都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

身近にコロナ感染者が出て分かった、周囲やSNSとのギャップ

真面目な人がイジメに遭う

東京に住んでいる割に、今まで直接の知り合いの中に新型コロナウイルス感染者はいませんでした。

知り合いの知り合い、だと結構話は聞きましたし、その後亡くなった方の話もありましたが。

オミクロンが話題になった当初、私はそこまで気にしていませんでしたが、やはり連日感染者数最多更新しているだけあり、ついに身近に出たのでビックリ。

その人は発熱して病院で検査して発覚しました。

発熱する2日前に、お互いマスクしながらでも話した身としては、やはり焦ります。

が、報告を受けた時点ではもう発症から数日経っていて

「オミクロンの潜伏期間は平均2日と言われているから、多分大丈夫だろう」

と思いました。

でも不安な気持ちを誰かに聞いて欲しくて、親や友人達に連絡しまくっちゃいますね。

親の反応は「抗原検査受けるんでしょ⁉︎」だったのですが、私は濃厚接触者には該当しないしなぁ。

マツキヨの抗原検査キットを以前使ったことはありますが、あまり評判が良くなかったし、また買う気にはなれません。

微熱が続くので、マツキヨで「ロハス・メディカル 新型コロナウイルス抗原検査キット(約4千円・鼻水or唾液用)」を買ってみた

生理前だからか熱中症だからか分からない微熱が続いているので、PCR検査を受けるべきか悩みました。都内では年中無休(年末年始を除く)で営業している民間のPCR検査がある、というニュースを見ていましたが、今調べると新橋や八重洲の方だけでなく、渋谷や新宿など色んなところにあるみたいですね。木下グループのものは、来店でお値段は2,300円。●木下グループ新型コロナPCR検査センター飛行機に乗る予定の人は割引や無料になる...



他のやはり感染した人と接触した人に「抗原検査とか受けます?」と聞いたら

「今は感染してる場合じゃないから、受けない」

と言われました。

「それって、検査しなきゃ無症状のまま気付かずに終われる、ってことですよね?」と言うと

「うん。でも…もしそれで後から症状が出て検査で発覚したら、怒られるかなぁ」と返してきたので

「そりゃまぁ、可能性あるの分かってて何もしなかった、ということにはなりますけどね…」と言っちゃったけど、実際そういう考えの人は多いと思います。

でも私も既に予約を入れていた病院やサロンには行っちゃいました。

「都民は無症状で濃厚接触者に該当しなければ、無料で抗原検査かPCR検査を受けられる」

というのはニュースでは見かけていたので調べたら、丁度普段利用している調剤薬局が対象だと分かり、薬の引き取りがてら検査してみようかなぁ…と思ったのですが…夕方に行ったら

「本日の無料検査は終了しました」

の張り紙がされていました。

薬剤師さんに「これって明日もやってるんですか?」と聞いてみたら

「キットの入荷自体は毎日あるんですけど、今日も開店前から数十人並んでいたみたいで…

今日も感染者1万人超えてるし、不安に思って検査受けたい方が多いですよね」


と言われ、そりゃまぁそうよね…と納得。


ちなみにTwitterなどを見ていると

「闇雲に検査に行って無駄に感染者数を増やすな」

と言っている人たちもいます。

「無料だからって行列に並んで検査受けるなんて、その方が感染しそうなのに馬鹿みたい」

と鼻で笑う人たちもいます。(私の周囲にも、そんなニュアンスのことを言った人がいました)

症状だって「ただの風邪」と言う人も多いですね。

確かに周囲に聞くと「頭痛・咽頭痛・発熱」という症状は聞くけど、高熱とか肺炎の話はまだ出ていません。

肺炎自体は炎症が肺に達するまで時間がかかるので、検査した時点では軽い風邪程度だとしても、そこから悪化して肺炎になる可能性はもちろんありますが。

個人的には、軽い微熱の風邪から肺炎になったことがあるため「たかが風邪」と笑う気持ちにはなれません。

インフルエンザのように速攻で高熱が出ないとしても、風邪をこじらせて肺炎になることはコロナじゃなくてもあること。

年々風邪をひくたびに治りが悪くなっている中高年としては、まぁ出来れば避けたいです。

が、それ以上に「周囲にうつしたらどうしよう…」とか「隔離期間中に食事とかどうしよう」が一番心配。

私のように「濃厚接触者には該当していないけど、身近で感染者が出たから検査を受けたい」と思う人もいれば、「無料なら一応、安心のために受けてみようかな」というだけの人もいるでしょう。

