真面目で責任感の強い人は、同僚から嫌がらせをされる?
最近親しくなったアラフォー女性同僚 田中さん(仮名)から聞いた話です。
田中さんは一見、キツく見えるタイプ。
でも話すとすごく面白いし、気が利くし、責任感の強い真面目な人。
私は気が合って好きなのですが、そういう良さを知らない同僚から冷遇されてしまう時があります。
彼女は真面目であるが故に、「普通こうすべき」という社会常識を他者に求め、それが出来ない人にイライラしています。
そういう自分を他者が面倒に思うことも分かっていて、それでも彼女はやるべきことを「仕事」と割り切ってこなし、そこでストレスを溜めているのですが、そういう心情を知らない同僚から見たら
「自分がどう見られているのか考えていない」
と思われているのかもしれません。
私自身もそういう風に言われることがありますが、他の同僚が田中さんのことを悪く言うのを聞いてしまった時には、とても残念に思いました。
田中さんは日々頻繁に外線電話を同僚に繋いでいます。
他の同僚が外線電話を取らないので、「外線電話をすぐに取らないなんて非常識!」とイライラしながらも、使命感でいち早く電話を取り、内線電話で同僚に繋いでいるのですが、その時に
「はい」
と言って受話器を取るだけで、名前を名乗らない同僚が何人かいるそうです。
私は内線電話だったら、別に名乗らなくても要件をその部署の人に伝えればそれで良いのでは?と思うのですが、田中さんは
「内線電話でも、キチンと『はい、◯◯です』と名乗るべき。
だって私は相手先から◯◯さんに繋ぐように言われているのだから」
と言います。
田中さんは同僚が「はい」としか言わずに内線電話に出た時は
「◯◯さんですか?」
と一々聞いていたそうです。
それに対して相手は「はい」「いいえ」しか言わず、そのことに田中さんはイライラを募らせた結果、上司に相談をして
「内線電話を取った時は、キチンと名乗って欲しい」
と名乗らない人が多い部署の偉いさんにお願いしたところ
「それはウチの部下が悪いので、これからはキチンと名乗らせます」
と言われ、以降何人かはキチンと名乗ってくれるようになったけれど…
これを良く思わない佐藤さん(仮名)から、とんでもない対応をされたのだとか!
佐藤さんは内線電話がかかってきたら、受話器を持ち上げて直ぐにフックを押して切り、そのまま外線電話を取る、という行動に出たそうです。
最初は「あれ?電話が切れてるけど、たまたまウッカリ佐藤さんは間違えて切っちゃったのかな?」と田中さんは思ったけれど、同じことが何度か続いたので
「佐藤さんは、内線電話で名乗りたくないからワザと電話を切ってるんだ」
と気付いたのだそうですが、私には真相は分かりません。
私は佐藤さんと偶に話すことがありますが、多少腹黒さはありそうだけど、ニコニコとしていて可愛らしい方です。
あまり深く話したことが無いのでどんな人だか詳しくは知りませんが、そこまで陰湿なことをする人だとは思いませんでした。
もし本当に佐藤さんが内線をガチャ切りしているのであれば、心底くだらないと思います。
ので、田中さんには
「あなたの仕事は電話を取ることだけではないし、そんな嫌なことをされてまで電話を繋ぐ必要はないから、もう取らなくて良いんじゃない?」
と言ったのですが、真面目な田中さんは
「私が取らなければ誰も取らない。
いつまでも電話を取らずにいるなんて、会社のイメージが悪くなってしまう」
と言うので
「会社が他所の人からどう思われようと、それは田中さん以外が電話を取らないことを注視しない上の人達の責任だから、田中さんだけがその使命感を持つ必要はないよ」
と返しましたが、電話が鳴り続けたら却って田中さんのストレスが溜まってしまうことも予想がつきます。
私は田中さんほど責任感が強くて真面目ではありませんが、それでも田中さんに似たケースで嫌な思いをしたことはあります。
「こんな、子供のイジメみたいなことをする社会人がいるはずない。マンガやドラマじゃあるまいし」
