中村倫也のビジュアル系ホスト&アイドル姿堪能!劇団☆新感線「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」ネタバレ感想

2020年05月13日
中村倫也出演作ネタバレ感想 0

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TSUTAYAでDVDレンタルした劇団☆新感線の舞台「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」を観ました。

中村倫也がよくこの舞台で生田斗真と共演した時の話をするので、ずっと観るのを楽しみにしていた作品です。

ただオンデマンド配信が無いので、一時期はBlue-rayを買うしかないかな?と思っていたのですが、TSUTAYAで円盤レンタル出来ることが分かりました。


SHINKANSEN☆RX「Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン! ~」 [Blu-ray]

2016年劇団☆新感線夏秋興行 SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』

【作】宮藤官九郎

【演出】いのうえひでのり

【出演】生田斗真/小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)


これ小池栄子も出ていたんだ!と冒頭で分かり、ドラマ「俺の話は長い」にハマっていた私は胸熱!

小池栄子と中村倫也が仲良しなのも有名ですが、なるほどここで共演していたんですね。

TSUTAYAは私は一旦無料体験を利用したあと契約内容を変更して、現在は定額有料会員ではなく都度利用できる無料会員にしています。



ジャケット写真とあらすじだけ以前見て

「生田斗真がヴァンパイアで、現代ではビジュアル系バンドをやってるお話」ということだけ把握してたのですが、中村倫也の役は分からないまま観始めました。

で、いつまでも中村倫也が出てこないので「あれ?」と思ってWikipediaであらすじを読もうかと思ったら、ウィキにはページが無し。

公式サイトを読むと、新宿でヤクザと抗争をしている半グレ組織「ナメクジ連合」を率いているのが、中村倫也演じる竹井京次郎、と分かりました。

人物相関図が公式サイトに無いので、こちらでネタバレ含めてまとめます。


主人公 藤志櫻(とうしろう):生田斗真

平安時代の文武両道・容姿端麗な貴族だが、前へ前へ出る性格のため人々から「トゥーマッチ感がある」と言わている。

かぐや姫に求婚したが、彼女が選んだのは家来の蛍太郎(けいたろう)。

意気消沈していた時に突如出会った老人(劣化したヴァンパイア)から噛まれてしまう。

生き続けるためにはヴァンパイアの血を飲めば良い、と言われ、抵抗するも喉の渇きに耐えきれずに飲んでしまい、自分もヴァンパイアになる。

時は流れ千年後、かぐや姫の生まれ変わりを探し続けながら、ビジュアル系バンドのボーカルとして活躍する藤志櫻。


平安時代のかぐや姫:小池栄子(現代シーンでは、枯れ専の看護師でヤクザ蛇之目組の組長99歳の彼女も演じている)

竹から生まれたいわゆるかぐや姫だが、本当はエイリアン。

コンパ好きでS気質のある強気の女性で、自分を慕う男たちの中から誰かを選べと言われた時に、藤志櫻の家臣・蛍太郎を選ぶ。

しかしヴァンパイアになった藤志櫻に蛍太郎を噛まれて失い、その後自身も噛まれてしまった。

ヴァンパイアがエイリアンを噛むと爆発を起こすため、その際に緑色のナメクジとなって散り散りとなる。

竹井京次郎:中村倫也

歌舞伎町の半グレ集団を率いる男。

時にヴィジュアル系ホストになったり、アフターとして?小保方晴子を模したエイリアンの研究をしているアイドル風女性グループの中で女装して一緒に歌って踊ったりもする。

実は体内にエイリアンが寄生していて、かぐや姫の生まれ変わり。


蛍太郎:神山智洋

平安時代は藤志櫻の家臣。

天然で、悪気なく自慢トークをしてしまったりする。

藤志櫻に噛まれた後は冷凍保存されていた。

小保方晴子的な研究者たちが蘇らせたが、もう一人のかぐや姫の生まれ変わり(鉄オタの駅員で既婚者の男性)に噛み付いて爆発してしまう。

このことにより、ヴァンパイヤがエイリアンを噛むと爆発することが分かる。
感想としては、とにかくビジュアル系の生田斗真が美しく、カッコイイ!

