映画「二ノ国」でユウの車椅子・障害者表現を気にする感想が少ない現実

2019年08月26日
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あまり今、映画「二ノ国」についてこれ以上語るのは、炎上商法に加担するみたいで嫌なのですが…

っていうか、酷評しているライターさんが私の書いた記事のツイをRTしていて、お陰でアクセス数が1万人以上増えたと共に、ブログ内の文字をちょっとコピペして使われたこと、モヤッとしています…

私は公開前に車椅子の描写で叩いていた方の気持ちは、半分わかるけど、半分はわかりません。

この人のせいで「障害者を丁重に扱えって価値観の方が差別だ!」みたいな別ベクトル叩きも出ていたので、それはちょっと関わりたくない気持ち。

映画 #二ノ国 ネタバレ感想~ドラクエ並なんて笑えない酷いアニメ

映画公開前の試写の時点で酷評され、完全ネタバレ記事まで書かれていた「二ノ国」、公開初日に観てきました!本当なら土日に観たかったけど、完全ネタバレで叩かれていたのを読んで「そこまで酷いのか、この目で一刻も早く確かめたい!」となり、仕事中もウズウズそわそわ。こういう感情を昨今では「ドラクエ映画より酷いなら、いっそ観てみたい」と、ドラクエ基準で語るのが流行っています。⚔最新予告 公開⚔#映画ドラクエ 最新予告...



とりあえず、金曜日に「ドラクエより酷いって言われてる二ノ国観てくるわー」宣言をしていた同僚に、私の感想を話しました。

彼女はドラクエ映画に猛烈な怒りを抱いていた人なので、そういう意味で

「ドラクエより酷い映画とか、ちょー気になる!観たくなってきたわ!」

とニヤニヤしていました。(私達はとても性格が良くない友達です)

なので、私が

「ドラクエとはベクトルが違う、足に障害のある男の子が、二ノ国に行ったら元気に自分の足で歩けて、素敵な彼女も出来て、で、元々は二ノ国の住人だったってことで向こうで幸せになるお話、という意味で酷かったよ。

彼が一ノ国で、両親がいないこと、足が不自由なことで感じていた辛さは、何の意味もないことだった。

敢えてラストの良かったことを言うならば、ユウはもう一人の自分である、ハルの犠牲になっていた人生から解放された、というだけ。

ハルのために一ノ国にきていたせいで、足が不自由になっていて、両親もいなかったみたいだからね。

『障害のある子は、もしかしたら二ノ国に行ければ元気になれるかもよ!

危険な目に遭えば、それをキッカケに二ノ国に戻れるかもよ』
と示唆する可能性がある、と私は受け止めたから、子どもには観せたくないな。

友達にも、子供がアニメを理解できる年齢になっても、観せないでって伝えた。

友達も『そんな内容なら絶対に観せないから安心して』って言ってくれてよかったわ」

と同僚に話すと

「マジで?色々な感想を読んだけど、確かに障害者の描き方が酷いみたいなの少しはツイにあったけど、ほとんど見かけなかったわ」

と言うので

「そう、私もそれ気付いていた。

そんな風に障害の描き方を気にする人が少ないからこそ、私のツイートがRTされてたみたい。

ねぇ、私が気にし過ぎなのかな?」

と聞いてみたのですが

「いや…私には、そんな風に障害の描き方を全然気にしない人が多い、世間のことがめちゃくちゃ怖いよ…」

と返ってきました。
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私は車椅子の設計とか、カーチェイスとか、そういうシーンがリアルに欠けているかどうか、は全く気にしていません。

