LGBTQとBLと百合系が好きなアメリカ人女性から聞いた日本との違い

2022年01月09日
マンガ 1

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昨日は言語交換アプリで知り合った20代のアメリカ人女性と2時間も話しました。

とはいえ、あちらは既にかなり日本語が話せるので、もうほとんどこちらも日本語で話してしまいましたが…

気を使って時々英語で話してくれ、こちらもポツポツと英語で返そうとするのだけど、聞き取れても話すのは難しい!

それ以上に話したい内容の方に夢中で、もう日本語で通じない部分は英語、みたいな感じになっちゃいました。

彼女は日本語以外にスペイン語や中国語や色んな言語を勉強していて、博識だし性格も良いし、普通に日本人でも友達になりたいタイプ。

日本語が上手な理由は、コロナ前に日本で英語教師をしていたことプラス、本人も独学でしっかり勉強しているからだそうです。

日本語が話せなくても日本で英語教師は出来るけど、あとは本人次第って感じなんですね。

LGBTQに関心があるというのは知っていましたが、話してみたら萩尾望都とか含めて色んな日本の漫画を読んでいて、BLも読むし百合系も読むとのこと。

ハッキリとは聞きませんでしたが、ビアンなのかな?

で、日本滞在中にLGBTQのコミュニティを探したり、新宿二丁目にも行ってみたそうです。

ちなみに「LGBTQ歓迎」と書かれているバーがあったので、コミュニティがあるのかと思って入ってみたら、

「店長が自分のパートナーを探すために書いていただけで、コミュニティがあるわけじゃなかったんです…」

と話していて、そんなこともあるのかーと笑いました。

「日本はBLや百合の漫画はいっぱいあるのに、どうして日常生活の中ではオープンになっていないんですか?」

と言われたのですが、どうでしょう…

私は今までに公言している人たちに何度も会っているし、都内だと街中でもたまに見かけるのですが。

ウチの近所のコンビニ脇で、キスしてるおじさん2人を何度か見かけたこともあります。

ただ一般職で普通に公言している人の話はあまり聞かないし、隠している人もいますね。

ちなみにあちらの本屋さんだと、BLとか百合の本のコーナーは大きな店ならあるけど、それとは別にLGBTQ用のコーナーもあるそうです。

日本の本屋さんでも大きなところならありそうだけど…そう言えば見たこと無いかも。


LGBTQに関しては、日本でも色々と意見が割れるところがあると思います。

私の認識では、そもそも日本は明治時代まで同性愛を禁止していなかった、というか、政治的に同性愛を利用していた人たちが昔からいたのは有名なので、宗教や法律で禁止している国とはそもそもの背景が違うのでは?

同性婚に関しても、「養子にして戸籍上は親子になるけど、実はパートナー」というのが一般的な認識だったと思います。

「きのう何食べた?」でもパートナーを養子にする話が出てきましたし。

それを話したら

「アメリカだと法律的に、養子にするというのは無理だったような…それでまずは結婚出来るように法改正をしよう、という動きになったんだと思います。

同性愛者だから養子にする、という方法を聞いたことありませんでした」


と言われたのですが、その辺りについて言及している話は見かけたことなかったので、興味深かったです。

欧米は発展していて、日本は遅れている、と言われますが、これはもうどこを見るかで変わってきますね。

彼女の住む街では、LGBTQや人種差別のヘイトのチラシを街中に貼ったり、落書きする人がいるそうです。

そういうのは日本では見かけません。

多分日本人なら、そういうヘイトは本人の家や机に投げ込むとか、匿名のフリをして直接攻撃するんじゃないかなぁ。

渋谷とかで落書きを見ることはあるけど、差別のためにやっているのは見た覚えがありません。

学生なら黒板に落書き、みたいな手法をよく漫画で見かけますが、今もそういうのがあるかは分かりません。

多分それやったら先生に呼び出されて罰を受けそうだけど。
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日本のBLコミックスは海外でも人気、というのは聞きますが、これが日本独自の文化、というわけではないのかなと思います。

