#ファンタスティックビースト とダンブルドアの秘密 ネタバレ感想~公認ゲイ設定のマッツ最高

2022年04月13日
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今日はファンタビシリーズ3作目「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」を観に行ってきました。

ハリー・ポッターにはハマらなかった私ですが、ファンタビ1はエズラ・ミラー目当てで観てハマり、2作目は映画館で観てました。

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2作目は暗かったのでちょっと残念だったかな。

この時点で全5作と言われていて、でもエディ・レッドメインの年齢的にこんなおどおどした青年役をあと何年も続けられるの?と謎だったのですが…

さすが、現在40歳とは思えない可愛らしさをキープしていましたね!

2作品目でのグリンデルバルド役はジョニー・デップでしたが、元奥さんへのDV疑惑で起こったイギリスでの裁判の結果を受けて降板となり、今回からはマッツ・ミケルセンが代打になったわけですが、この発表の時点で

「最初からマッツ・ミケルセンがグリンデルバルド役で良かったんじゃない!?めっちゃ続編観たい!」と大興奮して、公開を楽しみにしていました。

別にジョニー・デップも好きだけど、アメリカのイメージが強いし…

やはりマッツ・ミケルセンと言えばハンニバルのサイコパスなイメージもあるし、気品ある雰囲気も世界観にピッタリ。

で、サービスデーで安く観られる日を選んで今日行ったのですが、時間の都合もありIMAXにしました。

事前に復習を兼ねて2をNetflixで観て、人物相関の確認のためにWikipediaを見てみたら…3の方に「公認でダンブルドアが同性愛者と分かる」というような記述があってビックリ!

確かに2の時にダンブルドアとグリンデルバルドが若い頃「血の誓い」をした、という説明があり、見つめ合う美少年たちの映像にBL的な香りは感じていました。

でもまさか…公式でそういう説明するの!?

調べたら元々作者が朗読会でそういう設定だと話していたそうですね。

で、既に3を観たライターの記事を読んだら、今作では「I was in love with you(僕は君に恋をしていた)」とダンブルドアがグリンデルバルドに言うシーンがあると書かれていて、もうコレは観なきゃダメなやつじゃん、となりました。

ワックワクしながら観始めたら、このセリフは冒頭でいきなりやってきました。

カフェでコーヒー?紅茶?(色が濃かったのでコーヒーに見えたけど、イギリスの話なら紅茶の気もする…けど、あんなに濃い色の紅茶ってことあるかな?)を注文しながら、連れと待ち合わせだと店員に伝えるダンブルドア。

ティースプーンに乗せた角砂糖を浸して溶かし、かき混ぜたところで突然向かいの席にグリンデルバルドが登場。

あからさまに人間(マグル)を嫌がり、酷い臭いがする、と嫌そうに言いながら「君もそう思うだろう?」と尋ねるグリンデルバルドに、ダンブルドアは否定します。

でも僕たちは同じ考え方だったはずだ、と言うグリンデルバルドに対して

「いや、それは僕が君に恋をしていたからだ」とダンブルドアが言うと、グリンデルバルドは「あぁ」と笑顔で頷きました。


ちなみに、キチンと全部は聴き取れませんが、なるべく英語も聞き取ろうとしながら字幕も目で追っていたため、字幕では省略されていた部分を聞き取っていたり、双方を追い切れなかった部分もあります。

ダンブルドアが腕に絡みついた鎖に繋がる「血の誓い」のチャームをグリンデルバルドに見せると

「ずっとそれを首にかけていたから、まだ感触を覚えているよ」

と微笑まれるのですが、いやぁ…もうその舐めるような目付き…マッツ・ミケルセン、最高かよ!


このシーンだけで2人が公認ゲイだった、となるのかと思いきや、その後何度も複数回に渡って「2人は若き日のひと夏に愛し合っていた」と公言するシーンがあり、「匂わせじゃないよ?」と叩き込んでくれます。

ニュートと兄のテセウスを招いて「血の誓い」を自分では壊せない説明をした後、「何故、彼と血の誓いを?」と尋ねられた時

「愛のためか、感傷的な感情からか、それ以外か…解釈は任せるよ。

とにかく、自分達は世界を変える力を持っていると思うくらい若かったんだ」


とダンブルドアは言いました。(字幕はちょっと違ってます)

