都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

「バンクシーって誰?」展は中村倫也の音声ガイド付きで観るべき!

昨日は夏の間に前売りスマチケを買っていた「バンクシーって誰」展を観に、天王洲アイルの寺田倉庫まで行ってきました。

事前に入場券と中村倫也の音声ガイドチケットを買っていたのですが、家を出る直前に

「ちゃんと機種変したiPhoneでデジチケ表示できるよね?」

と思って確認したところ…出来ない!

調べたら機種変前のスマホで一度チケットをダウンロードしてしまっていたら、新しいスマホに表示することは出来ず、無効となってしまうそうです。

私は前のiPhoneを保管していたので、一応そちらで表示できるけど…もうWi-Fi接続で無いとネットに繋がりません。

でもまぁ…寺田倉庫ならWi-Fi、あるよな?

と思いつつ、でも不安なので一応入場券画面を表示したまま向かいました。

ちなみに、現場に着いたら無料Wi-Fiスポットがちゃんとあり、無事に入場後にも中村倫也の音声ガイドチケットが表示できて良かったです。あぶなかった…

私はイヤホンを持っているのでそのまま受付でチケットを見せ、スマホでQRコードを読み込んで音声ガイドをSafariで開いて聴きました。


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イヤホンもスマホを無い方は貸し出しがありますが、私の前の方が借りる時

「他の方と使いまわしですし、スマホが無い方だけなんですけど…本当にそれで良いんですか?」

とすごく嫌そうに言っていてビックリ。

イヤホンの無い方はスマホを耳元に近付けて、音を小さくして無理矢理聞いていたので、イヤホン持参をオススメします。

ってか貸し出しすることにあんなに露骨に嫌そうな顔するなんて、スタッフなぁ…

若い不慣れなスタッフが多い印象で、誘導もテキトーだから音声ガイド不要な人もそのままチケット売り場に並ばされちゃってたり、すでに2ヶ月以上やってるのになんなんだろ。



「バンクシーって誰?」展は12/5まで開催していますが、現時点で平日昼間でも20分待ちでした。

帰る時には15分待ちになっていたし、5分程度のときもあるようですが、土日は混雑しそうですね。

私のバンクシーの知識は、例のオークション直後に作品をシュレッダーにかけた時以降しかありません。


顔を出さない型破りのグラフィティのアーティスト。

コロナ禍の時には、くしゃみをして入れ歯を吹っ飛ばす老婆のグラフィティや、



くしゃみをするネズミの絵が地下鉄に描かれたのが海外ニュースにもなっていました。



彼の新作が見つかるとメディアは報道するし、オークションの時に裁断されたはずの作品はまたも高値で売られるし、超人気のアーティスト。

個人的には彼の描くリアルな絵は可愛いな、と思います。

でもそれ以上のことは知らないまま展示を観に行きました。

まずは上のバンクシー本人のInstagramにも投稿されている老婆の絵の再現。



これを観て、あ…と気付きました。

「なんだ、本物じゃなくて、作品の写真を使って再現しただけの展示じゃん…」って。

よく考えたら、本物は海外の壁に描かれているんだから、それを日本に持ってこられるわけないですね。

でも、単に写真を使ってイメージを再現したり、レプリカのオブジェを置いていることに、チープさを感じてしまいました…

会場内のほとんどの作品は撮影可となっていて、こういう壁に出力を貼っただけのものの前で皆んな写真を撮っていて、それでより一層狭い会場はギュウギュウ状態に…



まぁ、撮影可なところが増えているのはすごく良いことだとも思うんですけどね。

基本美術館では混んでいる作品はとりあえず後回しにして、空いているところからパーッと一通り観て、それで気になった作品はまた戻って空いていたら観る、で、最後にもう一度気に入った作品をじっくり観る、というルートにしていますが、今回は中村倫也の音声ガイド付きだったため、順番通りに観ました。

この音声ガイドのゆったりした中村倫也の話のお陰で、作品の背景が分かり、更に心が穏やかになって良かったです!

