結束感が、笑いの中にソッと紛れ込んでいるのが良い!
最後の最後も、既に新しい刑事達が配属されてきてはいるけど、「ナインナイン」は今も健在!と、恒例のイベントは開催するぞー!となって終了。
キレイに終わっているので、これ以上の続編が無いのは納得でした。
「ザ・ビッグバン・セオリー」もですが、こうやって長いシーズン楽しめながらも、笑いと感動交えてキチンと終わるシットコムは良いですね。
確かに理想の世界なのだけど、でも皆んながちょっと現実の問題についても考えられる。
英語の勉強としては、私は改めて英語字幕も付けて観たりしないと…まだまだ理解できていない部分が多いです。
とりあえず「こういう言い回しがあるんだな」とかは理解が深まったのですが…
役者のセリフと字幕は完全一致していないものなので、なるべくリスニングに集中したいけど、「ピー音」の部分は字幕では誤魔化されています。
基本的には字幕だけ読んでも内容的にそこまで齟齬は無いけど、
「私達はずっと親友」という字幕に対して、セリフだと「出会って何年、今は親友だし、これからもずっと親友だから」と言っていたりするから、本当は全部聞き取れた方がより解釈が深まるだろうとは思うのですが。
特にシーズン8だとジェイクが拘っている英単語の発音を、署長がどうしてもちゃんと言ってくれない、とかあるし。
チャールズの養子の名前をキチンとジェイクが言えない、とか、スペルや文法の間違いを署長とエイミーがめちゃくちゃ拘る、とかもセリフが聞き取れた方が楽しめるはず。
個人的にはテリーが自分のことを「テリーは、テリーは」と名前で言い、それをツッコまれるところが面白かったです。
これは字幕によっては「テリー」って言ってるのに「俺」に変わってることもあったし。
ニュアンスとしては「テリーはそんなことしないもんっ!」って感じの言い方なのに、字幕で「俺はそんなことしない!」になっていたら、微妙に変わりますよね。
でも英語の勉強を兼ねようとしなくても、ビジュアルだけで状況が分かりやすい設定で面白くなっているから、吹き替えでも楽しめるのでは。
このドラマは現在配信はNetflixのみのようです。
それでも日本での配信は遅いんですけどね…
Netflixオリジナルだと全世界同時配信なんだけど、他局のものは権利問題があったり、期間限定公開があったりして難しいなぁ。
色々なシットコムをここ最近観ていますが、これはかなり満足したお気に入り作品でした。
まだ観ていない方にもオススメします!
※当ブログ記事内には、実際に購入・使用した感想に基づく商品プロモーションを含んでいます。
また、BLMの問題が冒頭で触れられ、そのストレスもあり署長はケヴィンと離婚しています。
ローザもそれで退職をして独立していました。
でもマニアックな話をするのが大好きな署長とケヴィン2人の相性はバッチリだし、署長が未練タラタラなのを見兼ねて皆んなで復縁大作戦を企て、見事再婚へ!
署長とエイミーが99分署以外で働くこととなり、毎年恒例のゲームを兼ねてお別れ企画を考え、ジェイクは退職を皆んなに伝えました。
このゲーム中に、これまでのシーズンに出てきた懐かしい場所や人も出てきて、それが上手く構成されていたのがすごい!
すごくドタバタしてるのに、全体的に愛や仲間意識がちゃんと描かれているんですよね。
テリーが「黒人差別」について怒っていた時に、ジェイクは
「俺が深夜にチャールズの家にドッキリで忍び込もうとしているところを巡回中の白人警官が見た時は、おふざけと説明したら笑って許されたのに。
なんで黒人のテリーだと警察官と言っても証拠を出せと言われ、寝巻き姿で証拠を持っていなかったら連行されるんだ⁉︎」
と怒り、とにかく相手の警察官が差別主義者と分かったので皆んなで謝罪要求のために計画を立てていました。
また、テリーの娘たちの子守りをしていたジェイクとエイミーは
「パパが捕まったのは黒人だから?」
と質問されて困惑します。
99分署の中には差別は無いけど、世間にはある。
それを笑いを交えて説教臭くならないようにしながらも
「こういう問題には、こういう解決策があるのかな?」
を皆んなで考え、大作戦を企画して絆を深める。
昨今の「とりあえず多様性キャラを出しておこう」とはアプローチの仕方が違います。
ケヴィンが大学教授だから、と同僚達が刑事の署長を見下してきたりとか、胸糞な相手にはキッチリとやり返す!
署長と犬猿の仲だった女性刑事のお葬式では、最後まで意地悪して署長の評判を落とそうと練られた計画を裏読みしまくり、回避し、でもやっぱり最後はお別れを悲しむ。
あー、こんな風に皆んなが話し合えてたら良いよねー、となる結束感が、笑いの中にソッと紛れ込んでいるのが良い!
最後の最後も、既に新しい刑事達が配属されてきてはいるけど、「ナインナイン」は今も健在!と、恒例のイベントは開催するぞー!となって終了。
キレイに終わっているので、これ以上の続編が無いのは納得でした。
「ザ・ビッグバン・セオリー」もですが、こうやって長いシーズン楽しめながらも、笑いと感動交えてキチンと終わるシットコムは良いですね。
確かに理想の世界なのだけど、でも皆んながちょっと現実の問題についても考えられる。
英語の勉強としては、私は改めて英語字幕も付けて観たりしないと…まだまだ理解できていない部分が多いです。
とりあえず「こういう言い回しがあるんだな」とかは理解が深まったのですが…
役者のセリフと字幕は完全一致していないものなので、なるべくリスニングに集中したいけど、「ピー音」の部分は字幕では誤魔化されています。
基本的には字幕だけ読んでも内容的にそこまで齟齬は無いけど、
「私達はずっと親友」という字幕に対して、セリフだと「出会って何年、今は親友だし、これからもずっと親友だから」と言っていたりするから、本当は全部聞き取れた方がより解釈が深まるだろうとは思うのですが。
特にシーズン8だとジェイクが拘っている英単語の発音を、署長がどうしてもちゃんと言ってくれない、とかあるし。
チャールズの養子の名前をキチンとジェイクが言えない、とか、スペルや文法の間違いを署長とエイミーがめちゃくちゃ拘る、とかもセリフが聞き取れた方が楽しめるはず。
個人的にはテリーが自分のことを「テリーは、テリーは」と名前で言い、それをツッコまれるところが面白かったです。
これは字幕によっては「テリー」って言ってるのに「俺」に変わってることもあったし。
ニュアンスとしては「テリーはそんなことしないもんっ!」って感じの言い方なのに、字幕で「俺はそんなことしない!」になっていたら、微妙に変わりますよね。
でも英語の勉強を兼ねようとしなくても、ビジュアルだけで状況が分かりやすい設定で面白くなっているから、吹き替えでも楽しめるのでは。
このドラマは現在配信はNetflixのみのようです。
それでも日本での配信は遅いんですけどね…
Netflixオリジナルだと全世界同時配信なんだけど、他局のものは権利問題があったり、期間限定公開があったりして難しいなぁ。
色々なシットコムをここ最近観ていますが、これはかなり満足したお気に入り作品でした。
まだ観ていない方にもオススメします!
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