「お金が足りないかも」「間に合わないかも」と不安でパニックになる日本人の心境
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若い頃は「ギリギリでも間に合えば良い」とか「多少遅れても大丈夫でしょ」と思い込んでいたものですが、一時期勤めていた会社がパワハラモラハラ長時間労働の社畜上等なところだったこともあり、以降はかなり「余裕を持って行動しないと不安になる」というタイプになりました。
まぁ基本的にそういう風に経験をキッカケに心に余裕が無くなるorシッカリしていくタイプの人は多いだろうと思います。
若い子からしたら「何でそんなことで焦って騒ぐの?」と思うようなことでも、中高年からすると「そういう状況でこんなトラブルが起こったことがあるからだ」と思ったりしますし。
私は上記の仕事の経験上「間に合わないかも」という時間に対する強迫観念が強くなりました。
また若い頃全然お金の無い生活をしていた上に、今もたいして貯金も無いため「お金が足りなくなるかも」ということへの強迫観念もあります。
過去に閉所恐怖症に突然なってパニック発作を起こしたことも、私の中では結構な転機になりました。
私が閉所恐怖症になったのは、20代後半、沖縄からスカイマークで羽田に帰るときでした。●一人暮らしの豆知識!救急車を呼ぶか迷ったら?でも書いたことありますが、狭くて満員で蒸し暑い飛行機の中で急に過呼吸を起こしてパニックになり、飛行機を滑走路から戻してもらい、救急車で病院に運ばれました。その数週間後、打ち合わせで某社に行ったとき、窓のない会議室でまた心臓バクバク、手に汗をかきまくりました。なんとか堪えた...
大人になるということは、自分が苦手なことを見極め、その対策を取るようになること。
若い子から見たら日和見に感じる中高年の人たちは、そういう経験を経て若い頃と価値観が変わってきている。
それが良いことの時もあれば、悪いことの時もある。
このコロナ禍では、特にこの「時間」と「お金」に対する焦りを持つ人が増え、それがトラウマになっているケースも多いのではないでしょうか?
例えば…私はトイレットペーパーが品薄状態になった時、一応最悪の状況の時にはまだ予備が残っていたので、あと残り2ロールというところで補充されだしたトイレットペーパーが買えるようになっていました。
それでも、かなり長い期間トイレットペーパーが品薄だった時のことを思い出すと、今は常に1パックは予備に置いておくようにしています。
以前はLOHACOで色々買うついでにトイレットペーパーを買っていましたが、それも「いつ届くか分からない可能性がある」という経験をしてしまったからか、最近はドラッグストアですぐに買うようにしています。
ティッシュペーパーも以前は最後のボックスを使い切って、「あ~帰りに買おう」と思いつつ忘れる…がよくありましたが、今は残り1箱の時点では補充分を買います。
LOHACOの方が安くて楽に買えることも多いんですけどね。
あと洗剤とかお米とかも、なるべく早めに予備を買うようにはしています。
冷蔵庫や冷凍庫にしっかり食材を備える、まではしていませんが…
当時一応感染した時の栄養補給に、と思って箱買いしたペットボトルの甘酒は、半分くらい飲まないまま消費期限が切れ、結局変色するまで放置した後に捨てる羽目になったり、食品系は無駄にしてしまうことが多々あります…
こういう精神状態というのは他人の影響を強く受けるものですが、「集団心理に流されるタイプ」と「反面教師にして冷静になるタイプ」がいる気がします。
私はそのあたりはケース・バイ・ケースで、焦っている人を見ると冷静になったりすることもあれば、自分も合わせて慌てないといけないと思ってパニックを起こすこともあります。
基本的には「自分は追い詰められるとパニックを起こしやすい性質」という自覚があるため、とにかくパニックを起こしそうな状況を作らないための対策を考えますね。
例えばですが「◯日までにやれば良い」というものは、前日かそれ以上前に終わらせるようにします。
そうしておくことで、「だったら時間に余裕があるから、コレも追加して」と言い出す人が出てくるケースもあります…
ただ「早目にやったからこそ気付けたミス」もあるから、そういう余裕を残しておくことは精神的には大事。
ギリギリになって慌て、余計に無駄なミスを生み出す、なんてこと、今まで何度も何度も経験しました…
私はそういう時、脳味噌が痺れてボンヤリして、視野が狭くなり、呼吸が浅くなり、浮遊感と吐き気のようなものを感じます。
そしてそれを冷静に抑えようと正常性バイアスがかかり、見た目はケロッとしているようになるため、何も考えていないのかと思い込まれることもありました…
ただコレに関してはもう、他人からどう思われようと自分の精神を守るのが一番大事だ、と思っています。
正常性バイアスがかかっているのに、体は全く付いていかない。
飛行機搭乗前は何度もトイレに行きたくなるし、我ながら本当にストレスに弱いな~と思いますね。
「◯◯出来ない」「◯◯してはいけない」「◯◯しなきゃいけない」が本当に苦手!
