「ユダヤ人のハーフ」はいない?「Passover」って何?

2020年06月24日
英語が苦手な大人のTOEIC勉強 0

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最近ハマっているDavid Corenswet(デヴィッド・コレンスウェット)君の昔のショートコメディ・ドラマ「Moe and Jerryweather」を観ていたら、「Passover(パッスオーヴァー)」という単語が出てきました。

先にこのドラマシリーズの登場人物を紹介しておくと

Moe:モー(Adam Langdon):マイペースでお調子者。自分勝手な時もあるが、小心者でパニックを起こしやすい部分もある。



Jerryweather:ジェリーウェザー(David Corenswet):穏やかな性格で真面目。が、シレッとモーを都合よく誘導したり、お茶目な部分もある。



2人はルームメイトで、そして「Moe and Jerryweather」というコンビでショーをやっている、という前提でストーリーは構成されています。

シットコムに分類して良いもの、なのかな?

アダム君とデヴィッド君は共にジュリアード学院出身で、このドラマ作製時はまだ学生。

企画会議や撮影は基本学校内で行われていたようで、自主制作のノリに近いようですね。

とはいえ総監督やカメラマンなど複数人で集まって作成していて、2人だけで遊びで作ったわけではなさそう。

日本人にはあまり馴染みのないジュリアード学院内が観られるのは面白いです。

オンラインでショートコメディ・ドラマを公開していますが、脚本を書いているのはアダム君とデヴィッド君。

たくさんあるショートストーリーの中で「Passover」だけを抜粋した1分間の動画もあるので貼ります。



最初動画を観ていた時は「パッスオーヴァー」って聞こえるけど何だろう?誕生日みたいなもの?

と思いました。

サプライズでモーが食事を用意していて、帰ってきたジェリーウェザーが「パッスオーヴァーは今日じゃなくて来週だよ」と話すのは聞き取れたのですが、でも細かいことがよく分からない…

で、YouTubeの自動字幕を使って分からない単語を調べました。

「Passover」は日本語のWikipediaでは過越(すぎこし)となっていて、3月末から4月はじめの1週間に行われるユダヤ教の宗教的記念日だそうです。

聖書が由来で、 祖先がエジプトの圧制から脱出したのを記念する日なのだとか。

家族が食卓につき、マッツァーやセーデル等の儀式的なメニューの食事をとって祝うとのこと。

用意する食事は
・酵母を入れないパン
・焼いた羊肉
・ゆで卵
・緑の野菜
・マーロール(ニガヨモギ)
・ハローセト(複数の果物や果汁で作る練り物)


ジェリーウェザーを演じるデヴィッド君の父親がユダヤ人なのは事実です。


会話をザクッと訳すと

ジェリーウェザー:これ何?

モー:ユダヤ人の食べ物を用意した、パッスオーヴァーだよ

ジェリーウェザー:これはパッスオーヴァーじゃないよ

モー:僕は真剣なのに失礼な男だな!
お互いの文化を尊敬し合うのは大事だろ?

ジェリーウェザー:いや、パッスオーヴァーじゃないんだよ。
パッスオーヴァーは来週末なんだ。
僕は86ストリートのいとこの家に行くことになってる。
君も知ってるはずだけど、僕は半分ユダヤ人なんだ。

モー:…君の卵、全部ゆで卵にしちゃった

ジェリーウェザー:何で全部ゆで卵にしちゃったの?

モー:だってそれしか知らなかったから



これは…日本人には笑いどころが分からないお話でしたね…

敢えて日本で例を挙げようと思っても、宗教記念日の違いが日本人同士で出ることってほぼ無いし。

クリスマスや誕生日を祝う習慣の無い家庭がある、というのは中村倫也がそうだったと話していたので知りましたが、逆に特定の家庭だけにある習慣、というのは少ないような…

あ、出雲市では神無月を神在月って言う、みたいなのはあるか。

お節とか、お雑煮とか、七草粥とか、節分の豆とか、おはぎとか、冬至のカボチャとか…は一応日本にもありますが、これは宗教というより慣習。

日本人は無宗教と言う人もいるけど、単に無頓着に慣習で色々取り入れてるだけなので、他の宗教に理解を示すという発想を持つ必要性がありません。

ご当地グルメはあるけど、それは宗教関係ないし…

最近ポツポツと、海外での人種差別問題とか調べてみてはいるのですが、やはり根本的に知らないことだらけですね。

うーん、私高校時代、日本史専攻だったしなぁ…
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一つ前に書いたベン・プラットのライブ映像の話にも書きましたが、「ユダヤ人」の定義がなかなか分かりません。

ベン・プラット(Ben Platt)が12歳でゲイをカミングアウトした時の両親の対応が理想的

Netflixドラマ「ザ・ポリティシャン」を観た流れで、主役のペイトンを演じるベン・プラット(Ben Platt)に興味を持ちました。歌がめちゃくちゃ上手いな、と思ったらミュージカル俳優さんでもあり、歌手でもあるんですね。Sing To Me InsteadTwitterを見ると、リバー役のデヴィッド・コレンスウェットのことより、とにかくベン・プラット目的で観ているファンが多いことを知りました。「ベンプラ可愛い~!」「ベンプラの歌サイコ...


