勘違い読者に驚愕…「『きのう何食べた?』を今日全巻処分した」

2019年04月07日
マンガ 0
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Twitterのオススメに出てきた「はてな匿名ダイアリー」を読んで、ビックリしました。

タイトルが「きのう何食べた?」を今日全巻処分した」と衝撃的だったので、このセンスは買いますね。

要約すると「元々推しの俳優がいて、Twitterでこの推しで脳内再生すると良いマンガ、と書かれているのを見て原作を読み始めた。

それなりに良いと思って、既刊を買い、同人誌も買っていた。

でもシロさんを西島秀俊が演じているのは納得出来ず、ドラマ1話目を観てがっかりして、原作も同人誌も売った。

これならシロさん役は推しで良かっただろ!」
というお話でした。

原作ファンの私や友人たちがキャッキャと実写の再現性の高さを喜んでいる時に、傷付いてファンを辞める人が出るなんて、想像もしていませんでした。

●ドラマ「きのう何食べた?」1話ネタバレ感想~原作数話をうまくまとめていて良作!

この方の匿名ダイアリーを読んでみて改めて

「全ての人がハラスメントを感じない世界は作れない」

と思いました。

この人なりに「きのう何食べた?」が好きで、シロさんを推しに演じて欲しかった気持ちは分かる。

それが叶わなかったからって、原作表紙に寄せた実写ポスターをテロのように思うなんて、この人にはこの世は生きづらいものだろうな。

「駅に地雷が設置されてるなんてことある?」

なんて…知らんがな。


最終的には、よしながふみさんが今後原作をこのドラマに寄せる、とインタビューで話しているのを読み、もうだめだと感じたそうです。



ちなみに、この匿名ダイアリーを書いた人はご存じないかもしれないけれど、よしながふみさんは読者から面と向かって「西洋骨董洋菓子店」の実写ドラマ化への不満をぶつけられた過去もある方です。

実写化については、羽海野チカと対談で語っていました。

「マンガとドラマや映画は別の媒体で、その違う媒体のプロが、自分が作った世界を使いたいと言ってくれているのは、素直に嬉しいと思った」とお話されています。


あのひととここだけのおしゃべり よしながふみ対談集 (白泉社文庫) [ よしながふみ ]

もし匿名ダイアリーを書いた方がこの本を読んでいたなら、誤解してすみません、なのですけど…

でもこれを読んでいたら、私はこんな風に実写化のキャスティングにショックを受けなかったのでは?と思ってしまいます。

私も日々理想通りにいかない、裏切られたと思うことはあるけれど、好きな漫画の実写で、推しじゃない人がキャスティングされたから原作を処分するのは、考え過ぎだな、傷付き過ぎだな、と思う。

「自分は正しい読者じゃなかった」と卑下して、そこに落ち込んでるけど、キャスティングに納得するのが正しい読者なわけじゃない。

この人が原作を読み始めた理由は

「シロさんを推しが演じていたら」

という妄想が入り口だったそうなので、それはそういう人もいると思います。

この人はその妄想抜きで「面白い」と思えるほど、原作を好きになれなかったんでしょうね。

それは正しい正しくないじゃなくて、ただ好みの問題。
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匿名ダイアリーを書かれた方が言いたいことは、ただただ「シロさんを推しに演じて欲しかった」ってこと。

そしてその人の中では、西島秀俊ではイメージと合っていなかったということ。

そりゃ、他の人で脳内キャスティングし続けていたのなら、その推しと西島秀俊との違いがマイナスにしか見えないんでしょう。

それは、あなたの中のイメージであって、それに世間が合わせないといけないってわけじゃない。

ってことはもちろん、匿名ダイアリーを書いている方も分かってる。

それでもモヤモヤした気持ちを書き残したかった気持ちもわかります。

それでも敢えて書かせて頂くと、この人の話は、論点がそもそもおかしい。

視野が狭すぎて、勝手に傷付いているだけだから、誰にもあなたを救うことも、満足させてあげることも出来ませんよ。


コメント欄で「私もイメージと違う実写化をされたことがある」と同情コメントをしている方もいましたが、それとは違うんですよ、多分。

「私の推しに演じて欲しかった!」

って話と、イメージと違ってたってのは、別の話だから。

匿名ダイアリー書いている方は「推しじゃなきゃ嫌だったわけじゃない」風に書いているけど、結局西島秀俊じゃなくたって、「この人より推しの方が良い」って不満を持ったと思いますよー。

じゃああなたが出資者になって、理想のドラマを作るってことにしなよ…

そして他にも気に入らないことがあるなら、自分のお金で自分の好きな世界を作りなよ…

私は日々、人の心の弱さ、悩み、にある程度寄り添ったブログを書きたいと思っています。

でも、自分勝手な理論で被害者面する人のことは、叩くことにしています。

人として馬鹿にして排除しようとは思わないですし、気持ちが分かる部分が1%も無いわけじゃないけど…

でも、こんな身勝手な価値観を持つことへの反省点が、あの匿名ダイアリーからは感じられませんでした。

あージャンルが細分化されてしまった現代ならではの、身勝手なハラスメントが生まれちゃったのかな?って思ってます。


昨日観に行った舞台「クラッシャー女中」も、Twitterを見ると不満をツイートしている方がいました。

そのツイートを読む限りでは「本多劇場で開催される舞台っていう前提を、分かってないんだな」って感じました。

とかいうと「事前に勉強しなきゃいけないなんて、おかしい!」っていう

●会田誠の授業をセクハラで訴えた大原直美39歳女性のこと

のモデルさんみたいな批判も出そうですけど…

最低限の知識みたいなの、皆んなの中にやっぱり必要なのでは?


誰がどんな感想を持とうと個人の自由。

それをSNSで発言する権利は皆んな平等にあります。

「嫌なら見るな」

が通用する時と、しない時があるのに、馬鹿の一つ覚えのように

「嫌なら見るな」

と言う人のこと、私は嫌いです。

だからこの匿名ダイアリーを書いた人には

「私は推しのことしか考えられない、自分の理想を世間に叶えて欲しいと思い込んでいる人間なんだ」

と自覚して欲しかった。

「良い読者」とか「悪い読者」という価値観で話を片付けて、自分を卑下したり、勝手に傷付いているのは、とても勿体無いと思います。

実写ドラマがどうなっていようが、この人だけは脳内で推しで再現し続ければ良かったのに。

それが出来ない、よしながふみさんの発言が許せない、上記のよしながふみさんと羽海野チカさんの対談を考慮してもダメなら、まぁこの作品から離れるのが一番楽でしょうね。

私はこの方の匿名ダイアリーを読んで、私自身が日常で、被害者の気持ちになってるけど、でも本当は私1人が身勝手な価値観を抱いて、無駄に傷付いていることもあるんだろうな、と思えました。

そういう意味では、とても感謝しています。

何も考えず、ポカーンと口を開けてる馬鹿になるのが得策ってことじゃない。

考えるポイントを間違えると、人は無駄にハラスメントを感じて傷付いてしまう。

今はそういう時代なのかもしれませんね。
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