ビッグバンセオリー最終回シーズン12ネタバレ感想

2021年01月04日
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Huluで「ビッグバンセオリー」のシーズン11を観終わった後、すぐにBlu-rayで購入したファイナルシーズン12を英語字幕で観ました。

日本語の字幕付きや吹替版を観たい方は、多分あと1年は待たないといけないかと思われます…


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私の英語力では、大体のあらすじは分かるけど、ところどころ小ネタは分からない…というレベルなのですが、ショートコメディの場面転換多い作品のため、役者さんの演技と聞き取れる英語でまあまぁ把握できた、かな?

シーズン11はシェルドンとエイミーのプロポーズから結婚式までがメインテーマでしたが、シーズン12はシェルドンとエイミーがノーベル賞を受賞するまでがテーマとなっていました。

このノーベル賞を受賞するまでの経緯は、シーズン11のラスト、結婚式直前に2人が新理論を思いつくことから始まります。

控室の鏡に数式を書きまくり、これはスゴイ発見だ!と一旦なるのですか、シーズン12でレナードとラージが図書館で

かつてロシアの学者が、その理論を否定していた

という文献を見つけてしまいました。

自暴自棄になったシェルドンとエイミー。

レナードは「シェルドンが自暴自棄になった時用のビデオテープ」を部屋の隠し扉から取り出し、それを渡しました。

そこには「ヤング・シェルドン」の前フリとなる幼少期のシェルドンと、存命だった時のフットボールコーチをしている父の映像が映っていて、シェルドンは気持ちを切り替えることができました。


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地質学へのいざない

レナードとペニーに支えられ、シェルドンはこれまで書いた書類をバスタブで燃やして浄化します。

が、その後別のアプローチを思いつき、論文は見事完成!

その論文が認められ、「ノーベル賞候補にする」と大学から言われるのですが、何故かそこに他の2人の物理学者が現れてきました。

そして「ノーベル賞で連名に出来るのは3人までなので、脳神経科学が専門のエイミーの名は外したい」と言われてしまいます。

納得がいかないながらも、「シェルドンの夢が叶うのが私の幸せ」とエイミーは一度は受け入れますが、結局他の2人の前で大騒ぎ!

しかしレナードが宿敵プリクキに頼み込み、横取りしようとした2人の内1人が研究に関わっていない証拠の書類を手に入れます。

それをシェルドンとエイミーが突き付けたところ、話の流れで男2人は

「俺の前妻とお前は関係を持ってるのか⁉︎」

と取っ組み合いの大喧嘩を始め、無事?論文はシェルドンとエイミーの連名とすることができました。

またエイミーは人事部長から

「あなたは女性で4人目のノーベル賞受賞者になれる。

これからの若い女性に希望を与えられる存在になれる」


と言われ、その名誉について考えるようになります。


一方子供を欲しくないペニーと、子供が欲しいレナードは少し揉めます。

そして、ペニーの元彼が「結婚するけど僕には子供が出来ないので、レナードが協力してくれないか?」と頼んできました。

一旦はレナードも悩んだ末引き受けたのですが、ペニーがやはり納得することが出来ず、直前に断ることに。

また、レナードの元に母親のビバリーがやってきました。

いつものように否定されることにビクビクしていたレナードでしたが、ビバリーは積極的にレナードの研究室を見に来たり、否定せずに話を聞こうとします。

いつもと違うテンションの母親に不信感を抱いていたレナードでしたが、実はビバリーが

「子供の頃からずっと成長を記録して本にしていた息子が、どのような大人になったかを本にするために取材に来ただけ」

ということが分かって大ショック。

家を飛び出して階段に座り込んで悩むレナードでしたが、シェルドンとエイミーと話すことにより、母に

「僕はお母さんを許す」

と言うことができ、そう息子に言ってもらえた嬉しさでビバリーは泣きながらレナードを抱きしめます。

ラスト、シェルドン達のノーベル賞授賞式に向かう途中の飛行機内で、ペニーが妊娠したことが発覚しました。


ハワードとバーナデットは相変わらず、な感じ。

子供2人の育児と仕事の両立で、バーナデットはイライラして怒鳴るシーンが増えましたね…

子供たち用に庭に作ったプレイハウスを息抜きの場にし、そこにペニーやエイミーを呼んだり、と自分なりの息抜きも見つけていましたが。

シーズン11では年子の子供が出来たことにショックを受け、ハワードはバーナデットの指示でパイプカット済み。

新しい薬を開発し、その営業のリーダーとしてペニーを指名したバーナデットでしたが、ペニーがライバル社に引き抜かれそうになってイライラしたり、と、本当に初期に比べてバーナデットは強くなった…