と思うようなことをする社会人はチラホラいます。
そして、そういう嫌がらせをする人ほど「自分は常識人だ」と思っていることが多い。
で、耐えてる側は「こんな非常識なことをする人と話しても無駄だ、自分は自分の仕事をしなきゃ」と思って我慢してしまい、そのままストレスを溜め続けることになる…
一応田中さんには「上司に相談しておいたら?」と言ったのですが
「こんなくだらないことを一々上司に言うのも馬鹿らしい」
という田中さんの言い分も分かります。
だからって何もしなければ、ずっとこの状況が続くっていうのもアレですよね…
余計なお世話をして騒ぎにしてもいけないけれど、それとなく佐藤さんの同僚に探りをいれようかな?と思っていたのですが、数日前に一応この件は無事解決したかも?という報告を受けました。
佐藤さんから内線電話を切られなかった時に
「お疲れ様です、田中です。佐藤さんですか?」
とこちらから先に名乗ったところ、佐藤さんは無言で電話を切らなくなったそうです。
えーと、私としては、内線電話ならどちらも名乗っても名乗らなくても別に良いじゃん…と思うのですが、そこが田中さんと佐藤さんの間では問題となってこじれていた、のかな?
この話を聞いた時は本当に、なんていうか、「くっだらないなぁ」という感想しか浮かびませんでした。
でもこういうくだらないストレスを溜めることが社会生活だったりするんですよね…
田中さんのように真面目で責任感が強い人は、敵を作りやすい。
それってすごく理不尽なことですが、よくマンガやドラマである状況ですよね。
学級委員の口煩く真面目な女の子が嫌われる、みたいな。
田中さんはそう思われる可能性があると分かっていても、社会人として常識のある行動を取りたいと思っていて、それはとても正しいと思います。
私から見たら、田中さんはそこまでツンケンしていたり、口煩い訳では無いのですが、それでもたまに
「社内では暗黙の了解でこういう状況になってるから、それを社会常識のルール通りにしなくても良いじゃん?」
と思うことでもキリキリしていて、あぁー、と思う時があります。
でも、それでこちらはイラッとはしない、というか
「出た出たー、ホント田中さんは真面目だなぁ」
と笑って受け流しています。
それは、田中さんがそういう性格だと分かっているし、話せば無理矢理ルールを押し付けて来ないと思っているからですが、話す機会を作る気が無い人には通用しません。
きっと、こういう例はどの会社にもあったりして、人間関係ってそういうものなのかもしれません。
大人になって随分経ちますが、結局学生時代と変わらないような人間関係トラブルが起こる。
なんだかなぁという気持ちと、それでも自分自身の倫理観や、社会常識のルールはある程度守って働けたら良いなぁという気持ちになりますが、出来ればそんな無駄なことでストレスを溜めたくありませんね。
真面目過ぎるのも、意地悪過ぎるのも考えもの。
でも人ってそういうものなのかもしれませんね。
今後、少しでも田中さんが生きやすい方向になっていくと良いなぁと思うし、私もそうなっていきたいと考えさせられました。
最初は「あれ?電話が切れてるけど、たまたまウッカリ佐藤さんは間違えて切っちゃったのかな?」と田中さんは思ったけれど、同じことが何度か続いたので
「佐藤さんは、内線電話で名乗りたくないからワザと電話を切ってるんだ」
と気付いたのだそうですが、私には真相は分かりません。
私は佐藤さんと偶に話すことがありますが、多少腹黒さはありそうだけど、ニコニコとしていて可愛らしい方です。
あまり深く話したことが無いのでどんな人だか詳しくは知りませんが、そこまで陰湿なことをする人だとは思いませんでした。
もし本当に佐藤さんが内線をガチャ切りしているのであれば、心底くだらないと思います。
ので、田中さんには
「あなたの仕事は電話を取ることだけではないし、そんな嫌なことをされてまで電話を繋ぐ必要はないから、もう取らなくて良いんじゃない?」
