Netflixドラマ「 #Bridgerton (ブリジャートン家)」ネタバレ感想~黒人イケメン公爵Regé-Jean Page がセクシー!
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Netflixでやっと「COMMUNITY」を観終わり、次に12/25から公開のリミテッドシリーズドラマ「Bridgerton」が出ていたので、そのまま観てみました。
英国貴族の豪華絢爛な衣装、パーティーの舞台などがとってもとってもガーリーで素敵!
全8話なので割とすぐに観終わるし、ハーレクイン系ラブロマンスなストーリーのため、一定の女性に人気があるのでは?
原作がアメリカの人気小説とのことで、Netflixドラマではこんな美しいビジュアルで実写化されていますが…


Bridgerton: The Duke and I (Bridgertons Book 1) (English Edition)
日本語翻訳されている原作の表紙は、いかにもなハーレクイン感満載ですね…
ドラマの後日譚のお話があるようなので気になっていますが、この表紙では買うのが恥ずかしいかも…


幸せのその後で~ブリジャートン家後日譚~ (ラズベリーブックス)
そもそもドラマ化されている部分の原作も、日本語タイトルがダサすぎる…


ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)
が、本当にストーリー自体は、確かに邦題をこんなノリにしたくなるもの…だったかも…
私はとにかく、主人公のダフネを演じるPhoebe Dynevor(フォエべ・ダイネヴォー?)の可愛さと
彼女と試練の末結ばれる公爵を演じたRegé-Jean Page(レジ=ジーン・ペイジ)のイケメンっぷりにメロメロになりました。
原作を読んでいないのでどこまで忠実なのか分かりませんが、この物語は1800年代のイギリスを舞台にしてはいえるけれど、女王が黒人のため公爵など貴族たちの中にも普通に黒人がいる、人種差別の無い世界、という設定なのが今時かもしれません。
歴史改変というよりも、ファンタジーの世界なんですね。
しかし偶々白人の国王が黒人の女王を見初めたから平等になっただけのため、黒人の公爵が
「国王が記憶障害になっている今、またいつ気まぐれに以前と同じように俺たちが落とされるか分からない」
と言うシーンはありました。
この設定を理解するのにちょっと時間がかかったのと、あとはブリジャートン家の8人兄弟プラス他家の貴族たちが出てくるため、どこからどこまでが家族なのか5話くらいまで勘違いしてました…
ちなみに兄弟の名前はA〜Hまでアルファベット順となっています。
あらすじをザクッとまとめると、既に父は他界している貴族ブリジャートン一家では、長兄のアンソニーが子爵となっています。
3人の兄の下に生まれた長女のダフネは街一番の美人。
長女として、ブリジャートン家の家柄のためにも、最高の男性と結婚をしたい、そして両親のように夫と愛し合って子供を生み育てたい、というのが彼女の夢。
初めての社交上で女王からも「今季のダイヤモンド」という最高の名誉を与えられたダフネ。
しかしパーティー後ダフネに求愛に来る男性は少なく、それよりもお向かいの貴族の家に預けられてきたという黒人のマリーナの方が、男性たちの注目を集めてしまいます。
そんなパーティーでのゴシップ記事を書く新聞が、当時貴族たちを賑わせていました。
著者のペンネールはLady Whistledown。
この新聞でダフネの評判は微妙になってしまい、彼女に言い寄るのは地位は高くても外見も内面も微妙な、しつこい男1人になってしまいました。
そんな人と結婚したくないダフネは、パーティーで執拗に話しかけられるのから逃げる時、ウッカリ公爵とぶつかってしまいます。
その場しのぎで「お名前は?」と訪ねるダフネに「あかさらまに私に近付こうとするなんて…」と呆れ顔。
気位の高いダフネが怒りかけたとき、兄のアンソニーが近寄ってきて
「彼は学生時代からの友人の公爵、こちらは妹のダフネだ」
と互いを紹介し合い、そこで二人はお互いの存在を認識しました。
放蕩者で久々にイギリスに帰ってきた公爵は、ずっと
「結婚はしない、子供は持たない」
と心に決め、その理由は親友のアンソニーにも話さずにいました。
しかし家柄の良い公爵は、周囲から結婚を迫られることに辟易。
意に沿わぬ男しか寄って来ないダフネは、公爵と
「お互いに好き合っているフリをしよう。
男はライバルがいる高嶺の花に群がるものだ。
そうすれば公爵は結婚を急かされず、ダフネは理想の夫を吟味できる」
と密約を交わしました。
しかしアンソニーは、友人だからこそ知る男爵の悪行を知っているため、二人の仲に大反対!
