都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

Yahoo!スコアは本当に個人情報が売買される危険なもの?

今日まで知らなかったのですが、Yahoo!が7月1日より「Yahoo!スコア」というサービスを開始するそうですね。

Yahoo!IDを持っている人は全てデフォルトで「同意」に設定されている、ということで、

「オフにしないと、Yahoo!に個人情報を勝手に企業に売られるよ!」

と注意喚起しているツイートが出回っています。

確かにデフォルトで「同意」になっているのは、気分悪いですよねー。

でもこういうこと、結構あるあるな気がします。

例えば、私のマンションは更新時に「不動産会社が勧める火災保険には入りません」という書類に署名捺印しないと、勝手に保険に入らされます。

更新する度にこの記入が必要で、「入ります」という同意書は必要無し。

携帯やネットの契約時に「サービス、サービス!」と言いながらオプションを大量につけられ、その後自分で解約しないと料金発生してしまうのも、同じ構造。

でもYahoo!スコアはこんな風に消費者が無駄にお金を払うものではありません。

それでも、「個人情報を勝手に売られる」と危惧して、Yahoo!叩きをしている方々のツイートがたくさん出回っていました。


果たして本当に、「Yahoo!スコア」は消費者の個人情報を勝手に売る、危険なものなのでしょうか?

ちょっと面白いのは、「Yahoo!スコア」の問題性を指摘している記事が「Yahoo!ニュース」に掲載されていることです。

で、自分の登録情報の中にあるプライバシー・メール配信を見てみました。

プライバシー・メール配信

知らない間に色々オンになっていました…

便利機能の提供と広告の最適化
広告などへの行動履歴の利用
行動履歴によるYahoo!コンテンツディスカバリー
Yahoo! JAPAN IDに紐づく位置情報の送信

はオフにしました。

これ結構イラッとするのは、各設定を変更後に「戻る」で「プライバシー・メール配信」トップページに戻れないことです。

その後、問題のYahoo!スコアのページを確認しました。

Yahoo!スコア

Yahoo!スコアの作成・利用

パートナー企業でのYahoo!スコアの利用は、Yahoo! JAPAN IDを連携する際に、パートナー企業ごとに掲出される同意画面において、同意をいただいたお客様のみに限ります。

と書かれていて、これは私の場合は「dアカウント」や「TOHOシネマズ インターネットチケット販売サイト」や「食べログ」と連携されているので、この企業に提供されるってことでしょう。

注意書きとして

※Yahoo!スコアを利用するパートナー企業のサービス:ランサーズ、HELLO CYCLING、クラウドワークス、TableCheck

とも書かれていて、

ランサーズは仕事発注サイト、

HELLO CYCLINGは自転車シェアサービス

クラウドワークスはランサーズに似た仕事発注サイト

TableCheckはレストラン予約サイト


となっています。

私はどれも利用していませんが、例えばランサーズで契約成立数が多いと優良会員扱いになったりするのかな?

で、そういう人にオススメの商品の別会社のクーポンが貰えたり、他のサービスを紹介されたりする、のかも?
Yahoo!スコアをオフにするかどうかは、私は現時点では保留にします。

こんなのより、LINEにヤマト運輸からメッセージが来た時の方が、もっと嫌でした。

クロネコヤマトが勝手にLINEにメッセージが来るのが嫌!じゃないですか?

先程、LINEに急にこんなメッセージが届きました。ヤマト運輸から通知メッセージ機能によるメッセージの送信リクエストがありました。ってなにこれ?配送会社はLINEに登録してる番号と照合して、勝手にリクエスト出来るの?最初は偽装かと怪しんだのですが、検索したらちゃんと公式も記載していました。●友だち登録していないのに、ヤマト運輸 LINE公式アカウントから荷物のお届け予定が届きました。なぜですか。「通知メッセージ」...



Yahoo!も情報流出問題過去にあったけど、LINEの不正アクセスの方がずっと怖いです…

そしてYahoo!スコアに関しては、私はそこまで大慌てで拒否しなければいけない、危険なものだとは思えません。

広告やニュースの追跡行動は、私は幅広く情報見られた方が良いから、敢えて自分の好みの物に出てきて頂かなくてOKなのでオフにしました。


購入履歴が晒されるのは嫌、という方もいるでしょう。

この辺りはAppleのITP問題に通じる部分なのですが、ブロガーとしてはマーケティングの必要性も分かるから、賛否両論あります。

ただ、Yahoo経由で買い物すること、私あまり無いんですよね。

でもって購入履歴からの調査って、今までもTポイントカードでやられてましたよね。

それでドトールでコンタクトレンズや牛角のクーポン出たりしてました。

どれも私が利用しないものばかりだから、一度も使ったことなかったけど。

今回騒いでる人達って

「Tポイントが貯まるのは良い。

メールが無料なのも、他のサービスへの登録がYahoo IDで出来るのも便利。

でも、新しいYahoo!スコアは、何だか個人情報売られそうで怖い!」

と思っているのでは?って気がするのですが、どうなんでしょうか?

私はもうデータ提供の代わりにポイントもらってる、と割り切ってましたが。


こんなのよりPayPayで全部買い物する方が、よっぽど私には怖いです。

日頃からクレジットカードでお買い物してるので、そちら側に位置情報や購入履歴は把握されている、と思ってますが、PayPayはYahooゴリ押しで始まった支払い方法なのが嫌…。

ドトールとエクセルシオールのためにdポイントカード作ったけど、ポイントがあちこちに分散してるのが面倒ー。

マイナンバーカードも作っていない私なので、全てを把握されたくないとか、自分の情報を売られたくないって気持ちも分かりますが、こういう統計でより便利な社会が出来る可能性もあり、判断が難しいですね。

ただ、何でもかんでも怖がるのもどうかと思うし、Yahooのサービスを無料で利用していながら、詐欺グループのように悪態吐いて「オフにしないと危険!」と言う人は「図々しいなぁ」とも思います。

「無料でYahooのサービス使わせろ!」

って言ってるのと同じだもの。

Yahoo!ニュースとかも、無料で自分の理想通りの高品質な情報が出て当たり前って思いがちですが、アレはバナー広告踏ませるために配信してるもんですから、何も買わずにタダ見して文句言うのは微妙なのかな。

現時点では、私は緊急性を感じないし、犯罪のような使い方をYahooがしたら大問題になると思うので、ちょっと様子見します。

で、自分に有益なサービスでは無さそうならオフにします。

もしかしたらお得なクーポンもらえるかも?

楽観的な意見なので、とにかく怖いという方はオフにするのをオススメします。

ただ、調べもせずにYahooを叩き、不安を煽るのは、それはそれで微妙な行動だと思いますので、お気をつけを。
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2019年08月10日 (Sat) 20:48