アメリカにはユダヤ人専用の学校はあるらしい。

そしてユダヤ人と言っても、全員がイスラエルから来た人、というわけでないっぽい…

「ユダヤ教を信仰していればユダヤ人」という説と「母親がユダヤ人なら子供もユダヤ人、父親だけがユダヤ人なら子供はユダヤ人じゃない」という説もあるそうです。

母親が生んだ子は間違いなくその血を引いているけど、父親が本当に配偶者かどうかは不確実だから、なのだとか。

なるなる、母系家族というのは、そういう風に確実に血を受け継ぐという意味ではある話なのかも。

「ユダヤ人とのハーフ」が集まるコミュニティサイトもありました。

その方々から見てもユダヤ人の定義は難しいようで、そしてアメリカ系とかヨーロッパ系とか色々な系統の違いもそれぞれあるみたいですね。

日本では「ハーフ」とか「クォーター」って括りしかないけど、海外だと宗教観にまで話が及ぶので、各々体験も違うようでした。

分かってきたのは、「ユダヤ人というのは人種ではなく宗教」という括りで考えている人から見たら「ユダヤ人のハーフはいない」となるし、「片親がユダヤ人ならハーフ」と捉えている子供もいるということ。

デヴィッド君の場合は、お母さんはユダヤ人ではないけど、お父さん方のいとこの家で「Passover」をするみたい。

でも、1週間かけて行うものみたいだけど、このお話だと週末の1日だけ出かける感覚で話してるっぽく観えました。


しかしユダヤ人について調べていくと、「日本人の祖先は元々はユダヤ人だ」という話を書いてる人がバンバン出てきて、ビックリします。

これは…よくテレビやエッセイとかで出てくる青森の戸来村絡みの説ってこと?

実はイエス・キリストは日本に流れ着いていて、戸来村にお墓があるってヤツ…

他にもユダヤ人に関することを説明しているサイトやブログはいくつか見つかるのですが、最初は正しい文献なのかと思って読み進める内に

「ん?他のサイトにはそんなこと書かれてないけど、これ本当?」

と思うことも出てきて、でも真偽を確認する方法もなくて、むむむ…となっています。

黒人がユダヤ人を迫害していた、今もそういう人たちがいる、とか、反ユダヤ主義はキリスト教が始まった頃からある、とか書かれているのを読んでも、私にはとても遠い話に思えてしまう…

現時点では、デヴィッド君もベンプラも、他のユダヤ人だと言っている有名人たちも、黒人の共演者と仲良く普通に仕事してるっぽいけどなぁ。

ただ、「アメリカ系ユダヤ人にとって、第二次世界大戦というのはアメリカ人視点なのか、ユダヤ人視点なのか、どっちなんだろう?」というのは気になりました。

真偽は分かりませんが、日本はドイツから「ユダヤ人虐殺」を指示されたけれども従わなかった、という説があるようです。

身近にユダヤ人がいない私には、「ねぇねぇ、実際のところ、どうなの?」と聞ける人がいません。

ネットや本に書かれているものも、真偽が怪しいものが混ざっているみたい。

そして国や家庭によっても、ユダヤ人の定義が違うらしい…となると、島国日本育ちの私はお手上げ…

知りたいけど、でも知ろうとして質問をしたら、誰かを傷付けることになるのかもしれない。

関係ないヤツがでしゃばってくるなよ、と思われるかもしれない…

ただ、海外ドラマや映画を楽しむ上で、そして海外旅行をした時などに相手に失礼な態度を知らずに取ってしまったりしないように、こうやって知らなかった海外の文化を知っておくのは良いこと、かな?と思いました。

今まで、「ユダヤ人とは、戦時中にドイツ人に迫害された人種」という知識しか持っていなかったままこの年齢になっていることが恥ずかしく感じます…

それ以前に、自分の実家が浄土宗なのか浄土真宗なのかも分からないんですけどね…

仏壇は祖父の家にしか無いし、お墓参りも片手で数えられるくらいしか行ったことがなく、お盆もやったことない私には、日本の宗教さえもロクに語れません。

転勤族だから仕方ない、そんなもんだろ、と思っていたけど…でもこれも家庭によって違いますもんね。

歴史と宗教の関係が深いってのは、話題としてはよく耳にするけど、調べだすと奥が深い世界なんだなぁと改めて思いました。

幽霊は信じてるし、自然霊的な神様というエネルギー体は存在するのだろう、とHONKOWA読んでて思うけど、でも一つの決まった宗教に入ろうと全く思わない私には、分からない世界と歴史があるんですねぇ。
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