都合よく扱われていた相手を切った事例〜アラフォー女性が友人と縁を切る理由2

2017年01月29日
女ですもの 0

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前回の記事はこちら

●アラフォー女性が友人と縁を切る理由1〜決定的な喧嘩をして縁を切った事例〜


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今回書くのは

2.昔から都合よく扱われていたことに限界を感じて縁を切った

パターンで縁を切った友人Cの話です。


Cは学生時代、グループ付き合いをしていた中の一人でした。

リア充で要領が良く、効率的に物事を進める割に、O型らしい天然さのある人でした。

Cとは同じバイトをしていたことがあります。

それぞれ社長とポストペットパークで知り合い、バイトに誘われたのですが、私より先にCはバイトに行っていました。


私は友人がいるなら安心、と思ったのですが、Cからは

「私のバイト先に来ないで欲しい」

と言われました。

が、割の良いバイトだったので、私は気にせず行き続けました。

表面的には仲良くしながらも、先に仲良くしていたバイト仲間との集まりに私を呼ばなかったり、陰口を言っているのは知っていました。


Cは見下したような物言いをしてくる割に、自分が暇だと連絡して来たり、合コンの人数合わせに誘ってきたりしました。

私は暇だったので、付き合いました。

リア充で要領の良いCは、たまに話す分には楽しいところもありました。

Cは学生時代の仲間より、地元の友達を大事にするタイプでした。

大学にはこういう、実家通いで地元1番タイプがいますよね。


Cとは社会人になっても、グループや2人で時々会っていました。

学生時代の彼氏と遠距離恋愛の末に婚約し、彼が結婚の準備を丸投げしてくるのに呆れて婚約破棄した話も聞きました。

その年のクリスマス、みんなでクリスマス会をしていたらCの携帯に着信があり

「知らない番号だけど、誰だろ?」

と言ってCが電話を取り、

「あ〜久しぶり〜。うん、友達とクリスマス会してるから。じゃあね〜」

と手短に話したあとに

「あー婚約破棄した元彼だったー」

とケロッと言っていたときには、結構ゾッとしました。


Cと縁を切ろうと決めたキッカケは、些細なものでした。

合コンのメンツを探していたとき、Cに連絡をしました。

Cからはなかなか返信が来ませんでした。

何日か、1週間か、どのくらい返信が無かったかはあまり覚えていません。

合コンのメンツ集めというものは、予定が見えなくても

「ちょっとまだ予定が見えないから、また連絡する」

と返しておくとか、

「予定が見えないから止めておく」

等の返信を当日か翌日くらいにしてもらわないと、幹事は困るワケです。


「どうしてこちらは毎回Cに合わせているのに、Cは自分の都合を優先するんだろう…」

と常々思っていた不満が、私の中で限界を迎えました。

と言うか、私は元々心の狭いせっかちなタイプです。

自分を無碍に扱う人は許せないタイプです。(恋愛は違いますが…)