そもそも竹宮惠子や萩尾望都などが確立していったのだと思いますが、「ヴェニスに死す」とか海外でも同性愛をチーフにした映画は色々昔からありますし。

萩尾望都「一度きりの大泉の話」ネタバレ感想~竹宮惠子、大泉サロンとの決別と確執告白本

ゴールデンウィーク中に久々に萩尾望都の「残酷な神が支配する」を読み、ネタバレ感想を書いた後に、ふと「今、Twitterでこの漫画や、萩尾望都に関心がある人ってどのくらいいるんだろう?」と思って検索をしました。ポーの一族の続編が出ているので、人気はあるはず。でも「残酷な神が支配する」自体は、どんな人がどんな感想を抱いているんだろう?そうしたら、萩尾望都が新刊で竹宮惠子やBLについて触れている、というツイート...



私は百合はほぼ読まないので詳しくないのですが、彼女には谷崎潤一郎の「卍」を紹介してみました。




あと定番なのは江戸川乱歩の「孤島の鬼」ですね。


孤島の鬼

最近の若い人はたくさんBLとか百合とかあるから手を出さないかもしれないけど、昔はこの辺を読むのは腐女子の必修科目みたいなものだったので…。

ただ、創作物としての同性愛の話と、実際にLGBTQとして生活する上での違いは大きいんだろうとは思います。

私の周囲だとBLが好きから始まって、自分自身はLGBTQじゃないけど、でも差別は反対、応援しよう、みたいな考えの人が多いですし。

あくまでもBLはファンタジーとして、理想の恋愛像を描いているだけ、という説もありますね。

電車内でそんな感じのことを熱心に同僚男性に語っている若い女の子を見かけたことがあります。

BLの歴史自体は、今市子の「萌えの死角」が詳しいと思うのですが、最近はそういう歴史はともかくとして好きな本が読む、という人も多そう。


萌えの死角 (花恋)

こういう漫画を読んで日本語の言語力を上げる、ということが出来るのは、BL好きの外国人だと楽しい、かな?どうでしょう。


ちなみに今回話したアメリカ人女性は、現在はスーパーのレジ打ちバイトをしているそうです。

コロナ前には日本で英語教師をしていたけど、パンデミックが起こったのでアメリカに戻り、実家からそこそこ近い街でルームメイトと暮らしているそう。

他のアメリカ人男性と話したときにもルームシェアについてちょっと聞きましたが、ルームシェアや共同のキッチンやバスルームを使うシェアハウスが一般的なので、それでコロナも感染しやすくなってしまうのかもと言っていました。

あれだけ言語力があって頭が良いなら、他に良い仕事が色々ありそうなのになぁ、と思うのですが、そこまで突っ込んで聞けませんでした。

日本人と違って欧米だとバンバンと気軽に転職するとは言うけど、話を聞いていると一気に違う職種に変えるパターンを聞きますね。

日本のデザイン業界だと、デザイナーを辞めて外国人向け日本語学教師になる、という選択肢はそうそうありません。

需要と供給なのか、資格の問題なのか分かりませんが、日本で学校教師をしていた人が転勤で行く、という話しか聞いたことないような…知らないだけかもしれませんが。

おばちゃんとしては、あんなにシッカリ色々出来る若い女性が、レジ打ちのアルバイトをしているなんてもったいないなぁ、と思ってしまいます。

オンライン英会話の教師とかも出来るんだろうけど…

日本に住んでいた時、なかなか友達が出来なくて寂しかった、とは言っていました。

当時住んでいたのが結構な地方だったのもあるようなので、東京で働いていたら違ったかもしれませんね。

もっと早く出会えていたら、もし彼女が東京で英語教師をしていたら、教わってみたかったし、漫画の貸し借りをしたりしてみたかったなぁと思います。

日本文化に興味がある外国人の話を聞くのも面白いけど、趣味が合う人と仲良くなれるのが一番楽しい!

と私は思うのだけど、身近な友人や同僚に「英語の勉強をすることで、他の国の人と話が出来るの楽しいよ」と言っても「興味無い、面倒くさい」と言われてしまいます。

この辺りも「直接は繋がりたくないけど、他人の意見は知りたい」という感じで、SNSの掲示板やTwitterが日本で人気な理由の一つ、なんでしょうか?

また彼女とは色々話せたら良いなぁと思います!
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2022年02月25日 (金) 05:48