「呪術廻戦」の方が「鬼滅の刃」「進撃の巨人」より海外人気が高い!?
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呪術廻戦 7【電子書籍】[ 芥見下々 ]
改めて原作を読んでからアニメを観ると、原作には無かった補完のシーンが入ってたりするんですね。
野球回で伏黒が送りバントをした後、五条悟のアップが出たのはアニメオリジナル。
これが次週に繋がるコマとして足されてるのかーなるほど!
私がハマったのが最近のように、今は放送からしばらく経ってから配信で一気に観てハマる、というケースがあるのは、昔なら無かったマーケティング手法で良いなと思います。
私はNetflixで観てるけど、Amazonプライムビデオで観てる方も多いですね。
第7話 急襲
ただ、バラエティ番組で「呪術廻戦」を特集したり、各メーカーがコラボグッズを放送終了直前にバンバン出しているところを見ると、人気が増すタイミングに合わせてグッズ展開するのは大変そう…
設定資料集も欲しくなってきています。

ネット記事でも連日、無理矢理「呪術廻戦」「五条悟」という人気ワードを盛り込んでネタにしようとするのが増えたなぁと思うのですが…
にわかの私でも「いや、それ話のピントずれまくりだろ!」というのばかりで、読んで呆れることも多いです。
「鬼滅の刃」の時も「禰󠄀豆子が竹を咥えているのは、女は黙ってろという女性蔑視」と見当違いなことを言い出した女性編集者?記事がありましたが、ロクに本誌読んだりアニメ観てない人が仕事で語って記事にするの、やめてくれないかなぁ。
「ネクスト鬼滅の刃・呪術廻戦」とか、「五条悟と他の少年漫画での師匠キャラの違い」とか、「呪術廻戦」にハマってる私からすると、発想自体意味が分かりません。
人気漫画の分析はよく行われることだけど、私が子供の頃は「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽☆遊☆白書」「るろうに剣心」が同時に人気があり、どれがどう違い、どちらが優れてるなんて比較はありませんでした。
若手イケメン俳優のルックスや性格やポテンシャルを比較するならともかく、漫画って簡単に比較出来なくない?
「鬼滅の刃のターゲットは子供を含み、呪術廻戦は大人層に人気がある」
という分析は、まぁ納得というか、「呪術廻戦」は腐女子ウケするよなー、とは思います。
「幽☆遊☆白書」等々も当時は同人誌がいっぱい出ていて、どのキャラが受けか攻めか?みたいな話はよくしてました。
「鬼滅の刃」でもそういうのあるみたいですが、「呪術廻戦」の方が狙ってる感ありますね。
いやもう、「幽☆遊☆白書」の時はさー、飛影と蔵馬の関係はBLにしか見えなかったもん。
「呪術廻戦」は私は推しカプが明確にあるわけじゃないけど、まぁ五条悟と夏油、五条悟と伏黒は、考えちゃいますね。
「鬼滅の刃」は私はアニメしか観てないし、出てるの子供達だから、そういう目で見てません。
というか、映画無限列車編は素晴らしくて泣いたけど、原作まで読む気にはまだなっておらず…
元々私、そこまで少年漫画好きでも無いしなぁ。
敢えて無理矢理比較するなら、
「鬼滅の刃」
主人公が純粋な頑張り屋さんの良い子で、家族愛があり、鬼にも切ない過去があり、道徳的。
時代設定が明治頃の日本。
「命とは?生きるとは?」が真っ直ぐなテーマ。
とにかく明確な本星の敵を倒せば幸せな世界が目指せる。
鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 (ジャンプコミックスDIGITAL)
英語版公式アカウントのフォロワー数9.8万
Mark your calendars! Big news about the film’s release is coming on March 16th 🚂 #MugenTrain pic.twitter.com/3B0FZraYlA
— Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba (English) (@DemonSlayerUSA) March 12, 2021
「呪術廻戦」
主人公は異様に身体能力が高い脳筋バカ、でもコミュ力高い良いヤツ。
主人公の中に残酷な呪いの王・宿儺が宿っていることもあり、呪いの中には無慈悲なものも感情のあるものもいる。
敵は「呪霊」と「呪詛師」であり、肉体のある敵と無い敵がいる。
「死」「恐怖」に対してイカれた感覚を持っていないとやっていけない。
時代設定が現代で、外国人も出てくるし、海外出張もある。
