高良健吾「多十郎殉愛記」舞台挨拶ネタバレ感想~ザ・古臭い幕末チャンバラ映画

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ただただ高良健吾目当てに、丸の内TOEIで開催された映画「多十郎殉愛記」公開記念舞台挨拶に行って来ました。





ので、中島貞夫監督が84歳だということも、20年振りに撮った長編映画だということも知らず…

高良健吾目当てに舞台挨拶に来る人が多いのかと思いきや、客層はお爺ちゃん率が高く、女性も60代くらい?の方が多かったです。

若い女の子もパラパラいましたが、基本的には俳優ではなく監督目当てで来ていた方がほとんどだったようです。


映画の内容は、良い意味で「古臭い幕末チャンバラ映画」でした。

ワザとらしいセリフ、シーン、あり得ない無茶なチャンバラ。

ストーリーをまとめます。

桂小五郎(永瀬正敏)と共に脱藩して京都に出てきた剣豪の多十郎(高良健吾)。

特に尊王攘夷とかそういうことには興味はなく、ただ父親の残した借金をチャラにし、腹違いの弟 数馬(木村了)に家督を継がせようと脱藩しただけなので、京都ではただ飲み屋の用心棒をしたり、着物の染め柄となる絵を描き、その日暮らしをしていました。

そこに高杉晋作の部下が、その腕を見込んで協力を依頼してきます。

それでも乗り気ではない多十郎でしたが、働く飲み屋の女将おとよ(多部未華子)を救った時に、京都見廻組に目を付けられてしまいました。


新撰組と京都見廻組は手柄を取り合っていて、その為に長州や薩摩から脱藩してきた侍を斬りまくり。

そこに多十郎の弟の数馬が脱藩してきてしまいました。

見廻組が多十郎も捕まえようと躍起になる中、弟の数馬が見廻組から斬られて目を負傷したため、多十郎はおとよに数馬を託し、2人が逃げる時間稼ぎのために死闘を繰り広げ…

最後には見廻組の偉い人 溝口(寺島進)と一騎打ちをして、膝をついたところで捕縛され、おとよと数馬も逃げ切れられなそうな状況で終わり。

…終わり?え?

えーと、見所は…

とにかく高良健吾の長髪、はだけた着物から見える美しい太もも、胸元、骨格の色気がスゴイ!


やたらと多十郎を構ってアピールしてくるおとよのことは、最初は特に好きじゃなさそうだったけど、いつのまにか恋仲になってました。

おとよを布団に押し倒すシーンで、お尻のラインが少し見えてて、まぁ色っぽい…高良健吾がね。

殺陣もカッコ良かったし、いやぁ高良健吾が兎にも角にも素敵だった。

大人数の見廻組を相手に逃げ回り、斬り合い、竹林の中で死闘を繰り広げるのとか、あれ絶対無理でしょって感じなのに、お爺さんと若い女性2人の家に逃げ込んだのは、ホント、ザ・古臭いチャンバラの流れでしたが…

しかもあのお爺さんと知的障害っぽい若い女性、恋仲設定だったのには驚きました。

お爺さんが「この女と出会って変わった。この女の為なら死ねる」と言っていて、それで多十郎はおとよを思い浮かべてたけど…

祖父と孫だと思ってたけど、恋仲設定、ですよね?

最初「孫」って言ってた気がするのですが、でもその後の「この女と出会って…」ってセリフがあったってことは、そういうことかなと思ったのですが…どうなんだろう…

その女性の歌が印象的に使われていましたが、その流れもホント古臭い感じ…でも、それで良い!って感じでした。
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舞台挨拶は予想以上に長く、30分近くありました。

司会が新田真剣佑のファンミーティングでも司会をしていた伊藤さとりさんで、いや、さとりさんの本業はこういう映画の司会と分かってはいましたが、何だか親しみを感じてしまいますね。



でも正直…そんなに話振るの、お上手じゃない方ですよね…

今回は特に、出演者との話が盛り上がらない&質問の意図が通じない感じになっていたなぁ。

高良健吾はスラリとしていて本当にカッコ良く、話す内容も真面目で、共演者のボケにも気を遣い、好青年でした。



多部未華子ちゃんは、想像していたより無愛想というか…最初あまりにテンションが低くて驚きました。

話すこともまとまりがなく…

挨拶のあとに司会者が監督に「多部さんの印象は?」と振ったのに、自分が聞かれたと思って

「監督の印象は…好きです!」と言い始めて、周囲が一瞬固まった時はヒヤヒヤしました…

何話して良いか分からなくなって高良健吾にマイク向けて、それを司会の人からやんわりと軌道修正されたり、なんか天然ちゃん?