自分が寂しくなると、突然家に泊まりに来る。

でも友人が悩んでいるときなどは、気分が乗らないと来ない。

無理して他人と付き合う必要はない。

という価値観はもちろんあって当然なのですが、私は当時は今よりも友人に依存していたタイプでしたし、都合よく他人を扱えるCに対して本気でイライラしました。


それからしばらくして、Cから

「◯日遊ばない?」

というメールが来ましたが、無視しました。

それからまた数ヶ月したときに

「またバジルを育ててるんだけど、鉢に小分けするから要らない?」

というようなメッセージがmixiに来たこともありますが、無視しました。

私のその時の心情は

「すぐに『私なにかした?』と聞いてこずに、とりあえずほとぼりが冷めるまで時間を置いてから何気ない連絡しよう、と計算しているところが嫌だ」

というものでした。
よく、理由が分からないけれども連絡が取れなくなった時に

しばらく時間を置いてから、また改めて何気ない連絡をする

というのが、復縁マニュアルなどに書かれています。

これは、相手が落ち込んでいて誰とも連絡を取りたくないときとか、一時的にカッとなっている場合には有効だと思います。

でも、明らかにこちらに原因がある場合、

「どうしたの?」

とメールで聞いても返信がないから、という理由で放置をするのは、危険です。


「自分の何が悪かったのか考え、思いつくことを書いて謝罪をする」
「まだ友達でいたいと伝える」
「共通の友達を介して原因を探る」

など、すぐに出来ることはあります。

Cは共通の友人に相談をしたのは、数カ月経ってからでした。

特に電話も来ませんでしたし、無視している間に来たメールも2〜3通だと思います。

「あーこの人は自分が悪かったとは思っていなくて、一時的に私が機嫌を損ねているだけだ、と思ってるんだな」

と私は思いました。


その後もグループで集まることはありましたが、大抵は私が幹事だったのでCは呼びませんでした。

このグループ内の友人たちは、友達同士が不仲になっても仲裁はしないタイプです。

「本人同士に縁があるならまた会うだろうし、無ければ会わないだろう。

自分は自分が会いたい人に会うだけ。」


という個人主義な人ばかりの集まりです。

Cと連絡を取らなくなって半年か一年か経ってから、私以外が幹事をする忘年会がありました。

友人の1人がCに声をかけていて、久々に顔を合わせました。


確かCからは「久しぶり〜元気だった?」と声をかけられましたが、私は返事をせず、他の人と話していました。

いやー若かったとは言え、私も大概ですね。

今だったらそこまであからさまに無視はしないと思いますが、当時の私はもう白黒ハッキリタイプだったので、Cの顔も見ませんでした。

私の中では、もうCに対する過去の不満が積み重なっていて、Cと仲良くしたいという気持ちは一切ありませんでした。

決定的にCを大嫌いになったのは、それから数年経ってからです。


お正月に、私は元彼に別れ話をされていました。

結婚したいと思っていた相手だったので、絶望的な気持ちで号泣していました。

そのときCから

「明けましておめでとう!実は今度結婚して川越に引っ越すことになりました。その前にまたみんなで集まりたいな〜」

と書かれたメールが届きました。

えぇ、私が結婚したい人に振られているときに、結婚報告をしてきたわけです。

「向こうはこちらの状況を知らないんだから、仕方ないじゃん」

と元彼に言われましたが、いやいや、タイミングが最悪するでしょう。

そして私はそのメールに対して

「私、結婚するから、結婚祝いをください!」

と思っているんだな、と感じました。


私は当然、このメールも無視しました。

それからしばらくして、今度は

「久しぶり〜元気?実は子供が生まれたの。良かったらみんなで遊びに来て〜」

というメールが来ました。

これに対しても

「みんなで出産祝いをください!」

って思ってるんだな、と思いました。

共通の友人はその後Cに会ったそうです。

「自分に変化があったタイミングなら連絡しやすいって思ったんじゃない?」

と友人は言っていました。


なんとなく疎遠になっていた友人に、結婚や出産のタイミングで連絡をする人はいると思います。

しかし、結婚や出産はハッピーな、自慢に取られかねないことです。

相手の状況が分からずに、自分の幸せ自慢のメールをいきなり送り付けるのは危険です。

こういうときは

「久しぶり、元気?」

と連絡をして、相手から返信があってから

「実は私…」

と自分の話をした方が良い。

相手が不幸かどうかもわからないのに、いきなり幸せ自慢をするようなもんなのです。

妊娠や出産報告をして縁を切られたって女性の話は、よくネットで見かけます。

これに関しては

●不幸をネタに連絡してくる女はヤバイ!?

で書いた女にも通じる部分がありますね。


ということで、あれからずいぶん経ち、Cから連絡が来ることは無くなりました。

LINEの友達かも?に以前は出ていましたが、アカウントを作り直してからは消えました。

共通の友人達もCとは会っていないようです。

Cも昔の友人より家族が一番でしょうしね。

結局、Cは自分の都合を最優先したことにより、学生時代の友人たちみんなから結婚祝いも出産祝いももらうことはできなかったことになります。

それは、私以外の友人たちがそもそも積極的な性格ではなかったから、というのも大きいです。

そういうときに率先して何かをしようとするのは、私だったので。

でもまぁ、別の友人たちがいるんでしょうし、これはこれでご縁だったのかな、と思います。

Cよりもっと酷いタイプの脳内お花畑な女性もたくさん世の中にいるんだろうとは思うのですが、でも似た感じで縁を切った女性は多いんじゃないかな?と思います。

なんだか発言小町みたいなシリーズになってきましたが、次回は

6.男女トラブルで関係が壊れた

を書いていこうと思います!

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●アラフォー女性が友人と縁を切る理由1〜決定的な喧嘩をして縁を切った事例〜
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