海外航空券の値段は変動性、公式より旅行代理店の方が高いときがある理由

2020年03月11日
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先日、ゴールデンウィークにアメリカ旅行する用に取ったデルタ航空の航空券の値段が、私が買った時の半額(10万7千円で購入したのに、6万7千円に落ちていた)まで値下がりしていて驚いた、ということを書きました。

その後、デルタ航空は減便を発表。

私が取っていた日も引っかかってしまい、直行便がロサンゼルス経由に変わってしまってショック…!

デルタ航空減便により、GWアメリカ行きが振替便に変更された

コロナウィルスの影響で、デルタ航空が4/30まで減便する、というニュースが出ていました。その時点では、減便される路線はネットニュースに出ていたけれど、便の記載は無し。デルタ航空は東京~ポートランドが毎日運行から週3に変更される、と書かれていたけど、それは成田~ポートランドのことっぽい記載を見たので、私には関係ないのかなと思っていたら…早朝にデルタ航空から、「便の変更したよ、ごめんね」というメールが来てま...



これを書いた時点では、私が振り返られた路線の航空券の値段は、5万7千円くらいになっていました。

更に安くなってるー…

これもう、キャンセルして一から取り直した方が安い…けど、私が買ったチケットはキャンセル不可のもの…

そもそも旅行行けるかも怪しくなってきてるし、どうせデルタ航空に電話しても繋がらないし、このまま様子見しよう、と思っていたのですが、やはり値段の変動が気になります。

が、昨日チェックした時には、数日前まで5万7千円くらいだった航空券が、一気に11万6,850円まで値上がりしていて、またまたビックリ!



え、これもう、私が買った時の値段より1万円上がってるんですけど…

ええーここからまた更に、値段が上がったり下がったりするの?と思って先程グーグル検索の方でチェックしたら…

なんと、今度は35万円になっていました!



ただこれは公式サイトの方で確認したら、一番安いプランがもう売り切れになってしまっていて、クラスの高い席しか残っていないからのようです。

旅行代理店を通したら23万円になるようですが、それでも私の買った航空券の倍額…!


ネットで検索すると、日によって航空券の値段は数千円〜数万円変わる、と書いているブログはいくつかあります。

それはほとんどがサーチャージの有り無しの話でした。

ただ、さすがに5万円以上の差が出る話を書いているブログは見つかりません。

それだけ、今回のコロナ騒動と、減便が影響をしているのでしょうか。

また、私が振替になったのはロサンゼルス行き、というのもあるのかしら。

どうもシアトル経由ならまだ10万円台であるようですし。

地図上ではシアトルの方がポートランドに近いのに、何で私、ロサンゼルス経由になったんだろう…?

ちなみに、そもそも乗る予定だった直行便の航空券は、H.I.Sだと異様に高くて驚いた、という話も以前書きました。

その時は「え〜旅行代理店ってボッタクってるの?」と驚いたのですが、その理由を先日知人から聞いて納得。

実は「そもそも、航空券の値段は決まっていない」のだそうです。

いやいやいや、何日前に予約すれば安い、とか、あるじゃない?

そりゃオンシーズン、オフシーズンの差はあるけどさ、と思いますよね。

そういう時期の差もあるのですが、それより驚いたことがありました。それは

「公式サイトでは同額で出ているビジネスクラスの席でも、実は場所によって航空会社が設定している金額は違う」ということです。
旅行代理店は、一般人より先に、優先的に飛行機の席を押さえることができます。

なので航空会社は各旅行代理店に「この日の、この飛行機の、この席は○○円」と指定して販売をし、残った席が一般人に売られるのだとか。

人気の高い日の航空券は速攻で売り切れてしまいますよね。

そんな時でも、旅行代理店には高額チケットは残っている。

なので、どうしても旅行に行きたい人は、旅行代理店からそのチケットを買う、ので、公式サイトの販売額より高いものが出る、というシステムなのだとか。

それを聞くと「じゃあ自分で公式サイトでチケット取ったほうがお得じゃん」と思うのですが、そうして自分で取った席は、実はランクの低い席、ということになるそうです。

えーじゃあ、航空会社は好きなように値段設定出来るの?おかしくない?

という気持ちが湧いてきますが、そもそも「航空券の値段が決まっていない」というのは、「空席の量によって値段が変動するシステム」だから。

人気があるフライトなら高い、人気のないフライトなら安い。

なので、早くに個人で航空券を買ったら安い、というわけではなく、その後そのフライトが空席だらけなら直前に割引されてしまうこともある、とのこと。

これ、JALとかの早割の存在しか意識していなかった私はビックリしました。


いやー航空券の値段って「水物」なんですね。

エコノミーとかビジネスとかしか考えたこと無かったけど、それ以外にも細かく値段設定が違っていたとは…

ということで、別にH.I.Sがボッタクって高額チケットを売っていたわけではない!ということが分かりました。

そして、デルタ航空は減便をしたことにより、激安になっていた航空券の値段を、元の額まで戻したんですね。

んー追加料金を取られなければ、別に良いのだけど…

なんだか勝手に、損をしたような、得をしたような気持ちになりました。

ただ本当に、どうしてデルタ航空は私をシアトル経由じゃなく、ロサンゼルス経由にしたのか、わからん…

もしかして、シアトル行きよりロサンゼルス行きの方が人気があるから、その分席を埋めたかった?

なんてことまで考えてる場合じゃなさそうだけど、どうなのかしら。

最近周囲に「ゴールデンウィークの飛行機代、今めっちゃくちゃ安いよ!」と触れ回っていたのですが、どうもその時期はそろそろ終わりのようです。

JALとかも減便を決めましたしね。

コロナ騒動が落ち着くタイミングはまだ読めませんが、もしこのままちゃんと旅行に行けたとしたら…

今回のような世界規模の騒ぎの中、値崩れした航空券を買っておく、というのは、お得なのかもしれません…

もし私がゴールデンウィークのアメリカ行きを考えあぐね、チケットを取らずに様子見をしていたら、今からじゃ取れなかったかもな〜。

それでも、来月末にコロナ騒動が収まっていなければ、キャンセルになるんですけどね…

ちなみに、今週イタリアに行く予定だった知人は、取りやめになったそうです。

美術館とか全部立入禁止になってしまってますしね…

ここまで航空券の値段が大きく日によって変わることは、そうそうないことでしょう。

むしろ、あったら困る。

ただ、こういうことがあるんだ、と知り、大変驚きました。

でも…本当は、今からでも、サーチャージは返してくれたら嬉しいのにな…

数日前までサーチャージ無しの値段になってたのに、どういうことなんでしょうね?

やはり航空券の世界は謎がいっぱいです。
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