あくまでも「二ノ国に行けば障害から開放されて幸せ」ってどうなの?そう観た人に思わせるってどうなの?ってのが気になるんです。

実際にツイッター上で、数人は同じことを書いている方がいます。

でも「私は全然障害のことは気にならなかったー」とか「障害のことでガタガタ騒ぐなよ」と言うツイート方を多く見かけました。

ちょっと気になったのは

「私は面白かったなーって思ったのに、映画館を出る時に

『足も治って、お金持ちになって、うらやましいなー』

って言ってる人がいたんだけど、私その人と別の映画見てたのかな?」

とつぶやいていた人がいたことです。

このツイート主さんが疑問に思ったツイートをした人こそ、私が危惧していた思考の方ということ。

そういう意見を聞いても「はぁ?何のこと?」と思う人がとても多い、という現実に震えました。


私もそこまでバリアフリーに詳しいわけでないし、常に障害者を優先すべき、と行動出来ているわけではありません。

まだまだ向き合い方の難しい問題だと思っています。

子供の頃は、車椅子の養護学級の子がいじめられているのを見ていたし、私もその子に近寄らないようにしていた、そんな罪悪感もあるのです。

色んな方のツイートを見ていたら、脚本家の日野晃博さんは元々、障害や病気や命を「コンテンツの一部」としてしか認識していない、と言われている方だそうですね。

眼帯萌えとか、包帯萌えとか、聾唖萌え、みたいな、そういうキャラ付けの一つだと思っているのかな。

「アニメ映画なんだから、障害の表現がどうとかガタガタ言うなよ!うぜーな」

そういうツイートをいくつか見かけました。

ううーーーーーーん、違うの、そういう極論の話をしてるんじゃないのよ。

私と同僚は「全く障害者に配慮しないのが当然、障害が無くなればハッピーなのは当然」ってのを、子供も観るアニメでやるのはダメじゃない?って思ってるだけなの。

ほんの少しTwitterで見かけたのは「ところで主人公の子が車椅子の設定である意味あった?」というのもありました。

でも、そこを気にしている人はほとんどいませんでした。

そのくらい車椅子が日常で当たり前の存在という扱いだったなら、全然それで良いんです。むしろそれが理想。

が、冒頭で散々、ユウが車椅子生活で苦労している、悲しんでいるシーンが丁寧に描かれているんですよ…


「イケメンで頭がよい主人公のウィークポイントが車椅子だったってだけじゃん」

そんなツイートも見かけました。

きっとそう言ってる人たちは、現実とアニメを完全に切り離して考えています。

「子供向けなんだから、それで良いでしょ」

って言ってる人もいました。

うん、私が子供なら、車椅子に乗ってる友達に

「キミも二ノ国に帰ったら、自分の足で歩けるようになるんじゃない?車に飛び込めば行けるみたいだよ!」

って言っちゃう可能性、0じゃないんだけどな…

私が怖いのは、そう考える私がマイノリティらしい、考えすぎで、差別思考があると世間から思われてしまう可能性が高いということです。

ええええー無関心よりマシだと思ってたけど、違うの?

私の読む漫画やアニメは、子供相手なら~とか大人相手なら~、で、こういう差別に表現を変えないのばかりなんですけど。


現時点で身近な人数人にこの障害の表現について語ると

「うわ~そりゃダメでしょ」

という反応が返ってきます。

ので、もしこれを読んで「いやいや、いくらそんな価値観語られたって、全然あの描写はおかしくなかったよ」と思う方がいらしたら、コメントを頂きたいです。

私の周囲では、あの表現を全く気にしない人はいないし、そしてそれが気にならない気持ちがわかる人もいないので…

しょせん、私の親しい人はマイノリティですし…

出来ることなら日野晃博さんのお気持ちを聞かせて頂きたいんですけどね…

「細かいことをごちゃごちゃ言うな」がバリアフリーなのか「単に配慮が足りないのか」。

試行錯誤してあのような流れになったのかどうかが知りたいし、気にしない人は何故気にならないのか、そして気になる人のことを「うざい、面倒」としか思わないのか…

今のバリアフリーについて考えるキッカケにもなりそうなので、世論を知ることが出来たら良いなと思います。

何がどう、絶対に間違っている、とかはない問題だと思いますので…
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