ちなみにタイトルの「ダンブルドアの秘密」は「ゲイってことか」とツイートしている方がチラホラいましたが、映画の原題は「Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore」

secretsの複数形なので、秘密は1つ以上だと分かります。

もう一つの秘密は「クリーデンスはダンブルドアの弟の息子、つまり甥」ということ。

グリンデルバルドから「君はダンブルドア家の子供」と言われていたのでクリーデンスはダンブルドアの弟だと思い込み、自分を捨てた兄を恨んでいたのですが、違うと分かりクリーデンスは戦意喪失します。

このクリーデンスとの関係をニュート達に伝える際、ダンブルドアはまたも言いました。

「あの夏、僕たちが恋に落ちたように、弟も村の少女と恋に落ちた。

2人は別れさせられたけれど、相手の少女が子供を身籠もっていて産んでいた」
と。

はい、ダンブルドアとグリンデルバルドの関係は、子作りする男女の恋愛と同様のものだったとハッキリ言ってます!

そして最後にグリンデルバルドと対峙し、ついに「血の誓い」のチャームが粉砕した時、グリンデルバルドは

「この先誰がお前を愛するんだ。

ずっと孤独になるんだぞ」


と、ダンブルドアを唯一愛するのは自分だけだったと言いました。

映画を観る前の記事とかだと、ダンブルドアはあくまでも「恋をしていた」というやんわりした一方的な感情だったかのように書かれていましたが、2人は相思相愛だったわけですね!

「血の誓い」の為に直接対決出来ないから、とダンブルドアはニュート達にグリンデルバルドを倒させようとし、グリンデルバルドはクリーデンスにダンブルドアを倒させようとしていた。

でも…実際のところは、グリンデルバルドはダンブルドアの血縁者であるクリーデンスを手元に置きたかったのでは?
ストーリー全体の話をすると、「十二国記」についてツイートしている人達がいますが、分かります。


月の影 影の海 (上) 十二国記 1

「十二国記」の中で「麒麟は主人と認めた相手の前で跪く」という設定があるのですが、それがそのまま今作に出て来ますので。

まず麒麟の出産にニュートが立ち会い、産まれた子麒麟を見て微笑んでいるところにクリーデンス達が襲撃し、母麒麟を攻撃した後で子麒麟を抱えたニュートも襲い、子麒麟を奪っていきました。

が、息も絶え絶えの母麒麟のもとに行くと、もう一頭の子麒麟がいて、実は双子を産んでいたことが分かります。

そうとは知らずにクリーデンス達が連れてきた麒麟の首を斬り、一度死なせた後に力で再度命を与えて思い通りにしようとしたグリンデルバルドは、魔法界のトップとなるべくこの麒麟を自身の前で跪かせようと企んでいました。

しかしニュート達がもう一頭を匿っていることを力で知り、それを奪おうとします。

とにかくグリンデルバルドは先のことを読む力を持っているため、それに対抗すべく複数の計画を立てながらその場の思い付きも使って対抗するニュート達。

魔法界の状況自体は、今公開するのがかなり躊躇われる部分もありました。

第二次世界大戦をベースにしているのは前作の時点でも分かっていましたが、ドイツの魔法省を支配したあと、中国の神殿のようなところで麒麟にトップを選ばせる儀式をするんです。

このドイツの描写がもう…完全にヒットラーを彷彿とさせるもの。

情報戦で民意を操ることにも言及していて、それはもうプーチンを思い出させますよね…

ラストはクリーデンスが反旗を翻して真相を伝え、ニュート達が連れていた麒麟がまずダンブルドアに跪き、その後改めてグリンデルバルドの対抗馬だった女性の前で跪いたことでグリンデルバルドの野望は潰えたのですが、よりによって今このタイミングでナチスと中国か…と思ってしまう部分はありました。

同性愛を描いているのでブラジルと中国では公開されない、という説を見かけましたが、本当でしょうか?

調べたら中国では“because I was in love with you(君に恋していたからだ)” と “the summer Gellert and I fell in love(その夏ゲラルトと僕は恋に落ちた)” が削除されるようです。

でもそれ以外にも世界情勢があり、公開されない国がある気がします…

日本が世界最速上映なのは、同性愛の作品にも寛容だし、こういう戦争の描写にも直接関わっていないのでアリだったのでは?

