何故日本の若者男性はレディファーストしないのか?
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以前友人とその上司と六本木ヒルズクラブで食事した際、友人の上司が
「俺は高所恐怖症だから、本当はこの窓ガラス側に座るのは嫌なんだよね。
でも、女性を夜景が見られる側に座らせるのがマナーだから、こっちに座る。
部下の女性と食事に行く時も、壁側に部下を座らせるよ。
本当は上座は壁側だけど、他の客から見たら俺たちの関係性は分からないから。
マナーを知らない男だと思われたくない。」
と話していました。
この上司さんは、いわゆる高学歴で高収入、某社の会長さんです。
友人の周囲にはこういう地位の高い50代以上の男性が多いのですが、皆さん
「ドアを開けて女性を先に通す」
「タクシーは女性を先に乗せる」
「エレベーターは先に乗って、最後に降りる」
「エスカレーターは下りは先に乗り、昇りは後に乗る」
等して下さり、
「えっと、社会的立場では、こちらの方が下なのですが…」
と戸惑ってしまいます。
元々レディファーストの起源は、
「女性が先に全ての用事を済ませる」
という、男尊女卑の意味合いだったそうですね。
また、「危険が無いか先に女を行かせて確認する」という説もあります。
が、現代のレディファーストは、社会人の上司部下間のマナーと同列な部分がかなり多いです。
女として、というより、社会人として見てきた範囲だと、
仕事が出来る、社会的地位の高い50代以上の男性は、レディファーストを徹底している人が多い
という印象があります。
一方ネット内だと、レディファーストを馬鹿にする男性も多いですねー。
そして職場で見てきた範囲だと
●女でも気に入ってる相手にしかレディファーストをしない
●そもそもレディファーストをしない
という20~40代がとても多いです。
重いドアでも女に開けさせる
女が重い荷物を持っていても手伝わない
という男が職場にたくさんいるのですが、相手が30代以上だと
「こいつはレディファーストする相手を選り好みするタイプね」
と思うだけですが、新入社員だと
「この子、社会人のマナーを知らないのかな?」
と思い、教えるべきか悩みます。
独身女性がレディファーストについて語ると
「出たー女尊男卑!」
とか思う人も多そうだけど、私が今回言いたいのは
「何故50代以上の男性はレディファーストをするのに、20代、30代の若者はしないの?
日本でレディファーストが普及しなかった理由は何だろう?」
ということです。
ちなみにこの話を友人にしたところ
「私の同僚30代男性は、定年間近の女性上司が重い荷物を持っていても、椅子に座ったまま何もしないよ。
気付いてないのかな?と思ってたけど、私が慌てて手伝いに行ってもそのまま何もしない、言わない。
普通そういう場面だと『僕が手伝います』って言うものかと思ってたんだけどね。
ちなみに全然仕事出来ない、頭の回転悪い、気の利かない男」
とウンザリ顔で話してくれました。
対女性というだけでなく、対上司でも何もしないということは、そもそも社会人のマナーを知らないまま30代になっちゃったパターンなんでしょうね…
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以前うちの母が
「お兄ちゃんには、荷物を持ったりするようにちゃんと躾けたから、嫁の手助けを積極的にしてる」
と話していました。
確かに兄は、嫁の荷物を持ち、食事中も取り皿を渡したり、残り物を詰めるのを手伝ったりしていました。
が、父の入院で私と兄で荷物を運ぶ際には、私が先に両手に荷物を持ったら、兄は軽い1つの荷物を持つのみで、
「そっちも持つよ」
なんて言葉は一言もありませんでした。
えっと、お兄ちゃん、あなたの奥さんより妹の方が、小さくて力がありませんよ?
(兄嫁は身長170cm近く、運動が得意で病気知らずの健康タイプ)
子供の頃は兄がアレコレとしてくれた記憶がありますが、所詮妹は嫁より下、体力の有無なんて関係ない、のね。
元彼もガッツリと選り好みするタイプで、付き合ってる時は荷物も持つし、エスカレーターの乗降や車道側を歩く、等するけど、別れたら一切しない
という対応でした。
そう思うと、「異性として守りたい女(レディ)にしか、レディファーストしない」という男性は多い?
