悪徳ESTA申請代行業者「エスタ・オンライン・センター」、キャンセル返金は要メール返信!
PR
というか、今日見たら私の買ったチケット、4万円安くなってたんですけど…
2/20に買った航空券が、3/6にそんなに値下がりするなんて思わなかったわ…
GWにアメリカ旅行を予約するのは、コロナ&インフル騒ぎの今が最適?
毎日英語の勉強をしていたら、「とりあえず1度アメリカ行っておきたいな。新田真剣佑が生まれ育ったロサンゼルスと、友達の住んでるオレゴン州のポートランドにいつか行こうと思ってたけど…じゃあ、今年のゴールデンウィークに行くとしたら、いくらかかるんだろ?」と思い立ち、航空券の値段を調べてみました。海外航空券って、安いのは乗継時間12時間、とか、別の空港経由、とかになって、ものすごく移動時間が取られてしまうもの...
サーチャージは数ヶ月毎に増減する、と知らなかったのですが、今チケット買えばサーチャージ不要になってました…
更にチケット代自体も安くなってて、それはコロナの影響でキャンセル続出してるからなのでしょうが、さすがに4万円差は無いよぅ。
すごい勢いで円高になっていて、もうコロナは国際問題なんだと感じ、経済不安に襲われています。

でも、円高の内にESTA申請しておけば、ちょっと安くなるはず!
と思い、ネットで「ESTA」と検索したら、「ESTA申請はこちら」と書かれているのを見つけてポチッと押しました。

ESTAのことは何度か在日米国大使館のサイトでチェックしてはいたんです。
何故か大使館のサイトからは、直でリンクが貼れなくなっている、との注意書きがあるのも昼間見てました。

コピペの手間を省き、検索結果で外務省のすぐ下にあった「申請はこちら」をクリックした私が馬鹿だった…
パソコンで入力したので、以下はパソコン画面を貼ります。
見た目、めちゃくちゃ公式っぽいですよね。

で、求められるままに、名前や住所、パスポート番号を入力し、

質問事項も確認し、最後にクレジットカード情報を入力。

申請終了後に金額に関することが何も出てこなかったので
「あれ?これ、本当に公式サイト?」
と不安になりました。

で、よくよくトップページ上部を見たら
【アメリカ(米国)への入国・渡航をお考えの方へ】日本語での電子渡航認証システム・ESTA(エスタ)申請の代行・申し込みならエスタ・オンライン・センター
という文言が。
まさか、大使館がこんな書き方をして代行業者をオススメするとは思えないぞ!?
ちなみにこの言葉、スマホで見ると最上部には書かれていません。

ずーっとスクロールした先の先、下の方には「別途代行手数料」と書かれてますがね…

ゾクッとしながら、慌てて「ESTAオンラインセンター」で検索すると…
同じように公式だと思って申請したら、代行手数料として申請費14ドルに更に5千円近く上乗せ請求され、返金対応してもらった人のブログが出てきました。(下部に記載していますが、2020年3月の時点では7,920円請求されます)
ああー!やっぱりこれ、代行業者なんだ!
慌ててキャンセル手続きをしようとしたのですが、でもまだESTAオンライン・センターからは受領メールなども届いていませんでした。(迷惑メールに入ってたのに気付かなかったのですが…)
ど、どうやったらキャンセルできるんだろう?
と思ってサイトを確認すると、問い合わせの中に「キャンセルに関して」がありました。

で、キャンセルを選択し、パスポート番号を入力したところ

まだ申請登録前なのでキャンセル可能との記載が!良かった!

