#よつばと 15巻ネタバレ感想~「ランドセル」とーちゃんに泣いた
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ふらっとコンビニに行ったら本コーナーに「よつばと」15巻があり、あれ?新刊?と思って手に取りました。

よつばと!(15) (電撃コミックス)
テープの隙間から中を見たら、やはり新刊だったので、いつの間に新刊出てたんだろーと思いながら購入。
今日が発売日だったんですね、ラッキー!
私は12巻くらいまでは友人から借りて一気読みしていて、以降は自分で買ってます。
電子書籍派なのだけど、「よつばと」は対応してないんですよね。
14巻は2018年5月発売だったので、約3年振りの新刊となります。
14巻の時点でも「もう新刊は出ないのでは?」なんて噂があったけど、新刊が出て嬉しい!
早速昼ご飯を食べながら読み、クスクスと笑いながらホッコリしていたのですが、ラストの「ランドセル」でボロ泣きしました。
連載開始から18年経っているそうですが、漫画の中では1年がゆっくりと過ぎていて、でも出てくるアイテムはちゃんと時代に合わせて変化しているため、いつの間にかとーちゃんもLINE使ってます。
よつばはお姫様に興味を持ったり、字が描けるようになったり、女の子っぽくなっていってるなぁとは前から思っていましたが、この巻では絵の具を欲しがったり、絵本を描いたりと、更に成長をしていました。
1枚の紙を折って切って本を作る、というのは子供の頃によくやったなぁ。
とーちゃんは翻訳家のようですが、本当に優しくて素敵なお父さんですよねぇ。
悪いことをしたらキチンと叱るけど、よつばが部屋を散らかしてビクビクしていても怒らない。
むしろ、この機会にこたつを出すと宣言!とか、微笑ましい。
石拾いが好きなよつばのために車で神奈川まで行くし、一緒に着いてくると言う恵那と三浦ちゃんには
「ちょっと遠くまで行くから、親の許可を取ってきて」
とちゃんと言う。
子供たちと一緒になって石拾いをしている内に、楽しさに気付いてハマるとーちゃんも素敵。
こういう、子供の頃楽しかった気持ちを思い出させてくれる漫画ですね。
「よつばと」読者の間ではずっと、よつばととーちゃんの関係は謎だと言われていました。
よつばが風香の学校に侵入した時に
「外国人?」
と言われる描写があったため、実はとーちゃんとは血が繋がっていないのではないか?という説もあります。
とーちゃんの母親のばーちゃんも、妹も普通によつばを受け入れて可愛がっているし、1巻はばーちゃんとじーちゃんの家から引っ越すところから始まっていました。
ジャンボととーちゃんは昔からの知り合いみたいなので、とーちゃんが子供の頃に育ったのは今住んでいる埼玉県寄りの東京もしくは東京寄りの埼玉?
ハッキリと明言されてはいませんが、西武線に乗って東京に向かう、というシーンがあったため、その辺りに住んではいるのでしょう。
ばーちゃんは関西弁だけど、それは元々関西出身の人だから、かな?
で、高齢になったじーちゃんとばーちゃんは別の土地に引っ越し、とーちゃんはそこでよつばを育てていたけれど、収入が安定したのでばーちゃんの知人の一軒家を借りて独立。
妹の小春子は都心で働いているので23区在住のよう。
オープンカーを買っていたけど、やっぱり乗らないからと兄に譲る20代女性なんて、とーちゃんの妹はどんな仕事をしてるんでしょう…?