どんなに目の前の敵を倒し、その為に仲間が死んでも、一般人が現代のストレスを溜めて呪霊を産み出す限り際限が無い。
現時点でラスボス的な存在になるのが、宿儺なのか偽夏油なのか、別の存在か分からない。
呪術廻戦 公式ファンブック (ジャンプコミックスDIGITAL)
英語版公式アカウントのフォロワー数46.7万
Gojou-sensei is looking cool as always 😎 pic.twitter.com/Myut3U5zVv
— JUJUTSU KAISEN (@Jujutsu_Kaisen_) March 4, 2021
ちなみに英語版公式「進撃の巨人(AttackOnTitan)」のフォロワー数は14.5万。
#AttackonTitanFinalSeason Episode 13 - "Children of the Forest" will be subbed soon, we'll update you as usual!#AttackOnTitan #進撃の巨人 #shingeki #ShingekiNoKyojin pic.twitter.com/GsL76OMqUT
— Attack On Titan (@AttackOnTitan) March 7, 2021
もちろん「鬼滅の刃(DemonSlayer)」は海外でも大人気と言われています。
が、放送からそこまで時間の経っていない「呪術廻戦(JUJUTSU KAISEN)」の方が、Twitterフォロワー数が4倍以上なのです。
進撃の巨人だって海外で人気なのに、呪術廻戦の方が3倍多い。
ちなみに異滅の刃の英語版アカウントの方が半年早く作成されています。
ここを指摘している比較サイトは見かけません。
そうそう、NetflixとかAmazonプライムビデオは日本とアメリカでは配信されている内容が違うため、アメリカでは「クランチロール」で観ているそうですね。
日本で放送されるのと同タイミングで字幕や吹き替えができるわけではないので当然ですが、翌日くらいには放送されているっぽいのかな?
ちょっと面白かったのは「Sir.GOJO」とかではなく「GOJO Sensei」とTwitterで書かれていること。
最近Netflixで「岸辺露伴は動かない」を観たのですが、英語字幕だと「Sir. ROHAN」だったけど、吹き替えは「ROHAN Sensei」になっていて、英語圏でも「先生」という日本語が通じるようになっていってるのかもしれません。
英語の勉強のために日本国内でもアニメを英語字幕か吹き替えで観たいのですが、「進撃の巨人」も初期しか英語字幕ついてなかったりして、統一して欲しい~。
元々の作者の意向で「呪術廻戦」は音楽などもオシャレにしようとしていただけあり、カッコイイ!
てか現代の東京がテーマで、主人公は高校生だし、先生達は20代後半から30代前半だから、設定がリアルでより感情移入しやすいですね。
五条悟のイケメン描写すごいし、好みという点では私は「呪術廻戦」の方が好き。
「鬼滅の刃」みたいに、キャラは可愛いけど背景はリアルなアニメには違和感持つ派なので…
敵のキャラデザとかは両者で比較する意味、特に無いような?
ここからは私のあくまでも個人的主観ですが、「呪術廻戦」は「イジメ」「大人になるということの辛さ」「何のために生きるのか」「どこまで冷酷になれるか」等、かなり現代っ子な感覚がテーマなので、その分妄想力が働きます。
生まれながらにして「最強」の五条悟の存在が、親友の夏油を追い詰めたこと。
自分だけが強くても、腐った年功序列、家柄重視の状況を変えられない五条悟の苦悩。
「呪術師も労働もクソ」と思いながらも、金のため、他人のために働く七海。
そして「今すぐ秘匿死刑になるか、全ての宿儺の指を取り込んでから死刑になるか」が主人公に最初から課せられていること。
五条悟に幼少期に出会い、金銭的サポートとその後の人生の手筈をつけた伏黒は、父親を五条に殺されていること。
女性キャラが今時らしく口が悪くて気が強く、体力面で男に劣っても潜在能力と術式で互角に戦える。
0巻まで含めるともう人間関係が絡み合って、憎しみや諦めや友情や信頼関係の先にある連帯感&個々の価値観が見えてくるのが面白いですね。
友人の娘ちゃん小学生はどちらも観てますが、親目線だと「呪術廻戦」よりは「鬼滅の刃」の方が分かりやすいかなーとは思います。
アニメで比べるなら「進撃の巨人」は、初期はともかくファイナルシーズンあたりは大人でも世界観の把握が難しく、リアルに「戦争」が出てくるため、小学生には難しそう…
「進撃の巨人」はナチスのプロパガンダ?アルミンは原爆の象徴?
