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「凪のお暇」3巻ネタバレ感想〜中村倫也と黒木華のラブシーン来るか…?

1、2巻まではホンワカ日常系漫画かと思っていた「凪のお暇」、3巻を読んだら、ズシンと重くてビックリしました…

●「凪のお暇」原作1&2巻ネタバレ感想、中村倫也・黒木華・高橋一生はミスキャスト?

ゴンさん…ヤバイ、これはヤバイ男だ…


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3巻は慎二の実家のエピソードが出てきます。

凪は慎二の実家に行った時、ちょっと天然な優しいキレイなお母さんと、公務員のお父さんと、キチンとした素敵なお家に圧倒されていました。

でも実際には、父は愛人4人と婚外子のいる男で、母は整形しまくりでロクに料理もしない女で、兄は受験に失敗して失踪中。

だからこそ、慎二は「皆んなと同じ方向に必死に進むため、空気を読む」ことを実践しながらも、辟易してもいたのです。

そして、母親と違って家庭的な凪のことを、大事に思っていた。

凪の母親も出てきました。

前巻でもチラホラと母親が毒親っぽいエピソードは出ていましたが、他人の前では優しく穏やかな母は、凪の前ではチクチクと粘着質に責める嫌な人。

まぁ、母親ってこういうところ、ありますけどね。

そういう母親が敷いた「ちゃんとした」道をビクビクしながら進んでいた凪は、このお暇で自由となり、そして…

ついに、ゴンさんと肉体関係を持ちました…!!!!!!!!


いや、まさかこんなすぐに関係を持つと思わなかったわ…

しかも、凪はズブズブとメンヘラへの道を突進していってしまいます。

イワシのフリッターとか、トウモロコシご飯とか、ハイボールのアイスミント乗せとか、ロール白菜とか、変わらず美味しいレシピも出てきますが、でもゴンさんとの爛れた関係は重い…!

テクニシャンなゴンに凪がメロメロになった直後に、背中向けてゴンがスマホゲームやってる様子にはゾッとしました。

あんなに毎日健康的に過ごしていたはずの凪は、夜行性のゴンに合わせて夜クラブに行くようになり、一日中ゴンのことばかり考え、会えない時は鬱々とするメンヘラ女になってしまうのです。

私達、付き合ってるの?と聞けずに、モヤモヤする凪。

ゴンの女友達からも「まじクソだよあいつ」と言われる、老若男女ガバガバの距離感が近いゴンの魅力は分かります。

実際にこういう男に会ったことあるか?って聞かれたら

「こういう自由で魅力的な男のフリをしたがってる、女の前で粋がってる男」は何人も会ってきました。

でも演技だから臭い臭いだし、こんなに優しくふんわりとしてなかったけど。

漫画だからか、実際にこういう男もいるのかわかりませんが、ゴンは魅力的なクソ男なので、これを中村倫也が演じると思うとハラハラしてきました。

つまり、黒木華と中村倫也がアレするシーンを、ふんわりとでも描写するってことですよね?
ゴンの通り名は「モーゼの海割り」。

眼の前にいる人にはめちゃくちゃ優しいけど、目の前にいない人には不誠実なゴン。

そんな彼に惹かれ、結局ボロボロになって倒れていく人が後を絶たない。

更には「メンヘラ製造機」という通り名までついているそうなのですが、凪はそれでもゴンにハマって、ゴンが気になりすぎるから、と昼間は耳栓をして部屋に閉じこもるようになってしまいました。

そんなことになっていると知らず、慎二がまた凪の家にやってきます。

呼び鈴を鳴らしても出てこない凪。

うららちゃんから「あの人と青春するようになってから、凪ちゃんはおかしくなった」と言われ、ゴンと凪の関係を気にする慎二。

誘われるままにゴンの部屋に上がり、一緒にゲームをし、慎二はゴンの距離感の近さや聞き上手っぷりにゾッとします。

帰り道に、慎二はすっかりやつれてボロボロになった凪と再会しました。

「あんな洗面台に大量の化粧品を置いている、複数女がいるような男でいいのか?」

と詰問する慎二に、凪は

「ゴンさんみたいな人は、皆んなでシェアしなきゃ。

好きにやらせてよ、せっかくのお暇なんだから」


と泣きながら訴え、その言葉に慎二も涙を流し、3巻終了。


んー中村倫也は「半分、青い」でもこういう人たらしな役だったので、なんとなく今回の配役は納得ですね。

ただ、こうなると慎二が高橋一生なのはやっぱり違うぞ?

と思ったのですが、これアレだ、28歳の若者が慎二のように世渡り上手に仕事していると、ドラマを観た若い子は

「こんな風に仕事すれば良いのかー」って調子に乗りそうだし、アラフォー以上が観たら

「こんな調子乗ってる若い男を観るのはムカつく」ってなりそうだから、敢えて慎二の年齢を上げたのかもしれませんね。

多分このドラマのメインターゲットはアラサーからアラフォーだろうし、反感買わない&その世代に人気な人を選んだ気がします。

慎二は同僚ではなく、上司とか先輩の設定ってことに変えるのかもなぁ。

バリバリ仕事の出来る上司が、実は内心凪にメロメロってところ、母性をくすぐりそう。

で、悪い男好きには、もう、ゴンにずぶずぶになりますわ…。

ふんわりあま〜い時と


ダ・ヴィンチ 2018年11月号 [雑誌]

男の色気で攻める時がある中村倫也。


+act. ( プラスアクト )―visual interview magazine 2018年 10月号

最近はアンチも出てきていますが、一度ファンになるとズブズブにハマるところも、ゴンさんみたい…

ヤバイ、続き超気になる!

明日また4巻以降のネタバレ感想を書きます…!

これはドラマ、よっぽど脚本と演出ミスらなければ、かなり話題のドラマになりそうだなぁ。

ただ、原作はちょっと本当に当初の予定通りにここまで話を広げたのか気になります。

途中で話題になったからって、ネタを盛り盛りっと追加していない?

ここからどう健やかな凪の成長に持っていくのか、風呂敷がどう畳まれるのか、気になります!
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