勝手に執拗な男とダフネの婚約の話を進めてしまいます。
そして暗がりでダフネが襲われそうになった時、公爵が助けてくれました。
それでもめげない男は
「暗がりに男といた女性だと知られたら、もう嫁の貰い手は無くなる」
とダフネを脅します。
家の為に我慢して意に沿わぬ男との結婚を決めようとしたダフネでしたが、本当は公爵のことが好きなはずなのに不憫だ…と憐れんだ母やメイドの協力により、しつこい男の醜聞を暴き出し、そしてそれをゴシップ誌に掲載させることで無事破談にすることができました。
気を取り直して、また夫探しを始めるダフネ。
でも本当は、話していて楽しく、色気のある公爵に惹かれ始めていました。
そんな折、女王の甥のフィンランド王子が花嫁探しにイギリスにやってきます。
ダフネは王子に群がる女性達を笑っていて、王子に関心を持っていませんでした。
が、1番美しいダフネに王子が惹かれていきます。
いつまでもダフネに求婚しない公爵に、彼の叔母は
「結婚する気が無いなら、ダフネを解放してあげなさい。
王子とダフネが結婚するのであれば、あなたと過ごす時間が無駄になる」
と諭し、公爵はダフネに密約終了を告げ、街を出ると宣言しました。
英国貴族の豪華絢爛な衣装、パーティーの舞台などがとってもとってもガーリーで素敵!
Her entire life has been leading to this very moment. Bridgerton is now streaming. pic.twitter.com/FSYEPtT0tn
— Bridgerton (@bridgerton) December 25, 2020
全8話なので割とすぐに観終わるし、ハーレクイン系ラブロマンスなストーリーのため、一定の女性に人気があるのでは?
原作がアメリカの人気小説とのことで、Netflixドラマではこんな美しいビジュアルで実写化されていますが…
Bridgerton: The Duke and I (Bridgertons Book 1) (English Edition)
日本語翻訳されている原作の表紙は、いかにもなハーレクイン感満載ですね…
ドラマの後日譚のお話があるようなので気になっていますが、この表紙では買うのが恥ずかしいかも…
幸せのその後で~ブリジャートン家後日譚~ (ラズベリーブックス)
そもそもドラマ化されている部分の原作も、日本語タイトルがダサすぎる…
ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)
が、本当にストーリー自体は、確かに邦題をこんなノリにしたくなるもの…だったかも…
私はとにかく、主人公のダフネを演じるPhoebe Dynevor(フォエべ・ダイネヴォー?)の可愛さと
彼女と試練の末結ばれる公爵を演じたRegé-Jean Page(レジ=ジーン・ペイジ)のイケメンっぷりにメロメロになりました。
原作を読んでいないのでどこまで忠実なのか分かりませんが、この物語は1800年代のイギリスを舞台にしてはいえるけれど、女王が黒人のため公爵など貴族たちの中にも普通に黒人がいる、人種差別の無い世界、という設定なのが今時かもしれません。
歴史改変というよりも、ファンタジーの世界なんですね。
しかし偶々白人の国王が黒人の女王を見初めたから平等になっただけのため、黒人の公爵が
「国王が記憶障害になっている今、またいつ気まぐれに以前と同じように俺たちが落とされるか分からない」
と言うシーンはありました。
この設定を理解するのにちょっと時間がかかったのと、あとはブリジャートン家の8人兄弟プラス他家の貴族たちが出てくるため、どこからどこまでが家族なのか5話くらいまで勘違いしてました…
ちなみに兄弟の名前はA〜Hまでアルファベット順となっています。
あらすじをザクッとまとめると、既に父は他界している貴族ブリジャートン一家では、長兄のアンソニーが子爵となっています。
