芸能人・政治の不幸ニュースを読み過ぎない、という自由

2020年10月12日
ココロのお悩み 0

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SNSでストレスを感じる対処法

元々ネットニュースは「他人の不幸を飯ネタにする」という部分がありますが、コロナ禍以降は

「コロナ禍による経済的、精神的不安」
「政府批判」
「芸能人の軽率な言動、不倫、自死」
「BLMの差別と暴動、大坂なおみの抗議活動への賛否」


を扱うモノが増えてき過ぎていますね。

全てを他人事として見て見ぬふりをするのも…という内容もありますが、

「自身に関係無いことなのに、必要以上に首を突っ込んで怒り、悲しみ、ストレスを溜めてる人も増え過ぎていない?」

と、個人ブロガーとしては思ってしまいます。

先日愚痴った自称リベラルの友人とか見てても、私には

「LGBTQとか、政府批判とか、何故そこまであなたが深く考えて怒るの?」

ということが色々あり、中には

「いや、そこまで極端に騒ぐのは排他的で、むしろ不自由じゃない?」

と思う時もあり…

友人からしたら、あくまでも「ニュースネタの一つ」と捉える私の感覚が謎なようですが、

「自身が不利益を被っている部分、倫理的に許せない他者への差別、に対して声を上げるのは必要な時もあるけど、あくまでも自身の足元を固めるのが最優先」

というスタンスなので、

「これ以上探るとメンタルやられるな…」

と気付いたら即切り上げる、とするようにしています。

1人で色々考えていて、世間とズレた感覚を「普通」と思い込んでしまうのも怖いから、SNSで色んな声を読むようにしよう、とは思うけど、

「他人の顔色を伺い過ぎて、メンタルを病んだら無意味」

という線引きは設けておかないと、生きるのが大変になっちゃう…


「コロナ禍による経済的、精神的不安」

に対しては、「正しく飛沫感染を避け、過剰に脅す数字の見方はしない」というスタンスでいたいけど、やはり「東京都民は地方に来るな」という言葉をSNSで見るのは精神的にキツいですね…

正直、そういうツイートをしていた人が住む地域には、二度と行きたくないし、災害があっても募金やふるさと納税はしたくない、と思いました。

そこまで考えずに「都民差別」をしている人がほとんどでしょうが、保身のために他者を批判すると言うことは、後々別の形で返っていくことなんだと改めて気付かされたかな。

「都内の飲食店のテイクアウトを積極的に利用する」とかは実行しています。

とはいえ自身のお金が無くては、何も出来ない。

目の前の仕事をとにかくやる、仕事自体を失った時のことも想像しておく、のは大事だと改めて思いました。

アフィリエイトブログはもうオワコンですが、YouTuberの動画は私自身は全然観ないし、ハウツーも動画よりテキストと写真で簡潔にまとめられている方が好きなので、手を出す気は無し。

大企業も「副業」を認め始め、SNSでも手軽な副業のステマをするアカウントが増えていますが、私の会社はまだ副業禁止だし、ブログ以外に手を出す気は今のところありません。

ただ、今後マルチ商法に勧誘されていく人が増えるのでは?と危惧しています。

「コロナ禍で引き篭もり、他人との繋がりが恋しくなった」
「無理せず稼ぎ、社会の歯車になって共倒れしたくない」
という感じで、マルチ商法の集会に心の隙間を埋められる人が増えそう?

実際には大企業の物が売れないのに、知人が紹介する高い商品なんてもっと買う気にならないけどねぇ。

「広告費にお金をかけていないから、良い商品が安く買える」

と謳ってるくせに、日本の研究所が開発しているものより、アメリカに研究所がある高い商品の方が品質が良くてお得、と思うのは何故なの?と謎。

結局見返りは「お金」ではなく「人との繋がり」となり、それさえ「金の切れ目は縁の切れ目」を引き起こすのでは?


「政府批判」

Twitterでハッシュタグ付けて政府批判している人らには、あまり関心ありません。

ソースが不確かなものが多いから…

海外の良いところばかり羨み、日本を卑下し、極論で罵り合うのは関わりたく無いかなー。

自治体、都、各省庁、総理大臣の役割を混在して捉えてる人が増えてる印象がありますね。

「民主主義」の解釈もなんか揺らいでしまってて、なんかこう「政府叩きが趣味」みたいになってるトレンドはスルーしてます。

それが私の心の平穏のためだから…

「このままだと日本は戦争を始める!」

と震災後に警鐘を鳴らしてた著名人とか多かったけど、そういう人たちは何年後にそれが実行されると思ってたんだろ?

そして、実行されないままでも、以前の自身の言葉のお陰と思うのかな?