これで無事キャンセル手続きは終わった、と思い、改めて在日米国大使館のサイト経由でESTA申請をしました。
今度はちゃんとクレジットカード支払いページで確認も出来て、ホッとしながらここまでブログを書いていたのですが、ふと
「あれ?画像を見たら、キャンセルページに『メールを確認してください』って書かれるぞ?
でもメールなんて届いてなかったよなぁ。
あ、もしかして迷惑メールに入ってる?」
と気付き、迷惑メールフォルダを確認したところ…
ESTA Online Center(エスタオンラインセンター)をご利用頂きありがとうございます。
キャンセルのご希望を承りました。
返金手数料として300円を差し引いた7,620円の返金手続きを進めさせて頂きます。
※返金は、『①銀行振込』または『②クレジットカード決済上での精算』からお選び頂き、必ずその旨ご返信下さい。
というメールが来ていました!
これ、返信をしないと返金手続きが行われません!危ない!
うーわー2重に悪質だと思うわ…本当に…
1.国の公式サイトと思ってESTA申請をし、高額請求されても気付かない人が出る
2.キャンセル手続きをサイト上でしたが、返金申請が必要と気付かずにそのまま返金されない人が出る
の2パターンが、絶対大量に発生しているはず。
私は個人情報を渡した上に、300円の返金手数料を支払うことになってしまったのです…
これね「ちゃんと確認してから申し込めよ」って思う方いると思うのですが、ESTAオンラインセンターのサイトを見てみて下さい。
隅々まで、下部の小さな文字まで見ないと、代行業者だなんて分からない人がほとんどだと思うし、それを狙っているとしか思えません。
ちなみに申請後にキャンセルした場合、代行手数料だけ返金対応される場合と、されない場合があるみたいですね。
私は結局自分で申請手続きをしたのですが、実は「悪徳」と言っておきながらなんですが、
在日米国大使館の公式のESTA申請よりも、ESTAオンラインセンターの方が、記入項目が少なくて楽です!
入力したメールアドレスに4桁のコードが届き、それを入力して更に進めて…なんて作業もあります。
なので、手続きだけやってもらえて、代行手数料は返金してもらえたって方々は、かなりラッキーだと思います。
公式だと、アメリカでの滞在先を書いたり、両親の名前、勤務先を入力しないといけません。(不明な場合は適当に数字入れれば良し、と公式が書いてくれていますが…)
英語で滞在先や勤務先の住所入れるのとか、面倒くさかったです…
多分代行業者はここを適当な数字入れるだけで済ませてるんでしょうね。
ただ、代行は「日本語で出来る」と書いてますが、公式だって日本語でサイト表示は出来るし、住所入力が英語なのはどちらも同じ。
この程度の入力で6千円ももらえるなら、私だって他の人の代行したいわ。
でもそれは、私がパソコンでの入力に比較的慣れているからできること。
旅行代理店でもこういう代行サービスを5千円程で受け付けているそうですが、多分私の親は旅行代理店に丸っと任せてしまっていると思います。
お年寄りには、こういう代行サービスは便利だと思う。
それでも、Googleの検索結果でこれだけ紛らわしい書き方をするのは無いわ…
同じ目に遭った人のブログはたくさんあり、やはり「ESTAで検索するな」と注意喚起していますが、それでもスタイルを変えないESTAオンラインセンター、ふてぶてしいですね…
「弊社は代行サービスで、手数料は6千円です」と、料金説明を書いてないんですもん。
さすがにコレは消費者庁に訴えようかな。
友人に検索結果とサイトを見せたら「これはさすがに悪質だね」と同意していました。
あー疲れた…
ESTAは2009年以降に出来た制度なので、知らずに空港に行って慌てる人がまだまだいます。
それにつけ込んだ、こういう代行業者はたくさんあります。
ただ、Googleの検索結果で「広告」と表示されているサイトは避けられても、ここのようにシレッと公式風に出てきちゃうと紛らわしすぎる。
Googleさん、まとめサイトと個人ブロガー撲滅運動を1年以上やってますが、だったらこういう業者の検索順位も変えて欲しいんですけど?
ESTA申請をする方はお気をつけ下さい。
と書いておいて、私の申請が通らなかったらどうしよう…
まぁまだゴールデンウィークまで時間あるし、そもそもアメリカ渡航できるか微妙ですけどね。
航空券の方は、デルタ航空のサイトを見ると「キャンセル料無料」の対象内っぽいのですが、サイト上ではキャンセルが出来ないため、明日電話で聞いてみようと思います。
もしかしたら、キャンセルした上で再度同じ航空券を取ったら方が安く済むかもしれないし…
でも、本来はキャンセル不可のチケットで取ってしまっているので分かりません。
まぁお値段そのままでも行ければ良い方かもしれませんね。
ヨーロッパ旅行数十万円を自腹キャンセルしている人も今はいるみたいだし…
海外旅行って、こんなに大変だったっけ?
※ESTAは半日ほどで無事承認されました!

今は1ドル105円くらいなので、14ドル=1470円くらいの請求になるはず。
エスタオンラインセンターなら7,920円請求されていたので、6,450円を上乗せされる羽目になるとこだったわ…
でも手数料の300円は失いましたけどね…
- 関連記事
-
-
東京(品川)~名古屋の新幹線往復指定席、JTBなら安い(17,600円~)&有名店クーポン付き! 2022/11/12
-
「They is」はダメ。黒人差別 or LGBTQ差別とネイティブを怒らせる新ジェンダーレス表現 2021/12/19
-
コロナ終息後の海外旅行で、日本人が中国人に間違われ差別されない方法は? 2020/05/08
-
コロナでキャンセル払戻したデルタ航空(メインキャビン)のeクレジットで再予約する方法 2020/03/25
-
デルタ航空5/31まで東京~ポートランド直行便を運休、の連絡メールが来なかった… 2020/03/16
-