3人の兄の下に生まれた長女のダフネは街一番の美人。
長女として、ブリジャートン家の家柄のためにも、最高の男性と結婚をしたい、そして両親のように夫と愛し合って子供を生み育てたい、というのが彼女の夢。
初めての社交上で女王からも「今季のダイヤモンド」という最高の名誉を与えられたダフネ。
しかしパーティー後ダフネに求愛に来る男性は少なく、それよりもお向かいの貴族の家に預けられてきたという黒人のマリーナの方が、男性たちの注目を集めてしまいます。
そんなパーティーでのゴシップ記事を書く新聞が、当時貴族たちを賑わせていました。
著者のペンネールはLady Whistledown。
この新聞でダフネの評判は微妙になってしまい、彼女に言い寄るのは地位は高くても外見も内面も微妙な、しつこい男1人になってしまいました。
そんな人と結婚したくないダフネは、パーティーで執拗に話しかけられるのから逃げる時、ウッカリ公爵とぶつかってしまいます。
その場しのぎで「お名前は?」と訪ねるダフネに「あかさらまに私に近付こうとするなんて…」と呆れ顔。
気位の高いダフネが怒りかけたとき、兄のアンソニーが近寄ってきて
「彼は学生時代からの友人の公爵、こちらは妹のダフネだ」
と互いを紹介し合い、そこで二人はお互いの存在を認識しました。
放蕩者で久々にイギリスに帰ってきた公爵は、ずっと
「結婚はしない、子供は持たない」
と心に決め、その理由は親友のアンソニーにも話さずにいました。
しかし家柄の良い公爵は、周囲から結婚を迫られることに辟易。
意に沿わぬ男しか寄って来ないダフネは、公爵と
「お互いに好き合っているフリをしよう。
男はライバルがいる高嶺の花に群がるものだ。
そうすれば公爵は結婚を急かされず、ダフネは理想の夫を吟味できる」
と密約を交わしました。
しかしアンソニーは、友人だからこそ知る男爵の悪行を知っているため、二人の仲に大反対!
勝手に執拗な男とダフネの婚約の話を進めてしまいます。
そして暗がりでダフネが襲われそうになった時、公爵が助けてくれました。
それでもめげない男は
「暗がりに男といた女性だと知られたら、もう嫁の貰い手は無くなる」
とダフネを脅します。
This author should agree with you, Your Grace. #Bridgerton pic.twitter.com/ie9X9gsm5v
— Bridgerton (@bridgerton) December 27, 2020
家の為に我慢して意に沿わぬ男との結婚を決めようとしたダフネでしたが、本当は公爵のことが好きなはずなのに不憫だ…と憐れんだ母やメイドの協力により、しつこい男の醜聞を暴き出し、そしてそれをゴシップ誌に掲載させることで無事破談にすることができました。
気を取り直して、また夫探しを始めるダフネ。
でも本当は、話していて楽しく、色気のある公爵に惹かれ始めていました。
そんな折、女王の甥のフィンランド王子が花嫁探しにイギリスにやってきます。
ダフネは王子に群がる女性達を笑っていて、王子に関心を持っていませんでした。
が、1番美しいダフネに王子が惹かれていきます。
いつまでもダフネに求婚しない公爵に、彼の叔母は
「結婚する気が無いなら、ダフネを解放してあげなさい。
王子とダフネが結婚するのであれば、あなたと過ごす時間が無駄になる」
と諭し、公爵はダフネに密約終了を告げ、街を出ると宣言しました。
嘆き悲しみ怒るダフネでしたが、仕方なく王子に近付いてみると、王子はとても優しく理想の夫だと分かりました。
それでもやはり、ダフネの心の中には公爵がいます。
公爵が街を出る予定の日、そしてダフネが王子からプロポーズをされかけた時、パーティー会場で公爵を見つけたダフネは思わず建物から飛び出し、外に出ました。