私がドイツ人だったら、このロシアの状況も、この映画も、「いつまでウチの国はずっとナチスのイメージで語られ続けるの…もう嫌だ!」となりますけどね。

ロシアのやっていることはナチスだ、というのに対して「あれはナチスとは違う、残念なことに私達はナチス研究のプロだ」とドイツの人が言ってるというツイートを見かけたのですが、納得でした。

もちろんナチスのことは世界的に本当に問題視され続けていて、まだ裁判も続いているし、許されないことだとは思うけど…いつまでもそのイメージで固定されていると、今を生きている人達が気の毒にも思えてしまう…のは、日独伊三国同盟があったりしたからかなぁ…

それでも、クリーデンスが余命わずかで息も絶え絶えの状況で父と会って、ずっと気にかけてもらえていたことを知り、

「一緒に家に帰ろう」

と言われて立ち去るシーンは良かったです。

クリーデンスは事実を知る前から、父親のやっているレストランの鏡にメッセージを書いていました。

「忘れられた気持ちが分かるか?」「家に帰りたい」というメッセージだったので、父親は息子を連れ帰ったのです。

前作で旅客船で取り違えられたという経緯が描かれていましたが、クリーデンスを産んだ母親のことはまた自作で出るのでしょうか?

先日エズラ・ミラーが逮捕されたせいでファンタビの公開はどうなる?と言われていたけど、もうクリーデンスは余命わずかな役のため、次作には出ないし公開OK判断になったか謎です。

何にせよ、長髪のエズラ・ミラーは美しかった…!



あとクイニーも無事戻ってきて、最後はジェイコブと結婚!

それを路上から見守るダンブルドアの胸中には、グリンデルバルドへの気持ちもあったのでしょうか…


とにかく今作はエピソードがてんこ盛りで、魔法動物たちもたくさん出てきて、私は大満足です!

ちょっとやっぱりもう一度映画館で観たいかな…

大好きなニフラーも活躍しつつ、クスッと笑わせてくれます。



ピケットと一緒にニュートを助けようと頑張っていて、落ちてきたピケットを受け止めようと手を伸ばしたはずが、思わず一緒に落ちてきた金属のコインに手を伸ばしちゃう、とかもう…可愛いすぎる!

一見そっけない無愛想なダンブルドアの弟が、子麒麟にミルクを与えているところも微笑ましかったです。

あとあと、ニュートと兄のセルシオが協力し合うのも良いですね。

婚約者が目の前で命を落としたのに、割とセルシオは冷静かな?と思ったけど、でもまぁちゃんと復讐心も残していて、ダンブルドアに対して「グリンデルバルドを許さなくても良いか?」と確認を取っていたりしたし。

恋とか愛とか家族とかペットとか、そういう愛がいっぱい詰まっていて、そこがファンタビの好きなところだなぁって思っています。

冷静に考えると「クリーデンス、あんまり役に立ってないよな~」と思うし、それでグリンデルバルドからも怒られてるんだけど…

ものすごい力を持っている設定の割に、ダンブルドアと対峙したら跳ね飛ばされてるしね…

でも良いの、水も滴るクリーデンスが色っぽかったから。

まぁこの作品は、兎にも角にもダンブルドアとグリンデルバルドの過去の恋愛が公言された、というところが一番エモい!

2人の関係が終わった理由はダンブルドアの妹が亡くなったからですが、妹への罪悪感を持ちながらも、でも少年時代に作った「血の誓い」がなかなか壊せないくらい強力なものだった、というのは、2人の思いの強さゆえだったのでしょう。

壊そうとした時に鎖がダンブルドアを締め上げるところもセクシーでした…

イケおじ2人が見つめ合って過去の恋を語るとか…もう…こんなの腐女子、貴腐人が大好物なヤツでしょ…

そのせいで興醒めしている層もいるみたいですけどね。

「多様性への配慮かよ、飽きたわそういうハリウッドのノリ」と思う人もいるようですが、そもそも寄宿学校で少年2人が恋に落ちる的なのはテンプレだし、萩尾望都の作品とか好きな層は「キタコレ」になるので、別に今の時代に配慮したものだとは思いません。

あー楽しかった!

あと2作も何を語るんだろう…

たまに、「主人公って…ニュートだっけ?」となる部分もありますが、まぁちょこちょこと出ながらもシッカリとコミカルで可愛いニュートを演じているエディも素敵です。

次回作の発表までに、やっぱりハリー・ポッターもちゃんと観ておこうかなぁ、と思います!
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