2020都知事選は何も考えずに小池百合子に投票しよう、と私が思う理由

2020年06月21日
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こういう書き方をすると、価値観が違う、もしくは真逆の方々の怒りを買いそうですが、今度の都知事選は小池百合子に投票しようと思っています。

というか、候補者の検討に頭を使いたくありません。

私がそう思うようになった一番の理由は、「SNSで他の候補者を悪し様に言う、匿名の人々を見ることに疲れたから」です。

前回も私は小池百合子に投票していますが、当時選挙結果が出たら「小池百合子に投票した都民は馬鹿だ」とSNSにたくさん投稿されていました。

当時のことをよく覚えていないのでブログを読み返すと、前回は3候補者の戦いみたいになってたんですね。

小池百合子を当選させた都民は馬鹿、なのか?

ギリギリに投票に行ったのですが、20時ジャストで都知事選挙は小池百合子が当確。女子の本懐 市ヶ谷の55日 (文春新書)まー私も小池氏に入れたんですが、この一票に意味はあったのかな?昼間会った友人は、鳥越俊太郎に投票したそうです。がん患者「なんで?ボケてるとか散々叩かれてたよね?」と聞いたら「とりあえず3候補以外に入れても死に票になるし、自民党の息がかかった人は嫌だったから」とのことでした。私も3候補以外に...


私の周囲は「選挙に行かなきゃ」と言う人が多い方だと思います。

そして、そういう人たちは大抵が「もっと勉強しないと!」と、上から目線で他人に「選挙に関心を持つこと」を強要してきますね。

さらに、自分と別の価値観を持つ人のことを「勉強が足りない」と罵る人もいる…

面と向かって人からそう言われることが無くても、匿名の掲示板やTwitterでは、そういう排他的な発言を平気でする人がたくっさん生まれる…それが最近の選挙。

投票率の低迷は、確かに問題でしょう。

それは日本だけでなく、海外でも言えること。

Netflixドラマ「ザ・ポリティシャン」を観ましたが、若者の投票率を上げるために戦略を考えて選挙活動しているシーンがたくさん出てきました。

シーズン2のネタバレ感想を書きましたが、彼らが若者の支持を獲得するためにアピールしたのは「環境問題」。

「ザ・ポリティシャン シーズン2」ネタバレ感想〜リバー(#DevidCorenswet)が出るのは3シーンのみ

最近どはまりしているDavid Corenswet(デヴィッド・コレンスウェット)を観るために、一昨日の夕方から深夜にかけてザ・ポリティシャンのシーズン2全7話を全て観ました!Netflixのアメリカドラマは、現地時間の0時公開に合わせる、ということで、日本では16時頃開始になるんですね。We just need a throuple minutes of your time. The Politician returns Friday. pic.twitter.com/2xcaLMU89J— The Politician (@the_Polit...



日本で、今の東京都知事選で、「プラスチックを無くす」「地球温暖化防止」を声高に訴えたところで、若者の支持を集められる気がしません…


私は選挙時期の、偏った思考を上から目線で押し付ける、ヘイトを平気で書き込む少数の人(但し何度も何度もしつこく投稿し続ける…)と、それを煽る立候補者の存在が、本当に嫌で嫌でたまりません。

その代表格と言える某候補者を絶対に当選させたくない、その人が万が一にでも当選したら都民を止めたい。

そう思うので、私は小池百合子に投票することを決めました。

大変消極的な考えだと思いますし、それが正しい投票では無い気がします。

昨日都知事選の選挙ポスター掲示板を見かけました。

ホリエモンのほぼ同じに見えるポスター2枚と、その間にやはりホリエモン党と書かれたポスターが3枚並んでいたけど、あれなんなんですかね?

ネットでも「ホリエモンが2枚あるの、カオス」と書かれているのを見かけました。

また、小池百合子に関しては「前回の公約を一つも実現していないから嫌」と言う書き込みもありましたが、私は公約というものにどれほどの価値があるのか、未だによく分かりません。

仕事でちょっと政治に関わっていたことありますが、あれって「有権者が脊髄反射で飛びつきそうなこと」を書いてるだけなのがほとんど。

推薦している党のブレーンが集まって文章考えて、プロのコピーライターが手を入れて作っている宣伝配布物を見て、それで判断をする…というのが「勉強」なのかしら?

そもそもマスコミには出ない話、良いことも悪いこともいっぱいある。

一候補者だったときと、当選した後では意見がコロっと変わる政治家もたくさんいる。

そういうのを見てきていると、ワイドショーやラジオやネットで情報収集をすることに、無意味さを感じます。

熱心に情報収集している人は私の周囲にもいるけど、大抵がちょっと価値観が偏っていて、他の候補者を「馬鹿」と罵ったりするし、多数の人が支持する候補者に投票する人を「勉強が足りない」と罵倒する…

なんて人らが支持してる人に、投票したくないわ〜。
そもそもなのですが、なんで選挙の度に対立し、他者を蹴落とし、否定することになるんでしょうか?