追いかけてきた公爵から「君のことは好きだけど、でも結婚は出来ない」と言われたダフネが庭に駆け込み、そしてそれを追ってきた公爵から突如キスをされます。
謝る公爵に自分からもキスをするダフネ。
そのまま2人が抱き寄せあっている場にアンソニーが駆けつけ、
「妹を汚したな!こんなことが世間にバレたら妹はもうお終いだ!今すぐ結婚をしろ!」
と公爵に怒鳴り散らしますが、それでも公爵は頑なに結婚を拒み、そしてアンソニーと公爵が翌日決闘することになってしまいました。
実はアンソニーには身分違いの歌手の恋人がいて、非公式の決闘に勝ってももう街にいられなくなるため、そうしたら恋人と街を出て暮らそうという算段があったのです。
決闘当日、いてもたってもいられなくなったダフネは発泡のタイミングで間に飛び込み、そして公爵に
「子供が出来なくても良い、責任を取って私と結婚をして」
と脅迫のように言い、そしてそれを公爵も飲みました。
お互いが内心「好きなのは自分だけで、相手は自分を愛していないのではないか…」と思いながら結婚式を済ませ、初夜を迎え…
初めて知る男女の営みの喜びと、そしてお互いの愛情を知って新婚夫婦はイチャイチャお互いを求め合う仲良し夫婦になったのですが、しかしウブだったダフネは途中から
「どうして行為の最後に、公爵は私から離れるんだろう?」
と疑問を持ちます。
そしてメイドを問い詰め、そこで本当の「子供の作り方」を教わり、ショックを受けました。
ダフネはいつものように公爵と行為に及び、そしてワザと最後の時に公爵と離れないまま終わらせます。
「子供が出来ないのは、肉体的に欠陥があるからだろうと思っていたのに…
あなたは私が無知だからと真実を教えず、ワザと子供を作らないんだと言わなかった。
そんなのは本当に愛していたらしないはず!」
と失望して怒るダフネと
「黙って子作りをしようとし、結局子供を持つことを諦められない君とはもう暮らせない。
子供が出来ているか確認をし、出来ていたら十分な支援はする。
出来ていなければ別々に暮らそう。
どちらにしろ、もう今までのような関係ではいられない」
と突き放す公爵。
この前の段階で視聴者には
「幼少期に吃音があったため父親から見捨てられた公爵は、父を憎み、そして父が望んだ家の存続を阻止するために、結婚もしないし子供も作らない」
と決めたことが提示されていました。
なのでこちらとしては「公爵!さっさと理由をダフネに言いなよ!」となるのですが、でも言わない…
お互い愛し合っているのに、子供を持つ持たないの意見の相違で「本当に愛してくれていないんだ」と思い合う2人。
そうこうしている内にダフネの兄コリンが元彼の子供を妊娠中のマリーナと結婚しそうになって破断になったり…と色々すったもんだがあるのですが、とりあえずそこは割愛します。
ダフネの妹のエロイーズが、親友のペネロペと新聞記者探しをしたり、実はコリンのことが好きなペネロペが傷ついたり、アンソニーが彼女に振られたりと、色々あるのですが…
その後ダフネが家探しをして、幼少期の公爵には吃音があり、そのために父親から冷遇されていたのが理由だと書かれた手紙を見つけ、やっと公爵の気持ちを理解します。
そして最後のつもりで開いた自宅でのパーティー会場でそのことを告げ、
「お父さんは間違っている。私はどんなあなたでも、欠点も含めて好き」
と話し、お互いに愛を確かめ合い…
ラスト、二人の間に男の子が生まれました!
幸せそうな顔で赤ちゃんを抱く公爵には、ベタな展開ながら泣けてしまいます…
ちなみに、ゴシップ誌の記者はエロイーズの親友で、今まで全く文章を書く様子を見せなかったペネロペでした。
いやーもう話をまとめると、ホント少女趣味なんですけどね…
同性愛とか、人種差別とか、男女平等とかもテーマになっているし、まず黒人が英国貴族の衣装を着ているシーンを観ること自体が珍しいため、そこは面白い試みだったと思います。
黒人の男女が華やかなドレスやスーツを身に纏うと、すっっっっっごくカッコいい!素敵!