中村倫也のビジュアル系ホストは色っぽく、アイドルの女装は可愛く、ラストの藤志櫻との決闘はカッコよかった!

アクションシーン、歌って踊るシーンがふんだんにあってボリューム満点!


いやー中村倫也、女装の時の可愛い甲高い声と、半グレ集団の時の低い声と色っぽい目付き、という演じ分けがすごい。

ダンスも歌も良かったな〜。

この舞台のときの生田斗真のことを「さすがジャニーズ、見せ場が上手い」と褒めてましたが、そういう生田斗真を観て影響を受けた部分もあるのかな?

カーテンコールのとき、二人が顔を近づけて歌うのも良かった…

ストーリー自体は、劇団☆新感線の舞台であり、そして作が宮藤官九郎ということもあり、全体の関係性がぶっ飛びすぎててよく分からなくなった…

というのが正直な感想でした。

過去と現代が交錯するので、あれ?今はどこのお話?となったりもしたし…

これは生で観劇したかったな〜。

一言でまとめると、ヴァンパイア(藤志櫻)対エイリアン(かぐや姫)の愛と憎しみの物語、となるのかな?

藤志櫻は生まれ変わりを探すくらいかぐや姫のことを愛している、と後半はなっていくのですが、でも最初の時点ではそこまででも無いんですよね。

ヴァンパイヤになる、ならない、の時も

「不老不死になって追い求めるほど、かぐや姫のことを好きってわけじゃない」

なんて言ってたし。

でも自分がかぐや姫を噛んでしまったことにより、彼女に対する後悔の念と執着心のような愛が強くなった、のかな?

そういえば、なんでかぐや姫を噛んだ時に爆発しなかったんだろ?

人がヴァンパイヤに噛まれて死ぬ

ヴァンパイヤとして蘇る

ヴァンパイヤとして死ぬ

空になった肉体の中にエイリアンが入り込む

エイリアンとして蘇る


という図式が後半出てきますが、これは1回観ただけではよく分からないかも、というか私はよく分からなくなりました…

ちょっとこれは、もう一回見直します…


劇団☆新感線の舞台は、まだ生田斗真の「偽義経冥界歌」しか観ていませんが、これも円盤で観たらまたイメージ違うんじゃないかな?と思いました。

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映像だとオリジナルの映像演出が入っていたりするし、役者さんの顔をアップにしたりするし、音が聞き取りやすくて分かりやすい。

けど、迫力とかその場の雰囲気を味わうのは、やはり生が良いですね。

とにかく、生田斗真と中村倫也の迫真の殺陣シーンは、円盤でも観て良かった!

小池栄子のことをここまで書いてませんが、彼女のかぐや姫は魅力的で、そして現代のエキセントリックな看護師役も色っぽかったです。

特にラスト、竹井京次郎が藤志櫻に刺され、その後エイリアンかぐや姫が小池栄子の方に入り込む…というシーンのとき、艶かしく動く後ろ姿が印象的でした。

他、劇団☆新感線らしいギャグのノリとかふんだんで面白かったんだけど…とにかく演者さんが多くて、盛り盛りなので、自宅でテレビで観るのはなかなか集中力を保つのが大変!

中村倫也だけを目当てに観ると、彼が出てくるシーンまでの間ちょっと意識が飛びそう…

TSUTAYAのレンタルは30日間借り続けられるのでとてもお得なのですが、これは何度も観直すために買うのもアリかな〜と思い始めています。

劇団☆新感線、秋の公演がコロナのせいで中止になってますし、応援したい。

またいつか、生田斗真と中村倫也のW主演で舞台、やってくれないかな〜。

ネタバレ感想と言いつつ、なんだか何を書いているのか自分でも分からないくらい、設定がややこしい?特殊?な舞台でしたが、観てよかったです。

中村倫也ファンなら絶対に必見!

制作発表時の動画がありましたが、こちら生田斗真は出ていません。



中村倫也は出てます。
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