HULUドラマ「THE HEAD」ネタバレ感想~山Pの英語&演技力では、海外で活躍出来ると思えない…

2021年01月07日
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Huluに再加入したついでに、話題の山下智久が出演した海外ドラマ「THE HEAD」を観てみました。



THE HEADが見放題!

山Pが海外で活躍出来るレベルの英語力と演技力があるのか、を観てみたかったんです。

事前に内容はあまり調べていなかったんですが、1話はなかなか怖い雰囲気のあるミステリーだなと思いました。

で、ネタバレ気にならない派なので、その時点でネタバレサイトを読み、山Pが1話で遺体で発見されることや、真犯人は誰か、が分かった状態で最後の6話まで観ました。

主人公のおじさんヨハンが妻アニカを南極に迎えに行くと、半年間冬の南極で過ごした10人の内2人が生きていて、8人は死亡していることが発覚。

更に前回の調査隊の1人の遺体が発見される。

主人公の妻は生きているのか?

そもそも何故8人は死んでしまったんだ?

で、山Pは生存者の女性医師マギーの恋人兼微生物研究者役兼、エンディング曲を歌っていました。


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この英語と日本語が混ざったエンディング曲が、全然作品に合っていないというか、浮いていてビックリ!

おかしいな?海外ドラマじゃないの?と思ったら、HBOアジアが制作したと分かって納得しました。

で、Huluジャパンが関わることになったので、日本で宣伝効果のある山Pをキャスティングしたとのこと。

実力とか英語力とかより、まず人気で選んだため、それでエンディングも任せたということ、かぁ…



ネタバレサイトで「計画的連続殺人かと思いきや、行き当たりばったり、ウッカリ、だらけ」という感想を読んでましたが、確かにコレではね…という結末ではありました。

企画段階で8エピソード作る予定で、それを出資社の内の1社の意向で6エピソードにしたそうです。

通りで人物の関係性の描写が少なく、また各キャラクターが仕事している様子もロクに無く、バタバタとパニックだけ詰め込んだ仕上がりになったわずだわ…


ドラマを観る前に、SNSで山Pの英語力を絶賛しているコメントを結構見かけてたのですが

「あー、所詮アレはファンが絶賛してただけだったか…」

というのも分かりました。(って書いたら刺されそう…?)

「山Pの英語は聴き取りやすい」
「英語に正しい発音は無い」


なんて言葉も見かけたけど、リンキングがマスター出来ていないのと、抑揚が無く話してるなと思いました。



いや、私もまだ勉強中だから、あくまでもTOEICや英語ドラマの出演者の発音と比べて、としか言えないのですが…

かなり書き取りやすく話しているTOEICのリスニングパートでも、抑揚があるので何が言いたいことのポイントか分かるため、聴き取りやすく感じます。

またリンキングのあの2単語の同じ文字を1まとめにして話すリズムが無いため、平坦にポツポツと単語を並べて話してる感じがしました。

ただ、山Pは日本のドラマでも割と抑揚が無い話し方をするイメージがあり、棒というか、雰囲気で演じてきていた気がします。

マギーの肩に手を回したり、はしゃぐシーンは小慣れてる感ありましたね。

しかしいつ、どういう流れでマギーと付き合うことになったんだろ?

結局マギーはアキのことを心から愛していたわけでは無かったのかな?という部分もあるので、2人の距離感がイマイチ分かりませんでした。

まぁマギーはアキより母親の方が大事だったしね…
山Pファンは絶賛しているので、それはそれでビジネスとして成功しているとは思います。

ただお金の問題で多国籍なキャストを集めたが故に、

「そもそも南極で何してるの?」

というのがイマイチ分からないままだったかなぁ。

アキは親族の中で唯一の大卒、と話すシーンがありましたが、日本の大学?海外の大学?

何故このチームに入ったの?

アメリカドラマだと、日本人はAIとか電子工学の技術が高いイメージを持たれてるようなので、そちらの担当だったならまだ分かるかな?

元々以前いた南極チームの中に新入りのマギーとアキが入ってきた設定で、そしてマギーは計画のために無理矢理入り込んできた、というオチを考えると、じゃあアキは何のために日本から来た??と謎。

で、結局それはキャスティングをお金で決めたから、になっちゃうのよね…

それでも山Pが魅力的な役を演じ、海外で評価されることになるなら良いこと、だと思います。

が、Twitterの反応を見る限りだと、元々山Pを知ってる人しか反応していませんでした。

スペイン人はアルバロ・モルテ目当てで観ていて、彼に夢中だったようです。



他の俳優はそこまで英語圏で知名度があるわけでも無い感じみたい。

山Pは今後も海外の作品に出ることが決定しているし、これから変わっていく、かもしれません。

きっとファンはそれを期待していることでしょう。

新田真剣佑のファンとして、そういう状況で応援したい気持ちは分かります。

でも、Netflixのオリジナルドラマを最近色々観てきていた一視聴者で、特に山Pのすごいファンでもない日本人としては

「うーん…敢えて彼を出演させるメリットは?」

訛りのある英語を話すアジア人がコメディに出てくることはあるけど、山Pはそういうのが合うタイプでも無い。

でもゴリゴリに鍛えている役者が多い海外では、小柄なアジアの少年にしか見えない。

今まで山Pが魅力的に見えた日本の映画やドラマと違い、海外作品では合う役の幅も限られるし、どうなるんでしょうか?

と批判みたいなことを書いてしまったけど、これはあくまでも「THE HEAD」というドラマのストーリーと配役を加味して思ったことです。

個人的にはやはり、「宣伝兼ねてワザと日本人のアイドルを選んだよ」という配役は、ちょっと残念に思えました。

発音などはこれから変わっていく部分があるのでしょうが、生まれ育ちが海外って設定が出来るようになってるのかな?

もうちょっと意味のある出演の仕方をしているドラマなのかな〜と期待していたのもあり、「THE HEAD」はちょっと残念な作品だったかなと思います…
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