でもって、やっぱり公爵が素敵すぎる…品があるし、スタイルバツグンだし、色っぽい…
エロイーズが結婚よりも自立を望んだり、そういうフェミニズムの価値観もそれはそれで良い。
でも本当に好きな人と対等の関係で愛し合うことも出来る。
そういうテーマのドラマだったなと思います。
ところで…女王はなんか薬吸ってるっぽいシーンあったり、あんまり品が無かったり、ちょっとディスってる風だったのは何なのかしら…
あと、アメリカが作るイギリス舞台のドラマって、ちゃんとイギリス人の俳優を起用するな、と最近知りました。
発音の違いもあるのでしょうが、カッチリとイギリス英語を話し、なおかつ高慢で意地悪で品がある、というイメージの人を起用しがちのような…?
アメリカが舞台の設定だったら、とりあえず鼻が大きくて意地悪な性格のイギリス人が出てきがちな気もします。
そういうの、イギリス人はどう思ってるんでしょうね?
ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」は、フランスが舞台なのに英語で話してるの変だよな〜ファンタジーだな〜と思ってたけど、そういうの本国の人は「は?」とならないのかしら。


マリー・アントワネット (通常版) [DVD]
日本人は、アメリカ映画で他のアジア人が日本人役やってると違和感持つんですけどね。
全体的には私はやはりビジュアルが良かったし、シンプルな胸キュンストーリーかつ、結構後半はハードな絡みもあり、というハーレクイン感満載なところ、それはそれで良かったかなと思います。
主人公をなんで25歳が演じたのかな?とも思ったけど、あれだけ激しいシーンがあったら、それはそうよね…と。
でも美しい範囲内の映像だったので、お子様と観ないのならOKなのでは。
基本的には「奥様、Netflixを契約してらっしゃって、豪華絢爛なガーリーなものがお好きでしたら、オススメですわよ〜」という感想でした。
それでもやはり、ダフネの心の中には公爵がいます。
公爵が街を出る予定の日、そしてダフネが王子からプロポーズをされかけた時、パーティー会場で公爵を見つけたダフネは思わず建物から飛び出し、外に出ました。
追いかけてきた公爵から「君のことは好きだけど、でも結婚は出来ない」と言われたダフネが庭に駆け込み、そしてそれを追ってきた公爵から突如キスをされます。
謝る公爵に自分からもキスをするダフネ。
そのまま2人が抱き寄せあっている場にアンソニーが駆けつけ、
「妹を汚したな!こんなことが世間にバレたら妹はもうお終いだ!今すぐ結婚をしろ!」
と公爵に怒鳴り散らしますが、それでも公爵は頑なに結婚を拒み、そしてアンソニーと公爵が翌日決闘することになってしまいました。
実はアンソニーには身分違いの歌手の恋人がいて、非公式の決闘に勝ってももう街にいられなくなるため、そうしたら恋人と街を出て暮らそうという算段があったのです。
決闘当日、いてもたってもいられなくなったダフネは発泡のタイミングで間に飛び込み、そして公爵に
「子供が出来なくても良い、責任を取って私と結婚をして」
と脅迫のように言い、そしてそれを公爵も飲みました。
お互いが内心「好きなのは自分だけで、相手は自分を愛していないのではないか…」と思いながら結婚式を済ませ、初夜を迎え…
初めて知る男女の営みの喜びと、そしてお互いの愛情を知って新婚夫婦はイチャイチャお互いを求め合う仲良し夫婦になったのですが、しかしウブだったダフネは途中から
「どうして行為の最後に、公爵は私から離れるんだろう?」
と疑問を持ちます。
そしてメイドを問い詰め、そこで本当の「子供の作り方」を教わり、ショックを受けました。
ダフネはいつものように公爵と行為に及び、そしてワザと最後の時に公爵と離れないまま終わらせます。
「子供が出来ないのは、肉体的に欠陥があるからだろうと思っていたのに…
あなたは私が無知だからと真実を教えず、ワザと子供を作らないんだと言わなかった。
そんなのは本当に愛していたらしないはず!」
と失望して怒るダフネと
「黙って子作りをしようとし、結局子供を持つことを諦められない君とはもう暮らせない。
子供が出来ているか確認をし、出来ていたら十分な支援はする。
出来ていなければ別々に暮らそう。
どちらにしろ、もう今までのような関係ではいられない」
と突き放す公爵。