よつばは「あと1年だし、まぁ良いか」というとーちゃんの判断で幼稚園や保育園には通わず、とーちゃんと過ごす日々。
そんなよつばも、ついに来年小学生になりました。
「そろそろランドセルを買わないとな」
と言うとーちゃんに、風香が
「あと4ヶ月しかないのに、まだ買っていないなんて遅いですよ!」
と言い、更に
「ランドセルを買う時は、おじーちゃんおばーちゃんに話せばお金を出してもらえるかもしれません」
とアドバイス。
実際、テレビ電話でばーちゃんに話すと
「私が買ってやるから、良いものを買いなさい!」
とばーちゃん即答していてホッコリ。
よつばと!(15) (電撃コミックス)
テープの隙間から中を見たら、やはり新刊だったので、いつの間に新刊出てたんだろーと思いながら購入。
今日が発売日だったんですね、ラッキー!
私は12巻くらいまでは友人から借りて一気読みしていて、以降は自分で買ってます。
電子書籍派なのだけど、「よつばと」は対応してないんですよね。
14巻は2018年5月発売だったので、約3年振りの新刊となります。
待ちに待った「よつばと!」14巻が出ましたね!よつばと!(14) (電撃コミックス)楽天市場で買うファンの方はとっくに買って読んでいそうですが、一応私なりのネタバレ感想を書いてみます。全体的に、よつばは段々と女の子っぽくなってきている印象があります。お隣の姉妹の影響もあるのかもしれませんが、以前は仁王像を怖がったり、ペンキでイタズラをしたり、子供っぽいお話が多かったけど、ジャンボからもらったキラキラしたビー...
14巻の時点でも「もう新刊は出ないのでは?」なんて噂があったけど、新刊が出て嬉しい!
早速昼ご飯を食べながら読み、クスクスと笑いながらホッコリしていたのですが、ラストの「ランドセル」でボロ泣きしました。
連載開始から18年経っているそうですが、漫画の中では1年がゆっくりと過ぎていて、でも出てくるアイテムはちゃんと時代に合わせて変化しているため、いつの間にかとーちゃんもLINE使ってます。
よつばはお姫様に興味を持ったり、字が描けるようになったり、女の子っぽくなっていってるなぁとは前から思っていましたが、この巻では絵の具を欲しがったり、絵本を描いたりと、更に成長をしていました。
1枚の紙を折って切って本を作る、というのは子供の頃によくやったなぁ。
とーちゃんは翻訳家のようですが、本当に優しくて素敵なお父さんですよねぇ。
悪いことをしたらキチンと叱るけど、よつばが部屋を散らかしてビクビクしていても怒らない。
むしろ、この機会にこたつを出すと宣言!とか、微笑ましい。
石拾いが好きなよつばのために車で神奈川まで行くし、一緒に着いてくると言う恵那と三浦ちゃんには
「ちょっと遠くまで行くから、親の許可を取ってきて」
とちゃんと言う。
子供たちと一緒になって石拾いをしている内に、楽しさに気付いてハマるとーちゃんも素敵。
こういう、子供の頃楽しかった気持ちを思い出させてくれる漫画ですね。
「よつばと」読者の間ではずっと、よつばととーちゃんの関係は謎だと言われていました。
よつばが風香の学校に侵入した時に
「外国人?」
と言われる描写があったため、実はとーちゃんとは血が繋がっていないのではないか?という説もあります。
とーちゃんの母親のばーちゃんも、妹も普通によつばを受け入れて可愛がっているし、1巻はばーちゃんとじーちゃんの家から引っ越すところから始まっていました。
ジャンボととーちゃんは昔からの知り合いみたいなので、とーちゃんが子供の頃に育ったのは今住んでいる埼玉県寄りの東京もしくは東京寄りの埼玉?
ハッキリと明言されてはいませんが、西武線に乗って東京に向かう、というシーンがあったため、その辺りに住んではいるのでしょう。
ばーちゃんは関西弁だけど、それは元々関西出身の人だから、かな?
で、高齢になったじーちゃんとばーちゃんは別の土地に引っ越し、とーちゃんはそこでよつばを育てていたけれど、収入が安定したのでばーちゃんの知人の一軒家を借りて独立。
妹の小春子は都心で働いているので23区在住のよう。
オープンカーを買っていたけど、やっぱり乗らないからと兄に譲る20代女性なんて、とーちゃんの妹はどんな仕事をしてるんでしょう…?