罵詈雑言さえも「声を上げるのに必要な行動」と思い、匿名で一般人がTwitter等の規約を越えた批判をする風潮は、日本だけでなくアメリカなど他国でも起こっています。

そのことは不安だから、酷い時には黙らずに言葉を発したいとは思うのですが。
「芸能人の軽率な言動、不倫、自死」

三浦春馬の件を書いた記事に、ポツポツと批判のコメントが来ます。

三浦春馬の身勝手なタイミングでの首吊自殺に、衝撃と怒り

出先から帰る途中にTwitterで今日の東京のコロナ感染者を見ていたら、タイムラインに三浦春馬が亡くなったニュースが出てきて鳥肌が立ちました。え、三浦春馬って、あの三浦春馬だよね?新田真剣佑と仲良かった、あの三浦春馬だよね?新田真剣佑が主演した舞台「星の大地に降る涙」は、元々は三浦春馬が主演したものの再演でした。地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.10 「星の大地に降る涙」 [DVD]なので、二人が一緒に映ってる...


正直、「悩んでる人を責めるなんて最低」的な目線のコメントが来てると思うけど、書いてる人らは「鬱」に理解があるとも思えないなーってのが私の個人的感想。

「芸能人に理想を押し付けるな!正しいファンとはこういうものだ!」と私に押し付けるのも、同レベルの勝手さだと思うけどな。

そもそも理由が分からない、そしてその理由を知る権利はファンには無い。

それで妄想して荒れるファンを作らないためにも、社会不安をこれ以上作り出さないためにも、芸能人の方に今そういう選択肢をしないで欲しい。

そして、ファンでもそこまででもない人でも、必要以上にこのことを考えてストレスを溜めないよう、自身をコントロールする必要を感じています。

そのためにも、薬やカウンセリングなど、利用出来るものは利用する。

こういう話題を友達などにしまくると、連鎖的に暗い気持ちが蔓延してしまいますから…


「BLMの差別と暴動、大坂なおみの抗議活動への賛否」

大坂なおみのお父さんは、アメリカでも差別の象徴となっているハイチ人。

それを知った時、私は彼女がBLMに関心を寄せる意義を強く感じました。

ちなみにハイチ人を意識したのは、Netflixドラマ「The Politician」を観て知ったからです。

最近ライアン・マーフィーのドラマをたくさん観ていますが、日本のドラマや映画ばかり観ていた私は知らなかったことだらけ。

暴動自体は、友人の住む街でも起こっているので心配しています。

日本のマスコミは抜粋しか流さず、アメリカのニュースにもフェイクが多い。

でも英語の勉強を始めてから、アメリカでのBLMの運動やニュースをなるべく原文で読むようにしています。

そうすると、日本のマスコミはほんの一部しか伝えていないことが分かりました。

また、日本国内でも黒人差別があることを知らず、「自分たちには関係ない」と否定、嫌悪感を抱く日本人もSNSに多いと知り、悲しいです。

これに対しては、あまりに差別的なツイートは「通報」という対象をソッとしています。

日本人がこんなに閉鎖的で差別的だなんて、他国に思われたくないから…

とは言え私も当事者じゃないから、必要以上に首を突っ込み、デマに参加したりはしません。


これはあくまでも、私の個人的見解。

他人がこれを読んでどう思おうと、単なる一意見と思って欲しいし、不快なら閉じて欲しいです。

他人の言葉で不必要にストレスを溜め、そこで怒りだけ覚えるのは非生産的。

怒りを覚えた、ストレスを感じたことに対して、どう自分なりに対処するか考えるのも、その人なりの価値観であり、人生。

現実の学校や会社や家族間では、理想通りにいかない理不尽なことがたくさんある。

それを癒すのが趣味なり交友関係であり、不必要なまでにストレスに敢えて首を突っ込まないのがベター。

友達と愚痴を言い合うと、一時的にはスッキリするけど、結局愚痴の記憶が強く根付いたりもしますね。

時々「皆んなこの事実を知るべき!」と、虐待された動物、悲惨な戦場の写真をSNSで拡散しようとする人がいます。

私はそういうのを見て「で、投稿したあなたは、見た人に何をしたいの?」と聞きたい。

ただショックを受けさせたいだけ、なものも多いけど、「解決策」を提示しないのは無責任じゃない?

「皆んながそれぞれ考えるべき」

という他人任せは、今の時代には合わないんじゃないかなぁ。

それでどんどん暗い気持ちになることは、子供たちが将来に希望を持てない社会作りに貢献してしまっている、とも言えるのでは?

必要な情報は、その人にとって必要な時に入ってくるもの。

まずは、その人それぞれが心穏やかであり、余力がある時に他者のことも思い遣るのが精一杯なのが現実。

冷たいかもしれないけど、中高年になってくると、そんな気持ちにもなります。

他人に求め過ぎず、自分の余裕も無くさない。

結構これ実践するの、大変。

「正しい生き方」なんて無いし「和を尊ぶ」も考え出すとストレス。

それでも、マスコミが毎日毎日広告宣伝費稼ぎで煽る不幸ニュースに、心かき乱され、怒りやストレスを溜める人が身近にいるため、そういうのはそろそろ終わりにしたいなぁと思います。
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