原作と性別改変ドラマ「イチケイのカラス」、黒木華は竹野内豊or真剣佑の恋愛ヒロイン?

2020年11月30日
新田真剣佑 0

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新田真剣佑が出演する、と噂されていた2021年4月ドラマ「イチケイのカラス」が、正式に発表されました。



現時点では真剣佑の名前は出ていませんが、竹野内豊と黒木華が出ていることは記事通りだったし、既にポスター撮影も終わっている段階ということは、多分真剣佑の出演も本当なのでしょう。

ただ…何故記事では黒木華が「ヒロイン」と書かれていたのか1巻を読んだ時点で謎だったのですが、まさか主人公を変え、性別も変えてドラマ化するとは思っていなかったのでビックリです。

一応以前書いた記事には追記をしましたが、原作通りであれば主人公は坂間真平。

これを女性の坂間千鶴に変更しています。

そして主人公が1巻ではライバル視していた甘党小太り中年の入間みちお役を竹野内豊とし、こちらを主人公と変えていました。



イチケイのカラス(1) (モーニング KC) [ 浅見 理都 ]

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私がモヤモヤしているのは「ヒロインっていうことは、まさか原作では男同士だから無かった恋愛要素を、月9だからと盛り込むつもり???」ということです。

原作1巻は結構面白かったし、キャストも良いし、すごく楽しみにしているんですが…

49歳の竹野内豊の恋愛相手役として、30歳の黒木華を充てがうつもりであるならば、結構引きますね…

そもそも、ドラマって必ずしも恋愛要素が必要なわけじゃないし。

「MIU404」は男同士のバディモノでも十分面白かったし、恋愛要素っぽい匂いもあったけど結局そういう進展は無かったところが良かった!

あれはそういうジェンダーのことに配慮した女性脚本家ならでは、だったってことになっちゃったら、それはそれで違うはず。


「ヒロイン」というと、どうしても「主人公の恋愛相手役」というイメージがあります。

Wikipediaなどを見ると、あくまでも活躍する女性のことであり、ヒーローに対してヒロイン、という言葉を使うだけという定義となってはいるのですが、それでも映画やドラマだとほとんどのヒロインは恋愛相手、ですよね。

ルパン三世ならヒロインは峰不二子、もしくはクラリス、みたいな。

最近はディズニーでも「活躍するヒロイン」というのが主流ですが、でもそれは女性が主人公のケースがほとんど。

あ、「アラジン」だと一応主人公は男だけど、気高いジャスミンがヒロインとなって恋愛をし、男性に守られ、守り、というストーリーになってたっけ。

今回のこの「イチケイのカラス」のようなポスターで、男女が一緒に並んでいるけど恋愛には発展しない、というケースはほとんど見かけません。

多くのドラマや映画は基本的に恋愛要素があり、それは日本だけでなくアメリカドラマ等でも同じだから、

「日本のドラマは〜」

なんて言うつもりはございませんが、それでも正直、そういう展開は食傷気味…

アメリカドラマは本当に、簡単に、グループ内で惚れたの寝たの混ざりまくってるから、まだ日本のドラマの方が清純なんだけども…

ただ女性としては、「原作と性別を改変して、更に恋愛を加えたら嫌だな」という気持ちがどうしてもあります。

別にまだ原作ファンじゃないから、原作に忠実に!と思っているわけじゃない。

「この恋、あたためますか?」も甘すぎるホットチョコレートのような恋愛シーンに胸焼けを起こしつつも、あれはもうそういうものだと思って中村倫也を愛でながら楽しめてもいます。

ただ、恋愛要素が必要ないストーリーに

「だって女性視聴者、特におばさんは恋愛要素が好きじゃん?」

という固定概念で恋愛要素をぶっこまれるのが気持ち悪いんですよ!
もちろん現時点では、竹野内豊と黒木華が恋愛相手になる展開になるとは限りません。

竹野内豊は「素敵な選TAXI」とか、エロいおっさんぽいこと考える割には空振りするコメディも面白かったし、すごく好き。


素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~

黒木華は「凪のお暇」のときが一番夢中になって観ていたけど、「小さいおうち」で存在をしりました。


小さいおうち

色んなドラマに出演していて、最初は「蒼井優と見分けがつかない…」と思ってたけど、今ではまた別のタイプの演技の上手い可愛い女優さんだと思っています。

年齢差は一回り以上あるけど、もしこの2人が恋愛ドラマをやったら、それはそれで合いそう。

なんだけど…だったらそれは、原作ありきのドラマでやらなくても良い、よね?

そして、もし恋愛要素が無いのであれば、ニュースは敢えて「ヒロイン」という言葉を使わなくても良かったんじゃないの?

うーん、私が勝手に、なんだか「ヒロイン」って言葉に過敏に不快感を感じちゃってるのかなぁ。

例えば女性が主人公のお話の場合、恋愛相手となる男性のことを「ヒーロー」とは言いませんよね。

「ヒーロー」と言うのは「皆んなを守る英雄的存在」というイメージがあります。

ので恋愛相手なだけならば「主人公の相手役」「主人公の想い人」「主人公の恋人」みたいな呼び方をすることが多い、かな?


なんだろう…男性が主人公の時のヒロインって、何となくこう…固定概念の強いレイシストな匂いを感じてしまうんだけど…

いやいや、恋愛ドラマも映画も好きなものは好きなんですよ?

「獣になれない私たち」とか「逃げるは恥だが役に立つ」とかも好きだったし。

むしろ恋愛シーンはキュンキュンしましたし!

必要な恋愛シーンは好きだし、不要な恋愛要素は気持ち悪い、それだけなんです!

今の私のこのモヤモヤが、単なる取り越し苦労で終わることに期待しています。

なんだかな〜竹野内豊と黒木華と新田真剣佑で恋の三角関係、みたいな展開だけは、絶対にして欲しくないかなぁ。

もちろんビジュアル的には観たいですよ、そんなの。

竹野内豊と真剣佑が並んだら、めっちゃカッコいいもん。

2人の男が惚れる堅物の黒木華、なんてギャップ萌えするでしょ〜〜〜〜〜。

というこの気持ちの需要と供給に応えるために、原作を改変するってことをされたくないだけ、なんです。

だって恋愛は、このストーリーの主軸じゃないはずだから。

まぁこんなこと言っていても、もし今想像している展開になっても、ストーリーが破綻していなければむしろ楽しく観られると思いますが。

基本的には「強気のバリバリな女性が、実は影で脇役の男性と付き合ってた」展開が好きですけどね。

まずは追加キャストの発表を楽しみにしたいと思います。

日刊大衆は今日発表の眞栄田郷敦くん主演ドラマ「星になりたかった君と」のことは記事に書いていなかったので、そこがちょっと信憑性に不安を感じるところではありますがね。



郷敦くんは次々と役が決まっていて、段々と兄よりも露出が増えていますね〜。

インタビューの言葉選びとかも感じ良いし、好感度高いの納得なのよねー。

写真集のお渡し会に行ったけど、お兄さんの真剣佑のファンミとは全然違う穏やかな空気感が良かったなぁ。

郷敦の写真集お渡し会レポ~めっちゃイケメンで良い子!

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ま、比較することではないですけどね。

一応ここ数年見守ってる千葉真一のご子息達が、良いドラマに出てくれたら良いなと思っています。

そしてその良いドラマというのは、無理矢理恋愛要素を足さない、脚本がシッカリしていてキャラが魅力的な作品だということを、月9の呪いにかかっているフジテレビが気付いてくれることに期待…します!
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