可愛いしスタイルも良く、演技も上手な良い女優さんですが、脈絡のない話を長々としていたり、イメージと違う人でしたね。

ちょっとキャピッとした感じに最後はなってたけど、なんなんだろう…


キスシーンは台本には無く、現場で突然監督から「ブチュッとやって」と言われたそうで、高良健吾は

「俺は良いけど…多部ちゃんは大丈夫?と思って聞いたら、『あ、はい』って言ってて」

と笑ってましたが、その「あ、はい」の言い方がホントあっさりしていて、そこも意外でした。

その後多部ちゃん本人も

「当日はマネージャーさんとかが騒ついてましたけどねー」

と笑ってたけど、本人は全く何も気にしていないようで、

「今更キスシーンごとき、何とも思っていない」

という売れっ子女優さんなのねぇと思いました。

寺島進は微妙な空気の舞台挨拶のテンションを上げようと頑張っていて、さすがベテラン俳優!

木村了は…奥菜恵の旦那さん、でしたよね?


中島貞夫監督は、ヨイヨイしたお爺ちゃんでした。

「高良健吾しゃん」と、「さん」が「しゃん」だか「ちゃん」だかに聞こえるし、お話も途切れ途切れな感じで…

あー、この映画は巨匠と言われるお爺ちゃん監督に、好きなように映画を撮らせてあげるための企画だったんだ

ということに合点がいきましたね。

だからこそ、「古臭いチャンバラ映画」というのが、私の中では褒め言葉です。

お爺ちゃん監督が好きそうな色気を、女優ではなく高良健吾が大発揮していました。

ほら、お年寄りってこういう芸術的な色っぽさ、好きじゃないですか?っていう感じで、そこは本当に監督、ありがとうございました!


あとやはり殺陣のシーン、刀の描写が素晴らしく美しかったです。

私はチャンバラ映画も、幕末物も、あまり興味が無い世代だと思います。

でも新田真剣佑のファンになった影響で、最近ポツポツと殺陣のシーンは注目して観るようになってました。

なんかこう、世代間の逆輸入な感じで、この年齢になって時代劇とか殺陣とかの良さを若者から教えてもらうって、不思議な感じがしますね。

時代は繰り返すってよく言うけど、アラフォーの私は「若い子から昔流行っていた物の良さを教えてもらう」ってのが、これからの流れかも?


最後に監督に「63本目の完成お祝い」のケーキと花束が贈られました。



「これが最後の長編と仰っていたけど、まだもう1本、いや2本、もっと作って欲しいです。

だから、皆さんもご協力お願いします」


と高良健吾が最後に挨拶していました。

この映画は、お爺ちゃん監督に好きな物を作らせてあげた、というだけでなく、高良健吾が巨匠から殺陣や立ち居振る舞いを改めて学ぶ機会となったようです。


私は前から高良健吾、結構好きでした。

「まほろ駅前多田便利軒」の星役カッコ良かった。

で、満島ひかり×江戸川乱歩で年末から再注目し、「二つの祖国」で新田真剣佑と競演し、この映画を観て、そして舞台挨拶も観て…

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「新田真剣佑にいつかこうなって欲しい」

という理想像に、高良健吾はちょっと近い気がしています。

もちろん体格とか、海外での活躍とか、そういう方向性は違うと思いますが、色気と気骨のある日本の男!って役が、すごくよく合ってる!


でも、それだけで「皆さん映画館へぜひ!」とオススメは出来ない映画、かなぁ。

つまらない、とは言いません。

でも、面白いストーリーではありません。

寺島進との闘いも一瞬で終わるし、そもそも多十郎が追われる理由も理不尽で…

おとよと数馬は追っ手がすぐ側にいる状況で話終わっちゃったけど、多十郎はあのまま命を落とすのだろうから、その後2人はどうするんだろう…

ところで、映画終演後の舞台挨拶だったため、後半の緊迫した殺陣のシーンの時、ドアの外でマスコミの報道状況が大声で笑いながら騒いでいて、めちゃくちゃ煩くて不愉快でした。

マスコミ取材が入るのは承知で舞台挨拶に行っていますが、映画鑑賞の邪魔をする権利までマスコミは持ってるの?ねぇ?

それでも、制作スタッフはマスコミにこの映画の宣伝をして欲しいんだろう、と思い、文句を言いに行こうと思ったのを止めましたが、でもホント、マスコミはマナー守れや。

まだ上映中なのに何度もドアをバタバタと開けられ、一番メインだろうシーンの邪魔をされたのは残念でした…

でも舞台挨拶で、生で高良健吾を観られたのは嬉しかったです。

あー色っぽかったースゴイわ、あの着流し姿は国宝級よ…ほんと。


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urarara0724
Posted by urarara0724
投稿 2019年04月13日
最終更新 2019年04月13日

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