菅田将暉が語ったアメリカドラマと日本ドラマの違い

2020年08月25日
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最近Netflixで「How to get away with Murder(殺人を無罪にする方法)」を観ていて、現在シーズン3のエピソード15まできました。


殺人を無罪にする方法 シーズン1 Part1 [DVD]

Netflixは英語の勉強のために契約し始めましたが、海外ドラマが本当に多い!

以前は字幕をいちいち読むのが面倒で海外ドラマを観る気にあまりならず、HULUで国内ドラマばかり観ていた私ですが、いざ「英語を勉強しよう」と思ったらNetflixに便利さにハマりました。

国内ドラマ、特に日テレのものを観るなら、いわゆる「続きはHULUで」を楽しめるので良かったのですが…

もうあの手法にイライラするケースが増えすぎて、当分は契約再開する気になれません。

Netflixで観ている海外ドラマは、海外、というかアメリカドラマ、になるのですが、日本のドラマとの違いに本当に驚くことだらけです。

最近まではライアン・マーフィーのドラマをたくさん観ていたから余計に、なのですが、人種差別やセクシャリティの差別を扱うお話が多いですね。

でも、菅田将暉がラジオを通してマシ・オカと繋がり、アメリカと日本ではそもそもドラマの作り方が違う、ということを聞いた話を聞き、ああ〜そういう違いもあるんだ!と気付いたことがありました。

「アメリカと日本では、そもそも予算が全く違い、アメリカの方が大金を使っていてスタッフの数も多い」

これはもう、本家アメリカ版「SUITS」と日本の織田裕二版を見比べてもよく分かります…

織田裕二とか他の役者さんの良し悪しというだけでなく、もう事務所のセット、キャストの衣装、世界観の規模が全然違う!

「あれ?日本って、東京ってニューヨークよりこんなに貧乏なんだっけ?」

と思うくらい安っぽい…

ただそういう金銭面の違いだけでなく、そもそもアメリカでは1つのドラマに複数人の脚本家が参加していて、皆んなで意見交換しあって出たアイデアの中で一番良さそうなのを使う、というやり方をしているのだとか。

日本だと1〜3人くらいの脚本家が担当しているそうですが、坂元裕二のような素敵なドラマを作る脚本家さんの作品が好きなため、複数人が関わるのってメリットもデメリットもありそうに思えますが…

「カルテット」のように伏線がキチンと張り巡らされ、そして回収されていく構成、すごかったもの。


第1話 偶然の出会いに隠された4つの嘘・・・大人のラブサスペンス!!

その点アメリカドラマだと、

「どうせ視聴者は3週間も経てば前の話は忘れてるから、辻褄が合わなくても大丈夫!面白ければそれが一番!」なのだそうです。

確かに…設定、どうなった??と思うアメリカドラマ、多い…

ただ、これは脚本家の人数だけの問題じゃないかもな?と思う意見を、菅田将暉が先日ウェンツ瑛士に語っていました。

「アメリカドラマの登場人物は、話し合えば済むようなことを話さないから、すれ違いが多い」

これ、菅田将暉は「個性を大事にする、という人種の違いなのかな?」と言ってましたが、どうなんでしょうか。

ちなみにウェンツ瑛士は「イギリスでは演技論を語れない役者は、演技を見てもらえない。理屈が語れないとダメ」と言っていましたが、そこはアメリカとイギリスでも違うかもしれない、とのことです。

私はイギリス映画だと「パディントン」、ドラマだと「SHERLOCK」くらいしかちゃんと観てませんが…

まぁなんとなくイギリス人はキチンとしてるってイメージがありますね。

その点、アメリカの映画やドラマは勢い良く、とにかくヒーローが大好き、勧善懲悪!単純明快!というイメージがありました。

この辺は最近Netflixで色々ドラマを観ていて、モノによって違うなというのは分かってきましたが、でも話し合わずに喧嘩している人が多いな、とは確かに思います。

これは性格もあるのだろうけど、日本語と英語の違いもあるのかな?

相手がボソッと言った一言に対して、怒りながら「what do you mean?」と聞き返すシーン、よく観ます。

「どういう意味?」という直訳のニュアンスよりも「はぁ?何が言いたいわけ!?」みたいな感じで言ってるので、相手は「いや、こういう意味だよ」と丁寧に返す時もあれば、捨て台詞を言って去っていくことも多い!

まぁ日本人同士でも、相手の嫌味に「は?」となることは多々あります。

が、アメリカドラマの中のこの展開だと、特に嫌味とかではなく、思ったことを言ったらキレた、みたいな流れが多いなと思うんです。

例えば日本なら、姑が障子の桟を指先でなぞって、フッと息でその指についたホコリを吹き飛ばす=キチンと掃除をしていない嫁をいびる姑、みたいな構図がありますが、そういう含みのある言動じゃなくてもアメリカドラマの登場人物はキレる!
そう、アメリカ人って映画やドラマでも、ニュースでトランプ大統領とバイデンのTwitterを見ていても、とにかく好戦的!