だから本当は事前にシッカリとスケジュールを組むのも好きではありません。
休日の予定を1ヶ月以上前からシッカリ決める、とか、本当に苦手。
フレキシブルにその日のノリで飄々と過ごせるようにしたいな~というのが、私の理想です。
まぁ実際にはそんな簡単に実行出来ないのですが。
さて、時間以上に自分でコントロール出来るようで出来ないのが「お金が足りないかもしれない」という不安。
これもまたコロナ禍で多くの人が感じた不安であり、今尚進行形のものだと思います。
万が一に備えて計画的に常にお金を貯めている人もいれば、それが出来ない人もいる。
そしてコロナ禍でも社会情勢による価格高騰や円安があっても、とりあえず仕事が安定していてキチンと収入がある人もいれば、雇い止めや収入の減少や生活費の切迫で苦しい人もいる。
私のように両親に仕送りする必要は無い気楽な独り身もいれば、家族を養っている人もいる。
私のお金に関する価値観と言うと、そもそも私は子供の頃、親族が皆んな遠方のためお年玉を両親からしかもらえず、周囲の子に比べると「自由になるお金が少ない」という思いがありました。
そして悪いことに、幼馴染と一緒に双方の家の現金を持ち出し、好き放題おもちゃを買い、それがバレて大騒動になったことがあります。
就職してからも転職の繋ぎ目などでお金が無い、という思いを何度もしたし、ロクに貯金をしないまま散財してしまっていたし、今この年齢に対して独身一人暮らしでこれしか貯金が無いなんてヤバい、という状況。
でも「私よりも貯金が無い、生活が不安な人」という友人が何人か周囲にいて、そんなものなのかな~と思っていました。
「お金」に対する感覚は本当に人それぞれで、上を見ても下を見てもキリが無く、そして「平均」を出すのが難しいものだと思います。
実際にこの年齢での貯金額というのも「平均値」と「中央値」では違うという説がありますし。
コロナ禍では残業禁止とボーナス減という打撃を受けていて、勤務先も今後どうなるか分からない状況のため、私は私なりに将来というより数年先くらいのことでも不安はあり、お金のことを考え出すと暗くなりますね…
副業解禁になる会社も増えていると言いますが、私は本来副業禁止だけどコッソリとアフィリエイトをしている、という状況です。
昔ダイエットとかアンチエイジングとか儲かる系のもののペラペラのアフィリエイトサイトをたくさん作ってお金を稼いでいた、という若者が身近にいるのですが、今はそのやり方は通用しない、でもお金が無くてヤバい、ということで、副業禁止だけどゴールデンウイークには開き直って飲み屋でバイトした、と話していました。
お金に関しては、人それぞれ出来ることと出来ないことがあり、自分なりに出来る範囲のことはして、それ以上のことを考えない、というのが一番メンタルには良いと思います。
副業を出来る状況で、その時間と体力があるなら、やった方が精神的にも経済的にも良いとは思います。
そういうサービスを提供している会社、ココナラ
みたいなの、最近よくCMもしていますし。


私の友人が鬱病で苦しんでいた時期のことは以前ブログに書いていましたが、彼女は病むと働けなくなって休業手当をもらって休み、そのまま退職し、また転職してしばらくしたら病む、を繰り返していました。
メンタルのことを優先すると、推し活をしたり好きな物を買ってテンションを上げたい。
でもそれを続けているとお金が無くなり、より鬱々とした気持ちになる。
彼女は高級な物を欲しがる部分と、節約に勤しんだ慎ましやかな生活が好きな部分が混在していました。
5万円以上の靴を買ったと言っていて驚いても
「でも元値は倍以上するんだからお得だし、長期間大事に愛用出来るから長い目で見たらお得」
というのをよく言っていたなぁ。
私もその感覚は分かり、他の人と話していると浪費好きと思われることはあります。
ただ彼女は元手が無くても買う時があり、若い頃はキャッシングの返済に追われていたので、そこは流石に意味が分かりませんでした。
ただそういう人生だったが故に、より一層「お金が無いことへの不安で病む」というのが強かったとも思います。
また他の友人がテレビで浮浪者特集を観た時、旦那さんに