けど、50代以上の方々は、下心無くレディファーストをします。
電車では、目の前にヒールを履いている女がいようと、我先に空席に座る若い男、をよく見ます。
彼女や奥さんにレディファーストしている男性も、年齢関係なく見かけます。
が、連れではない老人や女性を先に座らせる中年男性もいます。
そうしている男性は、身なりが良い人なのがデフォ。
ということは、「紳士的に振る舞いたい」と思っている50代以上の価値感が、若い世代には引き継がれなかった、ということ。
とはいえ、下心無く、誰にでもサッと手伝うタイプの男性ももちろんいます。
私が見てきた範囲だと、優しく穏やかなタイプの男性は、レディファーストを徹底してますね。
相手が男性でも、上司部下関係なく手伝う人たちです。
こうなるともうレディファーストという枠ではないなく、「優しいかどうか?」の物差しになってしまいますが、そもそも
自分より体力の無い人をフォローする、とか目上の人に気を遣う
ということをしないのは、単に「周囲を見ていない、気が利かない、上の世代を見て真似をしようと思わなかった」ということ、なのかな?
まぁ男女平等という目線で考えると、私は
「男はレディファーストを徹底すべき!」
なんて思わないのですが、体力差があるのは明白なので、ギックリ腰になりそうな重い荷物を女が持ってる時には、体力ある男性なら手伝ってくれたらありがたいな、とは思いますね。
「お前の手助けなんかしたくねーよ」
という男性には、「けつの穴の小さい男だなぁ」と思うに留め、面と向かって何も言う気になりませんが…
子供の頃は
「大人の男性はレディファースト出来るもの。
出来ない男性はダサい」
というのをテレビで観ていたため、自分が大人になってみたら
「あれ?レディファーストはバブル世代以上のマナーだったのかな?」
と思わされることもしばしば。
実際に「日本の若い男性は、レディファーストなんかする余裕が無い」と言う人もいるそうです。
私は海外でレディファーストを経験したことはありませんが、以前菅野彰さんのエッセイに
「ヨーロッパに旅行に行った時、大きなスーツケースを持って電車に乗ったら、男性たちが
『俺の前に来るな…来るな…』
というような目でこちらを見ていて、でも空席なのでそちらに行ったら
『あーもう、めんどくせーなぁ』
という表情で、無言のままスーツケースを網棚の上に乗せてくれた。
ヨーロッパの男性は、やりたくなくてもレディファーストをしなきゃいけない、という呪いにかかっている」
と書かれていました。
スーツケースと言えば、飛行機ではキャビンアテンダントが女性のため、スーツケースを収納棚に入れてもらうのを男性は頼みづらいでしょうね。
私は荷物の上げ下ろしでキャビンアテンダントや、近くにいる男性客に手伝っていただくことがたまにありますが、スラリとしたキレイなキャビンアテンダントに重い荷物を持ち上げてもらうのは、気が引けます…
男性は女性より体力がある
女性は複数のことを同時に出来る
というような得意ジャンルの違いがあるので(人によって差はありますが)、「ジェントルマンファースト」も箇条書きにして平等にできたら良いのに。
でもそれだとまた「男女平等」の観点で問題が出るのかな?
男性より体力ある女性もいますしね。
ちなみに女子校時代は、私が荷物を持っていると同級生の女の子が
「私の方が力があるから」
と荷物を持ってくれていました。
こういう体格差とか見た目だけでは分からないから、やっぱり性別とか外見で区分けするのは難しい…
「レディファースト」と言うと性差の話になっちゃうけど、「マナー」は男女関係ないもの。
座る席とか、食事の取り分けとかは、社会人のマナーとして出来ないと恥ずかしいけれど、男女差は必要ないんじゃないかなと思います。
でも身近な人を見ていると、男女関係なく
「目上の人とエレベーターに乗る時は、下の立場が先に乗ってエレベーターボタン側に行き、開閉して最後に降りる」
ということをしない20代、30代が多くて、結構ビックリ。
いや、私も若い頃はそういうマナーが必要とされていない職場にいたので、転職してから覚えた部分多いのですが。
でも今は、上司が他の人にマナーを発揮しているのを見ても、真似しようとしない、気付かない若者が多い?
街中だと女性がエレベーターのボタン側に立つこと、多いですね。
男性は彼女や奥さんが一緒にいたら、率先してボタン側に立つ人が多い。
彼女や奥さんが見ていない場所では、やらなくて良い、っていう選り好みタイプなのかな?