ラージは親にセッティングしてもらったお見合い相手のインド人女性と結婚直前までいきますが、最後の最後、もうすぐ結婚式というタイミングで

「彼女がずっと憧れていたイギリスのホテルのマネージャーに配属されることが決まった」

と分かり、彼女のためにロサンゼルスでの暮らしを捨てるか迷います。

それでもプロポーズをしようとイギリス行きの飛行機に乗ろうとしたけれど、大親友のハワードが

「ここにいる僕らも君の家族だ」

と引き止め、お互いに空港で「I love you」と言い合いながら抱き合い、通行人からゲイカップルと思われて拍手喝采を受けます。

コミックストアのスチュアートは、シーズン11から登場したアルバイト店員の女の子とラブラブに。

アルバイト店員の子は男性のルームメイトがいるため、バーナデット達の家に頻繁に泊まり込むようになり、バーナデットはイライライライラ。

結局ルームメイトと相談し、スチュアートと彼女が一緒に暮らすと話をつけたところで彼のシーンは終わりました。
長年の夢だったノーベル賞を受賞できたシェルドンですが、

マスコミから一気にマイクを向けられる

職場で皆んなに拍手喝采を受ける

エイミーがマスコミに映る自分の姿にショックを受け、ラージの助言を元にオシャレに大変身

長年壊れっぱなしだったマンションのエレベーターが直る


という変化が立て続けに起こったことに動揺してしまい、逃げ出そうとします。

それでもペニーから「以前は私はあのバーテンダーをしていたけど、今はこうして仕事で成功している、あなたも私も結婚した、皆んな色々この長い間に変化しているのよ」と言われ、変化を受け入れる気持ちになれたシェルドン。

ノーベル賞のスピーチでは、エイミーは今後の若い女性たちの活躍を願うコメントをしました。

シェルドンは長々と自分の功績を書いた長文スピーチの用紙を用意していましたが、それを脇に置き、友人たちの名前を一人ひとり呼び、彼らがいたから今の自分がある、と感謝の気持ちを伝えます。

もうここで私は号泣…

最終話では過去の映像がチラホラと入ってきて、あーペニーとの出会いはああだったな、付き合い出した時、結婚した時、こんなことがあったな、とシンミリしました。


とてもキチンと終わりを迎えているので、もうこれは続きは無いでしょうね。

そもそももうシーズン11くらいからは、オタクなノリがかなり薄くなってしまっていたな〜と思ってます。

男たちが色々ふざけようとしても、それを妻たちがピシャっと止めてしまうんですよね…

シェルドンの変人っぷりも、エイミーが横から注意をするから暴走しなくなってるし。

それを成長と思えば見守ってる気持ちになれますが、でも面白さとして半減していた気がします。

友人たちは助け合い、誰かが困っていたら皆んなで解決しようとする。

そういうシーンは初期の頃からあったけど、でもそれも失敗して大笑い、みたいなことが無くなりました。

個人的にちょっと思うのは、やっぱりアメリカでも家事は基本奥さんがやるものなんじゃん?という、日本のツイフェミさんたちの論調を否定する内容もあるのでは…ということ。

ハワードも子供の面倒を見たりするけど、あくまでもお手伝いスタンス。

レナードもシェルドンも家事は出来るのに、やっぱり基本は奥さんが家事をしているんですよね。

でもこのドラマが特殊な部分はあると思うけど、女性たちが完全に経済的に自立できているというのはアメリカっぽいのかなと思いました。

バーナデットもペニーも旦那より稼いでるし、エイミーはシェルドンの研究室より高い経費を使えてるし。

でもそれを「旦那には内緒にしてるけど」というスタンスだったので、やっぱりそこは男尊女卑的な感覚がまだまだあるってことなのでしょう。

まぁそういう社会問題を入れ始めちゃうと、ビッグバンセオリーの楽しさがちょっと無くなってしまう部分もあるから難しいかな。

初期は本当に人種差別の発言も多かったし、色々配慮していくと、こういうシットコムは今後作りづらいのかもなという気もします。

さて、細かい分からなかった英単語はこれから辞書をひいて調べ、再確認しようっと!

オタクで超天才達の趣味と仕事と恋と友情のコメディ・ドラマ。

日本で今どのくらいウケるのか分かりませんが、まだ未視聴の方は是非是非HULUで観てみてくださいませ!

huluで見放題!

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