「こういうの観ると、自分もいつかこうなるんじゃないかって不安になる」
と話したら、旦那さんから
「え?何でそんなこと思うの?考えたこともない」
と言われた、という話を聞いたことがありました。
ちなみにその友人が以前書いた左翼だかリベラルとツイフェミに感化され、その後縁が切れてしまった子です。
「旦那の稼ぎが良くない。子供がいてたくさん働けない。お金が無い。政府が悪い」
が彼女のストレスになっていましたが、客観的に見ると…両親は公務員な上に、東京23区内に遺産の土地とマンションがいくつかある、という人だったため
「え?それで何で浮浪者妄想するの?」
と正直分かりませんでした。
でも本人には全く恵まれている自覚は無く、もっと楽に暮らしたい願望が強かったため、一体どこを目指しているんだろうなぁ、と謎でしたね。
ヨーロッパ風のオシャレが好きではあったけど、ものすごく贅沢好きな人でも無かったし。
このようにツラツラと書いていますが、私はあくまでも私の考えと、周囲でこんな人がいた、ということしか言えません。
「悩みがあるなら『いのちの電話』に電話しましょう!」という呼びかけに
「いや、そもそも繋がらないし、それじゃ悩みは解決しない!」
と文句を言う人がたくさんいる、それが今の日本。
ちなみに、私はこういう時に欧米と日本を比較して日本下げをするのは好きじゃありません。
アメリカやイギリス在住の人と話していても、向こうは向こうで色々大変なことがあって、でもそれを知らないで日本人が羨んでいるだけのことが多いから。
それでも今敢えて「日本」と言うのは、以前テレビで「日本は災害が多いため、ネガティブ思考で事前に備えようとする傾向がある」という説を観て納得したからです。
悪い方に悪い方に先のことを考えて備えようとする。
それで病むのは良いことではないけれど、でもそれって「幸せに生きていきたい」という願望の裏返しでもあるな、と思います。
享楽的な人もいれば、心配性の人もいるから、一概に「日本人は〜」とは言えません。
でも傾向としてそういう部分が自分にもあるのかもしれない、と思うと、少し必要以上に悩むのを止めてもいいかもな?と思えませんか?
もちろん今目の前に既に危機が迫っているのなら、即考えて行動しないといけないかもしれませんが。
この「目の前に危機が迫っているかどうか」の基準も、人それぞれなんですよね。
例えばアメリカ人は計算が苦手なのか、クレジットカードを持つと後先考えずに買い物してしまい、それが社会問題となっているため基本的にはデビットカードで支払う人が多いそうです。
日本でも昔はバブル世代のキャッシング地獄みたいなのが話題になりましたが、今はそもそもリボ払いさえ怖がってしない人が多い気がします。
人生設計をキチンとして、それに沿った生き方が出来る人もいれば、そんなの吹き飛ばす災害が起こる可能性もある。
考え始めたらキリがない、なら、悩む時間に今できることをするしか無い。
そう思いながら、また私の焦りグセが出てしまいます…
まぁ病んでいるレベルになっているなら一旦休んでリセットした方が良いし、頑張れるなら悪足掻きにならないように計画を立てて実行した方が良い、のかな。
一番良くないのは、そういう自分や他人を責めること、だと思います。
本当に欧米と日本を比べるのはアレだけど、でもアメリカ人ってすっっっっっっごく褒め合うんですよね。
謙虚が美徳の日本ですが、その分他人から褒められても「どうせお世辞でしょ?」と思ってしまったりすることもある。
どちらが良いとか、0か100で語れることではないけれど、人生の評価は閻魔様に任せるとして、生き様で後悔しないよう頑張る(by 呪術廻戦 虎杖悠仁)。
自分が正しい方向に向かっているか、間違った方向に向かっているか、若いときよりも中高年になってからの方が分からなくなってきました。
そういう大人の言葉を聞いたら、今時の若い子は夢を持てなくなってしまうかもしれない。
だから、偶には自分や他人を褒めて、空回りしない範囲で、自分に合ったペースで時間やお金を備えておけるようにする、ということが出来たら良いなと思います。
コウペンちゃんみたいに寝て起きただけで褒めるとか、お風呂に入って髪を洗っただけでも褒めるとか、生きてるだけで褒めても良い!