とツラツラ書いていて思ったのは
「若者に真似したいと思われるような中年がいない」
というのが、レディファーストや社会人のマナーが引き継がれなかった原因かもしれません。
だって団塊世代、バブル世代が若い頃より、今の日本は景気良くないし。
そういう状況にしたのは、お前ら中年だろって若者は思うよね。
で、若いけど良い会社に勤めている、稼いでいる人は、レディファーストも社会人マナーもちゃんとしている。
上の世代から良い思いをさせてもらってたら、真似したいと思うよな。
「赤の他人から『優しい』とか『紳士的』って思われても意味がない」
と思う人がいるってことなのかな?
でもまぁ、男女関係なく、困っている人は助けるって出来た方が良いですよね。
私もそんなちゃんと出来ているタイプではないのですが…
見返りが無ければ人に優しくしたくない、と内心思っている人が増えたのも、仕方ないのかな?
そういう時代だからこそ、レディファーストや社会人マナーが徹底してる若者は、めちゃくちゃ評判良いのも事実。
人数が少ない分目立つ!という状況を利用して、コツコツとやり続ける人の方が得な時代も来ているのかも?
アメリカ育ちの新田真剣佑がエスコートを絶賛されている様子を見る度に、日本に来て得してるな〜とも思ってしまうのでした。
日本人男性はレディファースト出来ないことを指摘されると、ネット内だと逆ギレすること多いから、余計にスマートにやってる男性は素敵に見えてしまいますね。
「お兄ちゃんには、荷物を持ったりするようにちゃんと躾けたから、嫁の手助けを積極的にしてる」
と話していました。
確かに兄は、嫁の荷物を持ち、食事中も取り皿を渡したり、残り物を詰めるのを手伝ったりしていました。
が、父の入院で私と兄で荷物を運ぶ際には、私が先に両手に荷物を持ったら、兄は軽い1つの荷物を持つのみで、
「そっちも持つよ」
なんて言葉は一言もありませんでした。
えっと、お兄ちゃん、あなたの奥さんより妹の方が、小さくて力がありませんよ?
(兄嫁は身長170cm近く、運動が得意で病気知らずの健康タイプ)
子供の頃は兄がアレコレとしてくれた記憶がありますが、所詮妹は嫁より下、体力の有無なんて関係ない、のね。
元彼もガッツリと選り好みするタイプで、付き合ってる時は荷物も持つし、エスカレーターの乗降や車道側を歩く、等するけど、別れたら一切しない
という対応でした。
そう思うと、「異性として守りたい女(レディ)にしか、レディファーストしない」という男性は多い?
けど、50代以上の方々は、下心無くレディファーストをします。
電車では、目の前にヒールを履いている女がいようと、我先に空席に座る若い男、をよく見ます。
彼女や奥さんにレディファーストしている男性も、年齢関係なく見かけます。
が、連れではない老人や女性を先に座らせる中年男性もいます。
そうしている男性は、身なりが良い人なのがデフォ。
ということは、「紳士的に振る舞いたい」と思っている50代以上の価値感が、若い世代には引き継がれなかった、ということ。
とはいえ、下心無く、誰にでもサッと手伝うタイプの男性ももちろんいます。
私が見てきた範囲だと、優しく穏やかなタイプの男性は、レディファーストを徹底してますね。
相手が男性でも、上司部下関係なく手伝う人たちです。
こうなるともうレディファーストという枠ではないなく、「優しいかどうか?」の物差しになってしまいますが、そもそも
自分より体力の無い人をフォローする、とか目上の人に気を遣う
ということをしないのは、単に「周囲を見ていない、気が利かない、上の世代を見て真似をしようと思わなかった」ということ、なのかな?
