#進撃の巨人 エレンのモデルは北欧神話「スルト(Surtr)」、世界を焼き尽くす巨人だった!?

2021年04月11日
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進撃の巨人の最終回以降、SNSでは賛否両論が巻き起こっています。

私は割と満足している良い終わり方だと思いましたが、でもよくよく考えると8割の亡くなった人類側だったとしたら許せない…

これまで第二次世界大戦を彷彿とさせる描写もあったため

地鳴らし=核兵器

という見方をし、「核兵器は絶対に使ってはいけないものだから、エレンは最悪なことをした、許せない」と怒る人もいます。

また、「もっと進撃の巨人らしい残酷な終わり方をして欲しかった」とか「所詮は陳腐な恋愛マンガか?というミカサとエレンにガッカリした」という意見もありました。

色んな意見を読み、え~でもこれって「命、愛、戦争がテーマだったんじゃないの?と思えば納得なんだけどなぁ」と思っていたのですが、ここにきてふっと

「あ、進撃の巨人はそもそも、北欧神話がモデルじゃなかったっけ?」

と思い出しました。

私は北欧神話は全然詳しくないのですが、「世界ふしぎ発見!」か何かでも進撃の巨人のモデルと言われる神話の紹介をしていた記憶があります。

なのでウィキペディア等で北欧神話を読んでみると、

「神々に敵対する巨人スルトが世界を焼き尽くし、九つの世界は海中に没する。(ラグナロク=終末の日)」

という記述があり、これは確かにエレンの地鳴らしに結びつく気がします。

また、アイスランドにおける火山噴火や溶岩流の神格化がスルトのルーツとされているとのことで、アルミンと溶岩流を見たことにも繋がる。

更にオーロラを見るシーンがありましたが、オーロラはワルキューレ=戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性、およびその軍団の甲冑の輝きと言われていて、これまた繋がるような?

検索してみると2013年の段階で、アニメのオープニングの映像からすでに

「エレンのモデルはスルトだから、ラスボスが出るとしたらエレンが世界を焼き尽くすのではないか」

と言っている人がいて、これもうすでに予想が出来てたんですね。

もしかしたら諫山先生の中ではこのラストは決まっていて(北欧神話がベースだからラストはここだった?)、そこまでをどうまとめるかの中に第二次世界大戦のような描写もあったのかもしれません。

また、ラグナロクが起こる前「風の冬」「剣の冬」「狼の冬」と呼ばれるフィンブルヴェト(夏は訪れず厳しい冬)が3度続いたそうです。

アニメが1期~3期あり、最後がFINALなのはそれに合わせているから??
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いや、私ももう本当に北欧神話については今検索しながら書いている段階なのでアレなんですけど、でもエレンのモデルはこのスルト意外にも混ざっている説はあります。

アルミンはもしかしたらバルドル(美しく光り輝く美貌と白いまつ毛を持ち、雄弁で優しいとされ、やや優柔不断な面もあったが彼の裁きは不変であるといわれる)かもしれません。

北欧神話は「世界の崩壊後に生き残った者が新たな人間の始祖となる」というもののようで、そこまでのものをヒストリアが背負ったのか?という気はします。

最後に死んだ戦士たちの幻影が見えるシーンは、ラグナロクの際にオーディンら神々と共に巨人たちと戦うために死んだ戦士を集めたことが起因かも?

ユミルは北欧神話『スノッリのエッダ』に出てくる原初の巨人。

もしかしたらちゃんと北欧神話を読み、再度進撃の巨人を読み返したら繋がる部分がもっと出てくるかも?


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こう考えると「核兵器を使ったエレンは許せない」みたいな議論は、「いや、そもそも北欧神話の書き手に言えば?」という筋違いなものになりますね。

ちなみにスルトにはシンモラ (Sinmore) またはシンマラ(Sinmara)という妻がいましたが、伝説的な武器レーヴァテインをレーギャルンという箱に9つの鍵をかけて保管している、くらいしか情報が見つかりませんでした。


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私の中では少し前まで「アルミンは原爆の象徴なのかな?」なんて考えがあったのですが、その時点で第二次世界大戦に引っ張られすぎていたのかもしれません。

「進撃の巨人」はナチスのプロパガンダ?アルミンは原爆の象徴?

アニメ進撃の巨人のFINALを毎週楽しみにしているのですが、オープニング映像を観ていて「これ…どう観ても原爆とか、ナチスを描いてるよね?海外でも人気のアニメなのに、この表現をして大丈夫なのかな?」と疑問になりました。日本国内ではナチスに対してそこまで抵抗感が無い気がしますが、海外ではものすごく厳しいはず。つい先日も韓国のアイドルがナチスの制服を着たマネキンと写真を撮った、と炎上しました。K-POP「GFRIEND」...



別冊マガジンは発売日早朝にはコンビニで買えず、友人も本屋など色々見たけど駆逐されていたと言っていましたが、いやーすごい人気作がついに終わったんですね…

そして、最終回は賛否両論で口論になっていたりするけど、でもそこに

「いや、これ北欧神話と考えたら…」

というそもそも論を投げてみると、また違う見え方がしているというのも面白い!

それでなくても長髪のエレンはイケメンで好きだったわ~ジャン派だけど。

色んな人の感想をSNSで読みましたが、少し残念だったのは「リヴァイが五体満足じゃないなんて、死ぬより可哀想」と書いていた人がいたことです。

…それは障害者差別っぽい発想ですよね…

私は、彼がこれまでの経験を基に、新たに近代化した世界の中で、先に逝った仲間の分も自由に過ごすことを期待しています。

もちろん「自由って何?」という、読者に委ねられた考え方もあるのですが。

個人的にはこのエレンのモデルはスルトだった、説で最終回がよりスッと納得いきました!

そうか、そうやって新たな世界がまた作り出されていくのか。

でもやはり戦争に近い物語でもあったため、あとは読者それぞれが「自由」「戦争」「裕福」「愛」「生き甲斐」について考えると良いのかもしれませんね。

リヴァイも幼少期は辛かったけど、でもお母さんが「客の子供でも、妊娠したから産みたい」と無理をして産んだ、きっとお母さんの生き甲斐となった子供。

そういう風に命を繋ぐことが、ヒストリアにもあって。

うーん、改めて全巻読み直したくなりました!

マガポケでコツコツと読もうと思います!
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