コウペンちゃん (KITORA)
敢えて言えることは、皆んなそれぞれ色んな状況にいて、価値観も違って、抱えているものも違うから、答えが1つしかないわけではない、ということ。
それを政府や他人が解決してくれるべきだ、と思うのはどうかな〜と私は思っています。
まぁ将来を託す子供がいないからこその価値観かもしれませんが。
まだまだ出来ることがある内に色々しておけたら良いですね。
そして最近続いている芸能人の悲しい訃報のような、そういう追い詰められた選択をして周囲を困惑させずに済むようにしていきたいものだな、と個人的には思っています。
皆んな悩みがあるんだから気にしても仕方ない、なんて一般論ではなくて、本当に人それぞれ価値観も状況も違うから難しいですけどね。
※当ブログ記事内には、実際に購入・使用した感想に基づく商品プロモーションを含んでいます。
これもまたコロナ禍で多くの人が感じた不安であり、今尚進行形のものだと思います。
万が一に備えて計画的に常にお金を貯めている人もいれば、それが出来ない人もいる。
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私のように両親に仕送りする必要は無い気楽な独り身もいれば、家族を養っている人もいる。
私のお金に関する価値観と言うと、そもそも私は子供の頃、親族が皆んな遠方のためお年玉を両親からしかもらえず、周囲の子に比べると「自由になるお金が少ない」という思いがありました。
そして悪いことに、幼馴染と一緒に双方の家の現金を持ち出し、好き放題おもちゃを買い、それがバレて大騒動になったことがあります。
就職してからも転職の繋ぎ目などでお金が無い、という思いを何度もしたし、ロクに貯金をしないまま散財してしまっていたし、今この年齢に対して独身一人暮らしでこれしか貯金が無いなんてヤバい、という状況。
でも「私よりも貯金が無い、生活が不安な人」という友人が何人か周囲にいて、そんなものなのかな~と思っていました。
「お金」に対する感覚は本当に人それぞれで、上を見ても下を見てもキリが無く、そして「平均」を出すのが難しいものだと思います。
実際にこの年齢での貯金額というのも「平均値」と「中央値」では違うという説がありますし。
コロナ禍では残業禁止とボーナス減という打撃を受けていて、勤務先も今後どうなるか分からない状況のため、私は私なりに将来というより数年先くらいのことでも不安はあり、お金のことを考え出すと暗くなりますね…
副業解禁になる会社も増えていると言いますが、私は本来副業禁止だけどコッソリとアフィリエイトをしている、という状況です。
昔ダイエットとかアンチエイジングとか儲かる系のもののペラペラのアフィリエイトサイトをたくさん作ってお金を稼いでいた、という若者が身近にいるのですが、今はそのやり方は通用しない、でもお金が無くてヤバい、ということで、副業禁止だけどゴールデンウイークには開き直って飲み屋でバイトした、と話していました。
お金に関しては、人それぞれ出来ることと出来ないことがあり、自分なりに出来る範囲のことはして、それ以上のことを考えない、というのが一番メンタルには良いと思います。
副業を出来る状況で、その時間と体力があるなら、やった方が精神的にも経済的にも良いとは思います。
そういうサービスを提供している会社、ココナラ


私の友人が鬱病で苦しんでいた時期のことは以前ブログに書いていましたが、彼女は病むと働けなくなって休業手当をもらって休み、そのまま退職し、また転職してしばらくしたら病む、を繰り返していました。
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でもそれを続けているとお金が無くなり、より鬱々とした気持ちになる。
彼女は高級な物を欲しがる部分と、節約に勤しんだ慎ましやかな生活が好きな部分が混在していました。
5万円以上の靴を買ったと言っていて驚いても
「でも元値は倍以上するんだからお得だし、長期間大事に愛用出来るから長い目で見たらお得」
というのをよく言っていたなぁ。
私もその感覚は分かり、他の人と話していると浪費好きと思われることはあります。
ただ彼女は元手が無くても買う時があり、若い頃はキャッシングの返済に追われていたので、そこは流石に意味が分かりませんでした。
ただそういう人生だったが故に、より一層「お金が無いことへの不安で病む」というのが強かったとも思います。
また他の友人がテレビで浮浪者特集を観た時、旦那さんに
「こういうの観ると、自分もいつかこうなるんじゃないかって不安になる」
と話したら、旦那さんから
「え?何でそんなこと思うの?考えたこともない」
と言われた、という話を聞いたことがありました。
ちなみにその友人が以前書いた左翼だかリベラルとツイフェミに感化され、その後縁が切れてしまった子です。