この前の段階で視聴者には
「幼少期に吃音があったため父親から見捨てられた公爵は、父を憎み、そして父が望んだ家の存続を阻止するために、結婚もしないし子供も作らない」
と決めたことが提示されていました。
Consider it an order from Queen Charlotte herself to protect young Simon at all costs. #Bridgerton pic.twitter.com/rmXDJszyIS
— Bridgerton (@bridgerton) December 27, 2020
なのでこちらとしては「公爵!さっさと理由をダフネに言いなよ!」となるのですが、でも言わない…
お互い愛し合っているのに、子供を持つ持たないの意見の相違で「本当に愛してくれていないんだ」と思い合う2人。
そうこうしている内にダフネの兄コリンが元彼の子供を妊娠中のマリーナと結婚しそうになって破断になったり…と色々すったもんだがあるのですが、とりあえずそこは割愛します。
ダフネの妹のエロイーズが、親友のペネロペと新聞記者探しをしたり、実はコリンのことが好きなペネロペが傷ついたり、アンソニーが彼女に振られたりと、色々あるのですが…
その後ダフネが家探しをして、幼少期の公爵には吃音があり、そのために父親から冷遇されていたのが理由だと書かれた手紙を見つけ、やっと公爵の気持ちを理解します。
そして最後のつもりで開いた自宅でのパーティー会場でそのことを告げ、
「お父さんは間違っている。私はどんなあなたでも、欠点も含めて好き」
と話し、お互いに愛を確かめ合い…
ラスト、二人の間に男の子が生まれました!
幸せそうな顔で赤ちゃんを抱く公爵には、ベタな展開ながら泣けてしまいます…
ちなみに、ゴシップ誌の記者はエロイーズの親友で、今まで全く文章を書く様子を見せなかったペネロペでした。
いやーもう話をまとめると、ホント少女趣味なんですけどね…
同性愛とか、人種差別とか、男女平等とかもテーマになっているし、まず黒人が英国貴族の衣装を着ているシーンを観ること自体が珍しいため、そこは面白い試みだったと思います。
黒人の男女が華やかなドレスやスーツを身に纏うと、すっっっっっごくカッコいい!素敵!
でもって、やっぱり公爵が素敵すぎる…品があるし、スタイルバツグンだし、色っぽい…
エロイーズが結婚よりも自立を望んだり、そういうフェミニズムの価値観もそれはそれで良い。
でも本当に好きな人と対等の関係で愛し合うことも出来る。
そういうテーマのドラマだったなと思います。
ところで…女王はなんか薬吸ってるっぽいシーンあったり、あんまり品が無かったり、ちょっとディスってる風だったのは何なのかしら…
あと、アメリカが作るイギリス舞台のドラマって、ちゃんとイギリス人の俳優を起用するな、と最近知りました。
発音の違いもあるのでしょうが、カッチリとイギリス英語を話し、なおかつ高慢で意地悪で品がある、というイメージの人を起用しがちのような…?
アメリカが舞台の設定だったら、とりあえず鼻が大きくて意地悪な性格のイギリス人が出てきがちな気もします。
そういうの、イギリス人はどう思ってるんでしょうね?
ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」は、フランスが舞台なのに英語で話してるの変だよな〜ファンタジーだな〜と思ってたけど、そういうの本国の人は「は?」とならないのかしら。
マリー・アントワネット (通常版) [DVD]
日本人は、アメリカ映画で他のアジア人が日本人役やってると違和感持つんですけどね。
全体的には私はやはりビジュアルが良かったし、シンプルな胸キュンストーリーかつ、結構後半はハードな絡みもあり、というハーレクイン感満載なところ、それはそれで良かったかなと思います。
主人公をなんで25歳が演じたのかな?とも思ったけど、あれだけ激しいシーンがあったら、それはそうよね…と。
でも美しい範囲内の映像だったので、お子様と観ないのならOKなのでは。
基本的には「奥様、Netflixを契約してらっしゃって、豪華絢爛なガーリーなものがお好きでしたら、オススメですわよ〜」という感想でした。
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