と言ったのですが、真面目な田中さんは
「私が取らなければ誰も取らない。
いつまでも電話を取らずにいるなんて、会社のイメージが悪くなってしまう」
と言うので
「会社が他所の人からどう思われようと、それは田中さん以外が電話を取らないことを注視しない上の人達の責任だから、田中さんだけがその使命感を持つ必要はないよ」
と返しましたが、電話が鳴り続けたら却って田中さんのストレスが溜まってしまうことも予想がつきます。
私は田中さんほど責任感が強くて真面目ではありませんが、それでも田中さんに似たケースで嫌な思いをしたことはあります。
「こんな、子供のイジメみたいなことをする社会人がいるはずない。マンガやドラマじゃあるまいし」
と思うようなことをする社会人はチラホラいます。
そして、そういう嫌がらせをする人ほど「自分は常識人だ」と思っていることが多い。
で、耐えてる側は「こんな非常識なことをする人と話しても無駄だ、自分は自分の仕事をしなきゃ」と思って我慢してしまい、そのままストレスを溜め続けることになる…
一応田中さんには「上司に相談しておいたら?」と言ったのですが
「こんなくだらないことを一々上司に言うのも馬鹿らしい」
という田中さんの言い分も分かります。
だからって何もしなければ、ずっとこの状況が続くっていうのもアレですよね…
余計なお世話をして騒ぎにしてもいけないけれど、それとなく佐藤さんの同僚に探りをいれようかな?と思っていたのですが、数日前に一応この件は無事解決したかも?という報告を受けました。
佐藤さんから内線電話を切られなかった時に
「お疲れ様です、田中です。佐藤さんですか?」
とこちらから先に名乗ったところ、佐藤さんは無言で電話を切らなくなったそうです。
えーと、私としては、内線電話ならどちらも名乗っても名乗らなくても別に良いじゃん…と思うのですが、そこが田中さんと佐藤さんの間では問題となってこじれていた、のかな?
この話を聞いた時は本当に、なんていうか、「くっだらないなぁ」という感想しか浮かびませんでした。
でもこういうくだらないストレスを溜めることが社会生活だったりするんですよね…
田中さんのように真面目で責任感が強い人は、敵を作りやすい。
それってすごく理不尽なことですが、よくマンガやドラマである状況ですよね。
学級委員の口煩く真面目な女の子が嫌われる、みたいな。
田中さんはそう思われる可能性があると分かっていても、社会人として常識のある行動を取りたいと思っていて、それはとても正しいと思います。
私から見たら、田中さんはそこまでツンケンしていたり、口煩い訳では無いのですが、それでもたまに
「社内では暗黙の了解でこういう状況になってるから、それを社会常識のルール通りにしなくても良いじゃん?」
と思うことでもキリキリしていて、あぁー、と思う時があります。
でも、それでこちらはイラッとはしない、というか
「出た出たー、ホント田中さんは真面目だなぁ」
と笑って受け流しています。
それは、田中さんがそういう性格だと分かっているし、話せば無理矢理ルールを押し付けて来ないと思っているからですが、話す機会を作る気が無い人には通用しません。
きっと、こういう例はどの会社にもあったりして、人間関係ってそういうものなのかもしれません。
大人になって随分経ちますが、結局学生時代と変わらないような人間関係トラブルが起こる。
なんだかなぁという気持ちと、それでも自分自身の倫理観や、社会常識のルールはある程度守って働けたら良いなぁという気持ちになりますが、出来ればそんな無駄なことでストレスを溜めたくありませんね。
真面目過ぎるのも、意地悪過ぎるのも考えもの。
でも人ってそういうものなのかもしれませんね。
今後、少しでも田中さんが生きやすい方向になっていくと良いなぁと思うし、私もそうなっていきたいと考えさせられました。
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