よつばは「あと1年だし、まぁ良いか」というとーちゃんの判断で幼稚園や保育園には通わず、とーちゃんと過ごす日々。
そんなよつばも、ついに来年小学生になりました。
「そろそろランドセルを買わないとな」
と言うとーちゃんに、風香が
「あと4ヶ月しかないのに、まだ買っていないなんて遅いですよ!」
と言い、更に
「ランドセルを買う時は、おじーちゃんおばーちゃんに話せばお金を出してもらえるかもしれません」
とアドバイス。
実際、テレビ電話でばーちゃんに話すと
「私が買ってやるから、良いものを買いなさい!」
とばーちゃん即答していてホッコリ。
よつばは風香のアドバイスを聞く前にキレイな赤いランドセルを即決。
ちゃんと赤でも好みの色を選んでいて、一瞬派手なちょうちょ柄とか気に入りかけたけど、とりあえず赤いのを背負ってみることに。
そこまでは、とーちゃんも「へ〜」くらいの気持ちで今時のランドセルなど見ていたのですが、いざランドセルを背負ったよつばを見ていて、ジャンボとやんだとキャンプで焚き火をしながら話したときのことを思い出します。
「父親の自覚ってできるものなのか?」
いざ自分に子供が出来ても、そんな感情が湧いてくるのか想像できない、と言うジャンボにとーちゃんは
「よつばがまだ赤ちゃんみたいな時は父親って感じはなかったかなー
でもしゃべるようになって、歩くようになると、ついてくるわけよ、『とーちゃん、とーちゃん』って。
そしてたらなんか『ああ、俺はとーちゃんなんだな…』って」
その時、まだ小さいよつばがとーちゃんの足元に歩いてくる絵がありました。
笑いながらランドセルを背負い、風香に写真を撮られていたよつばは、とーちゃんが泣いていることに気付きます。
「どうした?」と言うよつばに
「いや、俺もびっくりした」
と言いながら目元を押さえるとーちゃん。
そんなとーちゃんに
「なんかあったらよつばに言いなよ、よつばがとーちゃんを守ってやるから」
と言うのですが、もうこちらも涙腺崩壊で号泣しました…。
私の予想なのですが、翻訳家ということはとーちゃんは語学が堪能なため、海外の女性との間によつばが出来たのか、孤児になった子を引き取ったのではないでしょうか。
ただ正式に結婚をしていないのか、相手の女性は亡くなったのかで、かーちゃんはいない。
でも亡くなっているのならば、家にかーちゃんの写真があってもおかしくないし、そういう話をすることもありそうな気はするのですが…
年齢的にはまだとーちゃんは20代後半か30代前半だと思うのですが、どうなんでしょうね。
ジャンボが「父親の自覚ってできるものなのか?」と聞いてきたということは、やはり男一人で子育てをするってどういう感覚なのかなぁと思ったのかもしれません。
絵の具を買うのにも着いてきたし、お土産を用意してくれたりとか、ジャンボはかなり子供好きですよね。
一方やんだはまだチャラい若者って感じだけど、でもやっぱりよつばに優しい。
皆んながよつばを子供として守りながらも、キチンと一人の人間として扱っているところが好き。
このペースでいくと次はいつ…となりますが、でも小学校入学までは描いて欲しいです。
この先よつばが「かーちゃんは?」と言う日は来るんでしょうか?
お隣さんは知っているけど言わないのかな?