これが無かったら、混んでいて人がキャッキャと撮影していて動かない、見辛い、再現レプリカの嘘っぽさにイライラしていたと思う。

まぁネズミとかいるのは楽しいけどね。



写真だとあまり気にならないけど、実際に現地に行くと、レンガやブロックの再現はなかなか厳しいかなと思っちゃいました。

ちなみにバンクシーの顔はハッキリとは公開されていませんが、こういうモザイクがかかっていたり、猿のマスクをしている姿は現存しているそうです。



顔を隠すのは、どんなに評価されていてもグラフィティは犯罪だから。

言われてみれば、それはそうなんですよね。

でも描いている姿は目撃されているし、本人の公式Instagramアカウントもあるし、不思議な存在。

こちらのレプリカも、バンクシーのInstagramに載っています。





うーん、やっぱり現地で観たい!
途中から展示内容は、パレスチナ等での反戦に対する意思表明を示す作品のコーナーになりました。



火炎瓶ではなく花束を投げようとする男性。

写真は撮らなかったけど、爆撃で壊された壁に可愛い子猫の絵を描いて、それを紹介したら世界中から壊滅した自治体に支援金が届いた等、バンクシーの影響で世界中に悲惨な事態が伝わっているってすごい!

時に銃口を向けられながら絵を描き続けている、という話を聞いて、一気にバンクシーに対する考えが変わってきました。

そういえば昔のアーティストって、こういう社会情勢への抗議を含む作品をたくさん残していた。

その感覚をすっかり私は忘れていて、「嫌われない、炎上しない」が良いことのように思っちゃっていたな…

消費社会を皮肉っているのも、色々と考えさせられますね。

有名なピューリッツァー賞を獲った裸体で逃げる子供の手を引くドナルドとミッキーマウス。

アメリカが戦争や内線に関与することに抗議しているのだと思うと、普段見てみぬふりをしてしまっていた、と反省します。



イギリス人から見たらアメリカの経済優先な感覚が醜く感じる部分、あるのかな…

それを言うなら日本もそうかもしれませんが…

最後は、バンクシーっぽいマネキンとグラフィティの再現コーナー。



その後は2階で、中村倫也の作った作品の展示コーナーを観ました。



私はこの制作過程の番組、実は見逃しています…ごめん、中村倫也…

もう君の露出が多すぎて、私全然追えなくなっているのよ。

グッズコーナーを参考がてらのぞくと、素敵なバングルを見つけました。



私、前々からシルバーのバングルが欲しくて探していたんですが、手首のサイズに合うものが無かったんです。

でもこれは富山県の「能作」というブランドとのコラボで、錫で出来ているので柔らかく、サイズ調整が出来ます。

以前富山旅行に行った時に、昔ながらの伝統美術と現代のデザインの融合に力を入れている、という話は聞いていました。

富山旅日記~モダンな伝統工芸「喜泉」ぐい呑がオススメ

前回のバスグッズの社長さんのお話はこちら↓富山旅日記〜社長さんたちとの出会い1〜次のご紹介は、素敵なプロダクトデザイン工房の社長さんです!喜泉富山県の高岡市では昔から鋳物工芸が有名だったそうなのですが、最近その技術を新進気鋭のデザイナーの作品に活かすアート活動が盛んなんだそうです。海外のデザイナーとコラボしたりして、モダンな工芸品を作って世界に発信したりしているんですって。今回の富山旅行で飲み屋に連...



で、お値段もお手頃だったので購入!

2種類別の言葉が刻印されているのがあったんですが、私が買ったのは「Keep it real」です。

そのまま嵌めるとユルユルですが…



軽く曲げるとキッチリと留まり、丁度良いサイズになりました!

同じような錫のブレスレットはネットでも売られていますが、そのお値段と比べてもバンクシー展のはお手頃価格!




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ということで、私のオススメは中村倫也の音声ガイドを聴きながら、なるべく空いている時間を狙って観に行くこと、です!
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