「旦那の稼ぎが良くない。子供がいてたくさん働けない。お金が無い。政府が悪い」
が彼女のストレスになっていましたが、客観的に見ると…両親は公務員な上に、東京23区内に遺産の土地とマンションがいくつかある、という人だったため
「え?それで何で浮浪者妄想するの?」
と正直分かりませんでした。
でも本人には全く恵まれている自覚は無く、もっと楽に暮らしたい願望が強かったため、一体どこを目指しているんだろうなぁ、と謎でしたね。
ヨーロッパ風のオシャレが好きではあったけど、ものすごく贅沢好きな人でも無かったし。
このようにツラツラと書いていますが、私はあくまでも私の考えと、周囲でこんな人がいた、ということしか言えません。
「悩みがあるなら『いのちの電話』に電話しましょう!」という呼びかけに
「いや、そもそも繋がらないし、それじゃ悩みは解決しない!」
と文句を言う人がたくさんいる、それが今の日本。
ちなみに、私はこういう時に欧米と日本を比較して日本下げをするのは好きじゃありません。
アメリカやイギリス在住の人と話していても、向こうは向こうで色々大変なことがあって、でもそれを知らないで日本人が羨んでいるだけのことが多いから。
それでも今敢えて「日本」と言うのは、以前テレビで「日本は災害が多いため、ネガティブ思考で事前に備えようとする傾向がある」という説を観て納得したからです。
悪い方に悪い方に先のことを考えて備えようとする。
それで病むのは良いことではないけれど、でもそれって「幸せに生きていきたい」という願望の裏返しでもあるな、と思います。
享楽的な人もいれば、心配性の人もいるから、一概に「日本人は〜」とは言えません。
でも傾向としてそういう部分が自分にもあるのかもしれない、と思うと、少し必要以上に悩むのを止めてもいいかもな?と思えませんか?
もちろん今目の前に既に危機が迫っているのなら、即考えて行動しないといけないかもしれませんが。
この「目の前に危機が迫っているかどうか」の基準も、人それぞれなんですよね。
例えばアメリカ人は計算が苦手なのか、クレジットカードを持つと後先考えずに買い物してしまい、それが社会問題となっているため基本的にはデビットカードで支払う人が多いそうです。
日本でも昔はバブル世代のキャッシング地獄みたいなのが話題になりましたが、今はそもそもリボ払いさえ怖がってしない人が多い気がします。
人生設計をキチンとして、それに沿った生き方が出来る人もいれば、そんなの吹き飛ばす災害が起こる可能性もある。
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まぁ病んでいるレベルになっているなら一旦休んでリセットした方が良いし、頑張れるなら悪足掻きにならないように計画を立てて実行した方が良い、のかな。
一番良くないのは、そういう自分や他人を責めること、だと思います。
本当に欧米と日本を比べるのはアレだけど、でもアメリカ人ってすっっっっっっごく褒め合うんですよね。
謙虚が美徳の日本ですが、その分他人から褒められても「どうせお世辞でしょ?」と思ってしまったりすることもある。
どちらが良いとか、0か100で語れることではないけれど、人生の評価は閻魔様に任せるとして、生き様で後悔しないよう頑張る(by 呪術廻戦 虎杖悠仁)。
自分が正しい方向に向かっているか、間違った方向に向かっているか、若いときよりも中高年になってからの方が分からなくなってきました。
そういう大人の言葉を聞いたら、今時の若い子は夢を持てなくなってしまうかもしれない。
だから、偶には自分や他人を褒めて、空回りしない範囲で、自分に合ったペースで時間やお金を備えておけるようにする、ということが出来たら良いなと思います。
コウペンちゃんみたいに寝て起きただけで褒めるとか、お風呂に入って髪を洗っただけでも褒めるとか、生きてるだけで褒めても良い!
コウペンちゃん (KITORA)
敢えて言えることは、皆んなそれぞれ色んな状況にいて、価値観も違って、抱えているものも違うから、答えが1つしかないわけではない、ということ。
それを政府や他人が解決してくれるべきだ、と思うのはどうかな〜と私は思っています。
まぁ将来を託す子供がいないからこその価値観かもしれませんが。
まだまだ出来ることがある内に色々しておけたら良いですね。
そして最近続いている芸能人の悲しい訃報のような、そういう追い詰められた選択をして周囲を困惑させずに済むようにしていきたいものだな、と個人的には思っています。
皆んな悩みがあるんだから気にしても仕方ない、なんて一般論ではなくて、本当に人それぞれ価値観も状況も違うから難しいですけどね。
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