アニメ進撃の巨人のFINALを毎週楽しみにしているのですが、オープニング映像を観ていて「これ…どう観ても原爆とか、ナチスを描いてるよね?海外でも人気のアニメなのに、この表現をして大丈夫なのかな?」と疑問になりました。日本国内ではナチスに対してそこまで抵抗感が無い気がしますが、海外ではものすごく厳しいはず。つい先日も韓国のアイドルがナチスの制服を着たマネキンと写真を撮った、と炎上しました。K-POP「GFRIEND」...
でもそれをイコールで「人気」と比較は出来ないんですよね。
グッズの売れ行きとかで数値的な比較は出来ると思うけど、そもそも人気って人数で測るの?グッズの売上?視聴率?
英語公式アカウントのフォロワー数が多いから、というだけで、「呪術廻戦は海外でも大人気!」と言い切るのは難しいというか、こちらはまだ劇場版も無い状況。
そもそも今期のアニメでは原作1~8巻前半までが放送されますが、これって最新の連載内容と比較すると、まだキャラ紹介の段階。
ここから渋谷事変が始まり、その先どうなるのか?の予想がつかない「呪術廻戦」と違い、「鬼滅の刃」はもう原作が終了しています。
「進撃の巨人」はあと残り1話ですが、本誌ネタバレを読んだら結構ヘビーですね…
いやぁ、どれも全部テーマが違うし、どっちが面白いかなんて人によるし、長い目で見た人気なんて比較できないでしょう。
他の少年漫画の構成と比較するのも無意味。
「呪術廻戦」は少年漫画の王道を上手く混ぜ込んでいるそうですが、ベタじゃない取り入れ方してるのが良いですね。
私がアニメにここまでドハマリするのは「ユーリ!!! on ICE」以来であり、これは「呪術廻戦」と同じMAPPAが制作しているところがまた私の好みなのかもしれません。
「ユーリ! ! ! on ICE」公式ファンブック GO YURI GO! ! ! (生活シリーズ)
ものによって、五条悟とヴィクトルが兄弟並みに似ているグッズとかあるしな~。
こちらはフィギュアスケート選手の話だけど、最強の選手ヴィクトルが、自信が無いが故に結果が残せない勇利を愛情込めて育て上げ、その上で同士でありライバルになるのが良い!
五条悟は教師だけど、手取り足取り生徒の教育はしていないので、師弟関係で語るのは違うかな~と思います。
五条悟が教師をしているのは、あくまでも自分の理想の環境を作るためだしね。
年齢的にも精神的にもモチベーションが上がらなくなったヴィクトルと、天上天下唯我独尊の五条悟では比較になりません。
亀仙人とか安西先生と五条悟を比較してるネット記事を見た時には、ホント、呆然としましたよ…
五条悟はゴリゴリに現役だし、全ての宿儺の指を取り込んだ虎杖は対五条悟&伏黒と戦うのか??も分からない…
っていうか今五条悟、封印されてるし…
こういう状況の「呪術廻戦」と「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」を比較するのは、本当に無理矢理な話だと思います。
現時点で敢えて言えるなら、リヴァイと五条悟の方が比較対象になるのかな。
ただ、敢えてハッキリ今言えるのは、英語公式アカウントのフォロワー数は「呪術廻戦」が多いということ。
それが今後どんなマーケティングに発展していくのかは、楽しみですね。
「ユーリ! ! ! on ICE」は海外のフィギュアスケート選手達にも人気あったし、こういう日本のアニメが海外で受け入れられている現状は、とても素敵なことだと思います。
そう思うと、韓国で「鬼滅の刃」の耳飾りのデザインが~とか、嫌なら観るな~とか、レイシストな発言をする日本人がいるのは残念なことだわ…
他の海外アニメやドラマも、国によって放送禁止したり改変することあるしね。
あくまでも作品の面白さを、どれだけの人が楽しめるか、を純粋に期待したいと思います!
本心を言えば…五条悟がカッコよければそれで良いけどな!
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