怖い!暗い低いボロボロのトンネル「高輪橋架道橋」は、2020年には消える東京珍百景

2019年11月17日
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昨日は初めて泉岳寺駅から品川方面に向かいました。

指定された場所に向かおうとしたのですが、現在「高輪ゲートウェイ駅」の工事をしている付近は線路が大量にあり、駅の反対側に行くには遠回りしないといけません。

地図アプリ上ではすぐ側なのに、ぐるっと周らないといけないのは面倒〜と思いながら進むと、高架下があまりに暗くて狭くてボロボロでビックリ!

しかも距離も長い!

最初は「なんだかドラマや映画で犯罪が起こるシーンで使われそうな場所だな〜」と軽い気持ちで進みましたが、あまりに長いし、どんどん低くなるし、で、閉所恐怖症の私は途中から心臓バクバク!



身長160cmで、ヒール高めの私の頭はギリギリ天井にぶつからない程度でしたが、頭上には5cm程度しか余裕がありませんでした。

ぶつからない、と分かっても、やっぱり視界が遮られるし、怖くて頭を下げて歩きたくなってしまいます。

自転車の男性の頭上もギリギリ。



タクシーの車高もギリギリでした。



写真だと距離が分かりづらいかもしれませんが、徒歩3分くらいかかって歩き切るくらいの長さ。

それなりに人通りがあったので良かったですが、ここを1人で歩くのは怖いなぁ。


入り口はそこまで低くなかったのですが、途中からどんどん低くなってきたため、

「もしかして、たわんで天井下がってるの?潰れない?」

とドキドキしながら通り抜け、振り返ると

「高さ制限1.5m」と看板が。



女性の平均身長以下ですよ?

すぐ側に新しい駅を作ろうとしているのに、そのすぐ側にこんな古くて怖い高架下を残しているなんて、ビックリ。
ちなみに、その後向かったビルからは高輪ゲートウェイ駅が見えました。

このゲートウェイ駅手前の線路の距離分、この高架下があります。



さすがにここは工事するんでしょ?と思ったら、工事の説明会の案内が貼られていました。



「第二東西連絡道路」として生まれ変わるようです。

友人に「こんな高架下初めて見たからビックリした」と言ったら

「あーそこ有名な場所だよ、テレビでもよく紹介されてるし、タクシー業界でも有名」と言われました。

調べると「行灯殺し」と言われ、タクシーの車上ランプが天井にぶつかって壊れたこともある場所なんだとか。

ただ、やはり高輪ゲートウェイ駅が出来るタイミングで無くなる、というのは2017年くらいから言われていたそうです。

でも今月まだ説明会をしている段階ということは、残したい地域住民がいるのかも?

ネットでは「2019年内に閉鎖」と書かれている記事もありましたが、現在そんなアナウンスは出ていません。

明治時代からの歴史を持つ名所だそうですが、でもずっと首を曲げながら歩く男性は大変でしょうね。

ここは東京で一番低いトンネルなのだそうです。

「行灯殺し」とか「幽霊トンネル」なんて言われてるらしいのですが、こんな場所があるとは知りませんでした。

残っている内に行けてよかった、かな?

気になる方はお早めに泉岳寺駅or品川駅から行ってみてくださいませ。

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