まぁ男女平等という目線で考えると、私は
「男はレディファーストを徹底すべき!」
なんて思わないのですが、体力差があるのは明白なので、ギックリ腰になりそうな重い荷物を女が持ってる時には、体力ある男性なら手伝ってくれたらありがたいな、とは思いますね。
「お前の手助けなんかしたくねーよ」
という男性には、「けつの穴の小さい男だなぁ」と思うに留め、面と向かって何も言う気になりませんが…
子供の頃は
「大人の男性はレディファースト出来るもの。
出来ない男性はダサい」
というのをテレビで観ていたため、自分が大人になってみたら
「あれ?レディファーストはバブル世代以上のマナーだったのかな?」
と思わされることもしばしば。
実際に「日本の若い男性は、レディファーストなんかする余裕が無い」と言う人もいるそうです。
私は海外でレディファーストを経験したことはありませんが、以前菅野彰さんのエッセイに
「ヨーロッパに旅行に行った時、大きなスーツケースを持って電車に乗ったら、男性たちが
『俺の前に来るな…来るな…』
というような目でこちらを見ていて、でも空席なのでそちらに行ったら
『あーもう、めんどくせーなぁ』
という表情で、無言のままスーツケースを網棚の上に乗せてくれた。
ヨーロッパの男性は、やりたくなくてもレディファーストをしなきゃいけない、という呪いにかかっている」
と書かれていました。
スーツケースと言えば、飛行機ではキャビンアテンダントが女性のため、スーツケースを収納棚に入れてもらうのを男性は頼みづらいでしょうね。
私は荷物の上げ下ろしでキャビンアテンダントや、近くにいる男性客に手伝っていただくことがたまにありますが、スラリとしたキレイなキャビンアテンダントに重い荷物を持ち上げてもらうのは、気が引けます…
男性は女性より体力がある
女性は複数のことを同時に出来る
というような得意ジャンルの違いがあるので(人によって差はありますが)、「ジェントルマンファースト」も箇条書きにして平等にできたら良いのに。
でもそれだとまた「男女平等」の観点で問題が出るのかな?
男性より体力ある女性もいますしね。
ちなみに女子校時代は、私が荷物を持っていると同級生の女の子が
「私の方が力があるから」
と荷物を持ってくれていました。
こういう体格差とか見た目だけでは分からないから、やっぱり性別とか外見で区分けするのは難しい…
「レディファースト」と言うと性差の話になっちゃうけど、「マナー」は男女関係ないもの。
座る席とか、食事の取り分けとかは、社会人のマナーとして出来ないと恥ずかしいけれど、男女差は必要ないんじゃないかなと思います。
でも身近な人を見ていると、男女関係なく
「目上の人とエレベーターに乗る時は、下の立場が先に乗ってエレベーターボタン側に行き、開閉して最後に降りる」
ということをしない20代、30代が多くて、結構ビックリ。
いや、私も若い頃はそういうマナーが必要とされていない職場にいたので、転職してから覚えた部分多いのですが。
でも今は、上司が他の人にマナーを発揮しているのを見ても、真似しようとしない、気付かない若者が多い?
街中だと女性がエレベーターのボタン側に立つこと、多いですね。
男性は彼女や奥さんが一緒にいたら、率先してボタン側に立つ人が多い。
彼女や奥さんが見ていない場所では、やらなくて良い、っていう選り好みタイプなのかな?
とツラツラ書いていて思ったのは
「若者に真似したいと思われるような中年がいない」
というのが、レディファーストや社会人のマナーが引き継がれなかった原因かもしれません。
だって団塊世代、バブル世代が若い頃より、今の日本は景気良くないし。
そういう状況にしたのは、お前ら中年だろって若者は思うよね。
で、若いけど良い会社に勤めている、稼いでいる人は、レディファーストも社会人マナーもちゃんとしている。
上の世代から良い思いをさせてもらってたら、真似したいと思うよな。
「赤の他人から『優しい』とか『紳士的』って思われても意味がない」
と思う人がいるってことなのかな?
でもまぁ、男女関係なく、困っている人は助けるって出来た方が良いですよね。
私もそんなちゃんと出来ているタイプではないのですが…
見返りが無ければ人に優しくしたくない、と内心思っている人が増えたのも、仕方ないのかな?
そういう時代だからこそ、レディファーストや社会人マナーが徹底してる若者は、めちゃくちゃ評判良いのも事実。
人数が少ない分目立つ!という状況を利用して、コツコツとやり続ける人の方が得な時代も来ているのかも?
アメリカ育ちの新田真剣佑がエスコートを絶賛されている様子を見る度に、日本に来て得してるな〜とも思ってしまうのでした。
【写真続々追加中🔥】映画「#OVERDRIVE」初日舞台挨拶🎊#東出昌大 #新田真剣佑 #北村匠海 #町田啓太 #森川葵 が登壇✨
— モデルプレス (@modelpress) June 1, 2018
森川葵に続き、北村匠海までエスコートする新田真剣佑☺
フォトギャラリー👉https://t.co/S7vB85rhjj pic.twitter.com/3VOg0ISSno
日本人男性はレディファースト出来ないことを指摘されると、ネット内だと逆ギレすること多いから、余計にスマートにやってる男性は素敵に見えてしまいますね。
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