「感染列島を観るべき!」とコロナに乗じて勧める人を、信用してはいけない

2020年04月14日
ストレス・鬱 0

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最近SNSでやたらと

「映画『感染列島』を観たほうが良いよ!

今の日本の状況の参考になるから!」


とオススメしているコメントを見かけるので、Amazonプライムで観てしまいました…


感染列島

ハッキリ言って、観たことを大変後悔しました。

コレは今観るべきじゃないでしょ…

海外で発生したウィルスにより、日本中がパニックになるというタイトル通りの映画です。

そこに、第一線でウィルスと戦う医師二人の愛も混ぜられていて…という、まぁジャケット見れば想像のつく内容。

ただ…このウィルス、エボラ出血熱をモデルにしているのだと思いますが、患者がバンバン血を吐いて流して、暴れて苦しむ様子が、めちゃくちゃ怖いです。

ただでさえウィルスというものに敏感になっている今、こんなの観たらストレス半端ないよ…

そして、冒頭に出てくる、フィリピンの山間部の村で感染が広まる様子が、とてもとても怖い。

苦しむ子供を医師が連れ出そうとするのを、泣き叫びながら止めようとする母親の姿は、泣きそうになりました。


確かにある意味、この映画は今観ると感情移入しやすい内容です。

パニックを味わいたいのならピッタリでしょう。

でも何故か今この映画をオススメする人たちは

「参考になるから、是非観てみて!」

という言い方をしているのです。

いやいやいや、参考には全然ならないよ!

そもそも今皆が気にしている新型コロナウィルスと、この映画で出てくるウィルスは、症状も感染スピードも致死率も違います。

鳥インフルエンザとして養鶏所の鶏たちが処分されているシーンもショックでした。

でも、それと今回のコロナウィルスは違う話。

「ウィルスというものを怖がろう」というメッセージを込めて他人にオススメしたい人たちがいるのかしら?

でも、そんなの、コロナウィルス騒動が出る前から皆んな知ってますよね?

今、「正しく怖がる」ということが、日に日に難しくなってきています。

必要以上に怖がらせようとするワイドショーは観ない、胡散臭いネットニュースは読まない。

そうしていても、どうしても気になってしまいます。

私は東京に住んでいて、感染マップにどんどんと普段歩いている道沿いのビルが追加されているため、さすがに怖くなってきました。

会社周辺に、こんなに感染する人が出るとは思わなかった…

しかもマップに掲載されていないけど、企業から発表されているビルもあるんです…(アプリに全部載せろや?)
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でも冷静に自分に「本当に感染することが怖い?」と聞いてみると、

感染したら重症化しないよう、異変を感じたらすぐに安静にすれば良い。

症状自体は過去に経験した肺炎とかなり似ているんだし、年末に1人で40℃出しても乗り越えられた。

風邪やインフルエンザでも悪化したら肺炎になる。

そもそも、別にそんな長生き願望も無いし、他人にうつさずに済めばそれで良い。

仕事はリモートワークにしてるから、重症化しない限りは続けられる。

どうしても耐えられない状況になったら休み、保健所に連絡すれば良い」

という答えが返ってきます。

なのに、どんどん自粛や経済悪化のニュースが声高に叫ばれるようになり、なかなか冷静さを保つのに苦労するようになってきました。

今まで普通に出来ていたことが、どんどん出来なくなる。

コンビニでは数日前から、ビニールシート越しに店員さんとやり取りをするようになりました。

晩ご飯は今日も、居酒屋さんのテイクアウトを購入しています。

客席には誰もいないけど、店長や店員さんが笑顔で明るく対応してくれました。


「STAY HOME」

この言葉の意味はもちろん分かるし、それが効果的なのも分かります。

数週間前までは遠くにチラホラと出ていただけの感染者が、どんどん距離を詰めてきているのだから、そりゃ今は家にいた方が良い。

しかし、その言葉を聞く回数があまりにも多く、笑顔で追い詰めてこられているような疲労感を感じ始めています。

だって皆んななんか、「それ、空元気だよね?」という感じなんだもの。

無理して元気を出す必要はない。

でも必要以上に怖がらなくて良い。

経済的な打撃はどんどん大きくなっているのは確か。

だけど、ここで立ち止まらずに、出来ることをしていきたい。

本当に怖いのは、その「出来ること」が無くなる日がくることです。

そうならないための「STAY HOME」なんだけど…

そんな風にぐるぐるしている時に「感染列島」なんて観たら、パニックになりますよ。

私はこれ、絶対に今は家族や友達や同僚にオススメなんてしません。

そして、もし私にこれを勧める人が出てきたら、縁切ります。


無自覚に、善意のつもりで、こういう恐怖を他人にオススメしようとする神経が理解できない。

と、顔の見えないSNSのオススメを素直に聞いた自分に後悔し、怒りを抱いてしまったのでした…

こういうのは、落ち着いたらパニックムービーとして楽しむことをオススメします。
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