それを一括にして鼻で笑う人には、「あぁ、まだ想像出来ない状況にいるんだな」と思います。

私も身近に感染者が出るまで、こんな心境になると想像は出来ませんでした。

結構自分でも驚いたのは、感染した本人に対して特にアレコレと思わなかったことです。

「あ~多分日数的に、土日に感染したんだろうな~」

としか思いませんでした。

そこで誰とどんな風に接して感染したか聞くのはプライバシーの侵害だし、知っても意味がないなと思います。

濃厚接触者になってしまった人も出ちゃったのですが、

「やっぱり大人数の食事はダメで、少人数なら大丈夫、という問題じゃないよね。

2人で食事をしても、相手が感染していたら濃厚接触者になるし、感染する可能性もあるんだから。

尾身茂が言ってるのはあくまでも「感染者と濃厚接触者の追跡を楽にするために、少人数ならOKと言ってるだけだろ」
と思ってます。

でもこれも鵜呑みにして「大人数の会は怖くて行けないけど、友達と2人のランチなら平気って国が言ってるから、行ってくるつもり~」と言ってる人が身近にいてビックリしました。

本人なりにはすごく気をつけているつもりなので、

「いや、2人だろうと10人だろうと、その中に感染者がいるかどうか次第だし、同居家族がいる人ならリスクが上がるんだよ」

と言っても全く理解できないようだった上に、ウザそうに話を打ち切られたので

「あ~、マスコミに踊らされてコロナ怖がったり、ワクチン嫌がったり、なんか自分は頭が良くて冷静ってつもりなんだろうけど、ちょっと思考回路が私には理解できないわ…」

と思っちゃったけど、まぁそんなこと本人には言えませんね…
2年前の緊急事態宣言が始まる前、某掲示板で

「保育園に子供を預けられなくなるかもしれない」

という話題が出ていたので、子供を保育園に預けてパートをしている友人に

「なんかそんなこと起こる可能性あるかもって言われてるよ」

と連絡したところ、激怒されたことがあります。

「そんなネットの掲示板見て、不安煽りさせようとしてくるなんて、何考えてんの⁉︎」

とキレられたので

「いや、不安煽りをさせようとしたつもりはなくて、もしそうなった時の対処とか考えることもあるだろうから情報共有をと思っただけなんだけど…」と言っても

「不安煽りでしかないのが分からないの⁉︎」

とブチ切れられ、意味分からないけどとりあえず謝っておきました。

その後本当に保育園は停止になった時期ありましたけどね…

他人がどうコロナについて考えているのか、あまりにも差があり過ぎて、他人が怖くなりました。

幸い、知人に医師がいるし、私と近い価値観でデータや状況を見て話せる人もいたので良かったです。

マスコミの影響か、すぐに喧嘩腰になったり、自分ではソースを調べずに煽りを鵜呑みにして判断する人もチラホラいて、話す相手がどっちのタイプか分からないのが本当に怖かった。

私も自宅で一人で仕事していて、気分転換に英語の勉強したり、オンライン英会話で話したりは出来たけど、でもそれだけでは寂しい時もあります。


今回、身近に感染者が出た、というのを周囲に話した時も、

「不安煽りウザい」

と思われたら嫌だなぁ、とは思いました。

そしてその数日後、濃厚接触者ではなかった人の感染が分かりました。

私はその人とも話をしていたので、ここからまた数日潜伏期間の可能性に怯えることになったのですが…

でもその時、「あぁそう、まぁ増えてるしね、風邪なのにね」程度の反応の人もいました。

ちなみに、親に言ったら「今すぐ有料でも検査しろ!」とパニックを起こされそうだなと思ったので、話していません…

心配して欲しいわけじゃないけど、不安な気持ちを誰かと共有したい。

そこをピンポイントで察して、と他人に求めるのは無理な話なのは分かります。

それでも、冷静を保っているフリをしながらも不安を抱えている時に

「どうせもうすぐ落ち着くから、友達とご飯に行く約束してるんだ〜」

と言われた時には、あ〜そうかぁ…友達がいっぱいいるマウントなんですねぇ…と思っちゃいました。

本人なりに気をつけているし、不安に思っている部分はあるけど、そのポイントが私と違い、それでお互いがストレスを感じるのであれば、もうそういう話題はできません。

結局、表面的な楽しい話題だけ話すのが友達。

不安や愚痴とか家族と話せる人は、友達とまでそういう話をしたくない時もあるでしょう。

私の場合はまだ親兄弟がいますが、そういう家族がいない人はもっと孤独感があるだろうと思います。

でも違う立場の人からしたら、他人のそういう状況まで察して合わせてあげるほど心に余裕が無いこともあるだろうし…。


ちなみに現時点で感じているのは、濃厚接触者の待機期間が問題視されているように、仕事上の周囲の負担というのが段々と積み重なっている割に、それをフォローしている人へのフォロー、がまだそんなに出ていないのは何でかな、ということです。