そのやり方こそ、人々が選挙に関心を無くす原因にもなると思うのですが。

あーあと、やたらと「桜井誠」という人を推す書き込みを見かけたので、どういう人なんだろ?と思って調べたら…

えーと…よくSNSで見かけるヘイトの書き込みする人に人気の方、ってことだったんですね…

私、あなた方のそのヘイトをネットで見かけるの、本当に本当に、もう疲れたよ…

東京に長年住んでいるけど、あなた方がヘイトしている対象の人種の人から、嫌な思いさせられたこと無いの。

むしろ、少人数だけど出会ってきた他国の人たちは、良い人で優しくて常識的だった。

私がそう思ったことさえ、そちらの価値観の人から見たら「馬鹿で勉強足らず」なのかもしれません。

そんな風に他人から罵詈雑言を投げられることが選挙の度に起こるって、おかしくない?????


私自身は独身一人暮らしのため、ほとんどの候補者の公約はあまり実生活に影響を与えません。

小池百合子に関しては、彼女の4月の会見が無ければ、東京の中小企業の多くがリモートや在宅勤務を取り入れなかった、というのは実感しました。

それまでの1ヶ月以上「もし在宅勤務を取り入れるなら、どうする?」というのを、会議室で密になってグダグダと話し続けてるだけだった会社、何も考えもしなかった会社、多かったはずです。

大企業や外資系は2月の段階からリモートや在宅勤務を取り入れてましたけどね…

東京の中小企業は、「助成金がもらえる」となったので、勤務体系を慌てて変えました。

そのお陰で東京のコロナ感染者数が爆発的に増え続けなかった可能性は、かなり高いと思います。

「もし、あのまま皆んなが出勤し続けていたら?」というのは仮定、想定でしか無いので比較できませんが。

オリンピックや豊洲の問題に関しては、私はあまり関心がありません。

「ちゃんと調べろ」と他人から言われたとしても、興味が無いのに調べる必要性が分かりません。

私に理想の社会があり、その実現をしてくれそうな候補者がいたら、きっとここに書く言葉は変わっているでしょう。

そう思える候補者が、今は特にいません。

敢えて今強く望んでいる社会があるとしたら、それは「他者を攻撃することで自己主張する」「ヘイトを正義と捉える」という人がいなくなること。


そうするためには、他人と比べて損をしている、自分たちは被害者だ、という意識を持つ人が減る社会にならないといけない。

それは格差を無くすことかもしれない。

でもそうなると、カルト村みたいに思考停止することになったり、ヒッピーのように「誰か高所得の人が、働きたくない自分たちの生活を保障すべき」みたいになったりする…かもしれない。

前述の「ザ・ポリティシャン2」の中では、「裕福なサンフランシスコが、アメリカの貧困州の分も税金を払うなんておかしい。独立国になるべきだ」という主張が出るシーンがありました。

こんな風に「東京が地方の分も税金を払うなんておかしい!独立国になるべきだ」なんて言うとしたら、どうなるのかなぁって思ったけど…ちょっと想像できませんね。

アメリカは50州それぞれが独自の政策を出しているので、日本の都道府県とは感覚が違うな、とドラマを観ていて思いました。

SNSでは「自分は都民じゃないけど、でも東京のルールが全国の基本になるので、都知事は○○になって欲しい」なんて言葉もよく見かけます。

都民じゃない人が、自分の支持している人以外に投票する都民を馬鹿にする、も、あるある。

…めんどくさい…

ここで「めんどくさい」と思う私を否定する人、小池百合子に投票する私を止めたいと思う人がいるとしたら、馬鹿にしたり上から目線になるのではなく、論理的に、何故他者に投票した方が良いと思うのか訴え、ポジティブな方法で誘導して欲しいものだと思います。

攻撃的な人の言葉に、耳を貸す気にはなりません。

あくまでもドラマだから、でしょうが、「ザ・ポリティシャン2」のラストは、対立候補者それぞれが、お互いの政策を評価し、和解していました。

支持する候補者の違いで対立していた親子も、真剣に政治について、候補者について考え、最後は同じ意見となりハグしていました。

このドラマと今の都知事選では、それぞれの主張内容が全く違うし、参考になるわけではないけれど…

足を引っ張り合い、憎しみ合い、けれど誰もが望んでいるのは「より良い社会になること」という共通点を持っている、というのは、同じことかもしれない。

そのためにも、有権者たちが罵り合うのは止めたいな…と思います。

あ、あと先週渋谷で騒音出してた党は…無理。

コロナ終息前の渋谷駅、選挙演説(日本国民党)と黒人差別デモと警官で大騒音&密

推しのBlu-rayが届いたので再生しようとしたら、HDMIのケーブルが壊れていました…在宅勤務でテレビをテーブルから上げ下げしてたらコネクタ部分が断裂し、差し込み口がテレビに残ったままコードが抜けて愕然。Amazonでケーブルを頼むと時間がかかるので、仕方なく渋谷のビッグカメラに向かいました。駅に着くと、路肩には護送車がいっぱい!あれ?今日ハロウィンじゃないよね?もしかして黒人差別デモが起こってるのかな?ワイヤレ...


不快感を与えない、投票率を上げる選挙って、実現出来ないのかしら…

今のような消極的な気持ちで選挙に行く日が無くなるためには、心から応援したいと思う人に立候補してもらうしか無いのですが…

以前は選挙後の池上彰の番組も楽しんでたけど、今回はそれさえ観る気になれません。

こうやって選挙に興味を無くす層が出てくるんだなぁ…と思っています。

そうさせたのは、候補者?支援者?私自身?きっとどれも原因なんでしょうね。
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