引っ越した時にとーちゃんが説明していそうな気もするのですが、でも面と向かってよつばに
「お母さんは?」
と聞いていないのは、良いなと思いました。
どんな関係であれ、ご飯を作って食べさせて、一緒にお風呂に入って、眠って、愚図ったらあやして、遊んで…
そんな風に育ててきた娘が成長していく姿を見て泣くとーちゃんに感情移入し、私のように泣いた人がいまTwitterであふれています。
ばーちゃんが来た時のお話も泣けたんですが、今回はもうジワジワくるどころではなく、ストレートに即泣きましたね…
胸がポカポカするような、切ないような気持ちになります。
独身の私でもこうなんだから、子供がいる方はもっと、みたい。
こんな素敵な漫画があるって、日本ってすごいなぁと改めて思いました。
未読の方はぜひぜひ!
ちゃんと赤でも好みの色を選んでいて、一瞬派手なちょうちょ柄とか気に入りかけたけど、とりあえず赤いのを背負ってみることに。
そこまでは、とーちゃんも「へ〜」くらいの気持ちで今時のランドセルなど見ていたのですが、いざランドセルを背負ったよつばを見ていて、ジャンボとやんだとキャンプで焚き火をしながら話したときのことを思い出します。
「父親の自覚ってできるものなのか?」
いざ自分に子供が出来ても、そんな感情が湧いてくるのか想像できない、と言うジャンボにとーちゃんは
「よつばがまだ赤ちゃんみたいな時は父親って感じはなかったかなー
でもしゃべるようになって、歩くようになると、ついてくるわけよ、『とーちゃん、とーちゃん』って。
そしてたらなんか『ああ、俺はとーちゃんなんだな…』って」
その時、まだ小さいよつばがとーちゃんの足元に歩いてくる絵がありました。
笑いながらランドセルを背負い、風香に写真を撮られていたよつばは、とーちゃんが泣いていることに気付きます。
「どうした?」と言うよつばに
「いや、俺もびっくりした」
と言いながら目元を押さえるとーちゃん。
そんなとーちゃんに
「なんかあったらよつばに言いなよ、よつばがとーちゃんを守ってやるから」
と言うのですが、もうこちらも涙腺崩壊で号泣しました…。
私の予想なのですが、翻訳家ということはとーちゃんは語学が堪能なため、海外の女性との間によつばが出来たのか、孤児になった子を引き取ったのではないでしょうか。
ただ正式に結婚をしていないのか、相手の女性は亡くなったのかで、かーちゃんはいない。
でも亡くなっているのならば、家にかーちゃんの写真があってもおかしくないし、そういう話をすることもありそうな気はするのですが…
年齢的にはまだとーちゃんは20代後半か30代前半だと思うのですが、どうなんでしょうね。
ジャンボが「父親の自覚ってできるものなのか?」と聞いてきたということは、やはり男一人で子育てをするってどういう感覚なのかなぁと思ったのかもしれません。
絵の具を買うのにも着いてきたし、お土産を用意してくれたりとか、ジャンボはかなり子供好きですよね。
一方やんだはまだチャラい若者って感じだけど、でもやっぱりよつばに優しい。
皆んながよつばを子供として守りながらも、キチンと一人の人間として扱っているところが好き。
このペースでいくと次はいつ…となりますが、でも小学校入学までは描いて欲しいです。
この先よつばが「かーちゃんは?」と言う日は来るんでしょうか?
お隣さんは知っているけど言わないのかな?
引っ越した時にとーちゃんが説明していそうな気もするのですが、でも面と向かってよつばに
「お母さんは?」
と聞いていないのは、良いなと思いました。
どんな関係であれ、ご飯を作って食べさせて、一緒にお風呂に入って、眠って、愚図ったらあやして、遊んで…
そんな風に育ててきた娘が成長していく姿を見て泣くとーちゃんに感情移入し、私のように泣いた人がいまTwitterであふれています。
ばーちゃんが来た時のお話も泣けたんですが、今回はもうジワジワくるどころではなく、ストレートに即泣きましたね…
胸がポカポカするような、切ないような気持ちになります。
独身の私でもこうなんだから、子供がいる方はもっと、みたい。
こんな素敵な漫画があるって、日本ってすごいなぁと改めて思いました。
未読の方はぜひぜひ!
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