私自身はそんな影響は受けていないのですが、それでも感染した人たちが自宅で仕事は続けていたため

「数日して悪化する可能性があるから、やり取りできる内に話を進められるよう用意した方が良いのか、回復を待った方が良いのか、どっちかなぁ。

というか自分も潜伏期間中の可能性があるよなぁ」


と思いながら、万が一に備えて残業しまくって予定より早く出来ることは進めておくことにしました。

これはあくまでも自己判断であり、そうしましょうという話を誰かにされてはいないし、テレビでそんな話をしているのを観たこともありません。

Twitterでもそんな話題は見かけませんでした。

私としては、万が一発症したら食事は宅配を頼めるけど、熱とか咽頭痛がある中で仕事を自宅で続けることが本当に出来るかは分かりません。

早め早めに出来ることはしておく、というのが一番リスクが低いかな〜とだけ思いました。

こういう時に周囲に「皆んなもそうすべき」とは言えないし、「そう考えてる私、がんばり屋さんでしょ?」アピールする気はありません。

あくまでもお給料とリスクを自分で考えて行動しているだけです。

それでもストレスは溜まるから、そんな時にものすごく呑気なことを言われ、ついイラッとしたことにキレられた時には、

「察してとは言わないけど…価値観が合わないのが明確になって残念です」

とだけ思うにとどめ、それ以上もう人間関係について考えるのはストレスが増すだけだと判断しました…

実際に身近で感染者が出るまで、自分も全然想像出来ていなかったんだな、というのは改めて思います。

過剰に不安になる必要は無いけれど、出来ることもやらない、考えない、というのも違う。

元々ノーマスクで人と食事することはほぼありませんが、先週同僚とランチしてしまっていたので、それも後からホントにダメだったなぁと思いました。

それまでは「まぁずっと私はリモートしているし、相手もキチンと感染対策している人だし、大丈夫だろ」と思っていたんですけどね。

そんな2人の同僚達が感染してしまったので、私達は要危険人物になっちゃってたんだ、と後から発覚することがあるなんて想像していなかったんです。

想像しまくって色んなことを諦めまくる、ギュウギュウになるつもりもないけど、とにかくこれから1〜2週間は要注意。


と色々愚痴っても、私以上に色々と不自由になっている人たちは身近にもいます。

子供の部活で感染者が出て、兄弟が受験生だからと部活を休ませている人。

仕事で複数人どうしても集まらなければいけないので、全員が直前にPDR検査をすることが決定した人。


東京の街中には普通に人がいる、と言われているし、確かにデート中のカップルはよく見かけます。

それでも出勤をしているらしき人は少し減りました。

リモートをしているのか、濃厚接触者か感染者かで待機中なのかは分かりません。

毎日1万人近くがどんどん自宅待機になっていってたら、そりゃ街から人は減っていきますし…

個人的には今も、自分が感染していないなら映画館に行こうと、買い物しようと、1人で対策されている店でご飯を食べようと、大丈夫だろうと思います。

私は最後に感染者になった人と話した日から5日経つので、今はまだ大丈夫かも。

でも今週また出勤をしたら、そこで潜伏期間の人と接する可能性はあります…

ねずみ講みたいで面倒くさい気持ちになりますね…

これをただの愚痴と捉え、一蹴する人もいるでしょう。

どこまで気にするかは人それぞれなので。

私も性格が悪いので「あ〜反ワクチンの人が感染したら、ホントに重症化しやすいのか分かるのにな〜」なんて思ってしまう、酷いところもあります。

そんなこと思う私を責める人もいるだろうし…とか考え出すとキリが無いですね。

でも最低限、不安に感じている人にマウントを取ったり、キレたりするようなことは無いようにしたい。

あ〜でも反ワクの話を笑顔で聞くことになったら、それはストレスでしか無いからキツイわ…

友人が仕事先の人に誘われて年末に食事会をしたら、メンバーの4分の3が反ワクチンで、会の間反ワクトークをされてしまい、接種済みの人は肩身が狭かった…なんて話も聞きました。

食事会に行った友人も友人ですが、声をかけてきた方も反ワクだったから食事会企画をしてたなんて…ね…

ブログだから長々と書いてしまいましたが、こういうSNSや周囲との価値観のギャップ、身近に感染者が出て不安を感じている人は増えています。

そういう人に「気にしても仕方ないじゃん、どうせただの風邪だし」とか「へ〜私は友達とご飯に行くよ〜」とか言うのは、安心させるつもりなのか、何も考えていないのか分からないけど、追い詰めることもある。

とか考え出すと、誰かと話すことさえ嫌になっちゃう、という悪循環が生まれている…

そういう部分のフォローを、マスコミやSNSは怒りばかりで盛り上がらず、建設的に情報共有して欲しいなと思いました。
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