よくもまぁ、日本はアメリカと戦争したよな…と思います…

日本人も好戦的だったり、イジメがあったりするけど、大統領が日本の野党みたいなヤジを飛ばすのには驚きますね。

今の日本の総理大臣がそんな風に他者を罵ったら、国民から総スカン食らうと思うわ…

そういう出る杭は打たれる、な日本の空気が、日本ドラマの規模を小さくしているんでしょうか?

ただ、ドラマではなく映画ですが、菅田将暉は「メイズ・ランナー」を3まで観た、という話もラジオでしていました。


メイズ・ランナー3:最期の迷宮 (字幕版)

ちなみにこの作品、新田真剣佑が昔オススメしていたので、私も1だけ観ています。

【WEBマガジン】新田真剣佑の公式で観られる記事&画像まとめ

※2019/1/9 ZIP!、めざましテレビを追加しました女性誌編に続き、WEBマガジン編です。●新田真剣佑の公式で観られる記事&画像&動画まとめ~女性ファッション誌編男性誌編はこちら↓●【男性誌】新田真剣佑の公式で観られる記事&画像まとめただ初めに、「これ、全部まとめるのは多分、無理!」と言わせてください…量がすごいー。検索に引っかかる範囲で探してますし、自分で読みたいからまとめていますが、これはねぇ、多すぎますよ。...



が、私は1の時点で「これは私には合わない…」と思い、もう続きを観る気はなくなってました。

でも菅田将暉は「ちゃんと3まで全部観よう」と思ってキチンと観た上で

「これ3まで観たの、日本で俺しかいないんじゃないかな…」

と言うような出来だったとのこと…

そもそも「迷路」というのを楽しみにしていたのに、1の時点で迷路から脱出していたり、そして3では何故かもう1で死んでいたはずのキャラクターが何の説明もなく再登場していたり、で、ラストは全く救われない終わり方だったとのこと…

こういう辻褄が合わなくても、もういいやー!と思ってドラマや映画を作るところが、なんだかアメリカって気がするなぁ。

勝手なイメージなのですが。

Netflixでもシーズンが続いてるな〜と思ったドラマが、突然ブツッと終わることもあるし、伏線回収されていないままシーズン2で終わることもありますね。

マシ・オカも言ってましたが

「アメリカ人は1位が取れれば何でも良い。

軽犯罪などをしてしまっても、1番が取れれば挽回できる。

でも日本人は1度の失敗を許さない。

その代わり、日本には『参加賞』のような、頑張ったことを評価するという価値観がある」


という差があり、とにかくこの「結果が全て」のルールの元、辻褄が合わない、もうダメだと思ったのはそのままサクッと終わらせちゃう、というものなのかしら?

だからこそ、話し合いもしないで喧嘩したりするのかしら…?

菅田将暉はハリウッドを視野に入れている、と冗談交じりに何度も言っているし、

「好きな言葉は総ナメ」

なんて言って、でも本当にいつかハリウッドに行きたいと思ってるんだろうな〜というのは感じます。

となると今だと、ハリウッド制作のNetflixオリジナルドラマに菅田将暉が出演する、なんてことがあったら良いのにな〜。

このコロナ禍だからこその、リモート出演から始まっても良いのかも?

元々ドラマを観るのは好きだし、今は英語を勉強している私からしても、役者の菅田将暉がこういうアメリカと日本の違いのことを語ってくれるのは興味深いですね。

ただ、最近の菅田将暉は韓国ドラマにも夢中ですけどね…

『愛の不時着』と『梨泰院クラス』はラジオで聞くまで知らなかったので、興味が出始めてます。


『愛の不時着』『梨泰院クラス』だけじゃない!韓国ドラマシーン別おすすめ作品

少し前までは「ハリウッド映画はCGが豪華で、中身は単純」「アメリカドラマは華やか」というイメージしかなかったのに、Netflixのお陰でイメージが20年前くらいのところで固定されてたことに改めて気付けました…

これから色々、英語の勉強兼ねてドラマ観たい!と思うのですが…

Netflixは作品数があまりにも多すぎて、そして同じ作品を観ている人が周囲にいないケースが多くて…

更に更に、アメリカドラマは1シーズンで20話越えるものまであって、なかなか満足行くまで観終わる気がしないのでした…

だからこそ、毎週のラジオで菅田将暉が最近観た作品の話してくれるのとか、役者目線の話をしてくれるの、面白くて助かっております。

…てか…アメリカ育ちの新田真剣佑こそ、ハリウッド映画にも出演した新田真剣佑こそ、そういう話をしてくれよ…と思うんですけどね…
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